真山仁のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ*上下巻共に感想の内容は同じ。
鷲津政彦は投資ファンドの社長としてニューヨークから日本へ。
ライバル会社との対立、買収企業関係者からは憎しみを受けつつも次々と企業買収を成功させてゆく。
そんな中、明らかになる鷲津の過去、そして、彼が“ハゲタカ”と呼ばれる世界へ飛び込むことを決意した理由が明らかに。
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ドラマDVDの裏にあるあらすじを読むまでにチェックしたりしていましたが、全然ストーリーが違うみたい。
企業買収というテーマ?と主人公と主要人物の名前(それも一部)だけ使った感じでしょうか。
ドラマも本も両方ヒットしているので、ベツモノとしてアリ、なんでしょうね。
ドラマはまだ観たことがないので、観たいなと常々思っていたけれど、本が面白く、内容が全く別、ということでちょっと気持ちが落ち着いてしまった。
本を大森さんのイメージで読んでいたので、原作通りなら観ていて嬉しいかも、と思ったけれど、だいぶん違う話みたいだから一旦原作脳をリセットしてからにしたいなと。
今は原作が面白かった気持ちを大事に(笑)
“華奢な体とソフトな表情”、“社長”というよりは“有能な秘書”、“地味”と、三葉銀行の芝野に評される、鷲津。
でも、それはあくまでお仕事用の顔。
リン、という公私ともに良い付き合いをしている金髪、気が強い美女にも惚れこまれ、また別の美女の心も引き寄せ、と、鷲津さん、非常にカッコいいのです。
関西出身なのにニューヨーク暮らし、ピアニストであることからか、言動も毎度カッコいい。
「いいんだ、これで。俺は一度決めたことは曲げない」
なんて男らしい!
物語では同じ土俵に立つ人々には敵味方問わず、畏れをもって一目置かれている。
ソフトな物腰とワイルドな生き方、ときめきまくりでした。
大森南朋さん、はまる…とドラマを一回も観たことがないから想像の大森さん演じる鷲津にどきどき。
MBO、投資ファンド…文字として、単純な意味合いとしての理解しかできていない私には最初こそなかなかのめりこめずにいたものの、鷲津というキャラクタがとても魅力的であり、物語を彼や周りの人物が盛り上げる様に後半はすっかり夢中になっていました。
鷲津側、敵対する側、買収される側、どれも濃かった。
命懸けの企業買収。
ただ、彼が日本に来た理由に関するあたりが若干物足りない。
理由としてそれに相当する、それで十分なのかとも思う。
鷲津という人間を描く上で必要なエピソードだろう。
ただ、何となく最初と最後にぽんと出てきて、それまでに何となく“犯人”的目星がついていて、それに対する驚きは弱かったかもしれない。
今回は途中くじけかけたり時間をあけたりと予想以上に時間をかけてしまった上に浅い読み方になってしまったので、もっと集中してまたチャレンジしたいなと思います。 -
Posted by ブクログ
すごい。
この一言に尽きます。
そして、私は、本当に無知だと実感させられました。
巻末の参考文献の多さ、豊富さには、度肝を抜かされました。内容の濃さからして、相当調べてはおられるのだろうとは思っていましたが、まさかシェパードの飼い方まで参考文献があるとは。。。
蜜蜂を殺すかもしれないネオニコチノイド系農薬、「ピンポイント」が誤って人に対して散布された。一時、命が危ない人までも居た散布事件で、農薬に対して批判が集まる。
果たして、農薬は危険なのだろうか?
それに対して、農水省では、植物工場やGMOを推進するプロジェクトを始めようと企んでる人たちがいた。
私たちが、生きる上で欠かすことのできない食物。知らなければ、恐怖はなく声をあげることもない。知らない方が幸せなのだろうか。
「ピンポイント」を開発した平井、養蜂家の代田、農水相の秋田。それぞれが思いを抱えて、誇りを携えて、そして未来の日本へ向けて、今を生きるーー
農薬は必要悪か?
私は、知らないことが多すぎる。
だから、不安なのだと、この本を読んで思った。知ることの恐怖。
でも、それと同時に、知ることで拓ける未来もあるのだと感じました。
人はわかりやすいことが好きだ。だから、土屋宏美のような人がいて、それは、私たちの代表だと言っても過言じゃないのではないでしょうか。
いつもこの著者の本を読み終えると、余韻が長い。感情や考えがわーって押し寄せて、だけどまとまらない。
時間を空けて、感想書き始めたけど、結局頭の中でうまくまとまってないなぁと実感。
時間の問題じゃなく、私の知識とかの問題かな。。。
さおりが、なぜ登場して、去って行ったのか。
私は、彼女がキーパーソンであり、何かこのことに絡んでたと思っていたので、ちょっと肩透かし。。。読みきれてないとこがあるのでしょうか??
GMOやら農水相やら農薬やらの参考文献を読んだ上でもう一度読みたい。そう思える本でした。 -
Posted by ブクログ
一気に読み切るほどの勢いがある本。
久しぶりにハゲタカの本を見つけて即購入。
読み始めたら、ページを捲る手が止まらない。
「次はどうなる!」と気になる内容で気付いたら、睡眠時間を削って読んでいた。
知ってる地名が多いのも、入り込めた要因かな?
みんなのキャラが立っていて、全然飽きない。特に嫌な奴が嫌な奴に追い込まれていくのも爽快な気分だった。
そういう意味で、何となく半沢直樹シリーズが頭をよぎった。(銀行とか出てきたからかな?)
4.5ってだけあって、いつも通りの視点とは違う物語の進め方で、これはこれで面白かった。
鷲津の引き起こす爽快感とはまた違った感覚で、また読みたいと思わせてくれる。
なので星4つです。