山本幸久のレビュー一覧

  • エール!(3)

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    伊坂幸太郎目的で読む。

    でも、どれもそれなりに面白い。
    平均点は高い、と言える。

    やはり、伊坂幸太郎は別格。格別と言ってもいい。

    「大事なのは、冷静でいることと親切でいること」

    如何にも。

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    2025年04月08日
  • 凸凹デイズ

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    心地良い読後感。

    全く嫌な気分にならない、素敵な一冊。

    登場人物達もしっかりキャラクターができていて、安心して読める。

    しかし、星を4つ付けるほどの作品かと言われれば、疑問。

    星は3.7くらいか。

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    2025年04月07日
  • 笑う招き猫

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    楽しめたような楽しめなかったような。

    「ねっ、ねっ、面白かったでしょ‼」
    と可愛らしい女子に迫られれば、「確かに面白かったなぁ」と返事するだろうし、筋肉ムキムキの角刈り男子に迫られれば、「言うほど面白くなかったー」と叫びながらダッシュで逃げるだろう。

    そんな作品。

    印象には残りづらい。

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    2025年04月06日
  • 花屋さんが言うことには

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    ブラック会社から花屋のバイトに転職した主人公の、全体的に優しい物語。ちょっとご都合展開が多いなとも思うけど……笑 まぁこれくらい優しい方が読みやすいかな。めちゃくちゃ嫌なキャラもいないし。そもそもそこまで感情移入できる深堀は無い。
    文章がかなり若い子向けというか、地の文も俗っぽい言い回しが多いから小学校中学年〜中学生くらいの子が一番楽しめると思う。読み応えが欲しい人向けではないかも。
    でも優しめで面白くはありました。

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    2025年03月29日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    このアンソロジー、好きな作家さん揃い!
    しかも大好きな猫モノ。嬉しいですね!
    不思議な話しあり、切ない話しあり…。
    バラエティーに富んでいました。

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    2025年03月19日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    面白い話もあったけど、今まで読んだ猫アンソロジーの中ではそうでもないかなぁ…。それぞれに猫は出てくるけど何かパッとしない感じ。
    ミステリー要素や、毒気がないから楽しめなかったのだろうか?

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    1荻原浩『猫は長靴を履かない』
    2石田祥『ツレ猫婚』
    3清水晴木『いちたすいち』
    4標野凪『猫のヒゲ』
    5若竹七海『神様のウインク』
    6山本幸久『御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項』

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    2025年03月17日
  • 花屋さんが言うことには

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    表紙の装丁が美しく、花屋さんの話に興味があって読んだ本。
    ブラック企業で働き、身も心も疲れてしまった紀久子が会社を辞め、偶然出会った「川原崎花店」を経営する李多の勧めで、花屋でバイトすることに。
    そこで出会う、従業員とのやりとりや花に囲まれた環境で、疲弊した心を取り戻していくお話。
    花屋のお話なので、たくさんの花が出てきます。
    それにまつわるお話も興味深い。
    話の内容は若干単調で、大きな出来事は起こらず、安心して読み進められます。
    最後に伊福部さんとはどうなったのか気になる。

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    2025年03月16日
  • 社員食堂に三つ星を

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    管理栄養士が東京から紀伊半島へ。不本意ながらも徐々に居場所を見つけて、楽しみながら成長していく。あっさりと読めた。楽し。

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    2025年03月02日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    なんて素敵なタイトル。
    良かったのは 荻原浩さん石田祥さん。
    あとは…猫の事よく知らないのかなと思える方も…。
    ちょっと タイトルに期待しすぎました。

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    2025年03月01日
  • 社員食堂に三つ星を

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    ネタバレ

    栄養学の知識や野菜の知識が色々出てきて勉強になった。洋楽の方はあまり好みには合わなかったけど。
    赤星さんの料理が全部美味しそうなので、食べてみたいなぁとずっと思いながら読んでた。

    車に人格持たせて会話するキャラクターは初めて見たけれど、他人乗せてるときくらいやめなよと思わずにいられない。
    「うっさい」とか毎回聞き流されてたけど現実では絶対相手に聞かれて覚えられてるやつじゃん。

    以前他の作品でも「がいな」という言葉を聞いたから主人公のように品種とは思わなかったけど、他の作品の主人公が「すごいとかそういう意味らしい」というのを真に受けていたことにこの作品で気づいた笑
    なんだよ、大きいってことな

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    2025年02月23日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    スカイツリーを見上げる 下町の片隅に、ひっそりと 息づく商店街『 明日町こんぺいとう商店街』。シリーズの4作目です。金平糖の角は24個。24軒のお店が集まっていて、今回はその中から7軒のお店のハートフルなエピソードが収められています。
    お店ごとに作家が交代するのがこのアンソロジーの特徴で、私は前川ほまれさんの描いた 5軒目の『インドカレー ママレード』が心に残りました。
    2軒目の蛭田亜紗子さんの『ツルマキ履物店』の回はちょっとテイストが違い「あら?」と思いましたが、色々な作家さんを読めるのがこのシリーズの良さなので、こんなテイストもありだな、と思いました。

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    2025年02月10日
  • おでんオデッセイ

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    寒波到来の今の時期に読むと最高!
    東京の有名商社からUターンしておでん屋台を営むアラサー女子。
    個性豊かな登場人物と共に物語は進んで行くが、爆弾ヒール役もなく平和に読み終われた。
    続編希望‼︎

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    2025年02月09日
  • 人形姫

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    老舗雛人形店の後を継いだ八代目を中心としたストーリー。この作者らしく前半の出来事が上手く後半に繋がり楽し。

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    2025年02月08日
  • GO!GO!アリゲーターズ

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    ネタバレ

    「悪くないですよ。やればできるじゃないですか」
    ピッチングを茜に教えていたときの荻野目のセリフです。

    私も「やればできるじゃない」と言われたことがあります。その言葉に今までの努力が報われたように思い、自信になりました。

    「やればできるじゃない」人の能力を上手く引き出す魔法のことばだと思いました。

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    2025年01月25日
  • 社員食堂に三つ星を

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    東京から紀伊半島の会社の社員食堂に異動となった管理栄養士のみなほ。そこの社員食堂には、女帝と呼ばれるベテラン調理員がいて、みなほの考えるメニューに難癖を付ける。

    みなほと車のミゼットのグックーとの会話が、相場という感じで、何だかよいです。
    女帝の剛力も意地悪だけど、実は社員食堂を愛するひとで。
    三つ星の由来となる凄腕の料理長の赤星も、社員食堂を愛して、勤務先の陽々子社長は、みんなの良きお母さんという具合。

    出向元のウマカフーズのマネージャーは、こんな上司がいる会社で大丈夫か?という始末

    みんな、考え方は違えど一生懸命に生きているんだなという感想

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    2025年01月22日
  • 人形姫

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    雛人形業界の話だけど、伝統産業や地方の商売の世界は被るかも。無くしたらいけないとか、そうは思っても、住宅事情やら時代背景やらで、そうそう気軽に買うもんでもないしねえ。ってなっちゃうからなあ。

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    2025年01月19日
  • 社員食堂に三つ星を

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    美味しそうな料理がたくさん出てきて
    読んでいてお腹がすきました 
    想像したりして楽しく読めました
    社員食堂のある企業に勤めたとこがないので
    羨ましくもありました

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    2025年01月17日
  • おでんオデッセイ

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    冬だし…とチョイスした作品。

    山本幸久さんは『花屋さんが言うことには』を読みましたが、おでんオデッセイの方が好きかな。

    とにかく練物が食べたくなる(笑)

    小説だし夢のまた夢だけど、こんな風に住んでる町で人間関係築けていけたらいいなって思った。

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    2025年01月05日
  • 花屋さんが言うことには

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    花がたくさん描かれた表紙が可愛くて読んでみました。
    グラフィックデザインを学んだ後、ブラック企業で働いていた紀久子がひょんなことから花屋で働きはじめ、良い人たちと関わり合いながら自分の目標を見つけてゆくお話。
    花言葉や短歌や俳句が所々に出てきてアクセントになっています。

    色ごとに花言葉があったり、エレベータのない配達をしなくてはならなかったり、と花屋さんの仕事って予想以上に大変だな、と思いました。

    少し昭和のドラマを観ている感じがします。主人公が良い人たちに囲まれた、よくあるタイプの小説だと思うけれども、花屋で働きながらもやりたい仕事に少しずつ近づいていく姿を読むと、私も目標に向かって頑張

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    2024年12月07日
  • 花屋さんが言うことには

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    美大を卒業して、グラフィックデザイナーになることを夢見ながらも、ブラック企業に就職して疲れ切った主人公。

    ブラック企業を辞めて、花屋さんでバイトすることに。

    その花屋さんで起こる人情物語。

    この作家さんの話はホッコリすることが多く、この作品もホッコリする短編集。

    花言葉にまつわる短編集なのだが、花の色違いで花言葉も変わることを初めて知った。

    今後も疲れた時に読みたい作家さんです。

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    2024年12月02日