真山仁のレビュー一覧

  • バラ色の未来

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    かっこいい。ひたすらカッコ良い話です。
    断片的な情報を繋げてストーリーを作る編集長。
    そういうことできる人ってとても重要だと思います。

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    2019年10月31日
  • バラ色の未来

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    IRを題材に、政治と金と地方再生の渦の中で、真実を追い求める記者の姿、心の動きが しっかりと描かれています。
    どこにでもありそうで決して見えない闇に立ち向かう記者魂に感動しました。

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    2019年10月07日
  • ベイジン(上)

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    政治のことも、エネルギーのことも
    このタイミングで読むにはあまりにもリアルな内容。
    丁寧に取材して書かれたこと、
    そしてかなりのボリュームで真実も含まれているであろうことを考えると
    隣国が舞台となったフィクションとは思えません。

    人物の描写もいきいきとしていて、
    ぐいぐいと話に引き込まれます。
    壮大なテーマのドキュメンタリーのようです。

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    2019年09月26日
  • コラプティオ

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    ネタバレ

    めちゃめちゃ面白かったー!まさに現代を描き出している作品です。この作品のように、現政権も…と期待せずにはいられません。

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    2019年08月13日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    なんの知識も無いただのリーマンが読んで面白い。金融や投資は遠く離れた場所で動いている印象だったけれど、随分と近くに感じた。
    大学生の時にこの本と出会っていたら、経済学部生としてもう少し真面目に受講してただろうなー、なんて。

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    2019年08月09日
  • ハゲタカ4・5 スパイラル

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    ネタバレ

    ハゲタカシリーズのスピンオフとも言える作品。鷲津政彦はほとんど出てこないけれど、きっちりと締めるとこは閉めてくれるという、爽やかな読後感に満足しました。

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    2019年07月11日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    僕は投資家ではないのでほとんど実感なくリーマンショックを眺めていましたが、グリードを読んでいて当時の大騒動を思い出しました。創作でありながらすごくリアルで、のめり込むようにして読みました。面白かったー!ハゲタカシリーズ、これで4作目ですが、出ているだけ全部読むぞーっ!

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    2019年04月10日
  • 新装版 ハゲタカ2(下)

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    上巻の結末が知りたかっただけに、拍子抜けしたが、鷲津が徐々に自ら、そして、難敵と対峙する事で、弱さや強さを露呈していく様がビビッドに描かれて読み進んだ。何と戦い、何を正義とするか。永遠のテーマであり、自分も次元やレベルは違うが見失いたくない、企業や社会を少しでも良くする為に考え続けよう、と思った。
    ハゲタカシリーズ、まだまだ、読み進めよう。

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    2019年02月13日
  • アディオス! ジャパン 日本はなぜ凋落したのか

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    チャップリンは秘書が日本人で、5.15の時期に日本にいた。刑務所を見ればその国の水準がわかるというのが持論。

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    2019年02月09日
  • アディオス! ジャパン 日本はなぜ凋落したのか

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    面白い。真山仁の持つ問題意識がよく見えて、
    題材を通して、真山仁の切り口と視点があっていいなぁ。
    チャップリンの5・15が歴史の偶然を感じた。
    あまりにも、その有様が、時間の奇妙なんだね。
    ものづくりの日本の凋落。そこから、どう組み立てるのか?
    そのこだわりが、切ないなぁ。
    その場に立ちながら、考察することの意味を感じた。
    やはり、ロジカルより、感性で捉えるのですね。
    結局、日本の凋落は、感性の劣化にあるのかな。
    まぁ。東芝のアホさ加減は、「粉飾決算」と言わないのが
    実にふてぶてしいのだ。
    沖縄の切り口は、表層的かな。ヤマトンチュウ的感性が残念。
    どうしても、経済的な価値での評価に陥る。
    沖縄

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    2019年01月18日
  • レッドゾーン(下)

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    中国人の登場人物の名前をしっかり覚えてつながりを理解しながら読まないと苦しい…けど、行きつ戻りつしながら読み切りました。最後の最後までスリリングで楽しい作品でした。

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    2018年12月24日
  • レッドゾーン(上)

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    鷲頭を取り込もうとする中国CICの思惑とは?中国のホリエモンは馬鹿を装った切れ者なのか、中小企業に移った柴野さんは本筋とどこで絡むのか(クリーンディーゼルってヒントは出たが)そして、鷲頭雅彦に投資が甦る!アカマ自動車の明日はどっちだ?

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    2018年11月04日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    鷲津さんは、あえて悪役に徹して、最後の解決策はさすがですね。やく10年前に起こったリーマンショックと日本の金融機関の動きが、面白かった。特に飯島さんの話は日本人としては、なるほどと思った。。

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    2018年10月11日
  • ベイジン(上)

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    「原発は我々に素晴らしい恩恵を与えてくれる。だが、人間の心に隙が生まれた瞬間、神の火は劫火に変わる」原発事故と五輪開催を通して中国という国の姿を描く本書。福島原発とほとんど同じ事故が描かれているため、中国のことだけでなく、今回の事故の本質、そして原発のあり方について深く考えさせられた価値あるサスペンス小説。

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    2018年10月10日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    リーマンショックの話が中心となる。アカマ自動車の買収合戦の終盤から物語が、展開される。アメリカン・ドリーム社の買収を巡って、ストラスバーグとの攻防が凄い。飯島さんや柴野さんも登場した。。

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    2018年10月04日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    一言面白かった。続編もあるので期待して読みたい。
    読みながら気づいたが、作中の企業は実存する企業がモデルになっていた。気づいたのは外資系だけだったが、後々ネットで調べてみると 作中の銀行、外資系金融機関、ホテルのほとんど全てが実際の企業をモデルにしていたとあって驚いた。
    1990年代からの日本の経済の道筋を勉強する本としても読む価値はあると思う。

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    2018年10月03日
  • レッドゾーン(下)

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    【感想】
    上巻同様、最高に面白かった!!
    中国の交渉術の鮮やかさや余裕、したたかさは、読んでいて本当に畏敬の念を覚える。(中国人の皆が皆そうではないだろうが。)

    作中の一部分を抜粋。
    「だが、日本は隣国でありながら、常にこの国を蔑ろにし続けている。
    おまけに、アメリカ一辺倒をやめるべきだと薄々気づきながら、一向に変わる様子はない。
    そのツケをいつか払わされるだろう。」

    上巻の感想欄にも書いた、中国を卑下している日本人のこの目線は改めないといけない。
    アメリカ一辺倒どころか、今の日本人は本当に鎖国状態になっているからなぁ・・・

    話は少し逸れたが、、、
    1作品として本当に面白かった!!
    中国

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    2018年09月21日
  • レッドゾーン(上)

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    【感想】
    学校の授業で習った内容や、普段日本人が口にする「中国」という国。
    皆がどんなイメージを抱いているかは分からないが、少し前までは個人的に卑下して見ていた感覚があった事は否めない。
    ただ、最近GDPが抜かれ、確実に巨大化が止まらない「中国」という国の不気味さや底力に、最近は畏敬の念や憧れなどを抱いている。
    (大小の差はあるとしても)国民1人1人のスペックも、日本は中国に敵わないだろうなと最近思う。

    本作品もその優秀さと不気味さは健在で、あの鷲津でさえも中国の連中の掌で踊らされているような、そんな印象を抱いた。
    単純に下品なだけでは決してなく、したたかさや損得勘定などを容赦なくできる辺り

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    2018年09月19日
  • プライド

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    『ハゲタカ』で有名な真山氏の短編集、7編。

    食品会社、医者、農家、養蚕家、養蜂家...など、様々な者たちの持つプライドとは?

    企業買収や災害対策など、テーマは、あらゆる社会問題に渡るなかで、今回は、主に農業がメインテーマ。

    農水省官僚の米野の言葉が、心に響きます。

    「土は全ての実りの礎。土が痩せていれば、まともな作物は出来ない。おまえが、身を挺して土になれ。」

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    2018年09月07日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

    購入済み

    経済の勉強

    親の仕事柄、バブルの恩恵に与ることなく、バブル崩壊をニュースで見ていた私。この本はあの時代に何が起きていたのか、内情を教えてくれます。ニュースはよく見ていたので「あれはあの時によく聞いた言葉だな、」とうなづきながら読んでいます。わざわざNHKでやったドラマを民放でまた製作するというのは、それだけ面白いのだろう、と期待して原作を購入しました。時代に呑み込まれないよう真摯に生きる人、バブルに溺れる人、バブルの底の澱の中をうまく泳ぐ人、それらを見下ろしながら、生かすべき企業は生かそうと狩りをするハゲタカ。人間模様も面白いです。

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    2018年08月25日