真山仁のレビュー一覧

  • 売国

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    うーーーーん、アメリカ大統領すら海外からコントロール出来るかもという現代の世の中でこの本の世界観はとても想像しやすい。

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    2017年12月04日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    一昔前に流行っていたハゲタカとか外資ファンドと、
    日系金融機関、バブル後に債務超過に陥った企業を巡るストーリー。
    主人公は日本人ながら外資ファンドのトップを任され、
    まさに日本の金融界を暗躍する。

    ビジネスマンは見積書作って、提案書書いてが仕事では無い。
    ということを強く意識させられるかな。

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    2017年11月14日
  • 雨に泣いてる

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    真山仁『雨に泣いてる』幻冬舎文庫。

    文庫化されたので再読。

    冒頭から東日本大震災当時の記憶が鮮明に蘇ってくる迫真の描写に物語に引き込まれていった。この世の終わりかと思うような激しく長い揺れ、地震発生後にワンセグで見た三陸沿岸を襲う大津波の映像、ラジオから聞こえた宮城県の荒浜に2、3百体の遺体が流れ着いたという信じられないニュース、耳を疑った町が壊滅という言葉、まさかと思った福島第一原発事故、大津波で何も無くなった三陸沿岸の光景…

    東日本大震災発生の翌日、阪神・淡路大震災を経験した毎朝新聞社会部記者の大嶽圭介は被災地である宮城県へ現地取材に向かう。そんな大嶽に三陸市で取材中に被災し、行方不

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    2017年10月10日
  • プライド

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    蜜蜂の話とその後別の作品になったのは連載時に読んで覚えていた。どれもすっきりはしない話だけど面白かった。

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    2017年08月21日
  • レッドゾーン(上)

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    2作目(バイアウト)はもう一つカタルシスに欠けたがこの3作目は面白かった。ラストの畳み掛けっぷりと伏線回収っぷりが良い。でも相変わらず登場人物が気取っててウザい。

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    2017年06月24日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    リーマンショック当時のアメリカを舞台にした小説。ミステリータッチの展開があり、さらにリーマンショックの裏側を見せるドキュメンタリータッチの雰囲気もあり、面白く学べる小説。

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    2017年06月04日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    サブプライムローンによる金融危機の時代を舞台にストーリーが進むシリーズ第4弾。
    市場の守り神と言われる巨大投資家との対決。

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    2017年05月28日
  • 黙示

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    農薬問題からの遺伝子組み換え作物を題材にすることで日本の農業、ひいては世界中での食糧争奪戦を人ごとではないと警鐘を鳴らす話。
    農薬メーカーの研究者、農薬の被害を受ける立場の養蜂家、農水省の役人とそれぞれの立場でそれぞれの問題日本の直面する。
    知らないことなどがたくさんあり、とても興味深かった。この話では農水省は前向きな大きなプロジェクトを実行しつつあるが、現実はどうなのか、知りたくなった。

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    2017年04月24日
  • 売国

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    いままでの真山仁作とは少し違う印象だったような。検事が主人公のひとりで推理小説感があったからか。
    ちょっと期待してたものと違ったかな。

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    2017年03月12日
  • マグマ

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    勉強になると同時に面白さを感じることができる作品。倒産した地熱発電会社を再生すべく、投資ファンドから出向した社長が社員と共に奔走していく作品。地熱発電の仕組み、メリット、参入への障壁を学ぶことができ、参入に向けて様々なところへ手を伸ばしていくやり方も含まれており面白かった。真山さんの作品を初めて読んだが今まで読んだ小説で一番面白かった。

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    2017年01月22日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    ネタバレ

    経済・金融に若干興味が出てきたころに買った一冊。なかなかボリュームもあり、専門用語もちらほら出てくるので読むリズムを掴むまで少し時間がかかったが、読み進めていくにつれて引き込まれていくのを感じた。投資ファンド・不良債権・バルクセールなどなど専門用語は調べながら読んでおり的確に物語の内容をつかみきれているかわからないが金融ビジネスも「先見の明」をもっているだけでは支配しきれず、ヒトの心を掴み、他人の評価や自分の立ち位置を把握してこそ上手くいくものだと感じた。また、フィクションではあるけれど日本政府と銀行の腐った体制やバブル期の企業の在り方、その後の失敗について、なんだかやけにリアルな感じがして怖

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    2016年12月13日
  • ベイジン(上)

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    東日本大震災以前の作品と思うとゾクッとする。
    原発に関しての思いを深くした。

    諦めや絶望からは何も生まれない、希望は努力して奪い取るもの。

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    2016年11月17日
  • レッドゾーン(下)

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    前2作よりは無双感がない。なんかうまく立ち回って落としどころを作ったという話。
    アランの死の真相はわかったのはよかった。
    ホテルの経営者の女は出てこなかった、今後再登場あるのか?
    4作目に期待。

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    2016年10月28日
  • 売国

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    国を売る ことの定義が 曖昧なことが、もったいない。
    グローバル化のなかで 『国を守る。国を愛する』ということも
    その 意味が 不鮮明となっている。
    『国破れて正義あり。正義ありて国よみがえる』
    この本のテーマは 国よりも 正義にあるのだ。

    人類のため という大きな課題があり、多くの科学技術は
    その国のために開発されるわけではない。
    日本人が開発したから、日本国のものだ という論理が成り立たない。
    インスタントラーメン、カラオケは 確かに 日本人が開発したのだが、
    それは 世界中で つくられ、使用されている。
    中国人が 漢字と紙を開発したのに、日本は特許料を払っていない
    などと 暴論を吐く 

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    2016年10月25日
  • 黙示

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    ネタバレ

    日本人でいることが不安になる。
    いや、どこの国でも将来の食料安定供給の保証は無いか…。農薬、遺伝子組み換えなどを受け入れつつ、安心・安全とのバランスをいつまで保っていけるのだろう。

    自分が手塩にかけて開発してきた米を実験材料に選ぶ米野さんは、本当に研究者だなぁ。がんばれ、太郎と花子!

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    2016年08月24日
  • 虚像の砦

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    ハゲタカのドラマは見てたけど、本では作者初挑戦。
    序盤の劣勢から逆転するスッキリ爽快社会もので、気持ちよく読めて面白かった。
    独特なテレビ業界の慣習や、構造など知らない事が多かったけど上手に書いてあるため、置いてけぼりにならず、むしろ大変勉強になった。
    現実の事件と重なる部分が多く、当時の裏背景を色々想像してしまう、、、

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    2016年07月29日
  • 黙示

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    農薬・食糧危機・遺伝子組換え…これからの日本の農業政策について、食の安全についての問題提起。真山仁の取材力に感服。そういうところはアーサー・ヘイリーに似てる。

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    2016年07月19日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    サブプライムローンの影響でアメリカが不況に陥るまでの間に、裏ではいろんな人がものすごい手を使って動いていたんだということがわかり衝撃を受ける下巻。

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    2016年07月18日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    金融用語にはやっぱりスムーズにはついていけないけど、今回の内容がサブプライムローンやリーマンブラザーズ破綻のこととあって、いつも以上に興味深く読めた。

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    2016年07月17日
  • 新装版 ハゲタカ2(下)

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    前作「ハゲタカ」からスケールが大きくなっているが、引き続きエンターテインメント性があり、最後まで手が止まることなく読み終えた。

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    2016年06月25日