真山仁のレビュー一覧

  • ロスト7

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    旧ソ連のスーツケースぐらいの携帯用核爆弾が持ち込まれ、柏崎原発を狙われている。総理に約束を守れと言ってきたチーム名がロスト7といい犯行声明分を送りつけてきた。それに対応すべくプロに依頼される。スリル満点なストーリーで、一気に読んでしまった。

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    2025年02月10日
  • 新装版 ハゲタカ(下)

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    バブル期の日本企業の放漫経営に鉄槌を下すハゲタカファンド

    不良債権処理などニュースでもいまだに耳にすることはあるが、その裏には当事者達の壮絶な人生がある

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    2025年02月04日
  • ロスト7

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    少しネタバレあります。

    結末と登場人物のエピソードが、お粗末すぎるかな。
    構想とタイトルはすごく壮大なものなのに、ラストの展開が幼稚なものだったのにはガッカリ!!
    それに『日本初の女性総理』というのも、最初は魅力を感じて読み進めてたけど、読み終えてからジワジワ感じるのは、『女性蔑視なんじゃない??』という思い。 女性の総理だからこんなふうな政治しか出来ない!!と思わされた。(あくまでも私の感想です。)
    もっと登場人物の話に肉付けをして欲しかった。
    とはいえ、西園寺良子さんが鼻歌を歌ってた浅川マキさんのあたりは、素敵だな。。。とも思ったり。。。

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    2025年02月09日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    バブル後の不良債権処理の日本におけるハゲタカファンドの話

    金融には詳しくないが物語に引き込まられる

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    2025年01月31日
  • レインメーカー

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    医療裁判。
    医者は神様でないので出来ることと出来ない事があるのは当然です。
    出来ない事が皆がわからないのが
    とても難しいところです。

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    2025年01月16日
  • 当確師 十二歳の革命

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    とっても面白い内容で、選挙活動の大変さに擬似で触れることが出来ました。
    今の自制出来ない政治家さん達にも、読んでほしいと感じました。

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    2025年01月13日
  • ロスト7

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    核爆弾を使ったテロ。訴えたいのは日中平和?著者の訴えたいのは逆ではないのか?
    それにしても日本初の女性首相を登場させておいて、ちょっとお粗末ではないのか。

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    2025年01月10日
  • 標的

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    中だるみだったけど、後半の逮捕からは一気に話が進んで楽しめた。
    終わりかたも良かったと思う。みやび議員のこれからがどうなるか、余韻を残す感じで終了。

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    2024年12月22日
  • ブレイク

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    ネタバレ

    地熱発電をテーマにした小説。

    どうも震災前の「マグマ」という作品の続編らしく、震災後の地熱発電について描かれている。
    地熱発電については知っていたものの、ここまで採用されていないのに驚きました。
    原発再稼働も大事と思いますが、地熱発電だけではなくその他の再生エネルギーも並行してもっと早く開発を進めないとまずいと思いました。
    前作のつながりで登場人物が多い割には各エピソードが深堀されておらず残念です。

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    2024年10月09日
  • 当確師 正義の御旗

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    ネタバレ

    偶然というか、縁あって、自民党総裁選の時期にこの本を読むこととなった。
    政治資金問題、派閥解散、ロシアのウクライナ攻撃など現実を小説の素材にするところがさすが真山さん。

    現職内閣、国政を裏で操る重鎮、過去の総裁選の不正を執念で追うベテラン記者、日本初の女性総理を目指すシングルマザーの女性議員、主人公の旧友で本命の総理候補など、役者は揃いに揃っているが、話が壮大で、置いてけぼりになった感じだった。
    結局、総裁選は党員の旧派閥、選挙後の保身やポジションを巡る駆け引きの結果だと思い知った。

    日本の首相を有権者の1%未満の人間が決めていいのか、その1%は本当に国民の代弁者たる資質と信念を持っているのか。
    答えは否だが、国民が義務を放棄し、地方選挙の投票率は下がる一方。若者は勉強もせずに無関心を装い、将来を見ようとしない。
    そんな虚しさが一番心に残ってしまった。

    続きがあると期待する終わり方だったので、当確師の本来の仕事、矜持を発揮した新作を待ちたい。

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    2024年09月17日
  • ロッキード

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    ロッキード事件は50年近く前の話でマスコミはじめ世の中が大騒ぎしていたので印象に残っている。
    自分が社会に出たての頃のことで、田中角栄総理が全日空の機種選定で丸紅経由でロッキード社から5億円を得たとする収賄事件である。

    これは小説家の真山仁が初めて書いたノンフィクション作品である。彼の経済小説を何冊か読んだことがあり、馴染みやすい今風の話題をテーマにする作家なので軽い気持ちで読み始めた。
    作者は時間の経過で関係する存命者が少ないなか、アメリカにも足をのばし丹念に関連当事者から聞き取りまとめたものである。
    田中角栄はもとよりその近親者や児玉誉志男・吉永祐亮・若狭得治など主要人物については生い立ちから性格や事件との関わりなど克明に描写されている。当時の膨大な新聞記事を一気に読んでいるような気分になる。記憶も風化していたが、改めて事実経過も確認できて事件の全貌がそれなりに理解できた。しかし長大なボリュームの割に意外で新鮮な事実は殆どなく、斬新な切り口や仮説や主張もあまりなかった。収集した情報や知った知識の並べたてが多く、本質を抉り出す迫力に欠けノンフィクション本来の緊迫感は感じられなかった。通説の底に隠れた真相を覗き見る興奮は味わえず、がっかりである。
    それは、従来から彼の小説に感じていた物足りなさに通底する。極論だが、カタカナのテクニカル・タームを多用するビジネス小説から虚構を除くと内容の浅薄さが残り、時流の用語や世代の情報格差に乗じた書き物では自ずと限界があり読者に飽きられる。
    初めてノンフィクションを描くことで、ビジネス小説の作家として次の展開への課題が如実に現れている。

    結局この作品のロッキード事件疑惑の結論は、当時とあまり変わらず肝心の真相は藪の中であることを確認しただけであった。日米関係の背景とか政治家や関係者の蠢きには新しい事実も多少あったが、相変わらず全貌はもとより部分の事実関係も曖昧なところが多く釈然としない。

    「この話は墓場まで持っていく」という言葉がある。
    ロッキード事件で主な役割を果たした人たちは皆そうなのだろう。結果、この事件のように真相を明らかにできない歯痒さだけが残る。アメリカは秘密情報でも一定期間後オープンにする仕組みだが日本はまだそうはなっておらず「墓場」に収めたままだ。
    歴史的にもアメリカのGHQやCIA・政治家や企業が関わると事案はより複雑で闇も深くなる。
    戦後日本にはこのような類型の事件が数知れない。
    裏でよく話題になる日本の政治家には悍ましさを感じる。岸信介・佐藤栄作・中曽根康弘・・・。

    「お天道さんはすべてお見通し」という箴言もある。

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    2024年09月09日
  • 当確師 正義の御旗

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    当確師シリーズ3作目。常に候補者を当選させる事を生業としてる当確師。今回も身内から対立、それぞれの人間関係や利害関係を炙り出している。今回は国際的な問題にも波及してて当確師には権限が及ばないでしょ、と言いたかった。

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    2024年08月26日
  • ロッキード

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    日航機墜落事故もそうだが、子どもの頃リアルタイムで発生していた事柄にも、色々な見方があるのだと感じた。そもそも子どもの頃はニュースも観ていないし、事件・事故名を知っている程度だが…。
    安倍さんの暗殺事件にも、色々な見方があるようだし。報道を見極める力が求められると思う。

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    2024年08月24日
  • そして、星の輝く夜がくる

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    ネタバレ

    小野寺徹平
    神戸から遠間市立第一小学校に応援に来た先生。六年二組の担任。妻、娘を阪神大震災で亡くした。

    遠藤悟朗
    わんぱくそうな児童。妹のぜんそくがひどい。父は農協職員、母は市役所職員。

    大谷幸夫
    小柄な生徒。

    松井奈緒美
    長身で大人びた雰囲気の児童。父は漁師で、津波で家と船を失って避難所暮らしを続けている。副委員長。

    千葉哲
    学級委員長。

    三輪明菜

    三浦
    被災死した元の担任。

    友田太郎
    震災でケガをしたせいて丸刈りになった。

    田丸
    地元で写真店をやっている。

    冨田和代
    六年一組の担任。

    田窪洋一
    六年一組の児童。

    保科圭子
    一組の児童。不登校。

    福島智史
    震災が原因で転校してきた児童。父親は東京電力福島第一原子力発電所に勤務している。

    亜紀
    福島の妹。二年一組。

    三木まどか
    教員になって三年目。以前は遠間南小学校に勤めていた。

    滝野敏也
    フリージャーナリスト。

    糸井沙也加
    遠間南小学校で被災した亡くなった五年生。

    伊藤
    教務主任のベテラン教諭。亡くなった遠間南小学校校長の夫人。

    吾妻
    遠間南小学校教頭。

    相原さつき
    災害ボランティア。小野寺が九五年に被災したときに担任を務めた五年三組の学級委員長。

    あんちゃん
    中井俊。地元で結成された被災者支援団体「地元の御用聞き」のリーダー。

    畑野康司
    阪神深江駅前で居酒屋を営む。小野寺が一九九四年度に担任した。

    水口義光
    小野寺が一九九四年度に担任した。東大から国土交通省入省というクラス一のエリート。

    橋本健太
    小野寺が一九九四年度に担任した。トラック運転手。

    翔平
    奈々
    桃子
    震災で亡くなった児童。

    玉恵
    小野寺が一九九四年度に担任した。神戸市内の小学校で教鞭を執っている。

    時田直之
    小野寺が一九九四年度に担任した。教師。

    奥本咲子
    小野寺が一九九四年度に担任した。アパレルに勤める。

    工藤雄輔
    小野寺が一九九四年度に担任した。清酒会社に勤めている。

    敬子
    小野寺の妻。

    恵美
    小野寺の娘。

    森永
    元深江小学校校長。

    田中珠里
    六年三組。津波で母を亡くした。

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    2024年08月14日
  • ロッキード

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    最初らへんはすごく面白かったけど、途中200ページくらい中弛み感やばかった…笑
    児玉誉士夫とか知らん人の話が延々と続いてほぼ内容頭に入ってこず…
    田中角栄のことが知りたくて読んでるのだから、せめてもう少し短くまとめて欲しかった。
    せっかく最初と最後は面白かったのに、長すぎてその印象しかない…でも面白かったことは間違いない、、

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    2024年07月30日
  • 疑う力

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    確かにその通りと共感できることが多かった。ウソが罷り通る社会は、やはりおかしいとクリティカルシンキングで潜んだ思惑を知り、ただただ文句ばかり言うのではなく、未来に向けて希望を抱けるような社会を目指して行動していかなくては。

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    2024年07月15日
  • 当確師 正義の御旗

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    中盤までは策略渦巻くハラハラの展開だったが、諸外国がちょっかいを出してくるあたりから勢力図がわからなくなった。なので結末の納得感も乏しくやや残念。

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    2024年06月27日
  • 当確師 正義の御旗

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    政治と選挙ショーの駆け引きと、党総裁=総理大臣を党員で選ぶことのメリデメを上手くミックスして料理したポリティカル小説。まあ普通に面白いがそれほど評価される作品でもない。これこそ評価3、という小説。

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    2024年06月05日
  • 疑う力

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    正しいと思っている常識を今一度疑ってみよう、という内容。

    第1章の「幸せ」と、第2章の「民主主義」は抽象的すぎるのと、定義自体も曖昧な概念なのでピンとこなかった。

    第3章の「ミステリーを読むと、どんなタイプの人がどういう場面で嘘をつくのかが見えてくる」という考えには一理ありそうだと思った。
    現実で経験できることは限られているので、経験値を小説で積んでおけば騙されることも少なくなる。
    「世の中は嘘にまみれている」ことを知っていることは災難に巻き込まれないために大事。

    噓をつく代わりに、何も語らず真実を隠すことも多い。
    宗教団体との付き合いや裏金作りのことを「語らない」政治家は「都合の悪いことを隠している」のだ。

    第4章はエネルギー問題について考えている。
    「地球温暖化は本当に悪なのか」という問いは、私も何年も前から頭の片隅にあるが答えは得られていない。

    真山氏は「原発のゴミ処理施設は福島にすればいい」とか「日本は省エネを目指してはいけない」など、何を言いだすの?
    という考えを持っているようだが、反論者には「じゃあ、どうすればいいの?」と考えさせることも狙っているようだ。
    私も原発推進者には「東京に原発を作ればいい!」と言って、何と答えるか聞きたいと思っている。

    第5章の「正しい戦争」の話では、ロシア-ウクライナ戦争はロシアが悪なのか?という観点で陰謀論的な主張をいくつもしている。
    真山氏は小説家らしく、いろんな情報を仕入れているし、さまざまな発想を持っている。
    仮想現実の世界を小説にして、現実世界への警鐘を鳴らせば、読み手が是非を判断してくれるでしょう。

    第6章の「未来への指針」では、日本の未来は暗いと感じている大人が多いので、今の社会の仕組みを一度ぶっ壊して作り直せばいい、と言っている。
    仕組みを作っているのは政治家だが、今の政治でいいと思っている国民が多いから社会の仕組みを変えるのは簡単ではない。

    正しいと思っている常識を今一度疑ってみた結果、騙されていたことが分かり「真実はこうだ」と陰謀論を信じてしまうことがある。
    真山氏が本書で言いたかったのは「陰謀論を疑え!」ということらしい。

    ところで「地球温暖化は悪」「資本主義は破綻している」も陰謀論なんでしょうか?

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    2024年06月01日
  • 疑う力

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    作者が疑問を投げかける世界経済の話。ロシアとウクライナ戦争を早く終わらせて欲しい。日本における経済やアメリカ、中国、台湾など様々な分野で描かれていてとても興味があり、勉強にもなった。

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    2024年05月16日