谷口ジローのレビュー一覧

  • 孤独のグルメ【新装版】

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    "ぼっちめし"は寂しく響くが、"孤独のグルメ"の自由を意味する。
    韓国の友達によると、韓国で孤独のグルメのドラマ版が人気らしい。韓国社会では、家族や友人と一緒に食事をとることが大事にされ、一人での食事は寂しいものだとされることが多いだけに、興味深い。

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    2020年03月28日
  • 孤独のグルメ【新装版】

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    面白かったー。
    「ハードボイルドグルメ漫画」なんだけど、かっこいいようでかっこわるい、かっこわるいようでかっこいい井之頭五郎が好きですね。
    ドラマの松重豊とか全然違う「ヌケ」感。簡単に言うと、結構注文で失敗するんですよ、漫画版の五郎は。
    あと、結構ジャンクなものが好きで、コンビニでたくさんご飯買っちゃったりね。
    ドラマより仕事している描写が少なくて、そこが少し不満だけど、個人的には大好きな漫画100選には確実に入る面白さでした。

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    2020年02月25日
  • 散歩もの

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     文庫版ではマンガは苦しいということを実感した。目が老化するのは、もうどうしようもないのか。
     え?マンガはどうかって?それは、谷口ジローさんですから。小説のテイストですね。

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    2019年10月12日
  • 「坊っちゃん」の時代 第五部 不機嫌亭漱石

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    ネタバレ

    漱石に始まって漱石に終わる全5巻。
    死に向かって鬱々としていく漱石。
    修善寺の大患で30分死んでいた時に見た夢では、全5巻の主人公たちが走馬灯のように次々と現れる。
    夢と現実の境目がないので不思議な感じだ。

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    2019年08月18日
  • センセイの鞄 2巻

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    ネタバレ

    やっぱりいい。谷口ジローの画風と合ってるし、原作を丁寧に描いているのがわかる。最後にパレードという天狗の話が入ってた。こんなのあったのか。巻末の対談もよかった。小説を漫画にするときの苦労が偲ばれる。

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    2019年04月02日
  • 孤独のグルメ 2

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    1巻では多少ハードボイルド感のあるキャラクターだったと思うのですが(?)、2ではオヤジギャグ言ってるしなんか庶民臭が滲み出ている気が…でもこれでいいんでしょうね。

    慌てるな 心と胃袋がつんのめってるぞ 俺!

    って表現が凄いですね。
    ゴローさんたくさん美味しそうに食べるけど太らないのでほんとに羨ましいです。

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    2019年01月22日
  • 「坊っちゃん」の時代 第二部 秋の舞姫

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    ネタバレ

    この巻の主役は森鴎外。

    「西洋人を美しいと思うことが…爾後百年日本を苦しめることになるでしょう」

    このセリフを2018年の今読むと深すぎるな……。

    そして、明治から100年以上の時を経ても、日本の根幹は変わっていないのではないか……という気がする。

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    2018年12月23日
  • 「坊っちゃん」の時代 第一部

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    夏目漱石を主人公に、当時の知識人や歴史上の人物を描く。
    意外なところで意外な人間関係があって、「へー」という感じ。
    『坊っちゃん』て読んだことないけど、そんな話だったのか……。

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    2018年10月27日
  • 孤独のグルメ【新装版】

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    ドラマ(シーズン4)から入ったので、想像とちょっと違った感じはある。が、悪くない。悪くないんだけど、ドラマ版の松重豊さんの五郎さんのキャラの方が好みかな。

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    2018年10月14日
  • 孤独のグルメ【新装版】

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    先日一人でふらりと、カニ料理屋に入った。
    そこで5400円の蟹しゃぶコースを頼んだ。
    私にとってはかなりの出費だ。

    蟹しゃぶはとても美味しかった。

    こんなにも美味しい蟹
    こんなにも贅沢した夕食

    なのに
    この美味しさを共有する相手がいない…


    今までも、私は一人で様々な店で飲み食いしてきました。
    そして、それをSNSに投稿してました。
    「私、一人でご飯食べに行っても全然寂しくないし」
    「ご飯、めっちゃ美味しいし!一人でも全然楽しいし」
    というポーズを取っていたんです。

    しかし、孤独のグルメの五郎はそんなことしない。
    ただ一人で静かに飯を食う。

    蟹しゃぶを食べてて気付いたんです。
    美味

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    2017年09月07日
  • 散歩もの

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    この作・画コンビは癖になる。「孤独のグルメ」のようなストーリー展開であるものの、文房具メーカーの営業部長が『散歩』している中での発見という設定。あとがきを読めば「通販生活」連載ということで執筆された由。そんな制約があっての物語ということを思うと、また趣き深い。

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    2017年08月29日
  • サンドウィッチは銀座で

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    美味しそうだな〜‼︎
    漫画は各編のうしろにあれば、
    もうちょい落ち着いて読めたかな〜
    食べに行きたくなりました‼︎
    社食シリーズでもいいな。お弁当派だけれども‼︎

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    2017年06月15日
  • 「坊っちゃん」の時代 第一部

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    明治という時代が、過去として書かれているのではなく、まるでいま起こっていることのように、生き生きとかかれている。
    作者が後書きで、書いているように、坊ちゃんという小説が、哀しい小説だととらえ、この漫画の物語も、二重写しに、哀しさが淡々とかかれている。
    また、人物が沢山でてくるが、物語がすっきりとしているところが、流石です。

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    2017年03月18日
  • ステーキを下町で

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    平松洋子氏が日本全国色々なおいしい物を食べに行かれるのですが、えっどこにいけばそんなおいしい物に出会えるの~!という感じでした。挿画は谷口ジロー氏。

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    2017年03月02日
  • 「坊っちゃん」の時代 第一部

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    じっくり読み込んでいきたい漫画。
    無人島に持っていける系。
    噛みしめたい。
    絵が素晴らしいし。
    夏目漱石読もうかな、そろそろ・・・。

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    2016年12月23日
  • 孤独のグルメ 2

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    普通に面白い。1巻が好きなら間違いなく買い?結構ドラマの方を専攻してみてしまってるのだけど、シーズン5の原作と思われる話が幾つかあった。主人公のゴローさんが下戸で食べるの大好きって設定がたまらなく良い。

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    2016年07月25日
  • 地球氷解事記 上

    購入済み

    伝説にするには勿体なさすぎる

    購入済み 2016年04月25日
    懐かしい作品ではない!
    この上下巻は 大きな展開の要素がちりばめられている。この二巻で終わってしまう事には、とうてい納得いかない。谷ジロー氏本人もあとがきに記しているように、この地球氷解事記をプロローグとして、一つ一つの要素を再構成し、ぜひ完成された作品を味わいたい。
    間違いなく、昨今の内側に沈みこんでいくようなものの多いSF作品の中で、懐古的になるようだが、70年代〜80年代のキラキラと輝くような、エンターテイメントと壮大なテーマを併せ持った、骨太のSF超大作につながるものだと確信する。

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    2016年04月30日
  • 地球氷解事記 下

    購入済み

    懐かしい作品ではない!

    この上下巻は 大きな展開の要素がちりばめられている。この二巻で終わってしまう事には、とうてい納得いかない。谷ジロー氏本人もあとがきに記しているように、この地球氷解事記をプロローグとして、一つ一つの要素を再構成し、ぜひ完成された作品を味わいたい。
    間違いなく、昨今の内側に沈みこんでいくようなものの多いSF作品の中で、懐古的になるようだが、70年代〜80年代のキラキラと輝くような、エンターテイメントと壮大なテーマを併せ持った、骨太のSF超大作につながるものだと確信する。

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    2016年04月25日
  • 孤独のグルメ 2

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    独りの男がただひたすら本能の赴くままに食べるというマンガ。1巻は文庫本でしたが、2巻目は大きいサイズの本なので、文庫本が出たら買いなおす予定。

    夜中のテレビ番組を見ていたので買ってみたが、どうしてもテレビ版の主演である松重豊のイメージが強く残ってしまって、本に出てくる主人公の存在が薄く感じてしまった点が残念…。

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    2016年02月29日
  • 孤独のグルメ 2

    Posted by ブクログ

    ひとり飯しながら無意識に思っていることを、言葉にしてみたら楽しかった、ということに気づかせてくれる。自ら体を動かす(料理する)ことでも充足感を得る「花のズボラ飯」と比べると、入った店の構えや出された食事を「見方」ひとつで至高の時間にしてしまうという意味では、より高度な「ぼっち充」の方法論と言えよう。東大の食堂のエピソードが一番面白かった。

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    2016年02月06日