谷口ジローのレビュー一覧

  • センセイの鞄 2巻
    やっぱりいい。谷口ジローの画風と合ってるし、原作を丁寧に描いているのがわかる。最後にパレードという天狗の話が入ってた。こんなのあったのか。巻末の対談もよかった。小説を漫画にするときの苦労が偲ばれる。
  • 孤独のグルメ 2
    1巻では多少ハードボイルド感のあるキャラクターだったと思うのですが(?)、2ではオヤジギャグ言ってるしなんか庶民臭が滲み出ている気が…でもこれでいいんでしょうね。

    慌てるな 心と胃袋がつんのめってるぞ 俺!

    って表現が凄いですね。
    ゴローさんたくさん美味しそうに食べるけど太らないのでほんとに羨ま...続きを読む
  • 「坊っちゃん」の時代 第二部 秋の舞姫
    この巻の主役は森鴎外。

    「西洋人を美しいと思うことが…爾後百年日本を苦しめることになるでしょう」

    このセリフを2018年の今読むと深すぎるな……。

    そして、明治から100年以上の時を経ても、日本の根幹は変わっていないのではないか……という気がする。
  • 「坊っちゃん」の時代 第一部
    夏目漱石を主人公に、当時の知識人や歴史上の人物を描く。
    意外なところで意外な人間関係があって、「へー」という感じ。
    『坊っちゃん』て読んだことないけど、そんな話だったのか……。
  • 孤独のグルメ【新装版】
    ドラマ(シーズン4)から入ったので、想像とちょっと違った感じはある。が、悪くない。悪くないんだけど、ドラマ版の松重豊さんの五郎さんのキャラの方が好みかな。
  • 孤独のグルメ【新装版】
    先日一人でふらりと、カニ料理屋に入った。
    そこで5400円の蟹しゃぶコースを頼んだ。
    私にとってはかなりの出費だ。

    蟹しゃぶはとても美味しかった。

    こんなにも美味しい蟹
    こんなにも贅沢した夕食

    なのに
    この美味しさを共有する相手がいない…


    今までも、私は一人で様々な店で飲み食いしてきました...続きを読む
  • 散歩もの
    この作・画コンビは癖になる。「孤独のグルメ」のようなストーリー展開であるものの、文房具メーカーの営業部長が『散歩』している中での発見という設定。あとがきを読めば「通販生活」連載ということで執筆された由。そんな制約があっての物語ということを思うと、また趣き深い。
  • サンドウィッチは銀座で
    美味しそうだな〜‼︎
    漫画は各編のうしろにあれば、
    もうちょい落ち着いて読めたかな〜
    食べに行きたくなりました‼︎
    社食シリーズでもいいな。お弁当派だけれども‼︎
  • 「坊っちゃん」の時代 第一部
    明治という時代が、過去として書かれているのではなく、まるでいま起こっていることのように、生き生きとかかれている。
    作者が後書きで、書いているように、坊ちゃんという小説が、哀しい小説だととらえ、この漫画の物語も、二重写しに、哀しさが淡々とかかれている。
    また、人物が沢山でてくるが、物語がすっきりとして...続きを読む
  • ステーキを下町で
    平松洋子氏が日本全国色々なおいしい物を食べに行かれるのですが、えっどこにいけばそんなおいしい物に出会えるの~!という感じでした。挿画は谷口ジロー氏。
  • 「坊っちゃん」の時代 第一部
    じっくり読み込んでいきたい漫画。
    無人島に持っていける系。
    噛みしめたい。
    絵が素晴らしいし。
    夏目漱石読もうかな、そろそろ・・・。
  • 孤独のグルメ 2
    普通に面白い。1巻が好きなら間違いなく買い?結構ドラマの方を専攻してみてしまってるのだけど、シーズン5の原作と思われる話が幾つかあった。主人公のゴローさんが下戸で食べるの大好きって設定がたまらなく良い。
  • 地球氷解事記 上

    伝説にするには勿体なさすぎる

    購入済み 2016年04月25日
    懐かしい作品ではない!
    この上下巻は 大きな展開の要素がちりばめられている。この二巻で終わってしまう事には、とうてい納得いかない。谷ジロー氏本人もあとがきに記しているように、この地球氷解事記をプロローグとして、一つ一つの要素を再構成し、ぜひ完成された作品を味わ...続きを読む
  • 地球氷解事記 下

    懐かしい作品ではない!

    この上下巻は 大きな展開の要素がちりばめられている。この二巻で終わってしまう事には、とうてい納得いかない。谷ジロー氏本人もあとがきに記しているように、この地球氷解事記をプロローグとして、一つ一つの要素を再構成し、ぜひ完成された作品を味わいたい。
    間違いなく、昨今の内側に沈みこんでいくようなものの多い...続きを読む
  • 孤独のグルメ 2
    独りの男がただひたすら本能の赴くままに食べるというマンガ。1巻は文庫本でしたが、2巻目は大きいサイズの本なので、文庫本が出たら買いなおす予定。

    夜中のテレビ番組を見ていたので買ってみたが、どうしてもテレビ版の主演である松重豊のイメージが強く残ってしまって、本に出てくる主人公の存在が薄く感じてしまっ...続きを読む
  • 孤独のグルメ 2
    ひとり飯しながら無意識に思っていることを、言葉にしてみたら楽しかった、ということに気づかせてくれる。自ら体を動かす(料理する)ことでも充足感を得る「花のズボラ飯」と比べると、入った店の構えや出された食事を「見方」ひとつで至高の時間にしてしまうという意味では、より高度な「ぼっち充」の方法論と言えよう。...続きを読む
  • 神々の山嶺 2
    羽生の手記の文章力を際立たせる画力。
    極限の状態に陥る可能性の高い所へ自ら向かう人の姿に、人は「自分の中の辛さ」を重ねるのだろう。重ねて、自分にとってはこんなに辛いのに、それ以上の過酷さを受けてなお生きている人がいる、と言う事が信じられないから、追い掛けてしまうのだろう。羽生の足跡を負う深町の中にあ...続きを読む
  • 神々の山嶺 1
    羽生丈二…男臭い。夢枕獏さん描くところの男臭さが出てる。
    「顔は間違いなく四十代の男のそれであるのに どことなく 十四・五歳の少年の色気のようなものがその写真にはあった」
    と言う表現を使う辺り。
  • センセイの鞄 1巻
    食べ物にまつわるシーンが美味しそうに書かれているのはやっぱりこの作者ならではかな。独特な擬音語にクセを感じる。
    小説を完全になぞった感じだが、絵にされると初老のセンセイの絵面が正直ちょっときつかった。けれども物語に魅力があるせいか、そんな歳の差を感じないほどやはりきゅんきゅんしてしまった。
  • 孤独のグルメ 2
    いつの間にやら大人気になっていた男のグルメ漫画待望の第2巻!
    ハードボイルド臭が薄れた代わりに親父ギャグ度は3割増し。伝統芸のアームロック付き。