真山仁のレビュー一覧

  • ベイジン(下)

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    ハゲタカシリーズの真山仁が週刊誌への連載に初挑戦した一冊。
    原発事故の後の今読むとものすごくいろんなことがしっくり来るとともにいろんな空恐ろしさがやってくる。
    舞台を日本にしたら書けなかったというのもすごい納得がいく上、中国を舞台にしているのもよいスパイスが効いている。
    ハゲタカほどの勢いはないものの、筆力が上がっているので読みごたえが十分。エネルギー系のほうがこの人、いい話書くんじゃない?とか思ってしまった。
    今の日本の原発の話を知るにも、良い一冊だと思います。

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    2012年10月14日
  • マグマ

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     地熱発電は最近クリーンエネルギーとして話題になっているし、それに絡む利権や諸問題もわかるし、それに加えてハゲタカファンドの動きもわかるし、主人公もなんかとっても頑張ってるし、これは面白い!
     
     題材が似たような小説で石黒櫂の『死都日本』も面白かったけど、こちらの作品のほうが人物がいきいきしている。

     WOWWOWのドラマは終わってしまったが、原作に加えて最新の情報も盛り込まれ、サブストーリーも充実していて、とても感動的だった。

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    2017年08月15日
  • レッドゾーン(上)

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    (上下巻合わせてのレビューです。)

    真山さん最新の文庫本。
    実は文庫化が待ちきれなくて、
    映画まで見に行った作品(しかも一人で)。
    予想通りというか期待通り、文句なしの★5つです。

    日本の架空の自動車メーカー(アカマ自動車)をめぐる
    主人公ゴールデンイーグルと中国ファンドの大買収合戦劇。
    中国という国家の大きさや複雑さが物語に表現されていて、
    今まで以上のスケールの物語になっています。

    ハゲタカシリーズもこれで3作目。
    もう続編はないのかなぁ。。
    なかなかこれまで以上の作品を出すのは難しいですが、
    真山さんには頑張ってもらいたいなぁ。。
    (なんて、思っていたら、続編

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    2021年06月23日
  • 虚像の砦

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    再び真山仁さんの作品

    テーマはマスコミ・ジャーナリズム・報道

    いまさら、マスコミとはどうあるべきなどという主張はしない。しかし、前日亡くなった筑紫哲也さんに関する特番で彼がジャーナリズムのあり方として権力の監視(watch dog)を貫くという言葉が紹介された。

    戦前の日本は政府主導の情報のみが報道されるという状況があった(他の全体主義国家も同様)
    そこからも分かるようにマスコミの役割は重要だ。

    本書のテーマの一つに以前、坂本弁護士一家殺人事件ではTBSがオウム真理教関係者に弁護士の発言のビデオを見せたことは大きな波紋を呼んだ。

    また、イラク日本人拉致事件で、自己責任論に

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    2019年01月16日
  • そして、星の輝く夜がくる

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    教師とはどうあるべきか考えされられた。
    子どもたちのことを1番に考える、教師のエゴなど気にせずに。それが一番大事だと再認識した。

    先輩教師のオススメで手に取った1冊。
    とても面白かった。

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    2026年07月10日
  • ブレイク

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    ネタバレ

    地震で原子力発電がクローズアップ、次世代のエネルギーとして地熱発電が極光を浴びる。だが地震国でありながら地熱での成功例は一カ所で小規模な例しかなく、さらに温泉地帯の住民の反対で立ち往生する。一部だけで開発を実行するが、やがて熱水層が出るがすぐに枯れ、開発が暗礁に乗り上げる。その理由は事前調査で利権をめぐってのデーター改竄があったことが発覚する。政治家の利権保持するがための改竄は、無能で危険な政策であるばかりか、決して国民への危機から守ためものではない。現実、日本は次世代エネルギーに関して政治家を含め日本は「危機感」がなく、何事も政治家の利権と名誉の度がすぎ、無能と無責任さが映るのは私だけだろう

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    2026年07月10日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    日経ビジネスに連載されていた小説。2023年11月から2025年9月までとのこと。
    テーマは微細加工の半導体を巡る地政学的な戦いに挑む鷲津。今ならAIを含めたテーマにするのだろうが、2023年の時点ではむしろ半導体がビジネスの主力テーマだったと思う。執筆にあたり数年かけて調査したのだろうから現在とテクノロジーの主戦場が少し違っていてもそれは仕方ないと思う。
    が、台湾の微細加工の半導体工場を巡って米中が熾烈な奪い合いをする中、鷲津がこの両国を手玉に取るという、ある意味痛快な内容。その半導体企業のオーナーが亡くなり、相続の話が絡むので、より面白みが増している。
    鷲津はなかなか動かない。読む手が止ま

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    2026年07月03日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    鴻海がモデルと思われる台湾、半導体を巡る米中の争いを描いた物語。
    久々の鷲津の活躍に期待が高まるが、ラストはあっけなくあっという間。
    もう少しヒリヒリしたやり取りを期待していた。。。

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    2026年06月29日
  • ウイルス

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    登場人物が多すぎて混乱する!と思っていたらバタバタとウイルスで倒れていく緊迫感。コロナを経て世界は強くなっているのか国民はどうなのかを考えさせられる話だった。

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    2026年06月26日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    実際に現実でおこってる事態と錯覚しそう。
    半導体もそうだけど石油とか、物理的なものだけでなく技術とか、唯一無二であることはとてつもない価値がある。

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    2026年06月24日
  • チップス(上) ハゲタカ6

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    台湾有事と半導体覇権。ドラマチックに描かれるのかと思いきや、前編は説明要素というかあまり感情の起伏なく淡々と進んでいく印象。後編はどうなるのか。

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    2026年06月19日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    本作は前島の活躍が気持ちよかった。特にフェニックスに買収の提案をするくだりは胸がスッキリした。傲慢な人間の傲慢な心理を冷静に描いている。一方でクライマックスは過去作品で描かれていたようなヒリヒリする攻防がなく、描写は省略されており肩透かしであった。

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    2026年06月17日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    久しぶりのハゲタカシリーズ。
    しかもテーマは話題の半導体。真山先生は、テーマ選びがいつもうまい。
    期待して読んだが、今作もとても面白かった。
    色々な伏線が最後に繋がるのは、いつもワクワクするが、今回も期待どおり。
    鷲津さんが還暦ごえなのは、びっくりしたが、また次回作もぜひ読みたい。

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    2026年06月15日
  • チップス(上) ハゲタカ6

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    相変わらず面白い。台湾での大地震発生からFSCとサムライキャピタル関連株の空売り攻勢のくだりは息を呑む緊迫感。早く続きが読みたい。

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    2026年06月13日
  • ウイルス

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    エポラウイルスとコロナウイルスが合体したコウモリ由来のウイルスは、高い致死率をもって日本から世界へと蔓延する。
    コロナウイルス禍を下地に、より強力なウイルスが出現したら…という物語だが、政府や医療機関などの活動は描かれていても、人間があまり描かれていないのが⭐️4つとなりました。

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    2026年06月12日
  • レッドゾーン(下)

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    ハゲタカシリーズ第三弾です。
    今回は自動車メーカーを題材にした話ですが、上巻では全貌が見えず、すぐに下巻を読みました。
    アメリカ、中国の企業が絡み合う中で、銅のような仕掛けがあるのかワクワクしながら最後まで読みました。
    次の作品にもすぐ手を出すと思います。

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    2026年06月08日
  • レッドゾーン(上)

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    ハゲタカシリーズ第三弾です。
    今回は自動車メーカーを題材にした話ですが、上巻では全貌が見えず、すぐに下巻を読みました。
    アメリカ、中国の企業が絡み合う中で、銅のような仕掛けがあるのかワクワクしながら最後まで読みました。
    次の作品にもすぐ手を出すと思います。

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    2026年06月08日
  • 玉三郎の「風を得て」

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    まずは、表紙の美しい写真に魅かれて手に取った本。
    第一部の「秘すれば花」は知っている話もあったものの真山仁の文章に引き込まれて読ませる。
    そして第二部は「その風(ふう)を得て」という題のもと「演」「闇」「老」「美」などについての玉三郎の想いが綴られる。

    坂東玉三郎と筆者の真山仁との三十年にわたる交流があるからこそ、玉三郎は率直に深い思いを語り、その思いを聞き取った筆者が無駄のない研ぎ澄まされた文章にする。お互いが信頼し合い、筆者は坂東玉三郎を深く尊敬している。そんな姿がうかがわれる本書である。

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    2026年06月07日
  • ウイルス

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    数年前のコロナより凄い致死率50%以上を誇るウイルスがコウモリから伝染し、日本から発生したどの設定。
    長年ウイルス研究をしていた研究者などが集められ対策に追われる中、総理までもがウイルスにやられた。
    パンデミックが起こる中で、世界から日本の対応が求められる。今後も、起こりうる出来事であり、恐ろしく思いながら読めました。

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    2026年06月05日
  • ウイルス

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    エボラ+コロナ合体の新形エボラウイルスによるパンデミックを描く。真山氏なのでストーリも展開も文章も上手だが、少し荒唐無稽さも目立ち、発生からパンデミックまでは丁寧だったのに、PCR検査キットやワクチン製造の目途が立ちつつあるあたりから急に萎んだ印象。もう一つのウィルスであるSNSも、もっと正面から扱ってほしかったし、教訓が活かされない日本の政治体質にももっと辛辣に切り込んでほしかったところ。

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    2026年06月03日