山本幸久のレビュー一覧

  • 床屋さんへちょっと

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    折角4代に渡る親子の話なのだから、最後に『ああ!あの時の父(或いは祖父)の言いたかった事はコレか!』となる様な布石等があってもよかったと思います。
    最後の歯医者さんの話は完全な余談となってしまっている気がします。

    読み終えてみて、ちょっと残念な気がしました。

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    2012年11月08日
  • 美晴さんランナウェイ

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    わがままだけどすれてなくてかわいい美晴さん。他の人生も送れるなら美晴さんの人生を一回くらい送ってみたいな。

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    2012年11月06日
  • 床屋さんへちょっと

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    『「働く」ことでつながる、父と娘の物語』
    という素敵な帯広告。
    中身は割と淡々としていて、感動!とか、エキサイティング!すっきり!とかいうわけじゃない。
    だけど、嫌いじゃない。
    特に、アジアへの出張を描く『マスターと呼ばれた男』『丈夫な藁』『床屋さんへちょっと』がいい。
    父さんの真摯さや、個性がないんじゃない、誠実な、真っ直ぐな、真摯な人なんだ、ってのか、人間味溢れて、苦悩の中の幸せな感じが、温かくて、リアルで、良かった。

    時代の移り変わりも、よく描けてて、面白い。

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    2012年09月20日
  • 美晴さんランナウェイ

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    天真爛漫・自由奔放に生きる美晴さん。気ままな彼女の行動に振り回される世宇子の家族。時代設定を1980年代にしたのも、血縁関係が濃かった最後の時代だからだろう。
    後日談も味わい深い。山本さんの作品の文庫版はこれがあるから好き。

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    2012年07月12日
  • カイシャデイズ

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    「たしかに仕事をしている高柳は楽しそうではなかった。といって辛そうにも見えない。真剣に取り組んでいるというふうでもない。兄貴の言う,汗水働いて,というのでもない。仕事を生きている。妙な言い回しだが,そんな感じだった。」

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    2012年05月26日
  • 男は敵、女はもっと敵

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    最近よく読む山本幸久さんの本。
    これは短編だったけど全部が絡み合ってる短編で長く楽しめた。

    他の登場人物視点の時のある登場人物の印象と、その本人視点の時の印象とが、微妙にギャップがあってリアル。毎回視点が変わるたびに色々な人に新しく感情移入できる。

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    2011年12月15日
  • 美晴さんランナウェイ

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    ネタバレ

    2時間もののホームドラマみたいにさらっと読めた。昭和って感じで少し古いかな。
    書き下ろしの翔の話は物足りなかったかな。

    美晴さんの結婚式の控え室で、世宇子が寂しく思う。

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    2011年07月15日
  • 幸福ロケット

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    小学校5年生の幼い恋の物語です。
    テレビドラマにしたら面白そうと思う。でも、それは何処かで見たことがあるようなストーリーのせいかもしれない。登場人物の造形も良く出来ているけれど、それも月並みと言えなくも無く。
    そんな訳で特に良い出来とは思えないけれど、山本さんらしく暖かい。

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    2016年07月30日
  • 男は敵、女はもっと敵

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    ネタバレ

    山本幸久さんの書く女性はいやみがないんですね。

    他の小説だったら、すごく嫌なキャラだろうなって立ち位置の人でも、
    不思議と憎めないところがあったりする。

    今回のお話は、フリーの宣伝ウーマン・藍子を軸にした
    男と女の愛憎劇オムニバス。
    一応軸は藍子なんだけど、オムニバス形式なので、
    話ごとにヒロインは変わっていくわけで、
    話が変わると、今度は藍子の恋敵の女性とか、
    藍子を慕う男なんかの視点で物語が展開していく。

    藍子の側からだけみたら、恋敵の嫌な女かもしれないけど、
    彼女たちにも彼女たちの事情があるわけで。
    というか、読んだあと、どっちかというと、恋敵の真紀や八重の方に
    共感を覚えてしまい

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    2011年05月05日
  • 男は敵、女はもっと敵

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    人は自分の気持ちに正直に生きるのが難しい。
    自分のプライドが許さず
    欲しいものが欲しいと言えなかったり
    格好悪くしがみついたりできないでいる。
    そうして飄々としている人をカッコイイとは思うけど、
    だけど、その向こう側に得られるモノって
    やっぱりあると思う。

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    2011年03月26日
  • ある日、アヒルバス

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    女性キャラが生き生きしていて読みやすい作品。
    泣きはしないけどちょっと元気になる話だった。
    著者の他の本も読みたいと思った。

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    2019年08月18日
  • 美晴さんランナウェイ

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    美晴さん素敵。
    実際にこんなおばさんが自分の親戚にいたら嫌かもだけど、それでもやっぱり美晴さんは凄く魅力的な女の人だと思う。うん、いいなぁ。

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    2010年12月22日
  • ある日、アヒルバス

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    バスガイドさんのどたばたした日常(山本テイスト)。

    後日譚が好き。

    願いのピノって見た事ないな・・・。

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    2019年01月16日
  • 男は敵、女はもっと敵

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    連作短編集。
    この作家さん読後感の良さがとても好きなのだけど、これはなぁ。。悪くないけど、けど~・・って感じ。もっとスカッ!とした感じのものを期待してたかな。

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    2010年09月19日
  • 美晴さんランナウェイ

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    ホームコメディ。といっても主人公の叔母がの印象が強すぎて困る。
    自由奔放、すぐ逃げる。

    けど、逃げるという行為は家族という帰る場所があるから初めてできることである。
    帰る場所がある限り、美晴さんは逃げ続けるだろう。

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    2010年07月27日
  • はなうた日和

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    世田谷線に乗りたくなった。
    有川浩「阪急電車」読んだ時と似てるかも。

    それぞれの日常や非日常が少しずつリンクしていて、関係あったりなかったりしながらちょっとした幸せを見つけたりする。
    こういう構成のお話は好物です。

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    2010年11月24日
  • 美晴さんランナウェイ

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    マイペースでダメ人間で、だけど憎めない人・・・大好きなんだけど、妬ましい。でもどうしたって嫌いにもなれない。

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    2010年11月24日
  • 男は敵、女はもっと敵

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    ダメなとこと、愛いとこと、色々あって人間。
    そんな感じのしたお話。

    ダメ人間比率が若干高めなとこが好き。

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    2010年07月09日
  • はなうた日和

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    世田谷線沿線で起こる出来事8つが詰まった1冊で、
    それぞれのお話が、どこかでお互いリンクしています。

    3年前のレビューにもありましたが、
    あぁ、世間って本当は狭いんだな、って思えてきます。
    こういうリンクって、割と色々な本でもありますよね。
    これも一種の技法なのかな~~

    前回読んだときと明らかに違ったのは、
    今の私にとっては、世田谷線はかなり身近な存在であること。
    地元の在来線に比べると、駅と駅の区間が短いので、
    1駅なんて、歩いていけちゃうんですよね。

    土地勘が分かるので、また前回とは違う楽しみ方が出来ました。
    世田谷線、乗りたくなりました。

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    2010年04月22日
  • 美晴さんランナウェイ

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    帯には「ホームコメディの決定版」と書かれています。まあ決定版は言い過ぎでしょうが、良く出来た話です。
    若くて美人だが破天荒な叔母さんの美晴に振り回される中学生の世宇子とその一家。具体的に何だと言われると思いつかないけれど、確かにホームコメディとしてありがちな設定です。また、起こる事件も罪が無く、ところどころにほろりとさせる所があって。
    なんか小路幸也の「東京バンドワゴン」風です。他にもそう言った感想を持たれる方も多いようです。まあ、どちらもホームコメディですから似てると言われても仕方ないのでしょうが。
    しかし、この手の作品を良く見る様と言うことは、TVの世界でトンと見なくなったホームコメディの

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    2016年07月31日