真山仁のレビュー一覧

  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    ネタバレ

    経済・金融に若干興味が出てきたころに買った一冊。なかなかボリュームもあり、専門用語もちらほら出てくるので読むリズムを掴むまで少し時間がかかったが、読み進めていくにつれて引き込まれていくのを感じた。投資ファンド・不良債権・バルクセールなどなど専門用語は調べながら読んでおり的確に物語の内容をつかみきれているかわからないが金融ビジネスも「先見の明」をもっているだけでは支配しきれず、ヒトの心を掴み、他人の評価や自分の立ち位置を把握してこそ上手くいくものだと感じた。また、フィクションではあるけれど日本政府と銀行の腐った体制やバブル期の企業の在り方、その後の失敗について、なんだかやけにリアルな感じがして怖く思えた。(その時代、自分は生まれて間もないころなので真実は全く知らないが。)
    物語も鷲津、芝野、松平貴子を軸に様々な視点で描かれておりどの人物についても興味深い人柄で下巻ではこれらの人物がどのように関わっていくのかとても楽しみ。

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    2016年12月13日
  • ベイジン(上)

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    東日本大震災以前の作品と思うとゾクッとする。
    原発に関しての思いを深くした。

    諦めや絶望からは何も生まれない、希望は努力して奪い取るもの。

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    2016年11月17日
  • レッドゾーン(下)

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    前2作よりは無双感がない。なんかうまく立ち回って落としどころを作ったという話。
    アランの死の真相はわかったのはよかった。
    ホテルの経営者の女は出てこなかった、今後再登場あるのか?
    4作目に期待。

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    2016年10月28日
  • 売国

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    国を売る ことの定義が 曖昧なことが、もったいない。
    グローバル化のなかで 『国を守る。国を愛する』ということも
    その 意味が 不鮮明となっている。
    『国破れて正義あり。正義ありて国よみがえる』
    この本のテーマは 国よりも 正義にあるのだ。

    人類のため という大きな課題があり、多くの科学技術は
    その国のために開発されるわけではない。
    日本人が開発したから、日本国のものだ という論理が成り立たない。
    インスタントラーメン、カラオケは 確かに 日本人が開発したのだが、
    それは 世界中で つくられ、使用されている。
    中国人が 漢字と紙を開発したのに、日本は特許料を払っていない
    などと 暴論を吐く 中国人もいる。

    ソ連が崩壊することで、宇宙技術は中国に流れ、
    中国は 宇宙に有人飛行までするようになった。

    特捜部というのは、不思議な存在だ。
    政治家の不正を暴き、逮捕することができると言うシステムが
    日本にあることは、いいことかもしれない。
    徹底して、不正を許さないが きちんとした証拠がなければ、
    罰することはできない という 富永真一。
    クールな検事で、京都の和菓子老舗のボンボンである。

    あかねちゃん事件にたいしての富永検事の活躍は 目を見張る。
    死体なき犯罪の問題は 『死体がない』ことにあるので、
    『死体』を探せばよい という 論理につながっていく。
    それで、靴についた農薬から、割り出すのである。

    近藤左門は 京都のお茶屋の老舗。富永真一と幼なじみ。
    文部省で 宇宙開発の担当をする。
    左門の失踪から、宇宙開発技術をめぐる 売国的行為が告発される。
    宇宙ロケット開発技術は 即 戦争用のミサイル技術に応用できる。

    ロケットの燃料は 固体と液体とふたつの方法がある。
    日本は、固体燃料の開発に卓越したものをもっていた。
    それが もう一方の主人公 八反田遥 の父親が 開発したことが
    知らない間に アメリカに売り渡されていたと言うことが
    暴露されるが、その犯人が 指導教授だったとは。
    どうしようもないね。
    そんな中で、日本の宇宙開発の研究所が、アメリカと合併される
    と言う話が 持ち上がってきた。
    それを仕掛けているのが、だれなのか?
    富永真一は そのことの事実を集めようとするが。
    ドンは 『橘洋平』だったが、さらに フィクサーがいた。

    ふーむ。意欲的な作品であるが、本丸まで到達しなかったのが、
    残念だ。しかし、テンポよく 読めたことは 実に楽しかった。
    真山仁 は 『日本の正義』 を追いかけようとする。
    日本が 宇宙開発する ということの 本質的な意味は?
    アカマ自動車が 取り組むということで 一区切りつけるが
    さて、その後 どうなったのか?
    続編が 欲しいところだ。

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    2016年10月25日
  • 黙示

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    ネタバレ

    日本人でいることが不安になる。
    いや、どこの国でも将来の食料安定供給の保証は無いか…。農薬、遺伝子組み換えなどを受け入れつつ、安心・安全とのバランスをいつまで保っていけるのだろう。

    自分が手塩にかけて開発してきた米を実験材料に選ぶ米野さんは、本当に研究者だなぁ。がんばれ、太郎と花子!

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    2016年08月24日
  • 虚像の砦

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    ハゲタカのドラマは見てたけど、本では作者初挑戦。
    序盤の劣勢から逆転するスッキリ爽快社会もので、気持ちよく読めて面白かった。
    独特なテレビ業界の慣習や、構造など知らない事が多かったけど上手に書いてあるため、置いてけぼりにならず、むしろ大変勉強になった。
    現実の事件と重なる部分が多く、当時の裏背景を色々想像してしまう、、、

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    2016年07月29日
  • 黙示

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    農薬・食糧危機・遺伝子組換え…これからの日本の農業政策について、食の安全についての問題提起。真山仁の取材力に感服。そういうところはアーサー・ヘイリーに似てる。

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    2016年07月19日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    サブプライムローンの影響でアメリカが不況に陥るまでの間に、裏ではいろんな人がものすごい手を使って動いていたんだということがわかり衝撃を受ける下巻。

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    2016年07月18日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    金融用語にはやっぱりスムーズにはついていけないけど、今回の内容がサブプライムローンやリーマンブラザーズ破綻のこととあって、いつも以上に興味深く読めた。

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    2016年07月17日
  • 新装版 ハゲタカ2(下)

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    前作「ハゲタカ」からスケールが大きくなっているが、引き続きエンターテインメント性があり、最後まで手が止まることなく読み終えた。

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    2016年06月25日
  • コラプティオ

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    強力なリーダーシップが今の日本には必要だ。 ただし世襲議員は不要だ。苦労を経験した痛みのわかる政治家を選べない国民が下等な国家を築く。

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    2016年06月13日
  • ベイジン(下)

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    読み応えがあったな。中国なら「そうかも」と感じてしまう、恐怖がある。とともに、いずれ日本は途上国クラスになるのかなと考えさせられた。

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    2016年06月11日
  • ベイジン(上)

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    北京オリンピック迄に世界最大の原子力発電所竣工させる指令を受けた田嶋は紅陽核電の技術顧問として中国に赴任した。そこで田嶋を待ち受けていたものは中国という巨大な闇と欲望だった。。。技術顧問として絶対の安全を追求する田嶋と国家の威信をかけて無理やりにでも原子力発電所を稼働させようとする中国政府。田嶋はこの危機をどう切り抜けるのか!?

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    2016年05月29日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    アランのことは踏ん切りが着いたのかと思ったら、めちゃくちゃこだわってる。
    珍しく楽しげに事を進める鷲津に、ワクワクします。

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    2016年05月23日
  • そして、星の輝く夜がくる

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    安心すると忘れる
    忘れないでほしい
    忘れないと生きていけない

    希望と夢は違う。希望は逆境、苦しい状況の中でもつもの。夢は無意識にもつもの。
    時代そのものが逆境に近い今、希望は社会全体にとって以前より重要性が増している。

    ぼくらは世界に対して無力さを感じることに負けてはいけない。

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    2016年05月18日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    リーマン・ブラザース社の破綻をXデーとして、市場が大混乱する中、米国人の精神的支柱とも言える企業「アメリカン・ドリーム社」の買収に向けて虎視眈々のハゲタカのお話でした。

    まぁ面白かったけど、やはりどうにも馴染めない世界のお話でした。

    (2016/4/17)

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    2016年05月05日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    久しぶりに読んだ「ハゲタカ」
    シリーズ4作目だそうで、3作目をスキップした事になるは、まぁいいか。

    舞台は2008年、リーマンショック直前の米国。

    ほとんどの日本人にとっては寝耳に水の話だったが、サブプライムローンの破綻を認識していた輩にとっては、稼ぎ時でもあったんでしょうなぁ。

    (2016/4/12)

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    2016年05月05日
  • 黙示

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    ・対立からは何も生まれない。異論がある時こそ、相手を納得させるように話すのが大事だよ
    ・物事を二極化して、対立構図で考えるのは愚行だよ。そもそも反対や否定から何にもうまれないだろ

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    2016年05月02日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    鷲巣さんが大活躍します。大森南朋の鷲巣さんが強烈すぎて、ついつい脳内置換してしまうという。資本主義社会を代表するアメリカ人を翻弄する日本人投資家。第二次世界大戦で日本が勝っていたら・・・という架空戦記と同じ匂いを感じる作品。

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    2016年05月01日
  • 新装版 ハゲタカ2(上)

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    ハゲタカシリーズ第二弾。

    まさかアラン社長が死ぬとは・・・。
    シリーズ第一弾でも出て来た飯島とか
    芝野とかもまた出て来て戦う。

    早く下巻が読みたい。

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    2016年03月25日