真山仁のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ真山仁作品の好きなところは「必ず余韻を味わえる」というところなんじゃないかと思う。調査取材によってまとめられた記事が東西新聞の一面を飾るとき、そのときにどんなことが起こるのだろうか。ストーリーの中で読みたいような気持ちはありますが、そこを読者の想像に委ねてくれるところが、僕にはなんだかとても味わい深さをもたらしてくれているように思うのです。
現実の世界でもIRに踊っているバカどもはたくさんいるけれど、IRによってもたらされる世界が本当に「バラ色の未来」になるのかどうか?想像力を絞り出してよーく考えたらいい。それでも具体的に想像できないのなら…この作品をじっくり精読したらいい。馬鹿な政治家、バ -
Posted by ブクログ
面白い。真山仁の持つ問題意識がよく見えて、
題材を通して、真山仁の切り口と視点があっていいなぁ。
チャップリンの5・15が歴史の偶然を感じた。
あまりにも、その有様が、時間の奇妙なんだね。
ものづくりの日本の凋落。そこから、どう組み立てるのか?
そのこだわりが、切ないなぁ。
その場に立ちながら、考察することの意味を感じた。
やはり、ロジカルより、感性で捉えるのですね。
結局、日本の凋落は、感性の劣化にあるのかな。
まぁ。東芝のアホさ加減は、「粉飾決算」と言わないのが
実にふてぶてしいのだ。
沖縄の切り口は、表層的かな。ヤマトンチュウ的感性が残念。
どうしても、経済的な価値での評価に陥る。
沖縄 -
Posted by ブクログ
【感想】
上巻同様、最高に面白かった!!
中国の交渉術の鮮やかさや余裕、したたかさは、読んでいて本当に畏敬の念を覚える。(中国人の皆が皆そうではないだろうが。)
作中の一部分を抜粋。
「だが、日本は隣国でありながら、常にこの国を蔑ろにし続けている。
おまけに、アメリカ一辺倒をやめるべきだと薄々気づきながら、一向に変わる様子はない。
そのツケをいつか払わされるだろう。」
上巻の感想欄にも書いた、中国を卑下している日本人のこの目線は改めないといけない。
アメリカ一辺倒どころか、今の日本人は本当に鎖国状態になっているからなぁ・・・
話は少し逸れたが、、、
1作品として本当に面白かった!!
中国 -
Posted by ブクログ
【感想】
学校の授業で習った内容や、普段日本人が口にする「中国」という国。
皆がどんなイメージを抱いているかは分からないが、少し前までは個人的に卑下して見ていた感覚があった事は否めない。
ただ、最近GDPが抜かれ、確実に巨大化が止まらない「中国」という国の不気味さや底力に、最近は畏敬の念や憧れなどを抱いている。
(大小の差はあるとしても)国民1人1人のスペックも、日本は中国に敵わないだろうなと最近思う。
本作品もその優秀さと不気味さは健在で、あの鷲津でさえも中国の連中の掌で踊らされているような、そんな印象を抱いた。
単純に下品なだけでは決してなく、したたかさや損得勘定などを容赦なくできる辺り