真山仁のレビュー一覧

  • コラプティオ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初の真山仁作品

    久しぶりの政治ものだった
    停滞していた日本経済を力強く引っ張っていくリーダーの出現と彼を支える男と後々彼を監視する立場であるジャーナリストの物語

    前半は内閣総理大臣の宮藤の台詞や立ち振る舞いを文字で読んでいてる自分自身も鼓舞されて圧倒された
    こんなリーダーだったら確かに何も考えずついて行きたくなるようだった

    ただ、後半から出てくるえげつない行為から少しずつ翳りが出てきていて少しづつ失望感を抱えて読むことになった。

    どんなに国を力強く引っ張ってくれるリーダーでも、いつからか自分の行為ではなく自分そのものが正しいと思い始めてからは自分に従うもの以外を排除してしまう独裁者にな

    0
    2026年04月18日
  • チップス(下) ハゲタカ6

    Posted by ブクログ

    今回はホワイトナイト鷲津という視点で書かれたある意味、意外性のある内容だった。

    若さとの対峙、ハゲタカ6までの年月を想う。
    読者も歳をとったものだ(笑)

    本当の世界での半導体、これからどうなっていくのか
    著者はこの社会問題を今後どう料理するのか期待したい。

    0
    2026年04月15日
  • レインメーカー

    Posted by ブクログ

    真山さんの小説はこういうのですよね。
    タングルの流れからのため、ちゃんとした真山小説を読めて嬉しくなりました。

    緊急搬送された小児を必死の医療措置の甲斐なく亡くしてしまいます。遺族への謝罪と丁寧な説明で一時は解決したと思われましたが、金/地域のしがらみ/権力に絡め取られ遺族と病院の双方が裁判に無駄な巻き込まれていきます。
    どう転んでも敗訴確定となる原告側の弁護士の真意は何か。
    緻密な取材に基づく医療現場とその状況や法律が絡まり、それを紐解いていくまでが面白いですね。登場人物の過去や背景を描写しキャラクターも立ってます。真山さん節にのめり込めました。

    0
    2026年04月11日
  • チップス(上) ハゲタカ6

    Posted by ブクログ

    台湾の半導体技術を手中に収めたい米国と中国に、待ったをかける鷲津政彦率いるサムライ・キャピタルだが…8年ぶりの『ハゲタカ』にワクワク感が止まらない。鷲津の颯爽たる勇姿は、とても還暦過ぎとは思えぬほど。外国名の登場人物が多く、読み始めは混乱した。下巻に続く。

    0
    2026年04月09日
  • チップス(下) ハゲタカ6

    Posted by ブクログ

    本作は、外資系ファンドマネージャー・鷲津政彦が、問題を抱えた優良企業を買い叩き再生させる「ハゲタカ」シリーズの第6作です。

    フィクションの形を取っていますが、登場する組織や人物を以下のように読み替えれば、フィクションの形を取っていますが、登場する組織や人物を以下のように読み替えれば、ノンフィクション感が増します。
    ・FSC = TSMC(台湾積体電路製造)
    ・フェニックス = ラピダス
    ・ワーグナー大統領 = トランプ大統領

    物語の核となるのは、世界最高峰の技術を誇る台湾の半導体企業「FSC」の争奪戦です。
    まさに「台湾問題=半導体問題」という構図で、昨今の地政学リスクを描いています。

    0
    2026年04月06日
  • チップス(下) ハゲタカ6

    Posted by ブクログ

    東日本大震災から真山さんやたらあちら側に寄っていってしまったのかーな発言と作品が増えて。
    まさかの鷲津に電力会社を触らせるという地獄のような作品を出して、
    ようやく台湾半導体と、TSMCを題材にしたハゲタカで久々に帰ってきてくれたのかと思ったら、
    もはや台湾を米中争うから救うというような話になってしまい、
    あの頃の国際経済小説とはまるでかけ離れた感じで。
    普通に読んでる間は面白いのですよ。
    それだけに着地点がなーー
    や、それでも今後もきっと読みます。
    合掌と言うその日まで。
    もっとグリーディでお願いします。

    0
    2026年04月04日
  • タングル

    Posted by ブクログ

    日本とシンガポール共同のプロジェクトを巡る国際謀略小説。
    著者によると、本書はシンガポール政府観光局がシンガポールを舞台に小説を、との企画から生まれた作品だそうだ。
    光量子コンピューターを研究している実在の東大工学部の教授に取材して、主人公は教授がモデルとなっていて、その教授による巻末の「解説」も興味深い。
    地球を救うためには、デジタルではなくアナログコンピューターが必要と立ち上げたプロジェクトに、その技術を狙い、米中が策謀を仕掛けてくる。
    その難題の前に、立ち塞がり登場する鷲津政彦。
    「ハゲタカ」ファンには、応えられない展開だろう。

    0
    2026年03月29日
  • ここにいるよ

    Posted by ブクログ

    能登半島地震から、もう2年。妙な意地やプライドは捨てて、未来のことは子どもたちの意見に素直に耳を傾け、資力のある大人は責任を持って受け止め実行していくのみ。能登だけの話ではなく、世界中どこでも、そうあれば未来に希望が持てるようになるのに。

    0
    2026年03月23日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

    Posted by ブクログ

    ドラマを見たことあったけど、そういえば小説は読んだことないのでよんでみたけど、面白い。どうしても、鷲津=大森 南朋のイメージがちらつく。続編も楽しみ。

    0
    2026年03月21日
  • チップス(下) ハゲタカ6

    Posted by ブクログ

    2026/03/21「チップス下」後半、激動の半導体企業の再編面白い
    半導体は国家戦略の柱、制する者は世界覇権を得る
    1.TSMCは台湾の守り神
    TSMC争奪戦こそ台湾有事の本質
    米国も中国もTSMCの半導体が相手に独占される事態は受け入れられない そうなる場合はむしろ「破壊」する
    2.最先端微細半導体「2ナノー」を台湾外に分散する→日本・米国へ
    世界のリスクは低下するが、台湾の重要性・価値を低下させる
    →米国は台湾を守る理由がなくなる
     そもそも台湾は独立国家ではなく、中国の領土に過ぎない
     TSMCの最新半導体技術と生産工場があるので米国は守る
    3.TSMC体制の今後
    本書では最先端半導体

    0
    2026年03月21日
  • チップス(下) ハゲタカ6

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    下巻、ちゃんとフィクションになってて良かった。
    現実こんな風にうまくはいかないかもけど、救いはあるな、と。

    鷲津さん、60代だったんか。
    そうか、自分も年をとるわけだ(^-^;
    仕事への情熱を失いかけてた彼が、最後、前向きに復活している感じに終わってて良かった。

    このシリーズを読み始めて、株とかに興味を持てることができたので、自分にとってとても大切な作品。
    もう少し鷲津さんには頑張っててほしい。

    0
    2026年03月20日
  • チップス(下) ハゲタカ6

    Posted by ブクログ


    複雑なパズルがきれいにハマったという感じですね。
    現実もこうだったらいいですね。

    サムライ・キャピタルはどんなに大きい会社なんだろう。
    規模を知りたいですね。

    0
    2026年03月19日
  • チップス(上) ハゲタカ6

    Posted by ブクログ

    後半を読みたくなる材料は全部揃った感じですね。
    今の情勢にマッチして面白いけど時間が経つと違って来る気がします。
    いまが旬と言う事ですね。

    0
    2026年03月18日
  • チップス(下) ハゲタカ6

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鷲津かっこよすぎて、どんどん読んだ。
    FSCにもフェニックスにも断られてどうするんだろうと思っていたら、フェニックス買収して、そこにFSCの2ナノの工場をもってくるとは。全く予想してなかった。慈善事業ではないと、鷲津は言っていたが、FSCに失礼な態度取られてるのに、ここまで救うかねと若干不自然には感じた。あと、韓国のKSPの買収は不要ではとも。恩師との約束とはいえ、鷲津がリスクを取りすぎではと感じた。

    0
    2026年03月15日
  • ここにいるよ

    Posted by ブクログ

    能登の地震

    元旦に母親と教え子が若女将を務める旅館に泊まったら地震に巻き込まれた

    そして校長として再び能登の学校に行くこととした

    それぞれ起こった地震は違う

    子供 大人 ボランティアそれぞれの意見や考え方

    0
    2026年03月13日
  • チップス(下) ハゲタカ6

    Posted by ブクログ

    世界で唯一、微細半導体を生産できる台湾メーカーをアメリカと中国で取り合う。実際世の中で起きてもおかしくない状況。絶対絶命で解はないのではと思われるのだが、それを鷲津が解決する。うーん、それが本当に解になっているのか。新しい半導体とやらに現実味がないが、たしかにこうなれば嬉しい結末と言えるか。
    フェニックスは実は今のラピダスではないんだろうな。

    0
    2026年03月04日
  • 玉三郎の「風を得て」

    Posted by ブクログ

    シンイチは幼い頃から感受性豊かな子で、幼稚園も1日でやめてしまったくらいだった。幼少期にポリオにかかり、足の動きが悪くなる。両親は心配して日本舞踊を習わせた。5歳で初舞台。6歳で守田屋の内弟子になり、坂東喜を名乗る。次に坂東玉三郎を名乗る。坂東弥五郎と坂東田門が教育係としてつく。

    光の魔術師である玉三郎は、何より照明に力を入れる。魂を孤立させないための道筋を照らすのが闇だ。

    海に魅せられるのはそこに豊穣の無があるから。玉三郎にとって海は想念を存分に解放する世界なのではないだろうか。

    東の粋、西の雅。粋が過ぎたら下品になる。雅が過ぎたら野暮になる。経験を積まないで無闇に粋になろうとすると、

    0
    2026年03月03日
  • そして、星の輝く夜がくる

    Posted by ブクログ

    震災が絡んだ話、しかも東日本大震災と阪神淡路大震災を経験した教師の応援教師としての被災地での奮闘。自分も心に傷があるという小野寺徹平の葛藤を読んだ。自分はこのような熱血タイプの先生は苦手だったなーと思いながら(笑)
    でもこのタイプがいないと小説になるような物語は生まれない。実際に起きた震災であったかもしれない物語として読んだけれどモデルがいてもおかしくない。連作としてあと2作続くようなので読もうと思う。

    0
    2026年03月02日
  • ここにいるよ

    Posted by ブクログ

    阪神淡路大震災で妻子を喪った小学校教師・小野寺が、東日本大震災の被災地・遠間の小学校に応援教師として赴任した"震災三部作"のその後の話。前作(三作目)で教師を辞め、教え子と共に"阪神"の教訓を語り継ぐNPO法人を始めた小野寺。
    四作目では、能登半島大地震を描く。

    0
    2026年03月01日
  • そして、星の輝く夜がくる

    Posted by ブクログ

    再読。新刊を読むために、一巻から読み返してみる。

    2011年3月11日に起きた東日本大震災から2ヶ月ちょっと、主人公の小野寺は神戸からの応援教師として甚大な被害を受けた被災地・遠間市の小学校に赴任した。小野寺自身も阪神淡路大震災で被災し、妻子を亡くした過去があった。赴任早々、小野寺は、健気に頑張りながらもどこか無理をしている子どもたちに向かって、「頑張るな」と言葉を掛けて自分たちの不満をぶつけた壁新聞・"わがんね新聞"を作ることを提案する…。


    以前に読んだのは、確か自身が教師になって間もないころだった。そのときと今とでは、読んだときの感想が違う

    0
    2026年02月25日