真山仁のレビュー一覧

  • 標的

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    手に汗握る展開に一気に読んでしまいました。
    政治って怖い。
    目的ありきの手段のはずが
    いつのまにか手段が暴走する。

    怖い、怖い。。

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    2019年12月24日
  • ハゲタカ4・5 スパイラル

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    【きっかけ・目的】
    平成30年秋にハゲタカがテレビ朝日で制作放映された。NHK版とは違う演出だったがこれはこれで面白いと思った。
    その影響で久しぶりに真山仁の著作をしかもハゲタカシリーズを読みたくなった。
    平成最後の夏から始まる物語は失われた30年という日本経済の闇にフォーカスをあてて始まる。

    長過ぎず短すぎず。そんな感じで手に取った。

    【感想】
    面白かった。東大阪を舞台に中小零細企業の様を生生しく描いている。日本の中小企業の技術力について描写しているが経営と運転資金の問題が浮き彫りにもなって勉強にもなる。知財等と軽く言うがそんな軽々しいものではないと「なにわのエジソン」をおって行くうちに

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    2019年09月18日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    経済版の大河ドラマ読んでる感じ。
    フィクションなんだけど、リーマンショックってこんな感じで起きたんだーって、なる。

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    2019年08月08日
  • ダブルギアリング 連鎖破綻

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    読み進んでいくうちにだんだんわかってきたような気がするんだけど、今ひとつ十分に理解できたとは言えないので、きっともう一度読み直すことでしょう。

    真山仁さんの作品に浸り切っていくと、なんだか経済通のような気分になるから不思議です。実際には何にもわかっちゃいないだろうけれど、わかったような気になれるだけでもなかなか楽しいものです。

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    2019年08月05日
  • コラプティオ

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    カリスマ総理と言われる総理大臣に仕える官邸秘書官が活躍する話。
    アフリカの国のウランを採掘する権利、原発事故、大手電機メーカーの国有化など、色々とリアルさを感じさせながらドキドキしながら楽しめました。
    一方で、新聞記者のタイヘンさも垣間見ることができ、秘書官ともどもたいへんな仕事だと感じました。

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    2019年08月02日
  • マグマ

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    地熱発電の勉強のために読んでみた。
    真山仁の本も初めて。
    高木任三郎風の人が出てきたりして、面白い。

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    2019年07月31日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    面白い。
    バルブ処理を聞かなくなった。当時を思い出す。日本が、世界が変わった激動の時代だったと思わされる。
    そういえば、ハゲタカと言われた外資系の影響結果を知らないな。なんせ、日本の企業だけでは成り立たない時代になった。

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    2019年04月06日
  • レッドゾーン(下)

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    面白い面白い。
    反撃戦がじわじわと始まり、窮地に陥ってラストは....。
    というサヨナラホームラン、水戸黄門ストーリーなお話。
    日本人ですから、水戸黄門ライクなものは大歓迎ですね。

    そんな都合のいい展開あるかよー....と思いつつも
    久々に我を忘れて1日で読破。食い入りました。
    やっぱ物語はこうでなくちゃ。

    芝野さんの話、いらなくね?

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    2019年04月07日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    ネタバレ

    上巻の流れをそのままに、とても面白く最後まで読めた。

    負けに見せかけて勝負に勝つ、アメリカンドリームの実質オーナーになった鷲津。

    サミュエルストラスバーグは手配されたが、黒幕は大統領だった、最後のシーンは痛快。

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    2019年03月18日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    ネタバレ

    ハゲタカシリーズ第4弾

    リーマンショックがモチーフというか、もろにそれか。

    サブプライムローン問題の最中に、トーマスエジソンが設立したというアメリカンドリーム社(GEは本編にも出てきているが、アメリカンドリーム社は架空?)を鷲津率いるサムライキャピタルが手中に収めようとたくらむ。

    しかし、政権にも影響力があるアメリカの大物投資家 ストラスバーグが横やりをれてくる。

    上巻のなかでは一番面白い。

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    2019年03月13日
  • 黙示

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    作者らしく、農薬メーカ、養蜂家、反対団体などを丁寧に取材したのだろう。作者が伝えたかったのは、次世代の子供たちに、安全で適切な価格の食品をどう残していけるか、という解答と選択を迫られてる事実だ。その為には、安全の定義が必要になろう。少なくとも特定の巨大企業や政治団体だけでは答えは歪ませられるであろう。小説自体は、まだまだ作者の得意分野ではない、と感じた。ただ、伝えなければ行けない、という強い課題認識を感じた。自分の残り人生のテーマの一つにしたいな。

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    2019年03月06日
  • レッドゾーン(下)

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    ネタバレ

    面白かった。

    ハゲタカシリーズ三作目ですが、今のところ一番面白い。

    鷲津の全てを丸く納める手腕は凄まじい。

    この作品の映画版を先に観ていたが、結末も流れも異なる。映画版を見直したくなった。

    そして最後の付録にあった、池上彰との対談も面白く、アメリカの保護主義を予言しているような会話もあり、トランプは生まれるべくして生まれたのだなぁと思った。

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    2019年02月26日
  • レッドゾーン(上)

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    ネタバレ

    日本の代表的な企業でもあるアカマ自動車が、中国の賀一華が率いるファンドからTOBを受ける。

    それはアカマの精神的支柱の赤間周平元社長が亡くなった2日後のことだった。

    賀は謎に包まれている人物である。

    鷲津はどうやって動くのか?

    柴野は曙を辞任し、中小企業マジテックの社長に就任している。

    上巻では、鷲津と芝野の絡みはないが?

    またアランの死の謎にせまっている?

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    2019年02月26日
  • マグマ

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    地熱発電と原発の問題に関する話。
    これが、311前に書かれていると知り、驚く。
    311前にも原発問題がきちんと提起されていて、感心した。
    ただ、小説のようにうまく事は進まないよなーと思いながらも、エネルギー問題を考える一助になった。

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    2019年02月17日
  • 新装版 ハゲタカ2(下)

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    ネタバレ

    面白かった。
    シャインはキヤノン、曙電機は東芝かな?

    上巻での鈴紡買収を政府に邪魔された鷲津は、ホライズンキャピタルを辞めさせられ、曙電機買収で、政府へのリベンジを果たす。

    アランの死については謎を残す形で、続くようだ。

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    2019年02月10日
  • マグマ

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    今さらながら読みました。著者の取材力がすごい。原子力に代わる地熱発電を実現させるために努力する人々にロマンを感じました。ドラマ版も評価が高いようなので、映像でも見てみたい。

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    2019年02月06日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    ネタバレ

    *上下巻共に感想の内容は同じ。

    *上下巻共に感想の内容は同じ。

    鷲津政彦は投資ファンドの社長としてニューヨークから日本へ。
    ライバル会社との対立、買収企業関係者からは憎しみを受けつつも次々と企業買収を成功させてゆく。
    そんな中、明らかになる鷲津の過去、そして、彼が“ハゲタカ”と呼ばれる世界へ飛び込むことを決意した理由が明らかに。

    *****

    ドラマDVDの裏にあるあらすじを読むまでにチェックしたりしていましたが、全然ストーリーが違うみたい。
    企業買収というテーマ?と主人公と主要人物の名前(それも一部)だけ使った感じでしょうか。
    ドラマも本も両方ヒットしているので、ベツモノとしてアリ、な

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    2019年01月31日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    ネタバレ

    *上下巻共に感想の内容は同じ。

    鷲津政彦は投資ファンドの社長としてニューヨークから日本へ。
    ライバル会社との対立、買収企業関係者からは憎しみを受けつつも次々と企業買収を成功させてゆく。
    そんな中、明らかになる鷲津の過去、そして、彼が“ハゲタカ”と呼ばれる世界へ飛び込むことを決意した理由が明らかに。

    *****

    ドラマDVDの裏にあるあらすじを読むまでにチェックしたりしていましたが、全然ストーリーが違うみたい。
    企業買収というテーマ?と主人公と主要人物の名前(それも一部)だけ使った感じでしょうか。
    ドラマも本も両方ヒットしているので、ベツモノとしてアリ、なんでしょうね。
    ドラマはまだ観たこ

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    2019年01月31日
  • プライド

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    事業仕分け問題、医療ミス、食品偽装、そして農業問題をテーマにした短編集。

    特に農業についての話が興味深かった。

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    2019年01月29日
  • 黙示

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    すごい。
    この一言に尽きます。
    そして、私は、本当に無知だと実感させられました。
    巻末の参考文献の多さ、豊富さには、度肝を抜かされました。内容の濃さからして、相当調べてはおられるのだろうとは思っていましたが、まさかシェパードの飼い方まで参考文献があるとは。。。

    蜜蜂を殺すかもしれないネオニコチノイド系農薬、「ピンポイント」が誤って人に対して散布された。一時、命が危ない人までも居た散布事件で、農薬に対して批判が集まる。
    果たして、農薬は危険なのだろうか?
    それに対して、農水省では、植物工場やGMOを推進するプロジェクトを始めようと企んでる人たちがいた。
    私たちが、生きる上で欠かすことのできない

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    2019年01月14日