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賀一華(ホーイーファ)を先鋒に、次々と仕掛けられる買収策。繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士(ホワイトナイト)」になることを求めた。圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは?(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
おもしろいわ。 でもリアル世界は、事実は小説よりも奇なりな状態になってるな。本作のラストも、今じゃあり得ないシナリオに思えて仕方ない。 あれから中国は変わった、日本は変わらなかった。鷲津のイライラそのままの状況がずっと続いている。 ルールの中で戦う日本、ルールを変えて戦うアメリカ、ルールなど端から無...続きを読む視で戦う中国。国民性は変わらないな。
ハゲタカ、ハゲタカⅡ、レッドゾーンとシリーズ3作一気読み!久々に読み返したけどやっぱり面白い。 2007〜2008年アカマ自動車。将英龍と美麗の過去については突っ込みどころが多かったけど(そういう意味ではハゲタカ、ハゲタカⅡの方が無理が無くて面白かった)、金融知識ゼロの人間を虜にする怒涛の展開、素晴...続きを読むらしい!読むのにエネルギー使うので続きは間をおこう。
(上下巻合わせてのレビューです。) 真山さん最新の文庫本。 実は文庫化が待ちきれなくて、 映画まで見に行った作品(しかも一人で)。 予想通りというか期待通り、文句なしの★5つです。 日本の架空の自動車メーカー(アカマ自動車)をめぐる 主人公ゴールデンイーグルと中国ファンドの大買収合戦劇。 中国と...続きを読むいう国家の大きさや複雑さが物語に表現されていて、 今まで以上のスケールの物語になっています。 ハゲタカシリーズもこれで3作目。 もう続編はないのかなぁ。。 なかなかこれまで以上の作品を出すのは難しいですが、 真山さんには頑張ってもらいたいなぁ。。 (なんて、思っていたら、続編が次々に出ているようです。楽しみ!)
中国人の登場人物の名前をしっかり覚えてつながりを理解しながら読まないと苦しい…けど、行きつ戻りつしながら読み切りました。最後の最後までスリリングで楽しい作品でした。
【感想】 上巻同様、最高に面白かった!! 中国の交渉術の鮮やかさや余裕、したたかさは、読んでいて本当に畏敬の念を覚える。(中国人の皆が皆そうではないだろうが。) 作中の一部分を抜粋。 「だが、日本は隣国でありながら、常にこの国を蔑ろにし続けている。 おまけに、アメリカ一辺倒をやめるべきだと薄々気づ...続きを読むきながら、一向に変わる様子はない。 そのツケをいつか払わされるだろう。」 上巻の感想欄にも書いた、中国を卑下している日本人のこの目線は改めないといけない。 アメリカ一辺倒どころか、今の日本人は本当に鎖国状態になっているからなぁ・・・ 話は少し逸れたが、、、 1作品として本当に面白かった!! 中国人の登場人物が見せる不気味さ、それに振り回されつつラストシーンでちゃっかりとオチをつけたアカマの室長の老獪さ、アランの因縁終着など、「レッドソーン」は本当に最高の作品だ。 【あらすじ】 この国に、守る価値が本当にあるのか? 賀一華(ホーイーファ)を先鋒に、次々と仕掛けられる買収策。 繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士(ホワイトナイト)」になることを求めた。 圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは? 大人気シリーズ第3作。 【引用】 p9 「副社長、外部の人間に坊ちゃんと呼ばれて、そんな顔をするのをやめるまで、いくらでもそう呼ばせてもらいますよ。あなたは交渉のイロハであるポーカーフェイスが、まったく身についていない。」 p45 「エンジンの仕組みは、単純に言うと、シリンダーという筒の中で燃料と空気を混ぜた混合気を燃焼させ、その際に出る熱エネルギーでシリンダー内のピストンが動き、クルマが駆動するというものです。」 シリンダー内でガソリンを含んだ混合気が、圧縮・着火・燃焼した後に運動エネルギーとなる。 p122 中国は日欧米と上手に距離を取りながら、新興のロシアやインド、さらにはアフリカなどとの関係も強化している。 彼らは国として生き残るためのありとあらゆる術を駆使しているように、鷲津には思える。 だが、日本は隣国でありながら、常にこの国を蔑ろにし続けている。 おまけに、アメリカ一辺倒をやめるべきだと薄々気づきながら、一向に変わる様子はない。 そのツケをいつか払わされるだろう。 p284 「CIC相手にTOBをまともにやり合えば、勝ち目はありません。」 「CICの怖さは、経済的合理性を無視した投資を行う点にあります。通常のファンドであれば、買収に際して世界中から資金を調達するのが一般的です。要するに、欲しいからといって湯水のように資金を使えるわけではありません。」 「ところが、CICにはそんなルールがありません。確実に手に入るなら、CICは金額を惜しみません。」 「極論を言えばCICの使命は、中国が保有するドルを無駄遣いすることです。なぜなら、下手に大きな利益を上げれば、外貨準備高を増やしてしまうからです。そんなことが続けば、世界中から人民元切り上げの圧力が高まります。それを避けるためには、利益を出してはいけないんです。」 「どうせ捨てる金なら有効に使え。そういう恐ろしいミッションを、CICは課せられているんです。」 p386 「サム。俺が何を訊きたいか、分かってるだろ。」 「正直言って、私には中国人が理解できません。彼らは日本人よりむしろ欧米人に似ている気もします。しかし、似て非なる部分が多すぎます。」 「つまり、知れば知るほど、連中は不可解極まるという意味だな。」 p410 「人生は後悔の連続だ。それで潰れている暇はないんだ。いいか、英龍、家訓に一つ足しておけ。憎しみからは何も生まれない、とな。アランの復讐なんてしない。アランは女の誘惑に負けて命を落とした。それだけだ。」
ハゲタカ第三弾。プライベートエクイティファンドSAMURAIベンチャーキャピタルを立ち上げた鷲津と日本の象徴的企業であるアカマ自動車をめぐる買収劇。そこには中国の赤い魔の手が・・・・
2016.5.14 最後の大内の言葉に会社とはどうあるべきか?が集約されてると思う。誰かから必要とされていれば、その会社は存続すると。 頭の体操になりました。
テーマが 『愛国心』となっているところに、 ポイントがあるのかな。 企業や金融が グローバル化した現代で、 自分の原点がどこにあるのか ということをあらためて考える。 引退したアルが アメリカを守るために立ち上がる というのが、 最後の場面での重要な展開となっている。 中国の問題は アメリカがかかわ...続きを読むらない限り 展開しないのだね。 中国のありあまった資金をどうつかうのか? ということだが、中国は もっとやるべきことがあるだろう。 空気汚染や環境汚染、貧富の格差是正など、 有効な使い道はいくらでもあるはずだが アメリカの金融手法の土俵に乗って、富を得る ということ自体が 腐っているのかもしれない。 アカマ自動車に対する 評価がとても高すぎる ような気もした。 企業のシステム,開発力、企業の総合力など。 企業防衛に右往左往する。保阪が クールでスマート。 古屋の剛毅さ。大内の原則をはっきりし、ぶれない。優れている。 防衛産業への認定をしてもらおうとするのは,悪あがきだね。 その道は やはり自滅の道のような気がする。 あいかわらず 鷲津のディールの手腕は、人脈も豊富であるが どう切り抜けるかと言う 発想を創造するだけでも、すごいね。 サムのサポートは 調査能力だけでなく 次を読む力がある。 ホワイトナイトになってからの 活躍ぶりは、目を見張る。 しかし,あまりそれが 上等の手段であるのかよくわからない。 企業の買収という仕事は 覚悟が できていないと 勝ち負けではなく 生きるか死ぬかという選択であることは確かだ。
レッドゾーン上巻に続き下巻も読みましたが内容は面白かったのですがやはり、中国人の名前が覚えらえず苦戦・・・でも、また読んでみたい自分がいる
上巻に引き続き、次々に仕掛けられる買収策。 中国ファンドの巧妙な手口に追い詰められたアカマ自動車に対し、今ひとつ乗り気でない鷲津が繰り出す手は・・・。 中国、アメリカ、日本を股に掛けた国際的な買収劇に発達し、目が離せなくなる。 熾烈な買収劇の一方で、閑話休題的に綴られる東大阪市の中小企業マジテックを...続きを読む巡る話。 浪速のエジソンの異名をとる社長が急死し、会社の継続に暗雲が漂い始めたが、事業再生家の芝野が加わり、再生の展望が開ける。『ハゲタカ4.5スパイラル』で、彼らが主役となるそうで、是非読んでみたい。
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