真山仁のレビュー一覧

  • 虚像の砦

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    ずいぶん前の作品だが、昨今のテレビ報道を観てると、自分達の都合のいいことばかり報道する姿勢は今も昔も同じなんだなぁと感じた。

    報道ディレクターの風見が強い信念を持って本来あるべき姿を報じるべく、自分が実際に見聞きした情報を元に番組制作を行うが、政府にとって都合の悪い部分が一方的にカットされてしまい、強く抗議するも、同じタイミングで粉飾や背任等のお家騒動が勃発。渾身の作品も有耶無耶になってしまう。

    この辺の流れは真山仁ぽいところがあったが、全体的にハッキリしない感じがした。

    最後の首相とのやりとりのシーンはコミカルな部分もあり良かったものの、そこまでのめり込むような内容ではなかった。

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    2025年12月09日
  • 売国

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    冨永検事シリーズ第一弾。
    3か星4かの微妙なラインだが、厳し目の星3で。

    前半は少女遺棄事件の裁判で、遺体が見つからない中での公判のストーリー。
    冨永検事が勝ち筋がない中で、何とかして容疑者の自供を元に遺体の在り処を探し出そうとする。
    これ、とても面白い内容だっただけに、あっさり終わってしまって消化不良。

    後半は、その実直な功績が認められ、東京地検特捜部に異動した内容。

    幼馴染の近藤左門の意味深なメッセージや巨悪とされる橘氏との絡みなど、読み応えのある内容。
    ただ、ところどころ挟まれる宇宙開発、ロケット開発の内容はストーリーの流れを断ち切ってくるので、ここが星3つの原因。

    後半の急展開

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    2025年11月28日
  • 玉三郎の「風を得て」

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    ネタバレ

    玉三郎の「風を得て」

    著者:真山仁
    発行:2025年9月30日
    文藝春秋
    初出:
    第1部 『秘すれば花――玉三郎の言葉』(改題) 「文學界」2023年11月号~2024年5月号、9~11月号
    第2部 『その風を得て 玉三郎かく語りき』(改題) 「文藝春秋」2019年6月号~2020年8月号
    終章 『板東玉三郎「司馬遼太郎さんが教えてくれたこと」』 「文藝春秋」2020年10月号

    人間国宝なのに、その生い立ちを知っている人はとても少ない(少なかった)。僕も知らなかった。70年代のはじめ頃、中学の音楽の授業で玉三郎の話を聞いた記憶がある。その時点で既に大変な有名人になっていて、尊敬される存在に

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    2025年11月25日
  • 玉三郎の「風を得て」

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    国宝で注目中の歌舞伎。しかし、歌舞伎がよくわからない人でも知っているだろう坂東玉三郎さん、の生い立ち、美のひみつがよくわかり面白かった。
    実のお母さんの心意気が素晴らしい

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    2025年11月19日
  • ダブルギアリング 連鎖破綻

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    生保関連の用語やスキームがよくわからないのもあって、いまいち話が頭にはいってこない。
    中根、各務の関係も何となく希薄な感じが。
    デビュー作ということなのでこの辺りは物足りなさがあったかな。

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    2025年11月11日
  • 墜落

    購入済み

    接点が不明?

    墜落と殺人事件との接点が最後まで良く分からなかった。沖縄での事故と事件ではあるが、戦闘機の不具合と児童虐待とどう関連付けられるのか·····

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    2025年11月10日
  • 玉三郎の「風を得て」

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    作者と坂東玉三郎の長年の付き合いから、玉三郎の生い立ちから半生を描いた作品。玉三郎がポリオにかかっていなかったら?玉三郎が挫折しなかったからこそ成し得た成功の秘話。通常、歌舞伎の道は親子に引き継がれて行くが、玉三郎のように外部からきて、守屋の目に留まり、芸の道に進むのは珍しい事である。

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    2025年10月30日
  • アラート

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    ネタバレ

    3.5

    米軍基地の完全撤退、北朝鮮のミサイル発射により被害者発生など日本の安全保障を色々と考えさせられる内容だった。

    都倉響子が話のメインになってからは読みやすかったがそれまでは何か散漫になって読みづらかった。
    日本国家を愛し日本のために命を削る姿は高市総裁とちょっとダブった。

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    2025年10月18日
  • 売国

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    宇宙と東京地検特捜部の政治汚職捜査の話だが、途中までそれぞれが完全に分断されつながりが分からず、最後も尻切れのように終わっている印象でいま一つの本でした。それぞれが面白そうなテーマだったので残念。

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    2025年10月17日
  • レインメーカー

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    正直、法律とか医療用語とか政治とか、全然わからん。でも視点がパラパラ変わりながら書かれているから、スラスラと読み進められた。

    大人って汚いのね! 闇深いのね! でもそれぞれ可哀想! っていう、この本の感想としては偏差値低めの言葉しか出てこないけど、そう思った。

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    2025年10月16日
  • そして、星の輝く夜がくる

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    震災って難しい。
    基本僕にとっては他人事だったなぁ。
    でも他人事だからこそ色々大変なことが起きる。
    想像もしていませんでした。

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    2025年10月15日
  • 疑う力

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    「ハゲタカ」などで知られる作家のモットーである「正しいを疑う」視点で、大学生との対話などを通じて「見聞きした話を疑い、自分自身で考える」ことを啓蒙する本。

    その力を磨くためにミステリーを読むのが良いという視点は面白い。代表例としてアガサ・クリスティを推している。数々のミスリードを招く場面は人の持つ先入観を巧みに利用して設定されており、合っているかどうかは別としても考える力、考えさせれれるアタマを作るのに有効だそうだ。

    全体的な啓蒙としては良いが、政治経済などについて筆者の考えに言及していることも多い。それは浅はかに読むと陰謀論者が飛びついてきそうなものだ。これも「疑う力」を身につけるための

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    2025年10月04日
  • プライド

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    一俵の重みとミツバチが消えた夏が好きです。
    プライドが邪魔をするという言葉があるように、
    良い方にも悪い方にも作用するのだと感じました。

    「菓子はな、想い出なんだ。」
    「どれくらいの犠牲に堪えられるのか。」

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    2025年09月18日
  • アラート

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    ちょっと出来すぎてるけど、空恐ろしい。
    真剣に考えだすと、実は怖い話。

    物語の筋としては、著者の今までの作品を合わせた感じも否めないが・・・

    私としては、著者の経済、企業小説の方が好きだ。
    まあ、結局、政治も絡んでくるんだけど。

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    2025年09月02日
  • 当確師 正義の御旗

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    政治の裏側を描いているけど毒が自分には感じられなかったてね。
    善悪の区別も分からなかったです。
    ライトな感覚で少し物足りないですね。
    当確師という設定は好きなのに。

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    2025年08月22日
  • 神域

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    アルツハイマーと老人の失踪事件の真相がどう交わっていくのか、ビジネスとミステリーが融合した作品ではあったものの、登場人物が多い。名字やら名前やらその時時で呼び方が変わるから誰が誰やら混乱してきた。

    麻井中心のビジネス話かと思いきや、楠木刑事が出てきたり、シノヨシの話になったり、いまいち本流が定まってなかったような印象。
    テーマが良かっただけに、風呂敷広げすぎたのでは。最後の終わらせ方もちょっと真山仁らしくないかなぁ。

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    2025年08月20日
  • ロッキード

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    闇深い…。
    田中角栄逮捕の裏に、ニクソンやキッシンジャーの策略が見え隠れしてて、単なる贈賄で終わらない感じがした。
    トライスター問題だけだと思ってたけど、哨戒機にも関与してたのは知りませんでした。

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    2025年08月17日
  • ロッキード

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    ・こうありたいという理想像になりきれば、どんな緊張感の中にあっても、滑らかに話せる
    ・捨己:己を捨てることで道は拓ける

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    2025年08月17日
  • ハゲタカ4・5 スパイラル

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     「ハゲタカ」シリーズのサイドストーリーという位置付けの作品。時代は、ちょうどリーマンショックが世界を襲っていた頃。
     企業の再建を図る事業再生家として活躍していた芝野健夫。「ハゲタカ」の主人公・鷲津の元部下。その芝野が再建を担うことになったのは、東大阪にある町工場「マジテック」。先代が亡くなり、経営危機にあった。うまく立て直したかに見えたが、外資系ファンドや金融機関に翻弄され、突如危機に陥る。町工場が守るべきものは何か、考え抜いた末に芝野がとった捨て身の作戦とは。
     権利や債権などが絡み、その辺りの知識がないと厄介なイメージの経済小説だが、わかりやすく息をもつかせぬ展開で面白いと感じた。

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    2025年08月12日
  • アラート

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    自国の安全のためには防衛費の増強は必要。ただし、国民感情として増強は御免蒙りたい。
    この二律背反する課題を女性政治家が果断な決断で解決していく。
    今の時代求められているのは、こんな政治家だ!

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    2025年08月07日