【感想・ネタバレ】ヤングアダルト パパのレビュー

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Posted by ブクログ

この目次を付けて同時進行する書き方は初めて、素晴らしく良いわけではなくて、でも途中で終えても分かるからいい。静男の人生これからなのに、逃げずに1番大事な事を守って生きる事を選んだって事。両親の優作を施設に入れる、仕方ない、静男の為で全て丸く収まるの言い草はなるほど離婚する訳だと激しく納得する。どうして静男の気持ちを考える事をやめたのかやめてるのか謎。それと岸本真壁楠が味方になったのも嬉しい、4年後に花音は帰らないのが最低だけど、あの保育園ももっと見てみたいな、ラスト人違いで崩れ落ちる場面は頂けないかな。

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2023年10月15日

Posted by ブクログ

14歳で父親になった静男。育児に孤軍奮闘し、現実社会の壁に幾度もぶつかりながらも、周囲の人々に支えられて成長していく姿を描く異色の家族小説。
「グリーングリーン」の曲が見事にはまる。♪ある朝ぼくはめざめて そして知ったさ この世につらい悲しいことが あるってことを…
作品の根底にあるのは、おそらく「家族愛」だろう。出逢いがあり離別があり再会があり。文庫書き下ろしの「カブになれ」のラストシーンには、鼻の奥がツーンとなりました。

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2014年12月16日

Posted by ブクログ

中学生が父親に。しかも母親と一緒に暮らしたのは、2週間足らず?
設定には相当無理があるのだけれど、なぜだかほっこりしたまま、不安な気持ちでやきもきすることもなくエンディングに辿り着いた。
子どもは可愛い、でも一番遊びたい盛りで、青春を謳歌したい時期に、子育て一辺倒で日々過ごしていけるものか?とは思った。

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2022年06月01日

Posted by ブクログ

14歳の父親の奮闘ぶりをひたすら応援しながら読んでいました。父性愛、恋愛、友情、悩み、苦しみ様々なエッセンスが盛り込まれていてとても面白かったです。主人公尊敬します。

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2013年07月08日

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主人公の静男くん、とても冷静でかっこいい。
日常的なことを淡々とこなし、
問題に直面するたびに魅力がましていく。

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2013年06月04日

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頑なに優作を施設に預けようとしない静男にジーンときた
静男の両親は決してすばらしい人々ではなかった
よく子供時代に虐待をされた人は自分の子供も虐待する、とか聞くけど
けっこう自由すぎりや両親に育てられたのに、静男はありったけの愛情を優作に注ぐ姿に感動
読んでいながら、しきりに花音さん最低だな、と思っていたが、
最後の一行で、考えさせられるものがあった

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2013年04月26日

Posted by ブクログ

ちょっとびっくりな設定です。
なんとも無責任な大人たちばかりで、腹立たしくなります。
そんな中で、優作を必死に守る静男と、級友たちが健気です。
優作がいることで、静男自身も立っていられるのかもしれません。
優作を守りながらも、愛を求めているように思います。

優作が4歳になった目から描かれた、スピンオフ「カブになれ」が良かったです。
ちょっとホットしました。

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2013年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中学生が突然父親、それもシングルファーザーになったら…、という設定なのだが、どうにも後味が悪い。一応ハッピーエンドなんだけど、なんて後味の悪いハッピーエンド。

主人公の境遇があまりにも孤独すぎて。いや、悲惨な境遇の主人公ならもっとえげつない設定の小説はなんぼでもあるんだが…。両親や彼女…こういう連中が世の中をダメにしてるんだろうな、と思えるくらいに俺のキラいなタイプ。

このキラいなタイプが悪役で出てこない(山本小説の特徴なんだが)のが、なんとも不愉快で、結局最後まで入りきれなかった。好みの問題だとは思うが残念。

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2018年06月21日

Posted by ブクログ

いつもあったかくて面白い、痛快でほのぼのする。のが山本幸久の作品と思っていた。
ので、読み進むほどに、え?どういうこと?
本当に裏なく静男が中学生の父なの?
そんなアダルトな小説?と、ドキドキして、仕方なかった。

その、本当に裏なく父であるのとが、なんだかとっても重い現実だな、と、リアルに静男の影を感じたりして、今までの山本幸久作品とは違って、爽やかな気分には一向にならない。

だけど、決して不幸ではなく。
良い友達や大人に恵まれて、なんとか生きて行くのですが。

2014.08.13

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2014年08月16日

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花音の気持ちがわからないのでもやっと。2度あることは3度あるのかな。中学生の成長物語なのかもしれないけどあまり気持ちのいい話ではなかった。

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2014年07月28日

Posted by ブクログ

中学生という若さで子供の父親となった静男。
母親は生後5ヶ月の子供を置いて出て行ってしまった。

静男の両親は離婚しており、一緒に暮らしている父親も滅多に家には帰ってこない。

現実的に考えたら、中学生の男の子が一人で子供を育てるのはムリがありますよね。
実際の子育ても、やはり周りの人たちの支えがあって成り立つモノだと思います。

物語の中の静男も最終的には沢山の人たちの協力のもと、子育てをしていくわけですが…。

母親が出て行った理由が最後までわからずモヤモヤです。
お腹を痛めて産んだ我が子を置いて出て行く理由。。
余程の事があったのだと私は思いたい。

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2014年02月24日

Posted by ブクログ

14歳でトーサンになった静雄。
逃げ出したカーサン花音。
もっとハッピーな話かと思ったら、家族を欲しつつ、我が子を育てる少年=静雄の話で、まわりの友達や両親にはリアリティがあったけど肝心の静雄と花音の気持ちがよくわからなかった。

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2014年02月11日

Posted by ブクログ

「笑う招き猫」の著者,山本幸久さんの作品.生後5ヶ月の優作を置いて母親は失踪.父親として子を守る為,必死で奔走する少年静男の物語.
最初は,夢のある微笑ましい育児物語かと思ってたら,ちょっとヘビーな内容にビックリ.昔「14歳の母」ってドラマがあったけど,あれの父親版って感じ.息の詰まりそうな切ない物語だが,最後まで一気読みでした.文庫書き下ろしの「かぶになれ」がちょっと救い.ガンバレ静男!!

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2013年04月23日

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