真山仁のレビュー一覧

  • チップス(下) ハゲタカ6

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    正直言って、ストーリーがどうかは関係ない。(もちろん楽しい読めます)いつものメンバーが活躍するだけで面白い!

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    2026年08月13日
  • ロッキード

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    ネタバレ

    ロッキード 真山仁

    田中角栄の交渉術について

    日米繊維交渉にて

    カネの大義名分を考えるのも巧みだった。角栄さんはあの時、佐藤総理に電話を入れる前、通産省の事務方に「この2千億円は老朽化した過剰繊維の処分に使われるもので、産業政策上、何ら問題ない」と説明していた。すなわち、アメリカの圧力に屈したのではなく、あくまで産業振興のために国が支出するのだという"理論武装"も合わせて用意し、人と組織を自在に動かす。そこに角栄さんの凄さがあった。
    →ステークホルダーが仕事をしやすいようにする
     理論武装させる

    努力しても報われない社会や、賢く立ち回る者だけがお金持ちになっていく構図のもとでは、成功システムから零(こぼ)れ落ちた人達の鬱屈した負のエネルギーが充満している。それが、どこに向かうのか、何が原因で発火するかは分からない。
    →「炎上」の背景をよく説明できると思う。
     人間は比べてしまう生き物のため、自分よりいい思いをしている人間に嫉妬し、不健全な行動を起こしてしまう。
     →私も気持ちがよくわかる。
      自分が認めていないYouTuberに、そういう気持ちを持ってしまうことがある。
      
     →人間は上記のような行動を起こしてしまうと、理解していることが大事だと思う。
      また、炎上に安易に乗らないことも大事。
      盲目的に他人を叩くのではなく、炎上の構造を分析していく方が、はるかに建設的である。


    そして、我々がいかに先入観に毒されて、真実を探ろうとする目を曇らせていたかを思い知った。知りたい情報だけ手に入れればそれで満足し、自分勝手に歴史を理解してはいけないと痛感した。
    未来を探る知恵を授かるために、過去の事件の真相を探り続けなければならないと、教えられた。
    →都合のいい情報に遭遇した時に、満足してしまうのは、自分にもある。
    偏った情報で勝手な解釈の先には、実態の伴わない行動・結果しか起こらない。
    「情報」へのリテラシーを高めていかないといけない。
    今、取得している情報から、適切な解釈ができるのか。一旦、立ち止まって考えること大事だ。
    全く反対の意見はないのか。精査していくことが大事であると思う。

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    2026年08月10日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    ネタバレ

    まず読後の正直な感想は、スカッとしたカタルシスはないなということでした。
    ADの時ともやや通ずるのですが、鷲津が勝った!!というような単純な構図ではないからです。

    しかしながらこれは長いシリーズであり、作中で鷲津も年齢を重ねている描写も協調されているので、いい意味での変化なのだろうと受け取る様にしています。

    とんでもない量の取材に裏付けされた鋭利なまでのリアリティがこのシリーズの魅力のひとつだと思うので、軽率に続編を、とは言えませんが

    またいつの日か拝読できることを願っています。

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    2026年08月08日
  • シャドーゲーム

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    フィクションとノンフィクションが入り混じってる話か? 記憶を呼び覚ましながら非常に興味深く読める内容。スパイ小説好きには良いかも

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    2026年08月07日
  • ウイルス

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    新型コロナ終息から、まだ3年。なのに、はるか昔の出来事のように。コロナ前に読んだ福田和代さんの「バベル」を思い出す。ただ真山さんらしい容赦ない最悪の展開。新型コロナを教訓に感染拡大防ぐために冷徹な判断できるのか、使命感で働く人達いるのか。こうした警鐘、パニック小説、手を変え、品を変え出版してもらいたい。

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    2026年08月03日
  • 墜落

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    冨永シリーズ第3段。沖縄の歴史と現在の抱える社会問題に端を発する殺人事件と、米軍から購入した戦闘機の墜落に沖縄の良心と言われる人物が被害に合う事件が絡んできます。
    本シリーズでお馴染みの、冨永、神林、東條があの手この手でこの複雑に絡む事件を解明していきます。
    正直、目新しさはありませんが、分かり易いストーリーに展開の早さと登場人物のキャラクターの良さで面白く読ませてくれます。やっぱり、東條と振り回される神林のカラみは楽しいですね。
    最後にはコラプティオの白石が登場。次回作では4人が暴れてる事を期待します。

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    2026年07月21日
  • そして、星の輝く夜がくる

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    教師とはどうあるべきか考えされられた。
    子どもたちのことを1番に考える、教師のエゴなど気にせずに。それが一番大事だと再認識した。

    先輩教師のオススメで手に取った1冊。
    とても面白かった。

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    2026年07月10日
  • ブレイク

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    ネタバレ

    地震で原子力発電がクローズアップ、次世代のエネルギーとして地熱発電が極光を浴びる。だが地震国でありながら地熱での成功例は一カ所で小規模な例しかなく、さらに温泉地帯の住民の反対で立ち往生する。一部だけで開発を実行するが、やがて熱水層が出るがすぐに枯れ、開発が暗礁に乗り上げる。その理由は事前調査で利権をめぐってのデーター改竄があったことが発覚する。政治家の利権保持するがための改竄は、無能で危険な政策であるばかりか、決して国民への危機から守ためものではない。現実、日本は次世代エネルギーに関して政治家を含め日本は「危機感」がなく、何事も政治家の利権と名誉の度がすぎ、無能と無責任さが映るのは私だけだろうか。

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    2026年07月10日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    日経ビジネスに連載されていた小説。2023年11月から2025年9月までとのこと。
    テーマは微細加工の半導体を巡る地政学的な戦いに挑む鷲津。今ならAIを含めたテーマにするのだろうが、2023年の時点ではむしろ半導体がビジネスの主力テーマだったと思う。執筆にあたり数年かけて調査したのだろうから現在とテクノロジーの主戦場が少し違っていてもそれは仕方ないと思う。
    が、台湾の微細加工の半導体工場を巡って米中が熾烈な奪い合いをする中、鷲津がこの両国を手玉に取るという、ある意味痛快な内容。その半導体企業のオーナーが亡くなり、相続の話が絡むので、より面白みが増している。
    鷲津はなかなか動かない。読む手が止まらなくなるのは下巻のさらに半分を過ぎた頃。韓国、日本の半導体企業に触手を伸ばし、そして…
    ということで真山氏の真骨頂が発揮される。
    最後の乾杯で出てくるシャンパン「クロ・デ・ゴワセ」を飲んでみたい(現時点で5万円とのこと)。

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    2026年07月03日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    鴻海がモデルと思われる台湾、半導体を巡る米中の争いを描いた物語。
    久々の鷲津の活躍に期待が高まるが、ラストはあっけなくあっという間。
    もう少しヒリヒリしたやり取りを期待していた。。。

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    2026年06月29日
  • ウイルス

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    登場人物が多すぎて混乱する!と思っていたらバタバタとウイルスで倒れていく緊迫感。コロナを経て世界は強くなっているのか国民はどうなのかを考えさせられる話だった。

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    2026年06月26日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    実際に現実でおこってる事態と錯覚しそう。
    半導体もそうだけど石油とか、物理的なものだけでなく技術とか、唯一無二であることはとてつもない価値がある。

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    2026年06月24日
  • チップス(上) ハゲタカ6

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    台湾有事と半導体覇権。ドラマチックに描かれるのかと思いきや、前編は説明要素というかあまり感情の起伏なく淡々と進んでいく印象。後編はどうなるのか。

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    2026年06月19日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    本作は前島の活躍が気持ちよかった。特にフェニックスに買収の提案をするくだりは胸がスッキリした。傲慢な人間の傲慢な心理を冷静に描いている。一方でクライマックスは過去作品で描かれていたようなヒリヒリする攻防がなく、描写は省略されており肩透かしであった。

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    2026年06月17日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    久しぶりのハゲタカシリーズ。
    しかもテーマは話題の半導体。真山先生は、テーマ選びがいつもうまい。
    期待して読んだが、今作もとても面白かった。
    色々な伏線が最後に繋がるのは、いつもワクワクするが、今回も期待どおり。
    鷲津さんが還暦ごえなのは、びっくりしたが、また次回作もぜひ読みたい。

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    2026年06月15日
  • チップス(上) ハゲタカ6

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    相変わらず面白い。台湾での大地震発生からFSCとサムライキャピタル関連株の空売り攻勢のくだりは息を呑む緊迫感。早く続きが読みたい。

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    2026年06月13日
  • ウイルス

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    エポラウイルスとコロナウイルスが合体したコウモリ由来のウイルスは、高い致死率をもって日本から世界へと蔓延する。
    コロナウイルス禍を下地に、より強力なウイルスが出現したら…という物語だが、政府や医療機関などの活動は描かれていても、人間があまり描かれていないのが⭐️4つとなりました。

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    2026年06月12日
  • レッドゾーン(下)

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    ハゲタカシリーズ第三弾です。
    今回は自動車メーカーを題材にした話ですが、上巻では全貌が見えず、すぐに下巻を読みました。
    アメリカ、中国の企業が絡み合う中で、銅のような仕掛けがあるのかワクワクしながら最後まで読みました。
    次の作品にもすぐ手を出すと思います。

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    2026年06月08日
  • レッドゾーン(上)

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    ハゲタカシリーズ第三弾です。
    今回は自動車メーカーを題材にした話ですが、上巻では全貌が見えず、すぐに下巻を読みました。
    アメリカ、中国の企業が絡み合う中で、銅のような仕掛けがあるのかワクワクしながら最後まで読みました。
    次の作品にもすぐ手を出すと思います。

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    2026年06月08日
  • 玉三郎の「風を得て」

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    まずは、表紙の美しい写真に魅かれて手に取った本。
    第一部の「秘すれば花」は知っている話もあったものの真山仁の文章に引き込まれて読ませる。
    そして第二部は「その風(ふう)を得て」という題のもと「演」「闇」「老」「美」などについての玉三郎の想いが綴られる。

    坂東玉三郎と筆者の真山仁との三十年にわたる交流があるからこそ、玉三郎は率直に深い思いを語り、その思いを聞き取った筆者が無駄のない研ぎ澄まされた文章にする。お互いが信頼し合い、筆者は坂東玉三郎を深く尊敬している。そんな姿がうかがわれる本書である。

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    2026年06月07日