真山仁のレビュー一覧

  • 新装版 ハゲタカ2(下)

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    ネタバレ

    ようやく読み終えた。
    小説なのに金融の難しい戦略とかがあって理解しながら読むとすごく時間かかる。なかなか勉強になったし,ストーリーとしても面白かった。

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    2013年12月03日
  • プライド

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    著者の作品のなかでも、この短編集が一番面白いと感じた。人の矜持の本質とはなんなのかを、正攻法で伝えるものもあれば、反面教師的に伝えるものもある。プライドの全くない人間を登場させた作品はなかなか意表を突いて面白かった。

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    2013年09月28日
  • ベイジン(上)

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    2008年に発刊されたこの小説は二つの大事件を予想してしまっている。
    北京オリンピックの開幕に合わせ大連の原発を稼働させる。そのトラブルに立ち向かう日本人技術顧問と中国人責任者。

    この小説が取り上げたのは原発の全電源喪失と言う有り得ない事態。もはやフィクションではなくなってしまったのだが。

    もう一つの事件は中国政府の権力闘争。明らかに李克強と薄熙来がモデルとわかる人物が出ている。

    原発建設現場の無茶苦茶っぷりは笑えない。実際に建設中の橋が落ちたりが頻発しているが、それが原発だったらと考えるとしゃれにならない。

    モデルになった大連の紅沿河原発は今年の2月に稼働を始めている。

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    2013年08月04日
  • ベイジン(下)

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    ハゲタカシリーズの真山仁が週刊誌への連載に初挑戦した一冊。
    原発事故の後の今読むとものすごくいろんなことがしっくり来るとともにいろんな空恐ろしさがやってくる。
    舞台を日本にしたら書けなかったというのもすごい納得がいく上、中国を舞台にしているのもよいスパイスが効いている。
    ハゲタカほどの勢いはないものの、筆力が上がっているので読みごたえが十分。エネルギー系のほうがこの人、いい話書くんじゃない?とか思ってしまった。
    今の日本の原発の話を知るにも、良い一冊だと思います。

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    2012年10月14日
  • マグマ

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     地熱発電は最近クリーンエネルギーとして話題になっているし、それに絡む利権や諸問題もわかるし、それに加えてハゲタカファンドの動きもわかるし、主人公もなんかとっても頑張ってるし、これは面白い!
     
     題材が似たような小説で石黒櫂の『死都日本』も面白かったけど、こちらの作品のほうが人物がいきいきしている。

     WOWWOWのドラマは終わってしまったが、原作に加えて最新の情報も盛り込まれ、サブストーリーも充実していて、とても感動的だった。

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    2017年08月15日
  • レッドゾーン(上)

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    (上下巻合わせてのレビューです。)

    真山さん最新の文庫本。
    実は文庫化が待ちきれなくて、
    映画まで見に行った作品(しかも一人で)。
    予想通りというか期待通り、文句なしの★5つです。

    日本の架空の自動車メーカー(アカマ自動車)をめぐる
    主人公ゴールデンイーグルと中国ファンドの大買収合戦劇。
    中国という国家の大きさや複雑さが物語に表現されていて、
    今まで以上のスケールの物語になっています。

    ハゲタカシリーズもこれで3作目。
    もう続編はないのかなぁ。。
    なかなかこれまで以上の作品を出すのは難しいですが、
    真山さんには頑張ってもらいたいなぁ。。
    (なんて、思っていたら、続編

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    2021年06月23日
  • 虚像の砦

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    再び真山仁さんの作品

    テーマはマスコミ・ジャーナリズム・報道

    いまさら、マスコミとはどうあるべきなどという主張はしない。しかし、前日亡くなった筑紫哲也さんに関する特番で彼がジャーナリズムのあり方として権力の監視(watch dog)を貫くという言葉が紹介された。

    戦前の日本は政府主導の情報のみが報道されるという状況があった(他の全体主義国家も同様)
    そこからも分かるようにマスコミの役割は重要だ。

    本書のテーマの一つに以前、坂本弁護士一家殺人事件ではTBSがオウム真理教関係者に弁護士の発言のビデオを見せたことは大きな波紋を呼んだ。

    また、イラク日本人拉致事件で、自己責任論に

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    2019年01月16日
  • レインメーカー

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    真山さんの小説はこういうのですよね。
    タングルの流れからのため、ちゃんとした真山小説を読めて嬉しくなりました。

    緊急搬送された小児を必死の医療措置の甲斐なく亡くしてしまいます。遺族への謝罪と丁寧な説明で一時は解決したと思われましたが、金/地域のしがらみ/権力に絡め取られ遺族と病院の双方が裁判に無駄な巻き込まれていきます。
    どう転んでも敗訴確定となる原告側の弁護士の真意は何か。
    緻密な取材に基づく医療現場とその状況や法律が絡まり、それを紐解いていくまでが面白いですね。登場人物の過去や背景を描写しキャラクターも立ってます。真山さん節にのめり込めました。

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    2026年04月11日
  • チップス(上) ハゲタカ6

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    台湾の半導体技術を手中に収めたい米国と中国に、待ったをかける鷲津政彦率いるサムライ・キャピタルだが…8年ぶりの『ハゲタカ』にワクワク感が止まらない。鷲津の颯爽たる勇姿は、とても還暦過ぎとは思えぬほど。外国名の登場人物が多く、読み始めは混乱した。下巻に続く。

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    2026年04月09日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    本作は、外資系ファンドマネージャー・鷲津政彦が、問題を抱えた優良企業を買い叩き再生させる「ハゲタカ」シリーズの第6作です。

    フィクションの形を取っていますが、登場する組織や人物を以下のように読み替えれば、実質的にはノンフィクションです。
    ・FSC = TSMC(台湾積体電路製造)
    ・フェニックス = ラピダス
    ・ワーグナー大統領 = トランプ大統領

    物語の核となるのは、世界最高峰の技術を誇る台湾の半導体企業「FSC」の争奪戦です。
    まさに「台湾問題=半導体問題」という構図で、昨今の地政学リスクを描いています。
    そこに鷲津が「日本半導体産業の復権」を掲げて参戦し、三つ巴の闘いが繰り広げられる

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    2026年04月06日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    東日本大震災から真山さんやたらあちら側に寄っていってしまったのかーな発言と作品が増えて。
    まさかの鷲津に電力会社を触らせるという地獄のような作品を出して、
    ようやく台湾半導体と、TSMCを題材にしたハゲタカで久々に帰ってきてくれたのかと思ったら、
    もはや台湾を米中争うから救うというような話になってしまい、
    あの頃の国際経済小説とはまるでかけ離れた感じで。
    普通に読んでる間は面白いのですよ。
    それだけに着地点がなーー
    や、それでも今後もきっと読みます。
    合掌と言うその日まで。
    もっとグリーディでお願いします。

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    2026年04月04日
  • タングル

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    日本とシンガポール共同のプロジェクトを巡る国際謀略小説。
    著者によると、本書はシンガポール政府観光局がシンガポールを舞台に小説を、との企画から生まれた作品だそうだ。
    光量子コンピューターを研究している実在の東大工学部の教授に取材して、主人公は教授がモデルとなっていて、その教授による巻末の「解説」も興味深い。
    地球を救うためには、デジタルではなくアナログコンピューターが必要と立ち上げたプロジェクトに、その技術を狙い、米中が策謀を仕掛けてくる。
    その難題の前に、立ち塞がり登場する鷲津政彦。
    「ハゲタカ」ファンには、応えられない展開だろう。

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    2026年03月29日
  • ここにいるよ

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    能登半島地震から、もう2年。妙な意地やプライドは捨てて、未来のことは子どもたちの意見に素直に耳を傾け、資力のある大人は責任を持って受け止め実行していくのみ。能登だけの話ではなく、世界中どこでも、そうあれば未来に希望が持てるようになるのに。

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    2026年03月23日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    ドラマを見たことあったけど、そういえば小説は読んだことないのでよんでみたけど、面白い。どうしても、鷲津=大森 南朋のイメージがちらつく。続編も楽しみ。

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    2026年03月21日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    2026/03/21「チップス下」後半、激動の半導体企業の再編面白い
    半導体は国家戦略の柱、制する者は世界覇権を得る
    1.TSMCは台湾の守り神
    TSMC争奪戦こそ台湾有事の本質
    米国も中国もTSMCの半導体が相手に独占される事態は受け入れられない そうなる場合はむしろ「破壊」する
    2.最先端微細半導体「2ナノー」を台湾外に分散する→日本・米国へ
    世界のリスクは低下するが、台湾の重要性・価値を低下させる
    →米国は台湾を守る理由がなくなる
     そもそも台湾は独立国家ではなく、中国の領土に過ぎない
     TSMCの最新半導体技術と生産工場があるので米国は守る
    3.TSMC体制の今後
    本書では最先端半導体

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    2026年03月21日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    ネタバレ

    下巻、ちゃんとフィクションになってて良かった。
    現実こんな風にうまくはいかないかもけど、救いはあるな、と。

    鷲津さん、60代だったんか。
    そうか、自分も年をとるわけだ(^-^;
    仕事への情熱を失いかけてた彼が、最後、前向きに復活している感じに終わってて良かった。

    このシリーズを読み始めて、株とかに興味を持てることができたので、自分にとってとても大切な作品。
    もう少し鷲津さんには頑張っててほしい。

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    2026年03月20日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    複雑なパズルがきれいにハマったという感じですね。
    現実もこうだったらいいですね。

    サムライ・キャピタルはどんなに大きい会社なんだろう。
    規模を知りたいですね。

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    2026年03月19日
  • チップス(上) ハゲタカ6

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    後半を読みたくなる材料は全部揃った感じですね。
    今の情勢にマッチして面白いけど時間が経つと違って来る気がします。
    いまが旬と言う事ですね。

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    2026年03月18日
  • チップス(下) ハゲタカ6

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    ネタバレ

    鷲津かっこよすぎて、どんどん読んだ。
    FSCにもフェニックスにも断られてどうするんだろうと思っていたら、フェニックス買収して、そこにFSCの2ナノの工場をもってくるとは。全く予想してなかった。慈善事業ではないと、鷲津は言っていたが、FSCに失礼な態度取られてるのに、ここまで救うかねと若干不自然には感じた。あと、韓国のKSPの買収は不要ではとも。恩師との約束とはいえ、鷲津がリスクを取りすぎではと感じた。

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    2026年03月15日
  • ここにいるよ

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    能登の地震

    元旦に母親と教え子が若女将を務める旅館に泊まったら地震に巻き込まれた

    そして校長として再び能登の学校に行くこととした

    それぞれ起こった地震は違う

    子供 大人 ボランティアそれぞれの意見や考え方

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    2026年03月13日