真山仁のレビュー一覧

  • 当確師 十二歳の革命

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    前作に比べるとだいぶ薄まってないですか?といいたくなる。読んで後悔はないけど。
    まずは敵である現総理が雑魚キャラ過ぎて緊張感がない。軽薄で安っぽい人間という表層の中に怖いものを呑んでいるのではないかと期待したがそのような片鱗も見えなかった。
    本当に怖い人物は別にいるのだけど、その人物の怖さもいまいち鮮烈でないのはなぜだろう。どんでん返しのためのどんでん返しに見えてしまって、消化不良の感。「この人の怖さにはさ、ほら、最初から言及していたでしょ?」といわんばかりのアリバイ的な弱い伏線しかなく、こいつとこいつとこいつの中から、こいつかーーー!!!という気持ちのよい裏切られ感がない。もちゃっとしている

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    2022年05月30日
  • 当確師 十二歳の革命

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    前作は当確師・聖達磨の手腕が次から次へと楽しめる感じで面白かったのですが、今回はそれがあまり描かれておらず、物足りなさを感じました。
    でも申し分なく面白かったです!ラストもちょっとしたどんでん返しがあったし、また続編があるといいな〜。

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    2022年05月28日
  • 当確師 十二歳の革命

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    設定も面白く、ミステリ仕掛けの要素もあり、メディアと市民活動と、政治の課題も描かれたエンタメとして成立している。
    が、前半、其々の立場で視点人物をかえて、其々の正義、心情を描いてスタートしたのが、後半は視点人物が絞り込まれてしまって少し平面化してしまったのが残念。上下巻くらいにして、もっと物語の厚みをまして、登場人物達の葛藤と挫折を描き切ってほしかった。そこに最後に残る微かな希望を提示して欲しかった。

    同じテーマの別の作品もあるようなので、読んでみたい。

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    2022年05月22日
  • プライド

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    起承転結ではなく、日常をただ切り取ったのでもなく、人間のプライドの部分をさらりと描き出してる印象。初めて読むタイプの小説で、これをおもしろいと感じたことに大人になったなと思った

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    2022年05月03日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    ハゲタカシリーズ本編第四弾。
    アメリカが舞台。
    FBIが出てきたり、大統領の名前がちらついたりしてハゲタカらしい大胆なプロジェクトが動き出す。
    オバマ&マケインが争っている話等、
    ちょこちょこ史実と同じ話も絡めて描かれており、
    面白いなと思った。

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    2022年04月14日
  • 新装版 ハゲタカ2(上)

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    第一弾から数年後の話。
    第一弾の主要人物、アランの死からストーリーが始まる。
    相変わらず読みやすいストーリーだが、
    第一弾と比べ鷲津の悩む心理描写が細かく描かれ、
    人間味がかかれている。
    下巻も楽しみ。

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    2022年03月31日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    読みやすかった。
    続編も上巻を読んだ後すぐに入手してしまった。
    ドラマは1話で断念してしまったが、
    原作は読破できそうです。

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    2022年03月26日
  • プリンス

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    秘密警察が国の体制に異を唱える知識人達を抹殺する様な専制腐敗国家を、民主主義国家に変えるべく、暗殺された大統領候補の息子と日本人の大学生が苦闘しながらも成し遂げて行く物語。
    映画の様な早い場面展開で、楽しめました。

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    2022年03月26日
  • 海は見えるか

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    『そして、星の輝く夜がくる』に続く第二弾。

    東日本大震災から一年以上が経過した被災地で、応援教師として赴任した小野寺は、この地で子供たちの普通の生活を取り戻すために奮闘を続ける。

    前作から時間が経ってかなり忘れていました。
    今作では、小野寺の力みと思い込みが強く感じられて、もう一つ共感しづらかった。

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    2022年01月20日
  • 神域 下

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    真山さんの小説は相変わらず面白い。
    医療小説と経済小説のちょっとどっちつかずな所もありましたが、痴呆というテーマの本はあまり読んだ事が無いので面白かった。

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    2022年01月10日
  • オペレーションZ(新潮文庫)

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    リアリティはなし。詰め込みすぎて展開が急すぎるし、現場感なし。最初からドラマ化を狙ってるあざとさが見え隠れする。

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    2021年12月18日
  • レッドゾーン(上)

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    自動車業界買収を舞台に中国の闇が現れる。感想は下巻後に述べるがアランが亡くなった事情も分かるだろう。

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    2021年12月17日
  • タイムズ 「未来の分岐点」をどう生きるか

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    このコロナ禍の出来事が総括できて、問題は継続しているものの少し状況を見ることで混乱していた頭や心が少し落ち着いた気がした。

    そして、著者の小説への想いを再認識し、これからも1ファンとして応援したい。

    ”だから、私は小説で訴える・・・「最悪」を抜き取り、物語をひねり出す・・・”

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    2021年12月07日
  • そして、星の輝く夜がくる

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    東日本大震災後の東北地方の小学校に赴任した若き教師を軸にした6編の短編連作。
    その中の1編「忘れないで」は考えさせられた。
    若き教師は阪神大震災を体験しているのだが、その慰霊祭に出席しようとしているのを知った母親たちが彼に託した「忘れないで」と言う気持ち。そして1枚のポスター。
    「忘れないで」と言うのは特定の人に向けてではない、という事に対しての違和感。
    その違和感はどこから来たのだろうか。

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    2021年12月05日
  • オペレーションZ(新潮文庫)

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    コロナ禍以前に書かれた話。
    財政危機だから国家予算半減しようって話。岸田首相はこういう感じで危機感を持つ財務官僚に洗脳され動かされているのだろう。この小説の主人公も元財務官僚なんで。地方自治体あたりの話には共感。盛田みたいな代々財務官僚家系は実際に結構いるんだろう。

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    2021年11月23日
  • 神域 下

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    この手の医療小説はSFより面白い。誰も悪い奴はいないのでできればもう少し当人たちの主義主張がぶつかり合う様子が欲しかったなぁ...

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    2021年11月15日
  • マグマ

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    地熱発電を中心に動き回る、投資銀行での出世争いや企業買収、政治絡みの利権争い、そうした泥臭いところまで描かれた本作。

    地熱発電の仕組みやその意義、一方で普及の難しさも理解ができ、また電力という人間にとって今や必要不可欠なエネルギーにまつわる様々な利権についても、全てではないものの記載がされており勉強になった。

    電力は太陽光以外、水蒸気がタービンを動かすことで発電するという仕組みが共通している。火力や原子力、地熱、風力、いずれもエネルギーの始点は異なるものの、水蒸気がタービンを動かしている。

    個人的には黒木亮と似ている作風ながら、端々の表現において、黒木亮の方が好きなため、個人的嗜好により

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    2021年10月18日
  • タイムズ 「未来の分岐点」をどう生きるか

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    いつのまにか終わってしまった五輪。ホントに誰の為?私も含めて誰も判断出来なかっただけ。「コロナ」「タワマン」「働き方改革」なるほどと思う指摘なのに刺さらないのは何故?「危うい正しさの跋扈もまた監視されるべき権力」「批判する前に行動を!」日本はどこに向かうんだろう?

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    2021年09月29日
  • タイムズ 「未来の分岐点」をどう生きるか

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    「安全保障としての公衆衛生」は良かった。まあ全体的に普通。真山氏はやはり小説で勝負してほしい。書き方が上から目線の評論でノンフィクションや評論に向いていない。

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    2021年09月25日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    上巻が非常に面白かったのですぐに読んだ。結論から言うと少し劣ると思う。
    消化不良に感じる点がいくつかあった。

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    2021年09月20日