山本幸久のレビュー一覧
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『花屋さんが言うことには』に続き、駅前の小さな花屋「川原崎花店」を舞台にしたシリーズ二作目。前作の主人公の紀久子は退職したので、今回はアルバイト店員の美大生・ミドリが主人公。
前半はとにかく花や花屋に関する蘊蓄が多過ぎます。その上に、前作からの繋がりでバラバラと様々な人物が登場して、結果的に「人」が薄くなっている感じがします。読んでいると物語が蘊蓄で止まり、人はサラリと流されている感じ。
とはいえ、そこは山本さん。最後に上手くまとめたので、良かったですが。
ちなみに山本さん(&編集者さんも)、野球は知らないのかな。フォースプレーとタッチプレーの違いをわかっていないみたい(本筋には全く関係な -
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群れから少しはみ出してしまった人たちを描いた短編集です。
読んでいてまず感じたのは、“ちゃんと生きようとしているのに、どこかうまく噛み合わない人”への視線のやさしさでした。
仕事や人間関係の中で少し浮いてしまったり、誰かと距離を縮めたいのに上手くできなかったり、登場人物たちはみんな少し不器用です。
派手な事件が起きるわけではないのに、その小さなズレや孤独感が妙にリアルで、読んでいると昔の自分の失敗や気まずさまで思い出してしまいます。
“一匹羊”という言葉も印象的で、一匹狼みたいに格好良く孤独なのではなく、“群れにいたいのに上手く馴染めない”感じがかなり人間臭いです。
誰かとうまく繋がれない寂し -
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【感想】
前作が面白く、花の勉強になったので読んでみました。
しかし、主人公が紀久子⇒ミドリに変わっていて驚きました!
タイトルにもあるように「夢」がテーマなんだな...と思いました。
花屋に勤める、または訪れる、様々なキャラクターの「夢」に向かう姿、挫折したけど、その道で輝いている姿、挫折したけど、もう一度夢に向かって歩き出す姿...どれも素敵だな!と思いました(*ˊ˘ˋ*)
序盤では、どうしようもないクズ男(?)に見えた雷 響(いかづち ひびき)が周りのキャラクターに心打たれ、変わって行く姿が良かったです!
個人的には蘭くん(花に詳しい小学校の男の子)が好きなので、次回は彼が主人公だ -
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かわいらしい表紙の雰囲気通りの癒し系元気になる小説でした。
花屋さんで働く紀久子24歳。もともとはグラフィックデザイナー志望の美大卒なのに、無関係のブラック企業で働いていて心身ともにボロボロ。
花屋を営む李多という女性に救われ、花屋でアルバイトすることに。少しずつ紀久子が元気になっていって、グラフィックデザイナーの夢も少しずつ動き出すというお話。
花屋さんって実はけっこうなハードワーク、肉体労働。体力も要るし、手先の器用さもセンスも必要。花の名前や知識も覚えておかないと。
世の中、楽な仕事なんてないよね。でも紀久子が生き生き働くようになるのを読んでいると気持ちがいいものです。大変でも喜びの伴う -
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ムロツヨシ初主演!
映画『マイ・ダディ』9月23日(木・祝)全国公開に先がけ小説版発売!
確かめようのない過去。それでも愛する娘を救いたい――。
娘を救うため必死に奔走する父親の姿を描くヒューマンドラマを完全小説化。
御堂一男(ムロツヨシ)は、中学生の娘・ひかり(中田乃愛)と2人暮らし。
最愛の妻・江津子(奈緒)は8年前に他界。一男は小さな教会の牧師をしながら、
ガソリンスタンドでアルバイトに励みつつ、ひかりを男手ひとつで育てている。
思春期に突入したひかりはちょっぴり反抗的な時もあるが、優しくて面白いお父さんのことが大好き。
牧師として多くの人に慕われ、たまに娘と些細な喧嘩をしながらも、 -
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やりたい仕事に立ち向かっていくお仕事小説の半面、いろんな花のことが知れる癒し部分がある小説。
主人公が我慢し続けたようなブラック企業はいまもありそう。そこから脱出する勇気がなかなか持てないことのほうが多いだろう。いざ飛び出せたとしても先行きの心配や不安はそう簡単に解消しない。
でもやっていかないことには生きていけないわけで。
運よく出会った花屋さんでバイトすることになった主人公は、本来やりたかったデザインの仕事にもつながっていく。
そんなうまいことあるか~と思うけど、やってみないことにはどうなるかもわからないわけで。なくすものがないならとりあえずやってみればいい。と思えるね。