真山仁のレビュー一覧

  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    気にはなっていたハゲタカシリーズ!
    経営・経済のことはからっきしですので、正直分からないことだらけではありましたが、物語が面白くって読む手が止まりませんでした。ミカドホテル・えびすやはこの後果たしてどうなる??鷲津はどう絡んでくる?!気になる点だらけです。
    では早速下巻を読み始めます。

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    2024年10月19日
  • マグマ

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    経済小説をテーマにした真山仁にハズレは無いと思った。
    地熱発電に焦点を当てて、ちゃんと原発の功罪を伝えているのはとてもわかり易かった。

    震災前に出版されているところが先見の明があってすごい。

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    2024年10月18日
  • ロッキード

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    小学生の時、担任が授業中断して裁判の中継を見たのを何となく覚えている。
    担任が事件の概要を黒板に書いてたかな。さっぱりわからんかったけど。

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    2024年09月26日
  • そして、星の輝く夜がくる

    購入済み

    消化不良か

    良著だと思うのだが、作中の両震災とは多少関わりがある身としては、テーマを散らさず一つのテーマで結末までをしっかり描いた方が良かったのではないかと思った。

    #共感する

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    2024年09月24日
  • トリガー 下

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    真山さんの作品読むと、日本もこのくらいキレるインテリジェンスが本当にいたら、嬉しいなぁと思う。してやられない、きっちり他国を出し抜く日本であってほしいなぁ。

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    2024年09月08日
  • プリンス

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    希少燃料資源が発見されたという東南アジアの架空の国=メコン共和国で、その利権を巡って英国と米国との思惑がせめぎ合う過酷な国際政治を描き出した政治小説。
    独裁国家のメコンで民主化に向けた大統領選が予定されるが、民主化の希望の星=候補者ジミー・オハラが帰国するや射殺される。
    彼の息子ピーターも、日本の大学で意気投合した犬養渉とともにメコンへ。
    英国、米国の諜報部員に、メコン国の現大統領や軍参謀本部特殊部隊長、秘密警察長官など、様々な人物が入り乱れ、誰が味方で誰が敵か、混迷をつげる情勢の中で渉とピーターの運命は。
    権威主義国家メコンの荒廃とともに、民主主義国家の暗部をも焙り出す。
    「あんたら欧米列強

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    2024年09月03日
  • 海は見えるか

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    阪神淡路大震災で妻子を失った教師が、東日本大震災の応援教師に。子どもの思いに寄り添う熱い姿はかっこよかった。
    自衛隊の過酷さ、PTSDの苦しさ、故郷を離れる決断、防波堤か原風景か…。遠すぎる復興の中で、生き抜く勇気を登場人物から感じる作品だった。

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    2024年08月31日
  • レインメーカー

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    さすが真山仁。
    医療過誤についての話。
    医療従事者よりも全ての弁護士に読んで欲しい。
    裁判と戦国の城はなるほどと思った。

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    2024年08月26日
  • コラプティオ

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    途上国の政治なんて、こんなもんなんだろうなと感じた。
    権力者が力を持ちすぎることに対する警鐘を鳴らしている。
    登場人物は多いものの、それぞれのキャラクターがしっかりしており、このあたりはさすがだと思う。

    白石妻だけはちょっと自己中心的過ぎたかな。

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    2024年08月08日
  • 当確師 正義の御旗

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    総裁選を軸に、欲に塗れた議員達の駆引きや派閥組織の裏事情、22年前の事件を洗い出す新聞記者の矜持、執念をリアルに描いた作品。政治家への期待要素がゼロなのも現実的。

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    2024年08月02日
  • 海は見えるか

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    真山仁さんの作品。
    神戸の阪神・淡路大震災で妻子を失った教師・小野寺は、今度は東日本大震災に。
    子供達の未来のために、奮闘する姿に...
    人生とは、生きるとは、、、いろいろ考えさせられます。

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    2024年07月28日
  • コラプティオ

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    圧倒的な求心力で、多く支持を集める総理大臣の宮藤。宮藤に心酔し、政治学者から宮藤の政策秘書の立場に着く白石。暁光新聞の記者として、政権の闇をスクープで暴こうとする白石の同窓生神林。
    主に白石と神林の視点を、交代させながら、強大な権力を持つことの危うさを描いた政治小説。

    久しぶりに、鉛を飲み込んだかのようなドッシリと重たさを感じさせてくれる小説。
    登場人物が少ないので、現実的な政治小説というわけではなく、2人の若者の成長と正義感を描いた物語,という方が正解かも。

    タイトルの意味が最後に書かれているので、最終ページは最後に見ることをお勧めします(笑)

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    2024年07月25日
  • 神域

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    アルツハイマー病の治療薬となる再生細胞をめぐる医療サスペンス。真山仁作品らしい造詣の深さと読み易さを兼ね備えた作品。物語を読み進めるほどにどんどん面白くなっていった。

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    2024年07月24日
  • 地熱が日本を救う

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    私も地熱発電は有効なエネルギー問題の解決方法だと思う。ただし、候補地の多くが北定公園の中にあり、現実問題として新規の地熱発電所建設することは非常に難しい。こういった問題解決するのは政治の力だと思う。

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    2024年07月21日
  • 海は見えるか

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    『そして、星の輝く夜がくる』に続いて読んだ。

    小野寺の生徒に寄り添う力や心がけに尊敬する。そうした小野寺の描写の中で、生徒の力になれなかったことを悔やんでいる場面があったが、相手にとって相談できるか否か、話し出せるかどうかはその人の心がけとか云々ではなく、立場の違いとか受け止められる器とか、雰囲気だと思う。
    だから、気がついて声をかけられたかどうかとか、相手に相談してもらえたかどうかを指針にすると苦しいと思うし、それにこだわると気持ちがすれ違ってしまうだろうなと思った。

    被災者がどんな経験、思いをしたかは私は想像できない。自分がボランティアをしている中でも、相手の気持ちのほんの一握りも掴め

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    2024年07月16日
  • 当確師 正義の御旗

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    シリーズ3作。当確師と呼ばれる選挙コンサルタント聖達磨が、与党の次期総裁選。参謀を務めるのは友人根津ではなく新時代のリーダーと目される本多さやか外相だった…。結局落選師というオチでなるほど。個人的には、国際的謀略も絡むストーリー展開はこのシリーズとしてはどうなのか?と感じる。このシリーズはもっと泥臭くていいのに。

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    2024年07月15日
  • 神域

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    アルツハイマー病の特効薬となる細胞医薬の開発会社を舞台にしたサスペンス。患者さんやその家族の思い、研究所や投資家のエゴが絡み合う。

    P392 特効薬の特許実施権については、全米とヨーロッパの販売権を米国合弁の親会社に与える設定になっているが、それさえも折半すべきで、譲歩しすぎ。

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    2024年07月13日
  • 当確師 正義の御旗

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    なんでもありのインテリジェンスの世界。息子はどうなるのか、気になる。「皇居見下ろす最上階のレストラン」読売新聞か?大きな掃き出し窓で皇居眺め今半の肉食べてるんだもんなぁ…「事件を追えば社会が見える。社会の病巣の原因や不条理を浮かび上がらせる事で課題が鮮明になる。それこそが記者の存在理由だと思っている」なんだか…

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    2024年07月12日
  • 当確師 正義の御旗

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    ネタバレ

    オチはかなり奇天烈だったが、久々に著者作品として満足。裏の裏、また裏とテンポよく進んでいく。

    現在にリンクし、今をリアルタイムで描いているようで、新聞や雑誌のオールドメディアと政治の旧来からの関係はそのままに、敢えてネットやSNSをあまり関わらせないところに、この小説の面白さはあるのかもしれない。

    初版といえ、珍しい誤植。
    P186 北村×→北原、一瞬混乱した

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    2024年07月08日
  • レッドゾーン(上)

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    ハゲタカシリーズの中でも、1の次に面白いと思う。ただ、クライマックスで登場人物が多くなりすぎて誰がどれか分からなくなったり、やや無理やり伏線拾いにいってるのが残念。

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    2024年07月04日