真山仁のレビュー一覧

  • ハゲタカ 5 シンドローム(下)

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    福島原発事故の解明に設置された国会事故調の委員長を務めた黒川清氏の「規制の虜」、門田隆将氏の「死の淵を見た男」で福島原発に関する書籍を読んでいた事が予備知識となり、政府、官僚、政治家、東電そして鷲津率いるサムライキャピタル:投資ファンドのノンフィクションの要素も含んだハゲタカシリーズ、今回も読み出したら止まりませんでした。

    今回は企業買収のストーリー以上に、原発を含む日本のエネルギー政策に係る社会的課題にも踏込み、また責任の所在を曖昧、うやむやにし、本質的な課題より体裁を重んじる日本社会の特性が随所に描かれており、非常に考えさせられる内容でした。

    電気、ガス、水道、交通や通信といった生活基

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    2022年10月30日
  • ベイジン(下)

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    特に下巻の後半がスピード感があり面白い。感情をあまり出さなかった鄧の人間らしい行動、朱のたくましい凛とした行動に熱くなりました。
    印象的なフレーズ、
    「諦めからは何も生まれない。希望とは自らが努力し、つかみ取るもの。」

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    2022年10月02日
  • トリガー 下

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    北朝鮮スパイ、日韓関係、傭兵企業、米軍問題…
    今回も盛りだくさんのテーマでした。
    下巻も何度もどんでん返しが出てきて、
    後半は一気読みしてしまった。

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    2022年09月07日
  • 当確師 十二歳の革命

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    想定以上に面白かった。
    12歳が如何に打倒総理を果たすか。
    総理お膝元の長野4区と官邸を巻き込み、宇宙開発機構の名前まで登場する予想以上のスケールと、それに相応しい権謀術数が練り込まれて前作より良いですね。
    最後はもう少し踏み込んだ背景と会話が欲しかったな。

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    2022年09月04日
  • そして、星の輝く夜がくる

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    東日本大震災直後に東北に赴任することになった小学校教師が主人公。自身も阪神大震災で妻と子供を亡くしている。
    東電社員の息子福島くんのエピソードは福島くんのひたむきさに感動してしまった。
    東日本大震災は著者真山仁さんが有名なハゲタカシリーズでも取り上げており、今回も事実に近いストーリーが非常に惹きつけられた。
    参考文献を参考に、東日本大震災について知りたいと思う。

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    2022年08月27日
  • 新装版 ハゲタカ2(上)

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    会社は誰のものか、ということを考えさせられるのと同時に大企業の論理、右肩上がりの時と低成長期のリーダーの在り方、振る舞い方、それを観察し、そのリーダーに付いていくか否かを判断しようとする取り巻き達の表情まで見えそうである。
    誰にどのように会社を売るのか。下巻も楽しみたい。

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    2022年08月20日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    ハゲタカシリーズのスピンオフ。
    日光のホテルオーナー松平貴子、鷲津の腹心の部下アランの元恋人美麗の2人が中心の話。
    ネタバレになるので詳細は控えますが、
    ラストが普通ではありえない終わり方で、
    めちゃくちゃ印象的でした。
    ある人物の卑劣さ、意外な人物の暖かさが心に残りました。
    早く続編が読みたい。。

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    2022年07月16日
  • 当確師 十二歳の革命

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    選挙の当選確率99%を誇る選挙コンサルタント聖達磨が主人公の第2弾。
    発端は、12歳の少年誉が現職の総理へ「里山を守ってほしい」との発言から。
    その後の失言で、総理は窮地に追い込まれる。その総理を次の選挙で落としてほしいとの依頼を、聖はある議員から受ける。
    対立候補として申し分ないのが、12歳の誉だが、彼には被選挙権が無い。
    「政治が良くならなければ、この国は変わらない」との思いの聖は、誰を候補者に立てるのか?
    さらに、NASAとの共同開発施設での核開発疑惑も絡み、選挙戦は複雑化する。
    聖は、現職総理に勝てるのか、サスペンスな展開に終盤ではミステリーに転化する。
    選挙の当落には、天国と地獄に例

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    2022年07月11日
  • プリンス

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    まるで映画を観ている様な作品。テンポよくアクションあり諜報合戦あり、、、
    敵が誰かわからないのが1番怖い、と言う場面があったが、敵か味方が誰なのか、裏切り者は誰なのかと、最後までハラハラさせられた。大国に翻弄される途上国の悲哀も感じた。

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    2022年07月08日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    面白かった記憶があり、再読。

    90年代後半からバブルがはじけた後に、その債権をファンドが買い取って企業再生に取り組んだり、必要な事業だけ切り離して新会社を作って、採算性の悪い事業は清算する事案が多かった。

    その企業再生に懸命に取り組む人たちと、知られたくないプライベート口座を持つ政治家やセレブ、それを守る銀行に振り回される話をリアルに描いている。

    もちろんノンフィクションなんだが、何か現実味を感じさせる描写がこの作家さんの上手いところ。

    このシリーズは続くようなので、また読んでみたい。

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    2022年06月23日
  • ハゲタカ 5 シンドローム(下)

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    ハゲタカシリーズ本編第5段下巻。
    東日本大震災後の東京電力もとい首都電の買収を争う話。
    国家と巨大企業と鷲津が謀略を巡らせていく壮大なストーリー。
    フィクションではあるが史実に近い内容で、すごくリアル。500ページを超える長編だが本作も一気読みしてしまった。
    次回作これ以上スケールの大きい話なんて世の中にあるんでしょうか。宇宙とか?
    想像膨らませながら楽しみにしています。

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    2022年06月10日
  • コラプティオ

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    今現在に繋がっている小説で大変面白く読めました。この時代からプーチンは独裁者の部類になっていたんですね。確かに主人公とプーチンが重なって見えます。あの頃ロシアは良い状態とは言えず それをまともな状態に戻して来ました。そして今この有り様です。この小説は汚職腐敗ですが、見た目は高潔な人間ですが、立場が人を変えていく物語で将来日本にも起こる事だとおもいました。

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    2022年06月07日
  • ハゲタカ 5 シンドローム(上)

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    ハゲタカシリーズのファンです。
    こちらは最新シリーズ。
    前作がアメリカ大統領の影がちらつくような、
    壮大な話だった一方、本作は日本の電力会社の買収話。物足りないのではと感じていました。

    読み進める中、目次の日付に気づいて鳥肌が立ちました。2011年3月11日、東日本大震災。
    未曾有の震災で原発と闘う現地のリーダー達、
    日本政府の動揺、諸外国の対応…
    実際に震災を体験していない私が言うのは大変おこがましいが、史実に近いリアルなストーリーに、
    鷲津やリン、私の大好きな飯島さん、サム等いつものメンバーが謀略を巡らせていきます。
    分厚い上下巻ですが、一気読みしてしまいます!

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    2022年06月04日
  • ハゲタカ4・5 スパイラル

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    ハゲタカシリーズのスピンオフ版。
    企業再生家の芝野、東大阪の町工場が舞台。

    この1冊の主人公芝野は真面目で熱い性格なので、
    内容にあまり期待してていなかった。
    個人的に大好きなのは飯島さんです。

    が、ハゲタカシリーズ、
    やはり好きだなと思わせてくれた。
    最初と最後にちょっとだけ鷲津さんが渋すぎます。
    個人的にゆかりのある東大阪、
    布施駅等が舞台だったのも嬉しかった。
    マジテックの結末も意外でした。

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    2022年05月08日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    ハゲタカシリーズ第四弾。
    下巻はかなり痛快な終わり方だった。
    これまでの中で一番好きなシリーズになった。

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    2022年04月19日
  • 標的

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    初の女性総理大臣就任が目前の越村みやびと、みやびの贈賄の疑惑を追う富永、そしてそのネタのスクープを狙う神林。
    三者が三者なりの正義を持って行動しているのに、なぜ世の中から疎まれたり、結果的に罪を犯すことになってしまったりするのだろうとすごく考えさせられた。
    みやびと俊策のおしどり夫婦ぶりが鍵。

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    2022年04月12日
  • レッドゾーン(上)

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    ハゲタカシリーズ第三弾。
    大手自動車メーカーの買収をめぐり中国ファンドと争う話。
    第二弾に続きアランの死に関する謎かけ、
    上海へ戻った駆け出しの弁護士の女性の話がどのように鷲津と絡んでくるのか。
    伏線だらけの上巻でした。
    下巻も楽しみ。

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    2022年04月05日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    え、ここで終わるん?というラストでした。
    これから面白くなりそうな伏線ばかり貼られていて、続編が気になって仕方ありません!

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    2022年03月28日
  • ハゲタカ4・5 スパイラル

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    リーマンショックを背景に、大不況の中を生き延びようとする大阪の中小企業の話。
    特許の価値についてや、買収に対する対抗策等が知識として組み込またストーリー。
    あっと驚くような打ち手は、小説らしい内容だが、突飛過ぎるわけでもない。また、最後もハッピーエンド寄りだが、現実のほろ苦さも漂う。

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    2022年03月28日
  • 神域 下

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    ネタバレ

    脳細胞を再生させる新薬。残念ながら、完治するわけではない。一時的に発症前の状態に脳を戻せる。有効期限は数年、その後は死を迎える。この薬は、日本で承認されるだろうか?
    恐らく日本では承認されない。治験も消極的。半面、海外(USAなど)では、承認、実用化される、きっと。

    この違いは何だろうと、悩む。誰のための新薬か、と。苦しんでいる患者ともっと苦しんでいる家族のためには誰も動かない?のか。「99%成功していても、最後の1%で、多くの開拓者が壁に立ちはだかられ破滅していく」のとおり、日本は壁だらけなのかもしれない。

    「未承認の薬があったら、使用するか」と、主人公が父に問うが、一蹴される。少なくと

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    2022年03月28日