真山仁のレビュー一覧
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再び真山仁さんの作品
テーマはマスコミ・ジャーナリズム・報道
いまさら、マスコミとはどうあるべきなどという主張はしない。しかし、前日亡くなった筑紫哲也さんに関する特番で彼がジャーナリズムのあり方として権力の監視(watch dog)を貫くという言葉が紹介された。
戦前の日本は政府主導の情報のみが報道されるという状況があった(他の全体主義国家も同様)
そこからも分かるようにマスコミの役割は重要だ。
本書のテーマの一つに以前、坂本弁護士一家殺人事件ではTBSがオウム真理教関係者に弁護士の発言のビデオを見せたことは大きな波紋を呼んだ。
また、イラク日本人拉致事件で、自己責任論に -
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2026/03/21「チップス下」後半、激動の半導体企業の再編面白い
半導体は国家戦略の柱、制する者は世界覇権を得る
1.TSMCは台湾の守り神
TSMC争奪戦こそ台湾有事の本質
米国も中国もTSMCの半導体が相手に独占される事態は受け入れられない そうなる場合はむしろ「破壊」する
2.最先端微細半導体「2ナノー」を台湾外に分散する→日本・米国へ
世界のリスクは低下するが、台湾の重要性・価値を低下させる
→米国は台湾を守る理由がなくなる
そもそも台湾は独立国家ではなく、中国の領土に過ぎない
TSMCの最新半導体技術と生産工場があるので米国は守る
3.TSMC体制の今後
本書では最先端半導体 -
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シンイチは幼い頃から感受性豊かな子で、幼稚園も1日でやめてしまったくらいだった。幼少期にポリオにかかり、足の動きが悪くなる。両親は心配して日本舞踊を習わせた。5歳で初舞台。6歳で守田屋の内弟子になり、坂東喜を名乗る。次に坂東玉三郎を名乗る。坂東弥五郎と坂東田門が教育係としてつく。
光の魔術師である玉三郎は、何より照明に力を入れる。魂を孤立させないための道筋を照らすのが闇だ。
海に魅せられるのはそこに豊穣の無があるから。玉三郎にとって海は想念を存分に解放する世界なのではないだろうか。
東の粋、西の雅。粋が過ぎたら下品になる。雅が過ぎたら野暮になる。経験を積まないで無闇に粋になろうとすると、 -
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再読。新刊を読むために、一巻から読み返してみる。
2011年3月11日に起きた東日本大震災から2ヶ月ちょっと、主人公の小野寺は神戸からの応援教師として甚大な被害を受けた被災地・遠間市の小学校に赴任した。小野寺自身も阪神淡路大震災で被災し、妻子を亡くした過去があった。赴任早々、小野寺は、健気に頑張りながらもどこか無理をしている子どもたちに向かって、「頑張るな」と言葉を掛けて自分たちの不満をぶつけた壁新聞・"わがんね新聞"を作ることを提案する…。
以前に読んだのは、確か自身が教師になって間もないころだった。そのときと今とでは、読んだときの感想が違う -
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ネタバレ安全保障問題、特に防衛費増強の財源問題を取り上げた政治小説。
我が国の防衛と国民負担について考えさせられる小説で、そのことについて国民が自分事として捉えなければならないというメッセージには共感した。また、人頭税形式の「防人税」と、それを拒否する場合は1か月間の予備自衛官勤務=事実上の徴兵制という本作の中の防衛財源の解決策も、現実世界での実現可能性はかなり低いとは思うが、かなり興味深い政策アイデアだと思った。そして、主人公の一人である都倉響子は、現実にもいてほしい魅力的な政治家だと感じた。
ただ、小説としては詰め込みすぎで消化不良のように思えたし、在日米軍が突然撤退したり、中国が中日安全保障条約 -
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ロッキード事件
リアルタイムでは知りませんが、田中角栄がロッキード社から賄賂を受けっとて捕まった、というザックリした知識しかなかったので、その真相がまとめられてるんかな、と思い購入
事件から40年近く経過し、公文書が公開されたり、関係者からの新たな証言が得られたりとかして、改めてイチから検証されていました
関係者の多くが高齢になっていて、ギリギリのタイミングで得られた証言もあり、とても貴重な内容でもありました
完全に核心に迫れたわけではないけれど、個人的にはかなり衝撃的な内容だったと思っています
角栄さん、民間航空機の便宜かと思っていたけれど、どうやら対潜哨戒機の便宜であったのでは?と -
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ネタバレまたドラマの「ハゲタカ」が始まったので録画予約しました、NHKの土曜ドラマが好きでよく見ていたころ読んだ本のメモ書きです、簡単ですが。 また「ハゲタカ」ファンに戻りそうです。
鷲津役の綾野剛さんがPRのためにチャンネル変えるとあちこちに出ていましたか、彼にこの役は合うかもしれない、ちょっと癖がある顔立ちだし演技派だし。と思って録画の予約をしました。
早朝に再生して少し見たのですが過去のものがうろ覚えなので、大筋は別で細かな所が変えてあるようですが面白そうです。柴野役の渡部さんもちょっと線が細くて神経質だが行動力も包容力もあって、できる感じがいいと思いました。
実はこの柴野さんの仕事ぶりを追っか