真山仁のレビュー一覧
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じつに 先駆的な物語。
原子力発電の危険性を指摘しながら、
地熱発電の可能性を語る。
地熱発電のことをほとんど知らなかった。
クリーンエネルギーとは 風力や波力と太陽光
というイメージだったが 日本の足元に
大きなエネルギー源があるとは。
野上妙子。
地アタマがいい人なんでしょうね。
オンナを意識しない仕事人。やるんだよね。この人が。
ジェントルマン的な ハゲタカファンドのエース。
ファンドの日本の代表 待田。
ちょっとせこい感じで、大将の器ではないような。
タッチアンドゴー がハゲタカ的利益を上げる方法。
地熱発電に情熱を捧げる 御室。
なんと言っても、ささえる奥さんが素晴らしい。
意 -
Posted by ブクログ
意欲作である。
福島原発事故以後に
日本はどのような方向へ向かえばよいのか?
原発を廃止するのか?
それとも、安心安全の原発作りをするのか?
日本は どうなのか?世界の動向は?
原発をめぐって いくつかの懸念が存在している。
宮藤隼人は、カリスマ的リーダーシップを発揮する。
「政治とは、約束」
「約束は、公約とは違う。」
「互いの信頼の礎となる大切な誓い。」
「努力すれば、希望が叶う社会をつくりあげる。」
「言葉とはチカラ」
と、重要な局面において、熱狂させる演説をする。
福島の原発事故、それを駆け巡る 宮藤隼人。
次々と政策提案をして、法律化する。
その 秘書になり、政治の現場を勉強と -
Posted by ブクログ
20151229
新聞記者の経験を活かした経済モノ、政治モノが多い印象の著書による東日本大震災を題材にした異色作品。
こんなに読みやすくて、心が暖まる作品も書けれるのかと著書の力量に驚かされた。
阪神大震災により、妻と娘を失った小学校教師が、東日本大震災で被災した小学校に赴任し、明るく、前向きに奮闘する物語。フィクションではあるものの、すべてのエピソードがリアルで深く考えさせられるテーマが多かった。
普段、小説をいつか読み返そうと思う事は無く、本が溜まったら古本屋に買い取ってもらうが、この作品はずっと手元に置いておきたいと思える。
著書の最新作も気になるので読もうと思った。 -
Posted by ブクログ
本を閉じた時に胸に生じた熱い気持ちをどうしたらよいのだろうか。
これは大人のファンタジーだと思う。感動も当然したがそれ以上に高揚感のある作品だった。読み終わった今余韻が残っていてそのまま次の読書にシフト出来ない。
所謂ハゲタカと呼ばれる外資系のファンドに勤務する野上妙子は、地熱発電の会社を買収再生する任務に当たる。採算ベースに乗せ、会社を売却し利益を得る。リストラをし会社を立て直そうとする妙子と、地熱発電への熱い想いを持つ研究者と衝突する。
研究者と衝突しレクチャーを受ける度に深まる疑問。事故のリスクを伴う原子力発電と比して、地熱発電は夢のエネルギーとも言える。何故エネルギーの選択肢として狭