真山仁のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ジャーナリストとは 何か?
を自問する 風見は イスラエルでの日本人人質事件を
通じて、ジャーナリストのあり方を 真剣に問う。
父親も 新聞記者で その姿を追いかけていた。
日本も二世代目が 物語の中心になっていくのですね。
お笑い系番組を企画して 視聴率オトコといわれる黒岩。
父親が 笑いの研究をしていた。
それを受け継いで、笑いを追求する。
弱いものいじめや年寄りをバカ扱いする笑いから
本当の笑いとは何かを追求する。
風見と黒岩の二人が 同じテレビ局の中で
苦闘しながら 本当の姿を 求めようとする。
一方で 『自己責任』という 言葉が どうやって発生し
どのように操作されるのかを、暴きだす。
なるほど、こんな文脈で 『自己責任』でてきたのか。
テレビ局の経営が あまり
収益性のないビジネスモデルになってきているなかで
ドレッシング ですすめるのか?護衛集団に守られるのか?
いずれにしても マスメディアが 苦悩の選択をせざるを得ない。
それでも、マスメディアには バーチャル的な権力が存在するのは
不思議である。
こんなところに、電通がしゃしゃり出てくるのも 意外な感じがあった。
真山仁の 追求するテーマが 先鋭化しているのは、
彼のもつ 志が 大きいのかもしれない。
大きく物事をとらえながら、言葉の意味を
事件の背景における 大きな闘いが しのぎあっている。