マグマ

マグマ

726円 (税込)

3pt

外資系投資ファンドの野上妙子は、民事再生法を申請した「日本地熱開発」の担当を命ぜられる。原子力発電の陰で見捨てられ続けてきた地熱発電所を今なぜ、そしてどうやって再生できるのか――? 政治家、研究者、地元環境団体……様々な人間の思惑が錯綜する中、妙子は奔走する。世界のエネルギー情勢が急激に変化する今、地熱は日本の救世主となれるか!? 次代を占う、大型経済情報小説。

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マグマ のユーザーレビュー

4.1
Rated 4.1 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    久々にビジネス系の小説で面白いなぁと思った。
    半沢シリーズ以来かも。

    日本は火山大国なのに地熱発電が進んでいない理由が、すでに神の火を手に入れてしまったからとは、、、

    ちなみに私は地熱はつまり火山活動なので山の近くに平べったい広い施設を作れないから進んでないと認識してました。

    この本では政治的

    0
    2021年04月21日

    Posted by ブクログ

    小説ではあるものの、そこに描かれる問題はフィクションとは思えません。
    エネルギー問題が対岸の火事ではなくなった今、当事者としてストーリーの中に入っていけました。

    賛成とか反対とか、立場を決めるためではなく、
    新しい知識と視点を持つための勉強になりました。

    0
    2019年09月26日

    Posted by ブクログ

    レビューで「大人のファンタジー」と評されていた方がいらっしゃった。
    まさに!!
    これをファンタジーではなく現実の物となることを願う。
    エネルギー問題にはあかるくないけれども、地熱発電というものがどういったものなのか学ぶ事ができた。
    原発の真の危険性を切に訴えている。
    御室の姿が福島第一原発の収束に尽

    0
    2018年04月24日

    Posted by ブクログ

    じつに 先駆的な物語。
    原子力発電の危険性を指摘しながら、
    地熱発電の可能性を語る。
    地熱発電のことをほとんど知らなかった。

    クリーンエネルギーとは 風力や波力と太陽光
    というイメージだったが 日本の足元に
    大きなエネルギー源があるとは。

    野上妙子。
    地アタマがいい人なんでしょうね。
    オンナを意

    0
    2016年03月02日

    Posted by ブクログ

    本を閉じた時に胸に生じた熱い気持ちをどうしたらよいのだろうか。
    これは大人のファンタジーだと思う。感動も当然したがそれ以上に高揚感のある作品だった。読み終わった今余韻が残っていてそのまま次の読書にシフト出来ない。

    所謂ハゲタカと呼ばれる外資系のファンドに勤務する野上妙子は、地熱発電の会社を買収再生

    0
    2015年09月21日

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