真山仁のレビュー一覧

  • “正しい”を疑え!

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    子供向けの本だけど、大人になった自分にも参考になる事が多かった。

    腹を割って話せば分かると思う日本人と、分かり合えない前提で妥協点を探す欧米。
    騙す人が悪い日本と、騙す人は頭がいい中国。
    情報は、発信者によって歪められている事。
    など、子供の時から知っておくと良さそうなことばかり。

    あと、小説を通して様々な人の擬似体験をする事が有益性も、多くの人が言っている。
    アガサクリスティー推しも納得。

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    2023年02月19日
  • マグマ

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    この小説が、3.11原発事故よりも前に書かれていたことに、著者の先見性の確かさを見る。
    『ハゲタカ』シリーズの著者が、火山大国である日本で地熱発電がなぜ発達してこなかったのかを明かし、原発という禁断の火を手に入れてしまった我々は後戻りできないのだろうか、そんな問いかけを迫る経済情報小説。
    ファンド会社の上司から地熱発電会社の再生を指示された主人公野上妙子。
    彼女が、地熱発電研究の第一人者者や日本地熱開発社長とともに、再建を果たすまでを描く。
    小説内で、地熱発電の問題点として3つあげられている。一つは、コスト的ハンディが大きく、事業として魅力がないこと。二つ目は、政府の温暖化対策である助成措置の

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    2023年02月15日
  • “正しい”を疑え!

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    正しい、と言われていることをそのまま信じるのではなく、知見を持って疑おう。そのために小説を読んで疑う力を鍛えよう。という主張。
    ツッコミどころなのかわかりませんが内閣総理大臣は国民の選挙で選んでいません。

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    2023年02月05日
  • そして、星の輝く夜がくる

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    被災地の小学校へ、支援の一貫としてやってきた小野寺先生。
    彼もまた、阪神淡路大震災で妻と娘を喪った経験を持つのだった。

    まもなく大震災から12年。
    もう12年なのか、まだ12年なのか。

    フィクションだけど被災地での問題や課題がリアルで、読み進めるのが辛い人もいると思う。
    あの日東京にいたに過ぎない私ですら胸にくる描写がいくつもあり、割りきってページを捲らないと頭の中が津波や火災や瓦礫、何もなくなった海外の映像でいっぱいになってしまった。

    小野寺先生は学校の子供たちを励まし励まされ、自分の傷も癒えてないのに生きていこうとしている。
    小野寺先生にとっての子供たちのような心の拠り所がないと、足

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    2023年01月21日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    なるほど、こう描き繋げたか。
    面白い、本編を更に盛り上げる。でも個人的にはちょっと人が亡くなりすぎかな。

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    2023年01月18日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    ハゲタカシリーズのスピンオフ。本編シリーズと当たり前だけどリンクしながら、謎であった部分が見えたりして軽快に読める。後は下巻に期待。

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    2023年01月17日
  • プリンス

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    真山さんの文章は少し硬い感じがします。
    ですが、展開、筋回しが、巧妙で読後感は非常に良かったです。話の展開は少し出来過ぎ面はありますが、政治は諦めるものではなく、信じて進んで行くものだというメッセージは私の考えと同じなので、結末の共感は大きかったです。
    氏の他の最新咲くも読んでみたいと思いました。

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    2023年01月16日
  • レッドゾーン(下)

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    色々と巻き込みながらだったので、理解するのでいっぱいいっぱい。
    伏線?みたいな話が多いので、下巻もなかなか濃い内容だった。

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    2023年01月16日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    ハゲタカシリーズのスピンオフ作品。
    上巻ではバラバラと思われたストーリーも1つに最終的にはまとまっていた。
    しかし、その分、話があっちこっちにいくので、整理が大変だった。
    アランの死の真相も分かったが、他の人も含め、無理やり死の描写を描いているように思えた。
    サスペンスの部分はかなり強引だったと思う。

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    2023年01月03日
  • マグマ

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    再生可能エネルギーの一つとしての地熱発電について学ぶために八丈原地熱発電所に見学に行った際に、この本を知りました。この作品が書かれたのは2006年。2023年の現在は、原発の全停止を経て、電力自由化、再生可能エネルギーへのシフトが進む一方で、脱炭素と資源高への切札として政府と電力会社が原発再稼働を進めている。そして地熱発電の発電能力は2006年当時と変わっていない‥。地熱発電や原発のあるべき位置付けはどこなのか……。いろいろ考えました。
    物語的には、ラストに向けて展開を少し急ぎ過ぎた感じが。
    電力業界の10数年の環境変化を踏まえて、続編が出ないかな。

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    2023年01月03日
  • レッドゾーン(下)

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    日本最大の自動車メーカー、中国の国家ファンド、香港富豪、米国最大のファンドと、壮大な内容にどう落とし前つけるのか、、と思いながら読み進めていましたが、なるほどです。中国国家を巻き込んでこんなに上手く行くのかというのはありますが、相変わらずの期待を裏切らない面白い展開でした。著者の綿密な事前下調べに敬服です。最後のアカマ自動車の社長室長の一言。鷲津さんどうするんだろう??

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    2022年12月31日
  • 神域

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    アルツハイマー病で死滅した脳細胞を再生させる研究所の役員や研究者たち。
    先端医療産業開発機構の役員。
    総理大臣、秘書官や内閣参与など日本政府関係者。
    さらに、宮城県警及び宮城中央署の刑事たち。
    登場人物の多さに、名前を覚えきらない読み手(もの忘れな高齢者)には、便利な登場人物の一覧があり、大いに助けられた(笑)。
    死滅した脳細胞を再生させる研究を行っている研究所の周りで、アルツハイマーの高齢者が次々と行方不明になる。不審を持った楠木警部補が捜査を始める。
    ミステリアスな事件が連続する一方で、研究者たちが開発した人工万能細胞「フェニックス7」の是非を巡って日本政府内での主導権争い、さらにはアメリ

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    2022年12月30日
  • レッドゾーン(上)

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    好きな登場人物の1人であるリンの露出が多くて良いです。中国が遂に描かれたな、、、という感じ。下巻へのフリが随所に描かれており、どうなるのか楽しみです。

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    2022年12月28日
  • “正しい”を疑え!

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    ネタバレ

    ・日本では「話せばわかる」はずだから、コミュニケーションが重要と考える。外国では「話しても分からない」からこそ、互いの妥協点を見つけるためにしっかりと話し合うことが必要と考える。つまり根本的にコミュニケーションの捉え方が違う(p.6)。
    ・島国という地理的条件、長く続いた鎖国。日本では国民が均質で同一の価値観を有する社会になった。つまり、「多様性」から最も遠い文化の中で生きてきた。(p.12)
    ・自分の信じている神こそが世界最高だ。多くの「迷える子羊」に最高の神様を教えてあげたい。異教徒の目を覚ましてあげることこそが、信徒の使命=正しいこと、だと考える。
    ・日本人と中国人は明らかに価値観が違う

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    2022年12月23日
  • “正しい”を疑え!

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    若者向けに易しく書いているのが好結果につながっている。ふだんは真山さんの本は不正義に対する怒りが文体に滲み出る感じがしてました。しかし、この本にはそれがないです。ちなみにこの本で勧められてアガサを改めて読み直そうと思いました。

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    2022年12月08日
  • オペレーションZ(新潮文庫)

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    日本の財政問題。
    深刻さは理解するも…
    …社会保障の改悪〈給付削減・負担増〉は困る。

    読んでいると、現政策にも、腹が立ってくる。
    まずは、政府の無駄使いと、そこに群がる輩を、取り締まるべきだろう…
    …などと、考えてしまう。

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    2022年12月06日
  • “正しい”を疑え!

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    #正しいを疑え
    #真山仁
    #岩波ジュニア新書

    小説家の真山さんが現代を生きぬくヒントを教えてくれます。確かに情報過多な現代。疑う力が必要だと感じました。小説やミステリーを読むことによりその力を育てるのも納得。早速アガサクリスティに挑戦したい。

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    2022年11月29日
  • “正しい”を疑え!

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    自分よりだいぶ若い人たちへのメッセージとして書かれた一冊だけど,受け取れるものは多かった.
    小学6年生,受験を間近に控える息子に改めて,勉強の合間に向き合ってほしいテーマだった.
    大好きな作家の共感できる本なのに「違和感」も覚えられたことは,収穫だった.

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    2022年11月29日
  • コラプティオ

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    挫けたまま立ち上がれないでいる震災後の日本で、巧みな弁舌を駆使し国民の心を捉え、総理に登り詰めた登り詰めた宮藤隼人。
    彼の政治信条に共感し、側近として支える白石望。
    白石と同期で、政治の闇を追いかける新聞記者の神林裕太。
    この3人を中心に、内閣官房長官、総理主席秘書官、事務秘書官、さらに敏腕記者等により、それぞれの思惑を秘めた虚々実々の駆け引きが繰り広げられる。
    題名の「コラプティオ」とは、どういう意味か不明のまま読み続けたが、ラテン語で「汚職・腐敗」を意味すると巻末で明かされる。
    原発産業による日本復興という大事業を計画する宮藤総理。日本フェニックス計画と銘打った政策は、震災で落ち込んだ日本

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    2022年11月23日
  • “正しい”を疑え!

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    「正しい」ことを疑え。疑う力を鍛えるために、アガサ・クリスティーを2回読もう。民主主義を唱えながら、自分の「正しさ」のみを押し付け、時には暴力(肉体的、精神的)におよぶ「市民」が多すぎる。「正しさ」は相対的なものだと思う。人を疑う前に、一度立ち止まって、自分を疑うことから始めたい。

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    2022年11月03日