山本幸久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
長編で店長が表紙のように一致団結して会社の危機だかに立ち向かう話かと思った。違った(笑)
自分も小売業に従事していたので人を使うのってホント、大変だよなぁ…としみじみしながら読んじゃいました。自分でやった方が早いし楽なんだけどそれでは店舗としては良くないんですよねぇ。お客さんも勝手ばかり言う人が多いし。仕事内容よりも人間関係で辞める人の方が多そうだなぁなんて思いました。
この間、海外にいらした方がフェイスブックで日本は人的素材を使いすぎてないかって書かれてました。その方がいらした国は高速はETCで無人。SAのファストフードも注文は液晶で、商品受け取り時のみ店員が対応していたって書いてありま -
Posted by ブクログ
‹内容紹介より›
”北陸の小江戸”と呼ばれる町で、父と二人暮らしの高校一年の雄大は、イケメンなのに女子が苦手でちょっぴり喧嘩っ早い。入学早々、先輩と衝突して野球部を追われるが、可愛い先輩に誘われるまま人力車部へ入ることに。そこには、人気者だがモテない部長、男前な女性車夫、サボりの天才等、個性あふれる仲間がいて……。青春の煌きと甘酸っぱさを描いた感動の物語。書下ろし短篇「浅間くんのお父さん」を収録。
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主人公がまっすぐな性格で好感が持てました。
まがったことは嫌いだし、自分の感情にも正直です。
おおまかなストーリー自体は、よくある部活ものと同じ系統ですが、メインは部員同士の関係性や日常 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんやろ?俺ってそんなに堅物やったっけ?
主人公美晴さんの人騒がせな行動がイチイチ勘に触って楽しめない。ノンフィクションだし、作者も主人公の破天荒な行動と、それに振り回される一家のドタバタ騒動を笑って欲しい趣旨で書いてるのが読んでて分かるのに、のんきに笑えない自分がちょっとイヤになりつつ、読み進めていって気がついた。
そう言えば、スマホはおろか、携帯やPCが出てこない。デンスケってひょっとして。病院でタバコ?そう、この話は1980年代前半ぐらいを舞台にした物語だったのである。
舞台が1980年代くらいだと思って読むと、主人公美晴さんの行動がそんなに勘に触らない。「かなん姉ちゃんやなぁ」とは