真山仁のレビュー一覧

  • レッドゾーン(下)

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    中国人の登場人物の名前をしっかり覚えてつながりを理解しながら読まないと苦しい…けど、行きつ戻りつしながら読み切りました。最後の最後までスリリングで楽しい作品でした。

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    2018年12月24日
  • レッドゾーン(上)

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    鷲頭を取り込もうとする中国CICの思惑とは?中国のホリエモンは馬鹿を装った切れ者なのか、中小企業に移った柴野さんは本筋とどこで絡むのか(クリーンディーゼルってヒントは出たが)そして、鷲頭雅彦に投資が甦る!アカマ自動車の明日はどっちだ?

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    2018年11月04日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    鷲津さんは、あえて悪役に徹して、最後の解決策はさすがですね。やく10年前に起こったリーマンショックと日本の金融機関の動きが、面白かった。特に飯島さんの話は日本人としては、なるほどと思った。。

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    2018年10月11日
  • ベイジン(上)

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    「原発は我々に素晴らしい恩恵を与えてくれる。だが、人間の心に隙が生まれた瞬間、神の火は劫火に変わる」原発事故と五輪開催を通して中国という国の姿を描く本書。福島原発とほとんど同じ事故が描かれているため、中国のことだけでなく、今回の事故の本質、そして原発のあり方について深く考えさせられた価値あるサスペンス小説。

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    2018年10月10日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    リーマンショックの話が中心となる。アカマ自動車の買収合戦の終盤から物語が、展開される。アメリカン・ドリーム社の買収を巡って、ストラスバーグとの攻防が凄い。飯島さんや柴野さんも登場した。。

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    2018年10月04日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    一言面白かった。続編もあるので期待して読みたい。
    読みながら気づいたが、作中の企業は実存する企業がモデルになっていた。気づいたのは外資系だけだったが、後々ネットで調べてみると 作中の銀行、外資系金融機関、ホテルのほとんど全てが実際の企業をモデルにしていたとあって驚いた。
    1990年代からの日本の経済の道筋を勉強する本としても読む価値はあると思う。

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    2018年10月03日
  • レッドゾーン(下)

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    【感想】
    上巻同様、最高に面白かった!!
    中国の交渉術の鮮やかさや余裕、したたかさは、読んでいて本当に畏敬の念を覚える。(中国人の皆が皆そうではないだろうが。)

    作中の一部分を抜粋。
    「だが、日本は隣国でありながら、常にこの国を蔑ろにし続けている。
    おまけに、アメリカ一辺倒をやめるべきだと薄々気づきながら、一向に変わる様子はない。
    そのツケをいつか払わされるだろう。」

    上巻の感想欄にも書いた、中国を卑下している日本人のこの目線は改めないといけない。
    アメリカ一辺倒どころか、今の日本人は本当に鎖国状態になっているからなぁ・・・

    話は少し逸れたが、、、
    1作品として本当に面白かった!!
    中国

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    2018年09月21日
  • レッドゾーン(上)

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    【感想】
    学校の授業で習った内容や、普段日本人が口にする「中国」という国。
    皆がどんなイメージを抱いているかは分からないが、少し前までは個人的に卑下して見ていた感覚があった事は否めない。
    ただ、最近GDPが抜かれ、確実に巨大化が止まらない「中国」という国の不気味さや底力に、最近は畏敬の念や憧れなどを抱いている。
    (大小の差はあるとしても)国民1人1人のスペックも、日本は中国に敵わないだろうなと最近思う。

    本作品もその優秀さと不気味さは健在で、あの鷲津でさえも中国の連中の掌で踊らされているような、そんな印象を抱いた。
    単純に下品なだけでは決してなく、したたかさや損得勘定などを容赦なくできる辺り

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    2018年09月19日
  • プライド

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    『ハゲタカ』で有名な真山氏の短編集、7編。

    食品会社、医者、農家、養蚕家、養蜂家...など、様々な者たちの持つプライドとは?

    企業買収や災害対策など、テーマは、あらゆる社会問題に渡るなかで、今回は、主に農業がメインテーマ。

    農水省官僚の米野の言葉が、心に響きます。

    「土は全ての実りの礎。土が痩せていれば、まともな作物は出来ない。おまえが、身を挺して土になれ。」

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    2018年09月07日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

    購入済み

    経済の勉強

    親の仕事柄、バブルの恩恵に与ることなく、バブル崩壊をニュースで見ていた私。この本はあの時代に何が起きていたのか、内情を教えてくれます。ニュースはよく見ていたので「あれはあの時によく聞いた言葉だな、」とうなづきながら読んでいます。わざわざNHKでやったドラマを民放でまた製作するというのは、それだけ面白いのだろう、と期待して原作を購入しました。時代に呑み込まれないよう真摯に生きる人、バブルに溺れる人、バブルの底の澱の中をうまく泳ぐ人、それらを見下ろしながら、生かすべき企業は生かそうと狩りをするハゲタカ。人間模様も面白いです。

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    2018年08月25日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    【感想】
    このシリーズを、一体今まで何度読み返しただろうか。
    金融とか投資についてはまぁまぁトンチンカンな僕だが、この本はそうゆうカテゴリーではない。

    なぜ何度も読み返すのか?
    登場人物がこんなにも魅力的で、キザで素敵すぎるからなんよね。
    彼らの吐くセリフの一つ一つが洒落ているし、仕事面で有能すぎて頭がクラクラする。
    本当にカッコイイおっさん達が、この小説には居るんよね。

    本シリーズはリーマンショックあたりで今のところ終結してるけど、最近の金融業界(ビットコインなど)に関する新シリーズが始まることを強く希望しているわ。


    【引用】
    p82
    「怒らないで下さいよ、別に自棄になって言っている

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    2018年08月03日
  • 新装版 ハゲタカ2(下)

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    鷲津が鈴紡の次に狙いを定めたのは曙電機だった。
    長引く迷走から抜け出せない曙電機は再生への切り札として芝野を迎え入れる。
    曙電機を買収しようとするシャイン。その裏に控えるアメリカの強大な軍産ファンド。
    日本の首相も巻き込み壮絶な企業買収劇に立ち向かう。


    ひゃあ。壮絶!壮大!
    スケールが大き過ぎて圧巻!

    個人的には、これまでの主要キャラが終結するサムライ・キャピタルにテンションが上がった。

    アランの死の真相と、貴子さんと鷲津の微妙な関係は次回に持ち越しかな?
    とても気になるところ。

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    2018年07月16日
  • 新装版 ハゲタカ2(上)

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    1年振りに海外放浪から帰国した鷲津は、部下のアランの不可解な死を知らされる。
    鷲津はアランが追いかけていた鈴紡を買収の標的に定めた。
    一方、鈴紡は元銀行員 芝野を招聘し再生を図る。
    その裏に芝野の元上司UTB銀行頭取 飯島の思惑が潜む。


    いやぁ、内容が濃い!
    ミカドホテルの売却の話から、後半はほぼ鈴紡買収の話へ。

    飯島の存在の大きさが、ここへ来て大変不気味。

    後半に期待大!
    難しいけど面白い本だなぁ。

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    2018年07月15日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    ハゲタカ番外編。主人公はミカドホテルの創業者一族の娘であり、同ホテルを買収したリゾルテ・ドゥ・ビーナスの役員を務める松平貴子。
    ミカドホテルを取り戻すため立ち向かう貴子と暗躍する中国投資家の存在。
    やっぱりハゲタカは外しません。

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    2018年06月05日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    ハゲタカ番外編。主人公はミカドホテルの創業者一族の娘であり、同ホテルを買収したリゾルテ・ドゥ・ビーナスの役員を務める松平貴子。
    ミカドホテルを取り戻すため立ち向かう貴子と暗躍する中国投資家の存在。
    やっぱりハゲタカは外しません。

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    2018年06月05日
  • レッドゾーン(下)

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    ハゲタカ第三弾。プライベートエクイティファンドSAMURAIベンチャーキャピタルを立ち上げた鷲津と日本の象徴的企業であるアカマ自動車をめぐる買収劇。そこには中国の赤い魔の手が・・・・

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    2018年05月12日
  • レッドゾーン(上)

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    ハゲタカ第三弾。プライベートエクイティファンドSAMURAIベンチャーキャピタルを立ち上げた鷲津と日本の象徴的企業であるアカマ自動車をめぐる買収劇。そこには中国の赤い魔の手が・・・・

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    2018年05月12日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    投資ファンドのトップ鷲津政彦が主人公の企業買収ビジネスストーリー第一弾。
    作家が大学の先輩ということもあり手に取ったが、一発でハゲタカファンになりました。金融用語や経済の勉強にもなる一作です。

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    2018年05月12日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    ハゲタカ作品第四弾。今回の舞台はリーマンショック前後の鷲津率いるSAMURAI VCによるAD(アメリカドリーム社)の買収劇。今回も痛快な物語についつい夢中になり一気に読破してしまいました。

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    2018年05月04日
  • マグマ

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    レビューで「大人のファンタジー」と評されていた方がいらっしゃった。
    まさに!!
    これをファンタジーではなく現実の物となることを願う。
    エネルギー問題にはあかるくないけれども、地熱発電というものがどういったものなのか学ぶ事ができた。
    原発の真の危険性を切に訴えている。
    御室の姿が福島第一原発の収束に尽力された、故・吉田所長の姿が重なる。
    改めてご冥福をお祈りしたいと思う。

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    2018年04月24日