真山仁のレビュー一覧

  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    色々と残っていた事案は解決したが後味の悪い終わり方だ。
    惨虐な人殺しどもは全員、咎めも無く放置されている。また別の作品で使うつもりだろうな。

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    2022年06月23日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    鷲津ではなく松平貴子が主人公の本書。
    怠く読み始めたが、いい感じ。
    アランが亡くなった理由も下巻で明らかになりそう。

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    2022年06月21日
  • 虚像の砦

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    ネタバレ

    テレビ局と政治家・役人の関係が非常に上手く書かれていた。現実に起きた題材をベースにフィクション化している点も非常に現実的であった。
    前記した3者の関係性が中々興味深く表現されていた。

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    2022年06月19日
  • 当確師 十二歳の革命

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    当選確立99%の選挙コンサルタント・『当確師』聖達磨が、現職総理大臣・岳見優一に挑む。

    諏訪湖畔に原子力エンジン開発施設建設を目論む総理大臣・岳見。

    そんな現職総理を選挙区で落選させてほしいと『当確師』聖に依頼が。

    いかに戦うか…

    諏訪湖の自然を守るため、12歳の南方誉が立ち上がる。

    あんまり聖の活躍はなかったような…
    物足りなさが…

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    2022年06月11日
  • タイムズ 「未来の分岐点」をどう生きるか

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    この国は どこにむかって いくのだろう

    と 考え込む度合いが
    ますます 早くなっている気がする
    2019.4~2020.12までの
    時評を集めたものであるが
    そうか
    そんなことが あったなぁ
    と 思う割合が ますます増えている感じがしてしまう

    最終章の 秋元康さんとの対話は
    なかなか 興味深いものでした

    この本を手にした
    若者たちと 話してみたいと
    強く思いました

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    2022年06月06日
  • プレス 素晴らしきニッポンの肖像

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    現代日本に対する鋭い洞察で『ハゲタカ』シリーズをはじめとする小説を著している著者が、「現場感、俯瞰した視点、時代感覚を込めて今と未来を見つめたい」と、問題提起する18のEpisode。
    エピソード1で、「日本は情報氾濫の洪水に溺れている。その結果、正しい情報に飢え、自分が『正しい!』と思えるものは、それに盲目的に縋るばかりで、それが独善的で、身勝手なものだということに気づかない」と、指摘。
    エピソード14では、トランプ大統領(21世紀のジョーカー)登場の裏に「政治家や官僚などの知識層が、溜まりに溜まった国民の不安と不満を顧みなかったこと」にあると、論じる。
    現状を打破し、、日本の未来を切り開く

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    2022年05月31日
  • 当確師 十二歳の革命

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    前作に比べるとだいぶ薄まってないですか?といいたくなる。読んで後悔はないけど。
    まずは敵である現総理が雑魚キャラ過ぎて緊張感がない。軽薄で安っぽい人間という表層の中に怖いものを呑んでいるのではないかと期待したがそのような片鱗も見えなかった。
    本当に怖い人物は別にいるのだけど、その人物の怖さもいまいち鮮烈でないのはなぜだろう。どんでん返しのためのどんでん返しに見えてしまって、消化不良の感。「この人の怖さにはさ、ほら、最初から言及していたでしょ?」といわんばかりのアリバイ的な弱い伏線しかなく、こいつとこいつとこいつの中から、こいつかーーー!!!という気持ちのよい裏切られ感がない。もちゃっとしている

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    2022年05月30日
  • 当確師 十二歳の革命

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    前作は当確師・聖達磨の手腕が次から次へと楽しめる感じで面白かったのですが、今回はそれがあまり描かれておらず、物足りなさを感じました。
    でも申し分なく面白かったです!ラストもちょっとしたどんでん返しがあったし、また続編があるといいな〜。

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    2022年05月28日
  • 当確師 十二歳の革命

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    設定も面白く、ミステリ仕掛けの要素もあり、メディアと市民活動と、政治の課題も描かれたエンタメとして成立している。
    が、前半、其々の立場で視点人物をかえて、其々の正義、心情を描いてスタートしたのが、後半は視点人物が絞り込まれてしまって少し平面化してしまったのが残念。上下巻くらいにして、もっと物語の厚みをまして、登場人物達の葛藤と挫折を描き切ってほしかった。そこに最後に残る微かな希望を提示して欲しかった。

    同じテーマの別の作品もあるようなので、読んでみたい。

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    2022年05月22日
  • プライド

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    起承転結ではなく、日常をただ切り取ったのでもなく、人間のプライドの部分をさらりと描き出してる印象。初めて読むタイプの小説で、これをおもしろいと感じたことに大人になったなと思った

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    2022年05月03日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    ハゲタカシリーズ本編第四弾。
    アメリカが舞台。
    FBIが出てきたり、大統領の名前がちらついたりしてハゲタカらしい大胆なプロジェクトが動き出す。
    オバマ&マケインが争っている話等、
    ちょこちょこ史実と同じ話も絡めて描かれており、
    面白いなと思った。

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    2022年04月14日
  • 新装版 ハゲタカ2(上)

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    第一弾から数年後の話。
    第一弾の主要人物、アランの死からストーリーが始まる。
    相変わらず読みやすいストーリーだが、
    第一弾と比べ鷲津の悩む心理描写が細かく描かれ、
    人間味がかかれている。
    下巻も楽しみ。

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    2022年03月31日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    読みやすかった。
    続編も上巻を読んだ後すぐに入手してしまった。
    ドラマは1話で断念してしまったが、
    原作は読破できそうです。

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    2022年03月26日
  • プリンス

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    秘密警察が国の体制に異を唱える知識人達を抹殺する様な専制腐敗国家を、民主主義国家に変えるべく、暗殺された大統領候補の息子と日本人の大学生が苦闘しながらも成し遂げて行く物語。
    映画の様な早い場面展開で、楽しめました。

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    2022年03月26日
  • 海は見えるか

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    『そして、星の輝く夜がくる』に続く第二弾。

    東日本大震災から一年以上が経過した被災地で、応援教師として赴任した小野寺は、この地で子供たちの普通の生活を取り戻すために奮闘を続ける。

    前作から時間が経ってかなり忘れていました。
    今作では、小野寺の力みと思い込みが強く感じられて、もう一つ共感しづらかった。

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    2022年01月20日
  • 神域 下

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    真山さんの小説は相変わらず面白い。
    医療小説と経済小説のちょっとどっちつかずな所もありましたが、痴呆というテーマの本はあまり読んだ事が無いので面白かった。

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    2022年01月10日
  • オペレーションZ(新潮文庫)

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    リアリティはなし。詰め込みすぎて展開が急すぎるし、現場感なし。最初からドラマ化を狙ってるあざとさが見え隠れする。

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    2021年12月18日
  • レッドゾーン(上)

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    自動車業界買収を舞台に中国の闇が現れる。感想は下巻後に述べるがアランが亡くなった事情も分かるだろう。

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    2021年12月17日
  • タイムズ 「未来の分岐点」をどう生きるか

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    このコロナ禍の出来事が総括できて、問題は継続しているものの少し状況を見ることで混乱していた頭や心が少し落ち着いた気がした。

    そして、著者の小説への想いを再認識し、これからも1ファンとして応援したい。

    ”だから、私は小説で訴える・・・「最悪」を抜き取り、物語をひねり出す・・・”

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    2021年12月07日
  • そして、星の輝く夜がくる

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    東日本大震災後の東北地方の小学校に赴任した若き教師を軸にした6編の短編連作。
    その中の1編「忘れないで」は考えさせられた。
    若き教師は阪神大震災を体験しているのだが、その慰霊祭に出席しようとしているのを知った母親たちが彼に託した「忘れないで」と言う気持ち。そして1枚のポスター。
    「忘れないで」と言うのは特定の人に向けてではない、という事に対しての違和感。
    その違和感はどこから来たのだろうか。

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    2021年12月05日