真山仁のレビュー一覧

  • 虚像の砦

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    小説は人生で数冊くらいしか読んだ記憶がないけど、
    これはすごく面白かった。

    映像化されたのを見てみたいけど、
    さすがに無理だわな。

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    2012年10月08日
  • プライド

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    経済やエネルギー問題をテーマに小説を書いてきた著者が、日本の農業・食・医療の課題等を突きつけた作品群。それぞれ短編なので、読みやすく、物足りない点もありますが、良いです。

    「一俵の重み」は仕分け作業のくだらなさとあわせて読み応えがあります。

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    2013年10月01日
  • 虚像の砦

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    報道のディレクター風見、バラエティのプロデューサー黒岩の二人を主人公として、某TV局(と言いながら、あそこだな、と露骨なんですが^^;)を舞台に展開するストーリー。昔実際にあった、中東でのボランティア日本人誘拐事件をモデルとして話が進む場面も。面白かった。すでに会社をリタイヤした自分としては、池井戸さんの描く銀行マンといい、この作品が描くTV局スタッフといい、自分の仕事に熱意をもって臨んでいるサラリーマンの姿にほろ苦いものを感じる。

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    2012年08月27日
  • TV版ハゲタカ「日本を買い叩け!」編

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    TV版のノベライズ…。

    軽~く書かれているので…、
    『ハゲタカ』初心者の方には、ちょうどいいでしょう…。

    もちろんっ、
    劇場版の予復習としても、必読ですっ…。

    劇場版が、楽しみです…。

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    2011年10月26日
  • レッドゾーン(下)

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     映画を先に見てしまいましたが、映画はだいぶはしょっていて、難しいところは簡単な設定にしてしまっているので、やっぱり原作のほうが面白いです。
     
     中国を相手にしたから今度は中東のオイルマネーだ!と勝手に次回作を期待しています。

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    2017年08月15日
  • レッドゾーン(上)

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     マツダがモデルと思われる自動車会社を謎の中国資本のファンドが買収しようとする話です。
     今回はハゲタカこと鷲津くんはホワイトナイトに徹してマツダ(らしき会社)を救おうとあれやこれやの手を打ちます。
     どんどんスケールが大きくなってきて、もう次回作は書けなくなるんじゃないか思います。今回はあまり芝野くんが活躍しません。アランの死の謎もいらないんじゃないでしょうか。
     

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    2017年08月15日
  • ベイジン(上)

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     北京五輪の開幕に合わせて、超巨大原発を稼働させて、中国の威信を世界に示そうと言う計画のもとに、日本人技術者、中国人技術者、政治家、官僚などの利害が絡み合いながらストーリーが展開していきます。
     
     ハゲタカほど面白くはありませんが、それなりに面白いです。

     日本でさえあんな原発事故が起きたのに、中国が原発をつくったらどれだけ危険なんだと怖いくなる本です。
     
     たぶん中国人が読んだら怒りだすか、もっともだと納得するかのどちらかです。

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    2017年08月15日
  • レッドゾーン(上)

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    中国の資金に翻弄される日本のモノ作りメーカーの戦いと苦悩、およびそれに絡む主人公「ハゲタカ」の活躍を描いているようだ。
    仕事熱心な人々のホットでスピーディーな行動力が、元気付けのビタミンとして効く。

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    2018年10月14日
  • 売国

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    冨永検事シリーズ第一弾。
    3か星4かの微妙なラインだが、厳し目の星3で。

    前半は少女遺棄事件の裁判で、遺体が見つからない中での公判のストーリー。
    冨永検事が勝ち筋がない中で、何とかして容疑者の自供を元に遺体の在り処を探し出そうとする。
    これ、とても面白い内容だっただけに、あっさり終わってしまって消化不良。

    後半は、その実直な功績が認められ、東京地検特捜部に異動した内容。

    幼馴染の近藤左門の意味深なメッセージや巨悪とされる橘氏との絡みなど、読み応えのある内容。
    ただ、ところどころ挟まれる宇宙開発、ロケット開発の内容はストーリーの流れを断ち切ってくるので、ここが星3つの原因。

    後半の急展開

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    2025年11月28日
  • 玉三郎の「風を得て」

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    ネタバレ

    玉三郎の「風を得て」

    著者:真山仁
    発行:2025年9月30日
    文藝春秋
    初出:
    第1部 『秘すれば花――玉三郎の言葉』(改題) 「文學界」2023年11月号~2024年5月号、9~11月号
    第2部 『その風を得て 玉三郎かく語りき』(改題) 「文藝春秋」2019年6月号~2020年8月号
    終章 『板東玉三郎「司馬遼太郎さんが教えてくれたこと」』 「文藝春秋」2020年10月号

    人間国宝なのに、その生い立ちを知っている人はとても少ない(少なかった)。僕も知らなかった。70年代のはじめ頃、中学の音楽の授業で玉三郎の話を聞いた記憶がある。その時点で既に大変な有名人になっていて、尊敬される存在に

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    2025年11月25日
  • 玉三郎の「風を得て」

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    国宝で注目中の歌舞伎。しかし、歌舞伎がよくわからない人でも知っているだろう坂東玉三郎さん、の生い立ち、美のひみつがよくわかり面白かった。
    実のお母さんの心意気が素晴らしい

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    2025年11月19日
  • ダブルギアリング 連鎖破綻

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    生保関連の用語やスキームがよくわからないのもあって、いまいち話が頭にはいってこない。
    中根、各務の関係も何となく希薄な感じが。
    デビュー作ということなのでこの辺りは物足りなさがあったかな。

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    2025年11月11日
  • 墜落

    購入済み

    接点が不明?

    墜落と殺人事件との接点が最後まで良く分からなかった。沖縄での事故と事件ではあるが、戦闘機の不具合と児童虐待とどう関連付けられるのか·····

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    2025年11月10日
  • 玉三郎の「風を得て」

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    作者と坂東玉三郎の長年の付き合いから、玉三郎の生い立ちから半生を描いた作品。玉三郎がポリオにかかっていなかったら?玉三郎が挫折しなかったからこそ成し得た成功の秘話。通常、歌舞伎の道は親子に引き継がれて行くが、玉三郎のように外部からきて、守屋の目に留まり、芸の道に進むのは珍しい事である。

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    2025年10月30日
  • アラート

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    ネタバレ

    3.5

    米軍基地の完全撤退、北朝鮮のミサイル発射により被害者発生など日本の安全保障を色々と考えさせられる内容だった。

    都倉響子が話のメインになってからは読みやすかったがそれまでは何か散漫になって読みづらかった。
    日本国家を愛し日本のために命を削る姿は高市総裁とちょっとダブった。

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    2025年10月18日
  • 売国

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    宇宙と東京地検特捜部の政治汚職捜査の話だが、途中までそれぞれが完全に分断されつながりが分からず、最後も尻切れのように終わっている印象でいま一つの本でした。それぞれが面白そうなテーマだったので残念。

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    2025年10月17日
  • レインメーカー

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    正直、法律とか医療用語とか政治とか、全然わからん。でも視点がパラパラ変わりながら書かれているから、スラスラと読み進められた。

    大人って汚いのね! 闇深いのね! でもそれぞれ可哀想! っていう、この本の感想としては偏差値低めの言葉しか出てこないけど、そう思った。

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    2025年10月16日
  • そして、星の輝く夜がくる

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    震災って難しい。
    基本僕にとっては他人事だったなぁ。
    でも他人事だからこそ色々大変なことが起きる。
    想像もしていませんでした。

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    2025年10月15日
  • 疑う力

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    「ハゲタカ」などで知られる作家のモットーである「正しいを疑う」視点で、大学生との対話などを通じて「見聞きした話を疑い、自分自身で考える」ことを啓蒙する本。

    その力を磨くためにミステリーを読むのが良いという視点は面白い。代表例としてアガサ・クリスティを推している。数々のミスリードを招く場面は人の持つ先入観を巧みに利用して設定されており、合っているかどうかは別としても考える力、考えさせれれるアタマを作るのに有効だそうだ。

    全体的な啓蒙としては良いが、政治経済などについて筆者の考えに言及していることも多い。それは浅はかに読むと陰謀論者が飛びついてきそうなものだ。これも「疑う力」を身につけるための

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    2025年10月04日
  • プライド

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    一俵の重みとミツバチが消えた夏が好きです。
    プライドが邪魔をするという言葉があるように、
    良い方にも悪い方にも作用するのだと感じました。

    「菓子はな、想い出なんだ。」
    「どれくらいの犠牲に堪えられるのか。」

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    2025年09月18日