真山仁のレビュー一覧

  • 虚像の砦

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    テレビ局の2人のディレクターを主人公として、テレビ局という組織を描く。監督する総務省や政治家も入り、物語は複雑さを増す。中東での日本人拉致を通じた日本政府の世論操作、粉飾や赤字を避けるために、憲法で規定された表現の自由を破る上層部。腐敗した局内部を描く。

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    2015年03月18日
  • プライド

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    プライドをテーマに数話の短編集。大筋のテーマは農業・畜産といったものである。短編のためストーリー展開が早く、すぐ読める。

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    2015年03月10日
  • 新装版 ハゲタカ2(上)

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    企業の購入と売却を生業とするハゲタカファンドの話。2-上の鈴紡(モデルはカネボウ)は、繊維企業でありながら化粧品事業のみで稼いでいた。
    ハゲタカは化粧品事業の買取りを進めるが、政府の機構によって同社は完全買収され、惜敗する。

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    2015年02月14日
  • ダブルギアリング 連鎖破綻

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    真山仁の隠れデビュー作。破綻の危機に瀕した大手生命保険の生き残りをかけ、各務・中根といった中堅職員達が走り廻る。彼らは冷静で優秀なエリートでありながら、それぞれの人生にそれぞれの背景を持ち、清和生命という会社に強い拘りを持って、働いている。その姿は熱い。
    ストーリー構成は真山仁らしく、キャラクターの特徴、人間味を上手く描きながらテンポよく展開していき、切れがいい。社長の高村の、経営者としての腰を据えた姿勢が印象的。

    真山仁持ち味の「引き込む」文章はこの頃から抜群。だが、最後の結末への展開が余りにあっさりで、せっかくの盛り上がりが今ひとつ昇華しきれない印象。ということで☆3つ。

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    2015年01月05日
  • コラプティオ

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    ・あらすじ
    潔癖な政治家参謀の話
    ・かんそう
    今の時代に読むべきだ。主人公にうずうずする。もうやめればっていいたくなる。

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    2014年12月08日
  • ベイジン(下)

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    ネタバレ

    面白い、読む手が止まらない。中国オリンピックの開幕にあわせて稼働した世界最大の原子力発電所。しかし、そこで事故が起きる。そして、それに立ち向かう人々、面白いんだよ、面白いんだけど、結末が。。。。仕方がないのかもしれないけど。フィクションなんで、それを書かずにどうするの?という思いがある。

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    2014年04月20日
  • プライド

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    社会問題をテーマにした短編。農業や養蚕業のこととか、普段あまり考えない業界のことについて、考えさせられる。もっと社会に目を向けねば。

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    2013年11月28日
  • プライド

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    確信犯的に期限切れ食材を使った菓子職人の胸中に迫る表題作、変人官僚が事業仕分けと対決する「一俵の重み」。社会問題の真相と、現場の人々の一筋縄ではいかない思いに光を当てる。逆境を支えるのがプライドなら、人を狂わせるのもまたプライド。現代を生き抜くために、絶対に譲れないものは何か。深層心理まで描きこんだ極上フィクション六編と新収録掌編「歴史的瞬間」。

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    2013年07月12日
  • 虚像の砦

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    『普段から親交の厚い人間に極秘情報を囁かれると、迷いもなく特ダネにしてしまう。そんな時には、情報発信者の意図も見えなくなる。親しい人が自分だけに教えてくれたのだ。情報の信憑性を疑ったりするなんて考えられない。さらに特ダネを手にした興奮が、すべてを凌駕してしまう。』

    政府筋から情報をつかんだ円山。民放ディレクターの風見は注意を促す。報道には葛藤や規制が付きまとう。
    政治家、官僚、メディアの互いの牽制は興味を惹いた。

    ゴシップ記事を鵜呑みにする俺は、既に踊らされている。。。

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    2013年05月29日
  • ベイジン(下)

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    中国で原子力発電所を設立するまで様々な障害を乗り越えていく中で生まれる日本人技術顧問と中国人責任者。
    しかし汚職はびこる地方行政の影響で、原発の環境は著しく悪くなり、ついに。
    2008年に書かれたこの本。あたかもフクシマの原発事故を見たかのように生々しく事故が書かれていく。

    事故が起こって、どのようになっていくか・・・
    というところで終わってしまい、物足りなさを感じた。

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    2013年05月25日
  • 地熱が日本を救う

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    原発事故のあと、太陽光や風力発電に脚光があたる一方、そういえば地熱発電は置き去りにされています。

     発電に使う、熱水だまりが多く存在するのは国立公園、国定公園内が多く開発に制限があること、隣接する温泉地から「温泉が枯渇するのではないか」ということで反対が多いことが開発が進まない原因とされています。

     スゴイ、と思ったのは国内ではこの10年間新規の地熱発電所建設がないにもかかわらず日本の地熱発電技術は世界トップレベルでシェア7割を占める、という点。こんなところにも日本のすぐれた技術があるのですね。発電機器と掘削技術(調査、評価段階から)の組み合わせで信頼を得ているそうです。

     注目したいの

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    2013年05月02日
  • 地熱が日本を救う

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    地熱のポテンシャルの解説書。

    日本の発電量約9500億Kwhに対し、地熱資源量は、2347万Kw。フル活用すれば、約二割を担保できる可能性がある。

    ただし、現状は資源量の約1.5%しか活用されていない。

    太陽光や風力と違って天候に左右されないし、国定公園問題や温泉街との抵触が解消すれば、かなり普及しそうだ。

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    2013年04月29日
  • ベイジン(下)

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    ネタバレ

    3.11を経験したいま、
    物語後半の紅陽核電のSBO(Station Black Out)は、
    FUKUSHIMAを思い起こさせます。
    怖い。

    でもねぇ、そういう終わり方ですが。
    「希望」を浮かび上がらせようという手法なんですかね?
    私は、最後までキッチリとして欲しかった。

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    2013年04月17日
  • プライド

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    投資ファンド「ハゲタカ」や地熱発電「マグマ」、原発「ベイジン」など時事性のある題材を、ある意味予言性を持って世に送り出している真山仁の短編集。
    政治ショーの「事業仕分け」と対決する変人農水官僚。消費期限切れ牛乳使用問題、農薬によるミツバチ失踪事件など、多くが「農」にかかわる短編集。特に事業仕分けの「一票の重み」★★★★はキャラも立ってキレがよく真山節、短編ではもったいなく、是非長編として出してもらいたい。

    短編としてう~んというのもある。「暴言大臣」だけはちょっと意味不明。やはり真山仁は長編がいい。

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    2013年04月08日
  • 地熱が日本を救う

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    地熱発電について熱く語った1冊です.読み物としての完成度はやや?かも知れませんが,平易で読みやすいと思います.「地熱発電」というのは,面白いキーワードだと思いますが,如何でしょうか?

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    2013年04月04日
  • 地熱が日本を救う

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    震災から2年を期して出た、のであろう本。同じ著者の小説「マグマ」で、地熱発電の面白さや可能性、問題点がわかったような気がしていましたが、そのおさらい的に。著者はその後も地熱の普及を熱心に訴えていたそうで(僕もそれで知ることになったのですが)、そして、風は吹いてきたのでは、と。地熱だって反対する人は出るし、どんな発電所だって大規模なものは交付金やらで利権が絡む、のだけど、太陽に直ちに依存しない自然エネルギー、という点(砕けて言うと雨の日も無風の日も使える)では、やっぱり大きな可能性があると思います。タイトルは仰々しくて、あんまり好きではないけれど、こりゃあイケるのではと思うんだよねえ。

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    2013年03月11日
  • ベイジン(下)

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    燃え上がる五輪、原発、そして中国。人は国家と組織を乗り越えられるのか。最後まで希望を捨てずに生きようとした先に見えたものとは-? 現代の暗部を容赦なく抉る社会派エンターテインメント驚愕の結末。

    中盤以降は怒涛のストーリー展開を見せる。ただ物語の面白さと裏腹に人物の描写が希薄になっていった。特に主人公のはずのひとり、中国人女性の存在感の薄さが際立った。結末も物足りなかったのも残念だった。
    (C)


    2012年の読書もこれで終わり。121冊読んでA評価は9冊、B評価で★5つが6冊でした。

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    2012年12月28日
  • 虚像の砦

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    テレビ局・政治家・官僚による情報操作、感情誘導、管制報道。報道の役割、バラエティの意味、メディアの正義とは問いかけている。両面から中立で描こうとしているが、記者出身だろうか、メディアの暴力に少し甘い気がする。

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    2013年09月24日
  • ベイジン(下)

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     下巻では中国の巨大原発が電源喪失してメルトダウンの危機に陥ります。
     
     福島原発でもこんなことが起きていたのだろうかと怖くなる描写が多々あります。 
     というかメルトスルーしてしまっただから、これよりひどい状況に追い込まれているのですが…

     最後は尻切れとんぼみたいに終わりますが、これ以上書いてもという気持ちがどこか作者の中にもあったのではないでしょうか。
     
     これ以上の最悪の事態は当時はほとんどフィクションの世界だったのかなと思います。
     
     現実にこれ以上のひどい状況にある福島原発の被害は怖すぎて想像もできません。

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    2017年08月15日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

    購入済み

    残念

    この作品のどこがハゲタカシリーズなのか?!登場人物だけが重なっているだけ。つまらない作品をシリーズとして発刊するのは如何なものでしょう?!

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    2019年05月20日