真山仁のレビュー一覧

  • レッドゾーン(下)

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    上巻に引き続き、次々に仕掛けられる買収策。
    中国ファンドの巧妙な手口に追い詰められたアカマ自動車に対し、今ひとつ乗り気でない鷲津が繰り出す手は・・・。
    中国、アメリカ、日本を股に掛けた国際的な買収劇に発達し、目が離せなくなる。
    熾烈な買収劇の一方で、閑話休題的に綴られる東大阪市の中小企業マジテックを巡る話。
    浪速のエジソンの異名をとる社長が急死し、会社の継続に暗雲が漂い始めたが、事業再生家の芝野が加わり、再生の展望が開ける。『ハゲタカ4.5スパイラル』で、彼らが主役となるそうで、是非読んでみたい。

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    2025年02月15日
  • レッドゾーン(上)

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    ハゲタカシリーズ第3弾は、日本最大の自動車メーカー・アカマ自動車の買収を巡り、中国ファンドと鷲津が対決する。
    中国の買収王は、何故か鷲津を誘い出そうと様々な策を仕掛ける。彼の意図は何なのか、鷲津はどう動くのか。
    序盤戦から誰が味方で誰が敵か、鷲津すらも判らなくなってくる。
    アカマ自動車の社長と社長室長が、中国ファンドの買収策に必死に抵抗するが、次第に追い詰められる。
    打開策は?鷲津は?目が離せない攻防が繰り広げられる。
    鷲津の協力者が放つ言葉が、トランプが再び大統領になった今の日本の状況に妙にシンクロする。
    「アメリカの時代は終焉に向かってます。この際、日本は中国ともっとまっすぐに向き合うべき

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    2025年02月15日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    世界的リゾートホテルグループの執行役員となった松平貴子は、グループ内での権力闘争に巻き込まれる。
    さらに、救済策を出した中国の大富豪は国家安全部の人間で、その内部抗争も勃発し、貴子の身に危険が迫る。
    さながらスパイ小説のような手に汗握る展開で、サスペンスフルに。
    貴子の運命は・・・と、目を離さずにはいられない。

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    2025年02月04日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品。
    鷲津は名前が触れられるだけで、世界的リゾートグループのリゾルテ・ドゥ・ビーナスの傘下となったミカドホテルを取り戻そうとする松平貴子が主人公。
    中国の大富豪から救済策が提案されるが、彼の真意は?
    誰が味方で誰が敵か、松平貴子はミカドホテルを取り戻せるのか、日本とフランスを舞台に虚々実々の戦いが繰り広げられる。
    題名の「ハーディ」とは、スコットランド人の元恋人が貴子を評した言葉だった。
    「HARDY、元々は我慢強いという意味だが、図々しいと言う意味もある。他には、耐寒性という意味もある。耐寒性というのは、君にぴったりだ。寒くてもじっと我慢して耐えている。その

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    2025年02月04日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    「ハゲタカ」シリーズ 「シンドローム」を読み、鷲津政彦のビジネスにおける類いまれな完成された能力に魅了され、そこに至る彼の謂れを知りたく、今まで未読だったシリーズを遅まきながら読むことに。
    彼はアメリカに在住し、元々ピアニストだったが、アメリカ屈指のレバレッジファンドのトップからその才能を見出されて、この道に入ったとは。
    数年のうちに米国屈指の企業買収者となった彼は、「10年で日本をバイアウトする」と豪語し、バブル崩壊後の日本に戻る。
    そして彼は宣言通り次々に企業買収の成果を上げる。
    そこで登場する銀行や商社などは、実在の名前をもじっており、その当時のあの出来事かと、合点しながら読み進めた。

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    2025年01月11日
  • ハゲタカ4・5 スパイラル

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    ハゲタカ、スピンオフシリーズとはいえ、ちょいちょい主要人物が大小登場してくるのが、心地よい。本シリーズ全般のような派手さはないが、大阪の零細企業テーマといいながら、細かな内容や参考文献からも良く調べられた事がわかる。最後にも、また間接的な鷲津の登場がスッキリ読後感を持たせてくれました。

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    2024年12月05日
  • “正しい”を疑え!

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    私は真山仁氏の小説をまだ読んだことがない。
    この本はジュニア向けに書かれた本で、書いてることは正しいと思う。しかし、SNSが支配する現代。これを実行するのは、特に若者には至難の業だと思う。先日の兵庫県知事選でもそれは如実になっていた。
    本の中に日本人と中国人の違いに詐欺に関して「悪いやつ」「騙される方が悪い」と考えが分かれるとあったが、性善説を唱えるのは今や世界中で日本人だけかもしれない。最近は日本も変わってきているが…
    疑う力を養うのにクリスティの小説が最適とあったのにはなぜか微笑んでしまい、また、クリスティの小説が読みたくなった。

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    2024年11月21日
  • ハゲタカ 5 シンドローム(上)

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    『そして、星の輝く夜が来る』を始め、”震災”を描く3部作を著している著者が、「ハゲタカ」シリーズでついに東日本大震災を取り上げた。
    小説ゆえ、電力会社名は首都電力、原発設置県は磐前県としているが、その起きた事態は、東日本大震災そのもの。
    上巻では、鷲津の行動は脇役的で、頁の大半を占めるのは事故の起きた磐前第一原子力発電所での所長を中心としたスタッフたちの懸命な作業や、広報室社員それに新聞記者の行動などの群像劇。
    その迫力ある描写は、官邸や時の総理の馬鹿げた行動など当時そのままであり、小説ではなくドキュメントのよう。
    震災支援にNPO団体を立ち上げた鷲津が、危機に瀕したこの首都電力をどのように扱

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    2024年11月19日
  • ロッキード

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    昭和を代表する疑獄「ロッキード事件」
    多くの容疑者が結審前に亡くなったため、騒いだ割には最後がどうなったかがよくわかっていない事件。

    ロッキード事件と言えば、田中角栄の逮捕、有罪が印象に残るが本当に田中は有罪だったのか?が興味深く掘り下げられている。
    読後の印象では私は田中は無罪だったと思う。

    当時の検察の取り調べ方法、証拠の裏付け、同調圧力、世論の目などで「田中憎し、有罪にすべし」が大衆の大きな声だった。

    くしくも兵庫県知事選挙でパワハラで失職した斎藤元知事が再選したが、この騒ぎも証拠もなく一方的な意見ばかり取り上げ、まるで事件を作ったかのような印象を持つ。

    話を戻すと、田中角栄が「

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    2024年11月18日
  • 黙示

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    とんでもない取材量で書かれると言われるのも納得な程の、現実的な怖さがいつもある。やっぱ凄いなぁ。
    今の仕事柄、国民に見えないところでしたたかに立ち回ってほしいなぁとつくづく思う国。秋田や米野みたいな官僚が本当にいてくれたら、まだこの国を信じて頑張れる気がした。そんなことを率直に思った作品。

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    2024年11月06日
  • ロッキード

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    まさに期待していたような内容、落とし所…!
    内容が濃くてすぐ忘れてしまいそうだけど、とても面白かったです。
    とはいえ本当に事実なら悲しいなぁ

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    2024年10月28日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    数ある経済ニュースの中でも、個人的理解不能ジャンルの筆頭である企業買収をテーマとした作品ということで、読み始めるのを躊躇して数年積読されてた作品でしたが、いざ読み始めるとページをめぐる手が止まらない止まらない。これを機にニュースの意味がわかるくらいには勉強しようかなと思いましたし、鷲津の企業再建がもっと見たいので次作も必ず読みたいと思います!

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    2024年10月23日
  • レインメーカー

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    展開が早くて、先が気になって一気読みした。ただちょくちょく出てくる過去のエピソードが何だか薄かったのと、主人公がレインメーカー(ジャブジャブお金を稼ぐ弁護士)から連想されるイメージではなかったような…何でこのタイトル何だろうか。

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    2024年10月20日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    気にはなっていたハゲタカシリーズ!
    経営・経済のことはからっきしですので、正直分からないことだらけではありましたが、物語が面白くって読む手が止まりませんでした。ミカドホテル・えびすやはこの後果たしてどうなる??鷲津はどう絡んでくる?!気になる点だらけです。
    では早速下巻を読み始めます。

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    2024年10月19日
  • マグマ

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    経済小説をテーマにした真山仁にハズレは無いと思った。
    地熱発電に焦点を当てて、ちゃんと原発の功罪を伝えているのはとてもわかり易かった。

    震災前に出版されているところが先見の明があってすごい。

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    2024年10月18日
  • ロッキード

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    小学生の時、担任が授業中断して裁判の中継を見たのを何となく覚えている。
    担任が事件の概要を黒板に書いてたかな。さっぱりわからんかったけど。

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    2024年09月26日
  • そして、星の輝く夜がくる

    購入済み

    消化不良か

    良著だと思うのだが、作中の両震災とは多少関わりがある身としては、テーマを散らさず一つのテーマで結末までをしっかり描いた方が良かったのではないかと思った。

    #共感する

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    2024年09月24日
  • トリガー 下

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    真山さんの作品読むと、日本もこのくらいキレるインテリジェンスが本当にいたら、嬉しいなぁと思う。してやられない、きっちり他国を出し抜く日本であってほしいなぁ。

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    2024年09月08日
  • プリンス

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    希少燃料資源が発見されたという東南アジアの架空の国=メコン共和国で、その利権を巡って英国と米国との思惑がせめぎ合う過酷な国際政治を描き出した政治小説。
    独裁国家のメコンで民主化に向けた大統領選が予定されるが、民主化の希望の星=候補者ジミー・オハラが帰国するや射殺される。
    彼の息子ピーターも、日本の大学で意気投合した犬養渉とともにメコンへ。
    英国、米国の諜報部員に、メコン国の現大統領や軍参謀本部特殊部隊長、秘密警察長官など、様々な人物が入り乱れ、誰が味方で誰が敵か、混迷をつげる情勢の中で渉とピーターの運命は。
    権威主義国家メコンの荒廃とともに、民主主義国家の暗部をも焙り出す。
    「あんたら欧米列強

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    2024年09月03日
  • 海は見えるか

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    阪神淡路大震災で妻子を失った教師が、東日本大震災の応援教師に。子どもの思いに寄り添う熱い姿はかっこよかった。
    自衛隊の過酷さ、PTSDの苦しさ、故郷を離れる決断、防波堤か原風景か…。遠すぎる復興の中で、生き抜く勇気を登場人物から感じる作品だった。

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    2024年08月31日