真山仁のレビュー一覧
-
北京五輪開催に合わせて世界最大級の原発を稼働させようとする中国が舞台。日本人エンジニア、
密命を帯びて赴任した中国の官僚、オリンピックの記録映画を撮ることになった気鋭の映画監督
の三人の視点で物語が展開する。日本の常識が通用しない中国では、きっと多くの日本人ビジネ
スマンが苦労したに違いない。...続きを読む -
相変わらずのかっこよさ。
ゴールデンイーグルはたまりません。
しっかりとした自分のルールがあり、
それを周りに、そして自分も従い
決してブレない。
難しいことですねPosted by ブクログ -
日本の財政危機をテーマにした作品!話の展開にドキドキハラハラさせられ、とっても面白いと感じた!非常に読みやすく、さらに非常に重要なことを考えさせられる、良い作品だと思う!Posted by ブクログ
-
テンポよく読めたけど、そこまで泣けるってほどでもないな。
被災しなかったからなのかな。
主人公のキャラにちょっと引き気味。
子どもたちや周りの人々はとても良いと思う。
続編もあるのか・・・Posted by ブクログ -
滑り出しは嵐の前の静けさのように伏線が淡々と進みます。リーマンショックに向かっているのがわかっているので、ゆっくりXday に歩を進める描写に逆に不気味な印象を受けます。中盤から下巻はAD社買収劇とリーマン倒産を軸に一気に読ませます。
真山氏の圧倒的な取材力は素晴らしいと思います。
政治家、金融機関...続きを読むPosted by ブクログ -
ハゲタカシリーズのスピンオフ。
シリーズ作品のファンだからか、若しくは真山仁作品の中毒性のある魅力なのか、貪る様に読み進めてしまった。エピローグは特に最高だった。Posted by ブクログ -
リンが戻ってきた時は高揚感が止まらなかった。結局アランが死んだ理由が最後まで明かされなかったのが気になる!!!
ハゲタカシリーズは読んだら止まらないですね。Posted by ブクログ -
とても面白く読ませていただきました。以下は上巻から引っ張ってきたものですが、その言葉に痺れました。
・今や、〝真の勇気〟を持った経営者も官僚も、そして政治家も存在しなかった。
・ビジネスで失敗する最大の原因は、人だ。味方には、その人がこの闘いの主役だと思わせ、敵には、こんな相手と闘って自分は何...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の財政破綻を回避するべく立ち上がった江島内閣と、そのプロジェクトチーム、オペレーションZのメンバーたちが躍動する。
一筋縄ではいかない人間同士の政治の部分や、マスコミへの対策、与党内の分裂や、歳出半減という、そもそも困難なミッションと、問題が山積しているのに、それらを熱意で乗り越えていく主人公た...続きを読むPosted by ブクログ -
ハゲタカシリーズは経済小説のはずです…
本作は経済小説ではなく、中国国家安全部が出てくるスパイ小説の要素もありましたが、簡単に言うと将陽明が松平家(松平貴子ではなく)に恩を返す話であると思います。Posted by ブクログ