山本幸久のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
世田谷線沿線で起こる出来事8つが詰まった1冊で、
それぞれのお話が、どこかでお互いリンクしています。
3年前のレビューにもありましたが、
あぁ、世間って本当は狭いんだな、って思えてきます。
こういうリンクって、割と色々な本でもありますよね。
これも一種の技法なのかな~~
前回読んだときと明らかに違ったのは、
今の私にとっては、世田谷線はかなり身近な存在であること。
地元の在来線に比べると、駅と駅の区間が短いので、
1駅なんて、歩いていけちゃうんですよね。
土地勘が分かるので、また前回とは違う楽しみ方が出来ました。
世田谷線、乗りたくなりました。 -
Posted by ブクログ
帯には「ホームコメディの決定版」と書かれています。まあ決定版は言い過ぎでしょうが、良く出来た話です。
若くて美人だが破天荒な叔母さんの美晴に振り回される中学生の世宇子とその一家。具体的に何だと言われると思いつかないけれど、確かにホームコメディとしてありがちな設定です。また、起こる事件も罪が無く、ところどころにほろりとさせる所があって。
なんか小路幸也の「東京バンドワゴン」風です。他にもそう言った感想を持たれる方も多いようです。まあ、どちらもホームコメディですから似てると言われても仕方ないのでしょうが。
しかし、この手の作品を良く見る様と言うことは、TVの世界でトンと見なくなったホームコメディの -
Posted by ブクログ
「おすすめ文庫王国2008」の第9位。そうでもなけりゃあ、とても手にしないタイトル&装丁、その2ね。東京にいた頃、千歳船橋に住んでいて会社の行き帰りに豪徳寺も通過して世田谷線のことも知っているけれど、そういえば乗ったこと無かったなぁ。その世田谷線沿線を舞台にそれぞれ暮らす人たちの9つのお話。両親の離婚のため離れて暮らす父親のマンションを訪ねる少年、不倫した上司の思い出とともに今はスナック勤めをする女性、部下の女性からある相談を受ける定年間際のサラリーマン、見合いを勧められる2人の子持ちの雑貨店の店番の女性、恋人に捨てられてサボる口実を見つけるだけに勤めるぐうたらな若い会社員、女優の夢破れ撮影会