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Posted by ブクログ
何ものをも恐れず権威権力をものともせず立ち向かう鷲津政彦、企業買収を絡め、宿敵とも思える人物との戦いが引き続き展開される。
「俺は悪党じゃないさ。正義の味方だ。ただ、世間の正義とおれの正義が違うだけだ」と語り、さらに「悪いか?カネには色も国も、そして民族もない。ただの金だ。それをどう使うかは、使う人間が決める。・・・世界中の金を使って、この愚かな国に思い知らせてやるのさ。本当の再生とは何かをな」と、嘯く。
深謀遠慮と権謀術数を駆使し、企業買収を繰り広げる彼を駆り立てる源泉は何なのか、その回答が最終章で明らかにされる。
上巻のプロローグでの出来事が、ここで繋がる。
ある人物に接近し執拗に追求める訳と、鷲津政彦の行動の源泉がここにあったとは。
宿敵とも位置づけられる人物に対し、「売国奴、望むところです。私の願いですよ。この国をぶっ潰すためなら、命なんて惜しくないですよ。正義のためなら死ねますから・・・」と、極めつけの言葉を言い放つ。
ハードボイルド的なストーリーと、緻密に構成されたこのシリーズ、続けて読まずにいられない。
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小説・文芸
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