真山仁のレビュー一覧

  • プライド

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    ネタバレ

    農業問題に切り込んだ短編小説の集合体。昨日も、ラジオで、農薬とミツバチの関係についてのコメントがありました。都会=不健康、農村=健康は全くの間違い。地方ほど、物が言えない風習が残っている(偏見かな)。
    農村≒農薬、これが人体にどれだけの悪影響があるか。しかし、閉鎖社会。。必要悪は、いつかはただの悪になる。談合同様。

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    2013年03月28日
  • 地熱が日本を救う

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    再生可能エネルギー特措法によって注目を浴びた地熱発電

    再生可能エネルギーの中でも天候等に左右されることなく、開発時からのCO2排出量も全発電の中でも格段に低い

    しかし、その発電に適した土地の8割が国定公園内に分布していたこと、地元温泉組合からの反対(温泉が枯渇した事例はなく、地元への手回しによっては良好な関係を築き、発電後の温水を利用した温泉施設も可能)が普及を阻んでいた

    近年国定公園内の開発制限が緩和され、温泉地を抱える自治体での積極的な参入も紹介

    「CO2が出ない」「仕方ない」で動かしている原子力発電、前者については開発時及び排水時の温室効果が指摘され、後者についても原料のウランの

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    2013年03月27日
  • プライド

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    真山仁の新作の文庫化。バブル以降の日本経済を外資ファンドの視点から浮き彫りにした「ハゲタカ」はボクにとってビジネス小説のバイブルのようなもので何度も読み返した。その後、中国、エネルギー問題、マスメディアなどを題材にした問題作を次々に発表しているが最新作はなんとタブーに近い農業政策問題に切り込んでる。米、農薬、養蜂、養蚕などを題材に真山作品では珍しい短編集。農業分野は以前から関心をもっていたのでとても興味深い内容。この短編集がプロローグとなって最新刊の「黙示」に続くという例によって壮大な構成になっている。

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    2013年03月26日
  • プライド

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    ネタバレ

    仕事に対するプライドや矜持を描いた6編の短編集。

    時事問題を扱って簡潔に描かれているので、わかりやすい内容となっています。
    「この登場人物って、もしかしてあの人がモデル?」とかクスっとくる場面も多々ありました。

    すっきりと終わる話ばかりではないのですが、
    それが却ってその後をいろいろと想像させ、面白かったです。

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    2013年03月18日
  • 虚像の砦

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    ネタバレ

    イラクのNGO人質事件をモデルにした人質事件の報道、「笑い」ビジネス、テレビ局と権力、総務省の許認可権を描いた小説。「ハゲタカ」や「ベイジン」もそうですが、この著者はオチに近づくと、やや強引な展開になる傾向あり。まあ面白いからいいですが。

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    2013年03月03日
  • 虚像の砦

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    やはり真山さんの本はおもしろい。
    知的好奇心をくすぐるんだよなー。知識というより世の中の一端を知れるというか。

    テレビというメディアに焦点を当てて、その中でも報道とバラエティを取り上げて題材にしてる。
    一時、自分も報道をやりたいと思った時期があったからすごい興味持って読めた。

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    2012年12月30日
  • 虚像の砦

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    報道、エンタメ番組のディレクターが、それぞれ気骨を持って撮影、番組制作を進めて行く前に立ちはだかる組織、官僚、政治の壁、壁、壁。

    しかし、グレーなやり方も含めつつ突破していく様がリアルに描かれる。

    内容はフィクションであるが、実事件に近いものを取り扱っており、それも含め多大な臨場感がある。

    真山氏が取り扱う登場人物は、気骨のある人物が多く、読んでいて気持ちが良い。他方で、組織の論理を取り込み、立ち回っていくのでぶっとんだノンフィクション感もない。
    仕事本として新卒などに読ませて感想を聞いてみたい。

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    2012年12月07日
  • ベイジン(下)

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    やっぱり真山仁はよい。上巻はいつも以上に背景を認識するのに時間がかかった。多分中国人の名前を頭に入れるのに苦労したから。★5にしなかったのは、ラストが途中で終わっていたから。このあとを勝手に想像せよというのは、ちょっと乱暴じゃないですか?
    それにしても、本書も震災の前に書いていたというのは、なんだろ、予言者かも。ただ、震災の影響で今後書きづらくなるような。そこは素人考えでプロはうまく現実を小説に取り入れるのを期待しちゃいます!
    しっかり続きを書いてください!!!

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    2012年11月28日
  • 虚像の砦

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    as isとかto beとかで語れる組織。でも人にはそれが必ずしも適用しない。結局、矜持とかモラルとかはas isの延長線上にあり、必ずしも夢=to beではない。
    金銭的に成功する、社会的地位を持つ、世界を平和にするとか、世の中は目標を持っている人を賛辞するような風潮があるけれど、畳の上で死にたいとかも同じくらいの価値があって良いと思う。
    現実的なのか、理想的なのか、青臭いのか、泥臭いのか、熱いのか、クールなのかは皆人それぞれで、大仰にいう必要も無いし、聞く必要も無い。何度も出てくる「自己責任」という言葉は、自分の行動に自分で責任を取れるか、責任を自覚して行動に移せるのかが問われているのだと

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    2012年10月22日
  • 虚像の砦

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    小説は人生で数冊くらいしか読んだ記憶がないけど、
    これはすごく面白かった。

    映像化されたのを見てみたいけど、
    さすがに無理だわな。

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    2012年10月08日
  • プライド

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    経済やエネルギー問題をテーマに小説を書いてきた著者が、日本の農業・食・医療の課題等を突きつけた作品群。それぞれ短編なので、読みやすく、物足りない点もありますが、良いです。

    「一俵の重み」は仕分け作業のくだらなさとあわせて読み応えがあります。

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    2013年10月01日
  • TV版ハゲタカ「日本を買い叩け!」編

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    TV版のノベライズ…。

    軽~く書かれているので…、
    『ハゲタカ』初心者の方には、ちょうどいいでしょう…。

    もちろんっ、
    劇場版の予復習としても、必読ですっ…。

    劇場版が、楽しみです…。

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    2011年10月26日
  • レッドゾーン(下)

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     映画を先に見てしまいましたが、映画はだいぶはしょっていて、難しいところは簡単な設定にしてしまっているので、やっぱり原作のほうが面白いです。
     
     中国を相手にしたから今度は中東のオイルマネーだ!と勝手に次回作を期待しています。

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    2017年08月15日
  • レッドゾーン(上)

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     マツダがモデルと思われる自動車会社を謎の中国資本のファンドが買収しようとする話です。
     今回はハゲタカこと鷲津くんはホワイトナイトに徹してマツダ(らしき会社)を救おうとあれやこれやの手を打ちます。
     どんどんスケールが大きくなってきて、もう次回作は書けなくなるんじゃないか思います。今回はあまり芝野くんが活躍しません。アランの死の謎もいらないんじゃないでしょうか。
     

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    2017年08月15日
  • ベイジン(上)

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     北京五輪の開幕に合わせて、超巨大原発を稼働させて、中国の威信を世界に示そうと言う計画のもとに、日本人技術者、中国人技術者、政治家、官僚などの利害が絡み合いながらストーリーが展開していきます。
     
     ハゲタカほど面白くはありませんが、それなりに面白いです。

     日本でさえあんな原発事故が起きたのに、中国が原発をつくったらどれだけ危険なんだと怖いくなる本です。
     
     たぶん中国人が読んだら怒りだすか、もっともだと納得するかのどちらかです。

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    2017年08月15日
  • レッドゾーン(上)

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    中国の資金に翻弄される日本のモノ作りメーカーの戦いと苦悩、およびそれに絡む主人公「ハゲタカ」の活躍を描いているようだ。
    仕事熱心な人々のホットでスピーディーな行動力が、元気付けのビタミンとして効く。

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    2018年10月14日
  • “正しい”を疑え!

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    世間で広く言われることをそのまま鵜呑みにせず、自分で考えて行動せよ、と。

    著者が推薦するように、アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」を読んで、誰が嘘を言っているのか、誰が犯人なのか、よく考えながら読んでみよう。

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    2026年01月01日
  • 売国

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    途中まで、二つのストーリーの接点が全然わかりませんでした。どう繋がっていくのかも全く読めませんでした。
    途中からストーリーの全貌が見え始めて、そこから話は急速に進んでいくので、一気に読み切りました。
    全体的に良かったのですが、最終的にいくつかの謎を残したままなので、その辺が気になってしまいました。

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    2025年12月24日
  • ここにいるよ

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    能登半島地震の被害と、そこからの復興を描いた小説に、良いとか悪いとかは言えないだろう。
    元教師の小野寺は、阪神淡路地震、東日本大地震を体験し、そして能登半島地震をも現地で巻き込まれていく。
    震災復興への考え方の違いや、震災後の人々の取り組み方など、読者には「震災を忘れて欲しくない」というメッセージが伝わる。
    現実に起こった災害の小説、以上でも以下でもなかった。

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    2025年12月24日
  • タングル

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    2025/11/11第1刷発行

    2022/11に刊行された単行本を元に、加筆、改稿して
    文庫化されたもの。

    シンガポールを舞台に、量子コンピーターの開発を行う
    日本人研究者たちの話。

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    2025年12月10日