真山仁のレビュー一覧

  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    8月-1。3.5点。
    ある製菓メーカーの買収でライバルと熾烈な買収合戦へ。
    その後、栃木の老舗ホテルを巡っても戦いが。

    面白い。スピード感あり、モデル企業が目に浮かぶためストーリーが入りやすい。次作も期待。

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    2020年08月03日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    7月-27。3.5点。
    ハゲタカシリーズ第一弾。ニューヨークのファンド出身の主人公。日本でビジネス開始。
    バブル破綻~山一・北拓破綻~ファンドビジネスと、実在モデルをなぞりながら、独自のストーリー。
    あっという間に読んだ。面白い。下巻も期待。

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    2020年08月03日
  • 海は見えるか

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    前作の続きだから読んだ。
    翌年の小野寺はまだ遠間にいた。
    だけど、無気力なクラス、大樹やみなみなど大切な人を失ったこども、医者不足と海岸の防波堤。どれも問題があまりすっきり解決しないまま一冊が終わってしまった感じがする。
    小野寺の負の面が出てきたな、と思った辺りで一年が終わる。うーん。消化不良。

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    2020年07月16日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    鷲津・芝野・貴子がそれぞれの立場で金融業界、企業を渡り歩いているストーリー。
    経済・金融用語に疎いので理解が難しい面もあるが、3人が今後どう絡んでいくのか楽しみである

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    2020年07月15日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    ネタバレ

    鷲津の過去が明らかになり、芝野や貴子のこれからに新たな展開を予想される結末。
    次作でミカドホテルは再生しているのか、鷲津・芝野はどんな仕事をしているのか楽しみでもある。
    鷲津がヒーローなのかヒールなのか話の展開によって変わってくるのも楽しめる要因

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    2020年07月15日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    ネタバレ

    最初はミカドホテルを守るためにVS将陽明になるのかと思いきや、後半であっさりミカドホテルの権利は貴子に戻り、彼女はヴィーナスグループの社長にまで上り詰める。
    下巻の後半は血生臭い展開になり、企業買収や再生ストーリーに似合わないハードな展開で美麗もまた記憶喪失となってしまう。
    今後『ハゲタカ』シリーズが続く中でキーポイントになるのか否か・・・個人的には熱海の金色屋の再生ストーリーも読みたかった

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    2020年07月15日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    ネタバレ

    松平貴子が主役のストーリー。誰が味方で、誰が敵なのかまだ分からず、下巻でアランが死んだ本当の理由、美麗との関わりがどう展開していくのか楽しみ。
    余談ではあるがドラマ版で貴子役を演じていた女優が適役だった。色々ありドラマの続編はないであろうなのが残念

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    2020年07月15日
  • 黙示

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    文庫本じゃなかったんですが…
    これ2013年の本ですけど、今GMOってどういう扱いになってるんでしたっけ?
    日本の食料の自給率、さして上がっていない気もしますが…。
    何が出来るのか自分には。

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    2020年07月11日
  • 神域 上

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    著者の読み物としては、少しライトな感じ。
    医療カテゴリとしては、もう少し難しそうでもいいのではと思いつつ、社会・政治物でなくミステリー小説なら、まあいいのか?
    後半の展開に期待したところ・・・

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    2020年07月09日
  • オペレーションZ(新潮文庫)

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    題材と展開は○。しかしラストがかなり残念。終わった感が全くない。社会へのアンチテーゼとして上梓するのなら独自の結論を訴えかけないと趣旨をなさない。スパイや芸能人政治家などを軽く見過ぎな感も強い

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    2020年06月29日
  • レッドゾーン(下)

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    自己実現欲求を満たした投資家は他己実現に移る様子がわかりやすく描写されていました。金がいくらあっても満たされないんだろうと。

    中国人の成長の仕方は見習うべきことが多々あると思いました。具体的には、躊躇せず行動する点、成功している型を真似る点。

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    2020年07月06日
  • オペレーションZ(新潮文庫)

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    正直、オモロない。人がやたら出てくるし、名前覚えられへん。
    それでも、ブルや准教授はワクワクするような人物で描写もよろしい。
    物語の最後はシュルシュルとなり、つまらんかったわ。

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    2020年05月10日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    もう少し激しい攻防を期待したが、いい子すぎる感がある。上巻に比べて展開がおとなしくなった。ハゲタカファンドという負債処理にもかかわらずバブル後の企業再生ドラマをかっこよくまとめすぎ。

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    2020年05月10日
  • バラ色の未来

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    ネタバレ

     今年(2020年)の初めの議員逮捕で、またぞろ世間の耳目を集めたカジノ法案(総合型リゾート/IR整備促進法)。候補地のどこに出来るかまだ未定ながら、例えば大阪にしても、開業は2024年とかなので、なかば忘却の彼方だったけど、そんな事件もあっての今、興味深く読むことができた。
     真山仁作品は『マグマ』に次いで二作目。経済誌の連載の『ハゲタカ』あたりは読んでいたけど、途中でFade outしてしまい結末はしらないが、どの作品も、緻密な取材を重ねた、多岐にわたる情報量に圧倒される感があるのが著者の特徴か。さすが元新聞記者。

     その著者が、IRにまつわる経済小説に、新聞記者の活躍という物語を交錯さ

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    2020年04月28日
  • オペレーションZ(新潮文庫)

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    怖い。
    あまり政治に興味がない
    そのことの無責任さが痛感させられました。

    それにしても、
    政治もマスコミも不健全です。

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    2020年03月19日
  • 雨に泣いてる

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    ミステリーとしては面白く読みました。ただ、震災を題材にするのは時期尚早な感じがします。
    解説にあった「日本は自然災害が起こる割合、頻度が他の国と較べて格段に高い」に妙に納得してしまいました。

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    2020年02月15日
  • 雨に泣いてる

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    東日本大震災を扱った著者の作品を読むのは、これで3作目。「ハゲタカ」で有名な作家さんだが、私はほとんど震災関係の作品しか読んでいない。
    今作も他の本の後ろにあった作品紹介で知った。
    ただ「そして、星の輝く夜が来る」「海が見えるか」の震災の絶望から希望を描いた作品の印象が強かったため、今作の震災にミステリーを絡めた手法には、読み終わっても抵抗とか違和感しか感じなかった。
    阪神・淡路大震災で少女の救出劇の記事を書いた後、その少女が亡くなってしまったことで、トラウマを抱える新聞記者の大嶽。東日本大震災が発生し、彼はトラウマを克服するべく、志願して被災地へ向かう。彼の担当は宮城県。しかし、大嶽に命じら

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    2020年02月07日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    企業買収や再生はなく、奪還ですね。まぁこれはこれで面白かった。将陽明はさておき、美麗の結末は何とも…。

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    2019年12月14日
  • コラプティオ

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    出版年を見てから買ったので、「東日本大震災後に書かれた、現代日本の本だな」と思って読んだら、なんとその前からの連載だったとのこと。さすがは真山さん、先見眼が鋭すぎていらっしゃる、、、
    統率力のあるリーダーに、人間はついつい流されるようについていってしまうけれど、本当にそれは自分の意思なのか?と問うことの大切さ、そしてそのリーダーは、権力を手にしたことによって、当初の目標をおざなりにして、自らの私利私欲に走ってしまってはいないか?と冷静に見つめることの大切さがひしひしと伝わってきた。
    メディアの発信力も相まって、とても読み応えのある作品。

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    2019年11月25日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    「サムライたるもの、名誉に重きを置き、それをもって価値とすべき。自らが下した決断を、それらがいかに成し遂げられたか、己の真の姿を映し出す。己自身から決して逃げ隠れすることはできない」

     下巻は第二部後半、第三部、エピローグで構成される。

     鷲津たちホライゾンキャピタルの東京相愛銀行、太陽製菓の買収、芝野のえびす屋転職、松平貴子たちのミカドホテル経営の話が、足助銀行経営破綻で結びつく。
     
     外資ハゲタカファンドたちと、国内企業の戦いで、覚悟なく乱脈経営を続けてきた国内の経営者たちは、ことごとく敗れ去る。上巻以上に架空の新聞記事や週刊誌の記事の引用をふんだんに取り込むことにより、買収闘争の臨

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    2019年09月12日