真山仁のレビュー一覧
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20151229
新聞記者の経験を活かした経済モノ、政治モノが多い印象の著書による東日本大震災を題材にした異色作品。
こんなに読みやすくて、心が暖まる作品も書けれるのかと著書の力量に驚かされた。
阪神大震災により、妻と娘を失った小学校教師が、東日本大震災で被災した小学校に赴任し、明るく、前向き...続きを読むPosted by ブクログ -
初めての経済小説です。
俗に”ハゲタカ”と呼ばれる外資系ファンドの社長・鷲津は邦銀が大量に抱える不良債権を安く買い叩きその何倍もの値段で売却したり、企業再建をして莫大な利益を得る。
良い事してますよ、彼は♪かつて(今も?)日本企業が抱えた闇を鋭く抉り、日本経済再生の為に身を粉にして働く人物達のお話で...続きを読むPosted by ブクログ -
下巻が気になる内容。素人には難しい企業買収に関する用語がたくさん出てくるが、深い意味がわからなくても読み進められる。
主人公の心理状態を読み解くのが至難のわざ。Posted by ブクログ -
下巻も一気読み。米国政府の汚職摘発から日本の首相まで登場させるスケールは、この先の展開がちょっと心配になるくらいの大きさ。全編を通して、迫力と緊迫感は一級品だった。村岡のエピソードだけはレベル感が低くないですか?Posted by ブクログ
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待望の続編。
久々に読んだけれども本当に面白い。
計算づくめの駆け引きがたまらなくかっこよいです。
金融危機。今の世の中のことをかんがえると小説とは思えません。Posted by ブクログ -
どうする、一気に読み終わったよ。すごすぎる、自分。
ドラマと違って政界方面まで足を突っ込んだ鷲津。
次作品は映画化された話なので、是非読みたい。
アランの死の謎もあるし。
週末、古本屋に行かないと。
1日1冊読んでる私、まだまだ行けるかも!Posted by ブクログ -
ドラマ、映画共に大好きで何回も見ているものの、原作未読だった。
他の作品を読んで良かったので(「ダブルギアリング」)、衝動買い。
読みながら、鷲津は大森南朋、芝野さんは柴田恭平、なんて映像を思い出しながら読んでる。
バルクセールに始まる難解な用語も、何回もドラマを見ているおかげですんなりと読めて助...続きを読むPosted by ブクログ -
バブル崩壊後、都市銀行に抱えた不良債権、そして危機に瀕した企業を買収ファンド、いわゆるハゲタカファンドが狙っていくお話。
読みやすく、なかなかおもしろい。Posted by ブクログ