真山仁のレビュー一覧

  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    アメリカ資本主義に対する鷲津の嫌悪感とバブル崩壊時に買い叩かれた日本の銀行の嫌悪感が、アメリカを表徴する企業を買収したという内容で、そのきっかけはリーマンショック

    資本を増やすために資本を使うのが資本主義だとすると、それは投資銀行だけに限らず、労働力という資本を取引している労働者だって資本主義の中にいることになる。
    決して、あっちにいる強欲な人たちの話では終わらない。

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    2019年07月31日
  • ハゲタカ4・5 スパイラル

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    録画したドラマ見終わりました。
    『スパイラル~町工場の奇跡~』小説原作の実写化。
    倒産危機に陥った下町の工場を、一人の企業再生家が立て直す!
    出演:玉木宏、貫地谷しほり、戸塚純貴、國村隼

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    2019年06月15日
  • アディオス! ジャパン 日本はなぜ凋落したのか

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    「アディオス!ジャパン 日本はなぜ凋落したのか」一読あれ。


    ジャーナリズムが信用できない社会は闇だ。なんと言っても、まずはこのメッセージだろう。皆が頷くことは間違いなく、我々はそんな信用できない社会にいるのだ、と思い出される。


    本書は、真山仁が、震災被災地や沖縄、阪神工業地帯など国内外を歩き、独自の視点で日本の危機的状況の原因を探りつつ生き残る術を提起し、纏めたものである。興味深い視点でありながら、ジャーナリズムあるあるの、文体に押し付け・論理破綻がだらだらある、と言うのが然程無いのが有り難い。ちゃんとフラットな視点で語ること、それだけでなく、個人の意見や示唆を入れること、が成されてい

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    2019年05月27日
  • レッドゾーン(上)

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    後編に続くための、前フリ話で特に面白いってわけじゃないが、
    後編をワクワクさせるような期待感の詰まったお話。
    じっと我慢して読みましょう。

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    2019年04月06日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    ネタバレ

    ハゲタカシリーズのスピンオフ。

    時期的には、レッドゾーンの少し前のストーリー。

    ミカドグループの松平貴子とアランの恋人 美麗が主人公。鷲津は上巻には登場しなかった。

    スピンオフのためか、企業買収のハラハラ感はあまり感じない。
    少し物足りない感じ

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    2019年03月06日
  • ダブルギアリング 連鎖破綻

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    ネタバレ

    真山仁のデビュー作でやや荒削りな気がした。
    登場人物が多く、銀行、保険会社、政府の関係性も複雑で、理解するのに頭をつかったが、当時の雰囲気がつかめてまあおもしろかった。
    登場人物も実際にいる人をもじっていて、小説全体からリアリティを感じられた。

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    2019年01月27日
  • 売国

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    日本は本当に独立国と言えるのか、という真山さんの伝えたいメッセージは感じ取れたが、物語としてはまあまあ
    どうしてもハゲタカシリーズと比較してしまい、それと比べると、、、となってしまう

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    2019年01月17日
  • マグマ

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    3.11以降の原発停止、地震による大停電を体験したわりにエネルギー問題への認識がいかに浅かったかを本書により痛感した。
    ハゲタカシリーズのような爽快感はないけど、問題提起作品としてはとても上質だなぁと思いました。

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    2019年01月13日
  • アディオス! ジャパン 日本はなぜ凋落したのか

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    もう少し鋭い切り口を期待していたが、いまひとつ。ただ、「韓国では、なんでも国民は大統領のせいにする」など、おしろい指摘もいくつかあった。

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    2018年12月23日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    読書日数 25日

    ハゲタカ(上)の続編

    日本の、腐りきった経済システムに立ち向かって行く男の物語の後編。

    まあ、話の内容が実はあまり入ってこなかったというのが正直な感想。

    ちょっと、自分には書きぶりが合わなかった。

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    2018年11月02日
  • ハゲタカ4・5 スパイラル

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    可もなく不可もなく

    なんだかあまり盛り上がらないまま終わって拍子抜けした。
    ハゲタカシリーズはいつも「えーどうなっちゃうのー」と思いながら読むのに、そうならなかった。

    慣れちゃったのかな?

    職場がある東大阪が舞台だけどまだ細かい地名とか全然覚えてないからそれほど親近感湧かなかった笑

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    2018年10月25日
  • ハゲタカ4・5 スパイラル

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    今月の3冊目。今年の26冊目。

    ハーディよりかは楽しく読めました。が、やはり番外編感が否めない。重厚さが欠けるなーと思いました。

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    2018年10月09日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    今月の2冊目。今年の25冊目。

    番外編の下巻。まあ物語のツナギでやはり本編ではない。読めば、本編の足しにはなるけれでも、無理して読むもんでもないなと思いました。

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    2018年10月08日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    今月の1冊目。今年の24冊目。

    番外編ということです。本編のような重厚金融ストーリーはないです!本当に番外編という感じです。

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    2018年10月08日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    読書日数 25日

    テレビドラマの原作本

    外資のファンド会社で、会社の再生、これを通しての日本の再生を目論む主人公と、それを取り巻く日本経済の闇とそれに群がる人間、そんな中でも、少しでも日本経済の発展を願い、日々健闘する人間達か織り成す人間ドラマ。

    ちょっと説明チックな文章が多いのと、ドラマを見てからの読書であったせいか、かなりギャップがあり、かなり読みにくかった。

    最後の方になると、まあまあストーリーが入るようになってきたが、それは仕方のない事。

    上巻なので、下巻もちゃんと読むことにする。

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    2018年10月02日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    ハゲタカのスピンオフ作品。
    ミカドホテルの松平貴子が主人公。
    とは言え、アランの死にもつながる話。
    下巻が楽しみ。

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    2018年07月22日
  • マグマ

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    外資系ファンドの野上妙子は、地熱発電を運営する会社の再建を任される。地熱発電に命をかける老研究者、それを政争に利用する政治家、欧米からの執拗な圧力など、さまざまな思惑が交錯する中で、地熱ビジネスは成功するのか-

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    2018年06月17日
  • レッドゾーン(下)

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    賀一華を先鋒に、次々と仕掛けられる策。繰り出される揺さぶりに翻弄され、追いつめられたアカマ自動車は、最後の手段として、ハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士」になることを求めた。圧倒的な資金力を誇る中国に乗るか、旧態依然とした日本を守るのか、鷲津が繰り出した一手とは?

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    2018年06月17日
  • レッドゾーン(上)

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    莫大な外貨準備高を元手に、中国が国家ファンド(CIC)を立ち上げた。若き買収王・賀一華は日本最大の自動車メーカー・アカマ自動車を標的にする。さらに鷲津政彦を誘い出す。「一緒に日本を買い叩きませんか」。日本に絶望した男はどう動くのか。産業界の中枢に狙いをつけた史上最大の買収劇が始まった。

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    2018年06月17日
  • 新装版 ハゲタカ2(下)

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    鈴紡の次に、鷲津が狙いをつけたのは、巨大電機メーカー・曙電機だった。曙は買収阻止と再建の切り札として芝野を頼る。再び相対する二人。攻める鷲津、守る芝野、さらにアメリカの有力ファンドも買収に参入し、事態は混沌としていく。企業買収を舞台に、壮大なスケールで描いた話題作。

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    2018年06月17日