真山仁のレビュー一覧

  • ベイジン(下)

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    やっぱり真山仁はよい。上巻はいつも以上に背景を認識するのに時間がかかった。多分中国人の名前を頭に入れるのに苦労したから。★5にしなかったのは、ラストが途中で終わっていたから。このあとを勝手に想像せよというのは、ちょっと乱暴じゃないですか?
    それにしても、本書も震災の前に書いていたというのは、なんだろ、予言者かも。ただ、震災の影響で今後書きづらくなるような。そこは素人考えでプロはうまく現実を小説に取り入れるのを期待しちゃいます!
    しっかり続きを書いてください!!!

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    2012年11月28日
  • 虚像の砦

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    as isとかto beとかで語れる組織。でも人にはそれが必ずしも適用しない。結局、矜持とかモラルとかはas isの延長線上にあり、必ずしも夢=to beではない。
    金銭的に成功する、社会的地位を持つ、世界を平和にするとか、世の中は目標を持っている人を賛辞するような風潮があるけれど、畳の上で死にたいとかも同じくらいの価値があって良いと思う。
    現実的なのか、理想的なのか、青臭いのか、泥臭いのか、熱いのか、クールなのかは皆人それぞれで、大仰にいう必要も無いし、聞く必要も無い。何度も出てくる「自己責任」という言葉は、自分の行動に自分で責任を取れるか、責任を自覚して行動に移せるのかが問われているのだと思う。
    「筋論」や「べき論」は本当はシンプルな関係性の中で問われるべきであり、そこに意図や思い込みが入るから生きづらくなってくる。
    清廉潔白がいつの間にか、除菌や殺菌やらで逆に菌に弱くなる体。
    綺麗にあることを求めすぎて、白いシャツにインクの染みが一つつくことを恐れ、逆に白いシャツが着れなくなる馬鹿馬鹿しさ。
    あまりにも日本は、クリーンであることを求めすぎて、逆に強さを失っているのではないかと思う。手段と目的をわかって履き違える悪趣味はまだマシで、自分もその一人かもしれないが、無邪気な悪意や平気で屍を踏んで歩く、そんな人を見てみない振りをしていることにこの小説を通して気づかされる。
    じゃぁどうすればよいか、はHow toだけど、そんなものは本屋で1,400円で買えるのではなくて、結局自分が失敗して恥をかいて、理不尽なことに怒って、ちょっとした優しさに感謝して、迷惑をかけて反省し、かけられて許し、as isな自分を少しずつ自分の思える「善」に対してすすめていくことが、死ぬ間際に「あぁ幸せだったなぁ」と思える僕の些細なTo beなんだと思う。じゃぁ「善」ってなんなのかはまだわからないけど。そんな本が1,400円で売っているなら誰か教えてください。

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    2012年10月22日
  • 虚像の砦

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    小説は人生で数冊くらいしか読んだ記憶がないけど、
    これはすごく面白かった。

    映像化されたのを見てみたいけど、
    さすがに無理だわな。

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    2012年10月08日
  • プライド

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    経済やエネルギー問題をテーマに小説を書いてきた著者が、日本の農業・食・医療の課題等を突きつけた作品群。それぞれ短編なので、読みやすく、物足りない点もありますが、良いです。

    「一俵の重み」は仕分け作業のくだらなさとあわせて読み応えがあります。

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    2013年10月01日
  • TV版ハゲタカ「日本を買い叩け!」編

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    TV版のノベライズ…。

    軽~く書かれているので…、
    『ハゲタカ』初心者の方には、ちょうどいいでしょう…。

    もちろんっ、
    劇場版の予復習としても、必読ですっ…。

    劇場版が、楽しみです…。

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    2011年10月26日
  • レッドゾーン(下)

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     映画を先に見てしまいましたが、映画はだいぶはしょっていて、難しいところは簡単な設定にしてしまっているので、やっぱり原作のほうが面白いです。
     
     中国を相手にしたから今度は中東のオイルマネーだ!と勝手に次回作を期待しています。

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    2017年08月15日
  • レッドゾーン(上)

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     マツダがモデルと思われる自動車会社を謎の中国資本のファンドが買収しようとする話です。
     今回はハゲタカこと鷲津くんはホワイトナイトに徹してマツダ(らしき会社)を救おうとあれやこれやの手を打ちます。
     どんどんスケールが大きくなってきて、もう次回作は書けなくなるんじゃないか思います。今回はあまり芝野くんが活躍しません。アランの死の謎もいらないんじゃないでしょうか。
     

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    2017年08月15日
  • ベイジン(上)

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     北京五輪の開幕に合わせて、超巨大原発を稼働させて、中国の威信を世界に示そうと言う計画のもとに、日本人技術者、中国人技術者、政治家、官僚などの利害が絡み合いながらストーリーが展開していきます。
     
     ハゲタカほど面白くはありませんが、それなりに面白いです。

     日本でさえあんな原発事故が起きたのに、中国が原発をつくったらどれだけ危険なんだと怖いくなる本です。
     
     たぶん中国人が読んだら怒りだすか、もっともだと納得するかのどちらかです。

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    2017年08月15日
  • レッドゾーン(上)

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    中国の資金に翻弄される日本のモノ作りメーカーの戦いと苦悩、およびそれに絡む主人公「ハゲタカ」の活躍を描いているようだ。
    仕事熱心な人々のホットでスピーディーな行動力が、元気付けのビタミンとして効く。

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    2018年10月14日
  • 神域

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    ビジネスあるいはサイエンスの視点で読んだ場合は突拍子もないストーリーだが、刑事視点でのミステリーとして読んだ場合は面白かった。結末は強引であまりスッキリしないが、ストーリー自体に無理があるので結末だけを批判しても仕方がない。

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    2026年10月05日
  • ウイルス

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    なかなか切迫感のあるストーリー
    コロナ禍の記憶があるので、とても身につまされる思いで読んだ

    次のパンデミックに向けた頭の体操としては、とても良い本だと思う。

    生物学的なウィルスよりも、人の心を蝕むネット上のデマの方が怖いなぁ、、、と言う真山さんの指摘は、全くその通りだと思った。

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    2026年10月05日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    鷲津はほとんど出てきません。金融小説感を期待している方はさらっと進める感じでよろしいのではないかと。
    次巻以降に向けた壮大なストーリーに読者を巻き込んでいくような、そういう目的なのだろうと思います。

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    2026年10月01日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    ネタバレ

    投資ファンドのトップを務める鷲津政彦。企業買収の攻防やその背景にある人間ドラマが非常に高く評価されたシリーズの第6弾。

    8年ぶりに帰ってきた鷲津。今回のターゲットは、台湾にある世界最大の半導体企業で、描かれるテーマは「台湾有事」と「半導体覇権」。
    微細な半導体製造で世界一の技術を誇る台湾企業をめぐり、米国と中国が触手を伸ばす。そして、半導体産業の復活を狙う日本。ぶつかり合う大国の思惑に巻き込まれた鷲津政彦は、この難題をどう解くのか、というお話。

    現在進行形で議論されている地政学リスクに触れられているせいか、過去の作品と比べても政治と経済活動の歪な結びつき(政治都合で企業が不条理を突きつけられる図)が色濃く描かれています。一方で、実際に今世界で起きていることにも通じるため、考えさせられる作品でもありました。
    ただ、鷲津も年を取り、後継者に多く託すようになるなど、全体的に鷲津の存在感が薄くなった印象があり少し寂しかったです。

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    2026年09月25日
  • タングル

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    登場人物が多すぎて展開早くて私の仇ではついていくのが難しく、本筋のストーリーに集中できなかった。最後の方にまさかの鷲津が出てきて、そこからはおもしろかった。

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    2026年09月20日
  • シャドーゲーム

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    ロッキード事件をモチーフに、日米の深い闇へと迫る。どこまでが真実で、どこからがフィクションなのか。読み進めるほど、その境界がわからなくなる怖さと面白さ。

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    2026年09月07日
  • コラプティオ

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    中盤までなかなか読み進まなかったが、終盤から一気に面白くなった。この話が震災前に書かれていたことに驚き。

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    2026年09月06日
  • チップス(上) ハゲタカ6

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    これまでの作品より、緊迫感が無く淡々と物語が進んでいる感じ。

    まだ上巻だからなのか、山場の無い展開で
    物足りなさを感じる。
    物語の核となるチャーリーが、インテリで優秀だが社交性がなく、それでいてプライドだけは高いと、魅力的な人物で無いと言うもの理由かも。

    下巻に期待

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    2026年08月29日
  • シャドーゲーム

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    ロッキード事件の真相に迫る
    新聞記者、CIA、検察、ニューヨークタイムズ、国務長官、政治家と多様な立場から書かれている。
    感情移入できるものではないが、読んでしまった。

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    2026年08月21日
  • 標的

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    途中まで読み進んだが、いつまでたっても
    私にはしっくりさせられるものが、無かった。
    残念だがやめてしまた。

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    2026年08月19日
  • シャドーゲーム

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    ロッキード事件を小説家したもの。当時の首相田中角栄で、中曽根がコレでと対比させてしまう。戦争に負けた日本が日米の強弱を植え付けられ、金を払ったものである。前作のロッキードを読むとさらに詳しくわかる。

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    2026年08月16日