真山仁のレビュー一覧

  • 新装版 ハゲタカ2(上)

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    「いつか日本を買収するー」。1年の海外放浪を経て、帰国した鷲津政彦が、まず標的に定めたのは、繊維業界の老舗「鈴紡」。一方、鈴紡は元銀行員の芝野健夫を招聘し買収防衛を図る。その裏に、かつての芝野の上司で、UTB銀行頭取、飯島の思惑があった。激烈な買収戦争で最後に笑うのは。

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    2018年06月17日
  • 新装版 ハゲタカ(上)

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    ニューヨークの投資ファンド運営会社社長・鷲津政彦は、バブル崩壊後、不景気に苦しむ日本に戻り、瀕死状態の企業を次々と買収する。敵対するファンドによる妨害や、買収先の社員からの反発を受けながらも、鷲津は斬新な再プランを披露し、業績を上げていく。企業買収、再生の真実を克明に描いた問題作。

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    2018年06月17日
  • ベイジン(上)

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    重苦しい内容だが、驚くほど読みやすい。
    登場人物の人なりもよく書かれていて、
    キャラたちがわかりやすく、あれよあれよと言う間に
    読み終えた。

    ただ中身が面白いかと言われると、
    ものすごく面白いわけでもなく、
    ホントに普通ーーなかんじ。

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    2018年05月31日
  • ハゲタカ4 グリード(上)

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    リーマンショック直前、鷲津政彦はアメリカ経済を長年牽引した超巨大企業、アメリカ・ドリーム社の奪取を目論んでいた。その行く手に立ちはだかる敵は、圧倒的財力を持つ「市場の守り神」サミュエル・ストラスバーグ。食うか食われるか、日米の国境を越えた死闘が幕を開ける!

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    2018年05月27日
  • ハゲタカ4 グリード(下)

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    ストラスバーグにアメリカン・ドリーム社買収の妨害工作を仕掛けられた鷲津政彦は、アメリカに宣戦布告する。AD社破綻のXデーに向けてウォール街が混乱する中、ワシントンDCがついに動き始めた。強欲の坩堝に身を置き、闘い続ける鷲津。その胸に秘められた衝撃の戦略とは。

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    2018年05月27日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    貴子が主役のハゲタカ外伝。本筋はスケールが大きくなりすぎの感がありますが、外伝だけあってとっつきやすいかんじになっていると思います。展開も早くて面白いので下巻が楽しみ。ただ、貴子が任された熱海のホテルの再建の件がどこかにいってしまっていて、どうにも必要性と辻褄あわせをどうするのか気になっています。下巻で帳尻があうのか・・・?

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    2018年02月01日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    「ハゲタカ」の設定を利用したスパイ小説と銘打っているが、中途半端。
    それならば熱海の旅館買収のエピソードとか、ヴィーナス・グループの内紛のエピソードはいらないのでは。

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    2018年01月27日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(下)

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    ちょっと上手く行き過ぎの感あり。まあ丸く収まったので良しとするか。
    でも、最後はちょっと悲しい。 その後にまた策略が行われる。
    今回は鷲津はほとんど出てこない。自動車争奪戦の前の物語と言うことで2,5か。

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    2017年12月29日
  • ハゲタカ2.5 ハーディ(上)

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    話の展開が早い。
    どんどん進みます。

    ホテルの話と鷲津の話の絡め方が少し強引な気がしますが、とりあえず下巻が楽しみです。

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    2017年12月03日
  • マグマ

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    硬派な雰囲気かと思いきや、意外とライトなタッチで書かれていた。もう少し現場のドロドロした感じがあると読み応えが増したと思う。
    とはいえ、まずます面白かったし地熱発電がどういうものかを学べた。

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    2017年11月21日
  • コラプティオ

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    外交で、他国を出し抜いてなんて、
    まー日本がそんなことはできるばすねーじゃん
    ありえねーと思いつつも、
    読みやすいので読んでしまった。

    そこそこ面白いのだが、なんかこう設定に無理が
    ありすぎて楽しめなかった。

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    2017年10月01日
  • 売国

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    ロケット開発と、収賄事件の捜査を行う特捜検事の並行ストーリー。
    大きな道具立てや細部のスリリングな感触は心地よいのだが、真山の癖なのか、ストーリの線を回収しきれずに、尻すぼみ感が拭えない。

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    2018年10月20日
  • 売国

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    「売国」。
    随分穏やかでないタイトル。
    「ハゲタカ」を読んで以来、真山仁さんの作品は読んでいなかった。今回久しぶりに読むと、相変わらず骨太な作品だった。

    物語は検察官富永と宇宙開発研究員である八反田との面から描かれる。
    しかし、冒頭で一気に様々な人物が登場する。通産省官僚の男、宇宙航空研究センターの教授、官房長官、などなど。肩書きが小難しいひとがドヤドヤ登場するため、やや混乱する。読んでいくうちに収まってはくる。

    そもそも検察官と宇宙航空研究員がどう繋がってくるのかと思う。

    物語は現実にあり得そうだと感じられる絶妙な加減で、事実と虚構とが絡んでいる。このリアリティある物語進行は大変面白い

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    2017年03月09日
  • 売国

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    尻すぼみする。
    序盤、中盤と一気に話に引き込まれますが、
    終盤急に話がおわります。
    もっと、膨らむと思ったのに。。

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    2016年09月25日
  • マグマ

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    地熱発電については、小学校の社会の授業で発電の種類のパーセンテージをあらわす円グラフで見た記憶がある。火山大国なのに少ないな、と思った。
    本書を読んで、いろんな要因がある事に納得。原子力の安全性についても。その後3.11が起こるとは!
    いまだに現状は問題山積です。
    電力に限らず、利権や既得権益のために事業が進まないという体質が今の日本の衰退を招いているのかもしれませんね。
    もちろんエンタメとしても面白かったです。

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    2016年08月28日
  • ベイジン(下)

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    北京オリンピック開会式までに世界最大級の原発の運転開始の使命を受けた日本人技術顧問・田嶋は運転直前になり様々な異常を発見し始める。絶対安全を保証できない以上、運転開始延期を求める田嶋の声は黙殺され、不安を抱えたまま運転開始されたが案の定、事故が起こる。。
    読んでいて凄くテンポが良く、ハラハラドキドキするのですが、最後が。。。

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    2016年06月22日
  • コラプティオ

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    震災後に救世主のように現れた宮藤首相は、原発の技術力で日本を復活させようとするが、ある事件を切欠に正義の置き場所を誤り、泥沼に嵌っていく。気鋭の腹心白石は彼に心服しつつも、次第に胸に沸く疑惑に目を背ける事が難しくなって行った。

    力作です。震災と原発がテーマになっていますか、どちらかというと政治と金の方がメインです。かなり手強い本でした。

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    2016年05月25日
  • ベイジン(上)

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    中国の原発建設にまつわるフィクション
    日本での事故後読むと原発の恐ろしさと中国の恐ろしさが解るが本当にありそうな物語。

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    2016年05月09日
  • 黙示

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    日本で作る作物には、まだまだ農薬が必要である。一部無農薬で育てている畑などがあるが、農薬を使うことで、コストを抑える事が出来るからだ。なので、農薬が悪だ!と唱えることはできない。また、日本における食糧自給率は、カロリーベースで39%。生産額ベースで64%となっており、今後益々の食糧輸入が見込まれる。そんな中でGMOが入ってくるが、ちゃんと目を光らせて、良いものと悪いものを選別できる力を持つ事が必要である。そんな事を考えさせられる一冊である。

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    2016年03月04日
  • ダブルギアリング 連鎖破綻

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    ネタバレ

    ハゲタカ前の真山作品。
    どうしても、ハゲタカと比べてしまうと、登場人物のキャラクター(大事な脇役たちの印象が特に)が薄く感じてしまう。金融機関を扱うストーリー展開は面白かっただけに、どうにも残念でした。

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    2015年12月07日