ロッキード

ロッキード

1,400円 (税込)

7pt

「角栄は本当に有罪だったのか?」

今日にいたるまでくすぶり続ける
ロッキード事件の様々な疑問を解明すべく、
著者は事件の全貌を洗い直す。
辻褄の合わない検察側の主張、見過ごされた重大証言、
そして、闇に葬られた〈児玉ルート〉の真相――。
疑惑の背後に、戦後から現在まで続く日米関係の暗部が見えてくる!
特捜神話の真実を関係者の新証言と膨大な資料で剔抉する。

解説=奥山俊宏

※この電子書籍は2021年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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ロッキード のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月28日

    在任期間が短いにも関わらず,良くも悪くも絶大な影響力を今だに発揮している政治家の関連した事件として,当時リアルタイムに体験していなくともその概要くらいは知っている位の大疑獄事件.
    でも…なんだかよく分からない.田中角栄は,一体どんな犯罪を犯したのか?ネット上に散らばる情報を集めてもモヤモヤが増すばか...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月11日

    ロッキード事件が毎日のようにニュースで流れていたのを思い出す。
    角栄がロッキード社から賄賂を受け取ったというシンプルなものと思っていた。真山氏の取材によるとかなり複雑に色々なことが絡み合っていたようだ。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月18日

     NHKスペシャルの「帝銀事件」を見て、帝銀事件の際の主任検事がロッキードのときの検事総長だったことを知った。そういえばこの事件についても、当時からずっと「アメリカの影」が囁かれていたのだった。
     本書は経済小説の大家である著者がいつか挑んでみたいと考えていたテーマに、ノンフィクションというかたちで...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月12日

    「田中角栄」
    なんとなくは知っている
    リアルタイムで知らない
    何故そこまで
    カリスマ性があったのか
    急な転落があったのか
    ...冤罪⁉︎
    そしてもっと深い疑惑...
    ドラマじゃなくて現実に
    あったことなんだよなぁ...
    今の政治家サンは
    お金の集め方だけ
    学んだのかしら?

    主人の本棚から拝借

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    Posted by ブクログ 2024年02月04日

    昨今の製造業界、金融業界、エネルギー業界、芸能業界などでの不正やスキャンダルを見ていると色々な業界の根本的な構造はかなり昔から変わっていないのではと思われ、であれば昔の構造を勉強すればと思い読みました。思ったよりはるかに複雑で、今の世界や色々な業界も簡単に見えない領域含め深く構造を理解して行動しない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月28日

    ロッキード事件の真相に迫るノンフィクション。田中角栄は本当に有罪だったのか、真の黒幕は誰か、取材に基づく考察が飽きさせない。

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月31日

    本当の意味での真相なんて絶対分からないだろうけど、面白い。話出来る人がほとんど生き残ってなかったのが残念。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月29日

    著者は小説家であるため、文章は上手く、読み物としてとても面白い。

    ただし多くは二次資料の引用をもとにして「〜ではないだろうか」という憶測になっている。終いには筆者自身、「妄想してしまう」とまで書いている。

    興味深い内容だが、本書をもって田中角栄は無実だと考えるのは早計だろう。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年03月19日

    自分が生まれた頃の事件であり、恥ずかしながら漠然としか知らない事件だった。

    読み進めれば読み進めるほどに、この事件の不可解さばかりが際立つ。

    このノンフィクションが全て事実であるならば、角栄はさぞ無念であっただろうな…。
    「真犯人」は他にもいるのではないか?と思わずにはいられない。

    しかし…。...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年02月12日

    長大な作品だったが、結局のところ結末はあっさりしたものだし、はっきりしない部分も。中曽根康弘があやしいと、そういうことなのだと思うが、長すぎて前半でまとめられていた田中角栄まわりの状況を忘れてしまって確信を持てず。

    0

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