【感想・ネタバレ】地球氷解事記 上のレビュー

あらすじ

舞台は未来、氷河期をかろうじて生き延びた人類は新たに迎えた間氷期を生き抜く事ができるのか? 母からの形見“聖なる銀の腕輪”を手に、仲間達を救うタケルの旅路が今はじまる。運命に翻弄されるタケルの宿命とは!? 谷口ジロー、幻の名作遂に復刊!

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購入済み

伝説にするには勿体なさすぎる

購入済み 2016年04月25日
懐かしい作品ではない!
この上下巻は 大きな展開の要素がちりばめられている。この二巻で終わってしまう事には、とうてい納得いかない。谷ジロー氏本人もあとがきに記しているように、この地球氷解事記をプロローグとして、一つ一つの要素を再構成し、ぜひ完成された作品を味わいたい。
間違いなく、昨今の内側に沈みこんでいくようなものの多いSF作品の中で、懐古的になるようだが、70年代〜80年代のキラキラと輝くような、エンターテイメントと壮大なテーマを併せ持った、骨太のSF超大作につながるものだと確信する。

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2016年04月30日

Posted by ブクログ

今とは環境が一変した近未来のような地球で、おそらくは数を減らした人類が環境になんとか適応しながら生き延びる中、SF的、神話的な世界観がオーバラップしてくるのは風の谷のナウシカに通じるものがある。
壮大な世界観は良いのだが、物語の核心にようやくたどり着いたところで上巻が終了し、残すは下巻だけとなると残す展開の物足りなさが予感される。
断崖で孤立した仲間を救出しに行くシーンはSFというよりもクライミング漫画になってしまったかと思った。神々の山嶺を書いているだけに。
というわけで下巻は未読。

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2024年12月30日

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