真山仁のレビュー一覧
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(上下巻合わせてのレビューです。)
真山さん最新の文庫本。
実は文庫化が待ちきれなくて、
映画まで見に行った作品(しかも一人で)。
予想通りというか期待通り、文句なしの★5つです。
日本の架空の自動車メーカー(アカマ自動車)をめぐる
主人公ゴールデンイーグルと中国ファンドの大買収合戦劇。
中国という国家の大きさや複雑さが物語に表現されていて、
今まで以上のスケールの物語になっています。
ハゲタカシリーズもこれで3作目。
もう続編はないのかなぁ。。
なかなかこれまで以上の作品を出すのは難しいですが、
真山さんには頑張ってもらいたいなぁ。。
(なんて、思っていたら、続編 -
Posted by ブクログ
再び真山仁さんの作品
テーマはマスコミ・ジャーナリズム・報道
いまさら、マスコミとはどうあるべきなどという主張はしない。しかし、前日亡くなった筑紫哲也さんに関する特番で彼がジャーナリズムのあり方として権力の監視(watch dog)を貫くという言葉が紹介された。
戦前の日本は政府主導の情報のみが報道されるという状況があった(他の全体主義国家も同様)
そこからも分かるようにマスコミの役割は重要だ。
本書のテーマの一つに以前、坂本弁護士一家殺人事件ではTBSがオウム真理教関係者に弁護士の発言のビデオを見せたことは大きな波紋を呼んだ。
また、イラク日本人拉致事件で、自己責任論に -
Posted by ブクログ
ネタバレ地震で原子力発電がクローズアップ、次世代のエネルギーとして地熱発電が極光を浴びる。だが地震国でありながら地熱での成功例は一カ所で小規模な例しかなく、さらに温泉地帯の住民の反対で立ち往生する。一部だけで開発を実行するが、やがて熱水層が出るがすぐに枯れ、開発が暗礁に乗り上げる。その理由は事前調査で利権をめぐってのデーター改竄があったことが発覚する。政治家の利権保持するがための改竄は、無能で危険な政策であるばかりか、決して国民への危機から守ためものではない。現実、日本は次世代エネルギーに関して政治家を含め日本は「危機感」がなく、何事も政治家の利権と名誉の度がすぎ、無能と無責任さが映るのは私だけだろう
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Posted by ブクログ
日経ビジネスに連載されていた小説。2023年11月から2025年9月までとのこと。
テーマは微細加工の半導体を巡る地政学的な戦いに挑む鷲津。今ならAIを含めたテーマにするのだろうが、2023年の時点ではむしろ半導体がビジネスの主力テーマだったと思う。執筆にあたり数年かけて調査したのだろうから現在とテクノロジーの主戦場が少し違っていてもそれは仕方ないと思う。
が、台湾の微細加工の半導体工場を巡って米中が熾烈な奪い合いをする中、鷲津がこの両国を手玉に取るという、ある意味痛快な内容。その半導体企業のオーナーが亡くなり、相続の話が絡むので、より面白みが増している。
鷲津はなかなか動かない。読む手が止ま -