真山仁のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
沖縄で発生した2つの事件・事故を冨永検事が扱う。その2つは互いに無関係に思えるが、ストーリーの終盤に1つの点で接した時に、一方の事件の真相が解明される展開に興奮した。
前作の「標的」では首相候補が贈収賄に絡んだのか、絡んでいないのか、明確な答えを出さずに終わったので消化不良だった。今回も米国製戦闘機の不具合に関しては答えを出さずにモヤモヤしたまま終わるのかと思っていたが、技術的な疑問は残るにしても物語として答えを示してくれたのはスッキリして嬉しい。
雑誌の連載という性質上やむを得ないのかもしれないが、並行して進行する物語の切り替わりが早く読みづらいと感じた。 -
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玉三郎と真山仁の…、共鳴。
で、ものすごく読みやすくて。
じわり、と、伝わってきます。
第一部
生い立ち。家族。
歌舞伎の世界に入る時、その後。
厳しさ、興味深い。
第二部
それぞれ漢字一文字の章。
ぐっときます。どこまでも、深く、潔い。
そして、魂に繋がる漢字たち。
『醜』から始まります。
〜自らが、醜いから、美しいと感じる〜
〜醜いも美しいも、見分けがつかない〜
『演』
〜自分からの逃避〜
『闇』
〜人は闇から生まれ、闇に死んでいく〜
『妖』『海』
〜自分自身の思考や感覚に海の存在〜
スキンダイビング⁉︎
『情』
〜人間同士が対峙しないと生まれない〜
『粋』
ー東の粋。西の雅。ー
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Posted by ブクログ
ネタバレ初の真山仁作品
久しぶりの政治ものだった
停滞していた日本経済を力強く引っ張っていくリーダーの出現と彼を支える男と後々彼を監視する立場であるジャーナリストの物語
前半は内閣総理大臣の宮藤の台詞や立ち振る舞いを文字で読んでいてる自分自身も鼓舞されて圧倒された
こんなリーダーだったら確かに何も考えずついて行きたくなるようだった
ただ、後半から出てくるえげつない行為から少しずつ翳りが出てきていて少しづつ失望感を抱えて読むことになった。
どんなに国を力強く引っ張ってくれるリーダーでも、いつからか自分の行為ではなく自分そのものが正しいと思い始めてからは自分に従うもの以外を排除してしまう独裁者にな -
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真山さんの小説はこういうのですよね。
タングルの流れからのため、ちゃんとした真山小説を読めて嬉しくなりました。
緊急搬送された小児を必死の医療措置の甲斐なく亡くしてしまいます。遺族への謝罪と丁寧な説明で一時は解決したと思われましたが、金/地域のしがらみ/権力に絡め取られ遺族と病院の双方が裁判に無駄な巻き込まれていきます。
どう転んでも敗訴確定となる原告側の弁護士の真意は何か。
緻密な取材に基づく医療現場とその状況や法律が絡まり、それを紐解いていくまでが面白いですね。登場人物の過去や背景を描写しキャラクターも立ってます。真山さん節にのめり込めました。 -
Posted by ブクログ
本作は、外資系ファンドマネージャー・鷲津政彦が、問題を抱えた優良企業を買い叩き再生させる「ハゲタカ」シリーズの第6作です。
フィクションの形を取っていますが、登場する組織や人物を以下のように読み替えれば、フィクションの形を取っていますが、登場する組織や人物を以下のように読み替えれば、ノンフィクション感が増します。
・FSC = TSMC(台湾積体電路製造)
・フェニックス = ラピダス
・ワーグナー大統領 = トランプ大統領
物語の核となるのは、世界最高峰の技術を誇る台湾の半導体企業「FSC」の争奪戦です。
まさに「台湾問題=半導体問題」という構図で、昨今の地政学リスクを描いています。
そ