真山仁のレビュー一覧

  • “正しい”を疑え!

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    正しさを疑え。
    真山仁さんの座右の銘だそう。
    大好きなエンタメ小説作家さんの自己啓発本。
    正しさを疑う力を身につけるためにミステリー小説、アガサクリスティを読め‼︎
    何をおっしゃる、、
    と思いながら読んだら納得の理由でした。
    わかりやすい語り言葉、でも真山節炸裂の一冊でした。
    再読 2026.1.1
    恥ずかしながら読んだのを忘れて再読。
    2026年1冊目にふさわしい本だった。
    何になりたいかではなく、何をしたいかを考えて行動するように、子供向けの本ではあるが、大人の私が読んでも伝わりやすいストレートな言葉がわかりやすくかっこいい。
    まっすぐ響いてくる。

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    2023年11月23日
  • コラプティオ

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    ネタバレ

    性格も立場も異なるふたりの青年が政治の世界をどのように渡り歩き、どのようにこの国を憂うのか。

    ひとりは総理補佐官の理想主義者の白石
    もうひとりは新聞記者の野心家の神林

    登り口や登頂ルートは違うのだけれど、同じ結論に至るのはおもしろかったです。
    宮藤を軸にして田坂が白石を育て、東條が神林を育てた対立軸もおもしろかったです。

    手段としての権力は、結果が手段を肯定しますが、
    目的としての権力は、腐敗が進み権力はやがて暴力へとエスカレートしていきます。

    また、理想とするリーダー像というのは存在しなく、その組織(社会)の成熟度や状況によって、理想のリーダー増というのが変容していくというのを提示し

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    2023年11月22日
  • レインメーカー

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    印象に残ったところは 「もし、市町村の保健センターが子供の医療情報を集約化し、全国のどこからでも住所と氏名だけを入力すれば健康情報を入手できるようなシステムがあったら、彼の命は救えたかもしれない。」 個人情報の扱いが厳しくなっているので慎重に進めていかないといけないといけないと思うが確かにそういうシステムができると治療の判断がスムーズになりますよね。

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    2023年11月19日
  • 神域 下

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    再生医療でアルツハイマーを治療しようとしているが重大な副作用があることが発覚する。

    それに関わる警察と医者と政治との関係が複雑に絡む

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    2023年11月09日
  • レインメーカー

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    高熱で深夜病院に運ばれた2歳の男の子が亡くなった。
    医療過誤と訴えられた病院、医師と子供の両親がが闘う法廷サスペンス。

    救えなかったら医師が悪いのか?
    まさに医療現場の不条理だ。
    ただ患者側にしてみると病院へ行けば安心…という気になってしまうのも否めない。
    自分には知識も技術もない、でも医師に見せれば対応してくれると…救ってくれると、どこかでそれが普通と思ってしまっているところもあるのかもしれない。
    でも医者も神ではない。
    そこには救えない命もあるのだ。

    怖いですね。子供の二回の嘔吐…園から帰宅し元気にしていたらちょっとした風邪かな?胃腸炎かな?
    明日迄様子見てダメなら病院いくか!位の判断

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    2023年10月11日
  • ハゲタカ4・5 スパイラル

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    分かりやすい伏線の張り方がちょっと気になるが、良くも悪くも安定の展開で程よくカタルシスを感じさせる。

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    2023年08月07日
  • それでも、陽は昇る

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    『そして、星の輝く夜がくる』『海は見えているか』に続く東日本大震災を描いた三部作の完結編。
    主人公は、阪神淡路大震災で妻子を亡くした教師小野寺徹平。
    東日本大震災で被災した遠間小学校へ応援教師として勤務した彼は、本書では、神戸に戻り震災を語り継ぐNPO活動に奮闘している。
    遠間と神戸が交互に綴られ、ふたつの震災の共通性と相違性を浮かび上がらせる。
    全2冊を読んでから5年近く経過したゆえ、これまでのあらすじがあやふやとなり、やはり三部作はまとめて読んだ方が、小説内容により深化できたのではと、読後に思った。これから読むひとは、続けて読んでみてください。

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    2023年04月19日
  • レッドゾーン(下)

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    ちょっと冗長だなと思う部分あって進みが悪くなってしまいましたが、やっぱり最後は読んでよかった!と思う。
    最後に一気に事が進むので、もう少しバランス良くても良いなぁと思ったり。
    でもやっぱり鷲津はかっこいい。
    悲しみや罪の意識とは無縁に生きる。
    持たないわけではなく、持っていてもそれを言い訳にしない。引っ張られないという事ですね。そこまで強くなりたいものです

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    2023年01月23日
  • マグマ

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    2006年時点の電力に対する一般的なイメージを理解するのに役立った。
    原子力が環境に悪いという考えを抱く理由が分からなかった。環境に良い地熱、との対比のために仕方無いとは思うものの。
    産業が政治にコロコロ転がされる様子が、現実の通りで、うっ、という気持ちになった。
    ストーリーとしては、謎をほとんど解決してくれるのでスッキリしていて良い。

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    2023年01月17日
  • 神域

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    アルツハイマーが治るのなら、
    こんなに素晴らしいことはないかと思う。
    親しい人の「見たくない姿」を目の当たりにすることは、衝撃だし、救いようのない気持ちになる。

    自分もやがて来るべき時が来た時、
    副反応を覚悟しても、明瞭な意識があることを望むだろうか?(でも猛烈な頭痛はイヤだなあ…)

    医療が進歩する裏では、こうしたさまざまな人の思惑が入り乱れるのだろうか。
    やり切れない気持ちで終わったラストだった。

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    2022年12月24日
  • 神域 下

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    認知症と再生医療がテーマの本作、法を犯して認知症治療研究に取り込む医師と、徘徊老人失踪事件に挑む刑事、再生医療担当官僚が主人公。
    再生医療の事は全く無知だったので、
    興味を持たせてくれた一冊です。

    認知症で感情が死んでしまうより、
    人として少しでも長く生きられる未認可の細胞に
    飛びついてしまう気持ちは理解できるが、
    自分だったら、家族が患ったらどうするか、、
    とても考えさせられた一冊です。

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    2022年11月03日
  • 神域 上

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    アルツハイマーの治療薬の開発がテーマ。
    人が人の細胞を開発する神域に踏み込む研究者、と痴呆症の老人が不可解な死を遂げる(事件)に挑む刑事が主人公。
    前半は読み終わって改めて表紙を見ると寒気が走りました。そしてエンディングが予想できない終わり方でした。

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    2022年10月27日
  • 売国

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    後半が急展開すぎてついていけなかった。
    検事冨永、新米ロケット開発者八反田の2人が主人公の物語だが、検事冨永のストーリーばかり目立った印象。
    他の真山仁作品と比べ少しまとまりに欠けた印象。
    冨永が主人公の続編が出たら良いなと思う。

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    2022年10月21日
  • プライド

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    プライド、矜持をテーマにした短編集。
    特に暴言大臣の結末に驚かされた。
    短編だが、1話1話考えさせられる内容で読み応えがあった。

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    2022年10月10日
  • ベイジン(上)

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    北京オリンピック前の中国を舞台に原発稼働に向けて奮闘する日本人技師、中国人政治家、中国人女性映画監督の話。
    真山さんの作品には原発をテーマにしたものが多く、本作もフィクションではありますが原発についての学びがあります。

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    2022年09月30日
  • トリガー 上

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    真山仁さんの作品らしく実際のイベントをテーマにしたフィクション、本作は2020東京オリンピックが舞台。
    中盤で意外な展開に驚いた。
    まさかこの人物がこんなところででした。
    エンディングが全く読めない。犯人は暴かれるのか…下巻も楽しみです。

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    2022年09月06日
  • 虚像の砦

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    真山仁さんらしくノンフィクションに近いフィクション。邦人が中東でテロ組織に拉致され政府が決断を迫られる。
    テロ組織に屈しないという当たり前の世論と、人命を助けたいという人間の本能に気づきハッとする風見の思いは心を撃たれた。
    知らず知らずにテレビの「世論』に流されている自分自身にちょっと待てよと思わせてくれる話でした。

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    2022年09月02日
  • オペレーションZ(新潮文庫)

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    日本の財政破綻対策として国家予算半減、と大胆なプロジェクトを掲げる総理、財務官僚の奮闘を描く話。
    真山仁さんの本らしく参考文献がめちゃくちゃ多く、日本財政破綻という難しいテーマを詳しく描いている。他の作品同様、本作も今まで興味を向けたことのなかった財政破綻というテーマについて学んでみたいと思うきっかけをもらえた。

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    2022年08月21日
  • 当確師 十二歳の革命

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    当確師・聖達磨の元に、総理大臣をその座から引きずり下ろすため、選挙区で落として欲しいというとんでもない依頼が。総理には選挙区内の湖に、日米共同で研究所を作ろうとしているという噂があった。「里山を守って欲しい」と少年に詰め寄られた総理は失言から窮地に陥る。この少年ならば選挙に勝てるが、もちろん少年に被選挙権はない――。

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    2022年08月12日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    ハゲタカシリーズのスピンオフ作品。
    全員嘘つきみたいな話なので、誰の事を軸に読み進めていけば良いのか迷いつつ、それなりに楽しめたが、どうもスッキリとしたカタルシスを感じられず、少しモヤモヤした読後感。

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    2022年08月07日