谷口ジローのレビュー一覧

  • サンドウィッチは銀座で
    美味しいものを食べるより、美味しくものを食べよう
    俺が最近心がけていることなんだけど、そりゃ美味しいものを美味しく食べるのが一番で、できればそうしたい。
    この本を読むと、美味しそうな食べ物がたくさん出てきて、ほんでまた平松さんが美味そうに食べよるねん。美味しく食べる描写がまた上手いねん。

    少々寝の...続きを読む
  • 孤独のグルメ【新装版】

    漫画は良いが

    スキャン時の解像度が低く、文字が潰れているか拡大しないと読めない部分が多いです。
  • サンドウィッチは銀座で
    ビールの美味しいお店、池袋の中国料理のお店、社員食堂、洋食の定番オムライス、サンドウィッチ、熊鍋、昭和の大衆食堂、全部行ってみたくなるお店です。(いくつかは行ったことありますが。)
  • サンドウィッチは銀座で
    東京在住の著者なので、レポートもそのあたりが多いですが、大阪のふぐや食いだおれ太郎でおなじみのあの店も出てきます。
    面白いのは、出版元の文春をはじめ、新潮社や共○党の社食堂についての記述。一番いまいちなのが文春というのが厳しい。
    自○党にも頼んだそうですが、「公平な内容が期待できないので」と、断られ...続きを読む
  • サンドウィッチは銀座で
    谷口ジロー氏の絵に惹かれ購入。
    平松さんのお名前は聞いたことがあるような、ないようなというレベル。
    古い映画の話が出てくるので、それなりのお年の方と思うけれど、健啖家ですね。最初の春先の天ぷらや野菜料理の文章が素晴らしい。そのままページを捲る手が止まらなくなった。
    ビールの立ち飲みや所謂B級グルメの...続きを読む
  • センセイの鞄 1巻
    原作を読んだのは10年前。ツキコさんがとても自分に近い人になっていた。谷口ジロー氏の絵は相変わらずしっかり描き込まれているのに淡々としていて、原作の雰囲気を全く阻害していないのが素晴らしい。そしていつもながら、お酒と肴が抜群に美味しそう。一人で飲むのは楽しい、誰かを想って飲むのも楽しい、そして誰かと...続きを読む
  • 猟犬探偵 1 セント・メリーのリボン
    好きな漫画家の谷口ジロー氏の作品だし悪くはなかったんだけど、原作を読んでみたくなる。タイトルの由来がわかるラストシーンが凄くイイ。
  • 「坊っちゃん」の時代 第四部 明治流星雨
    「坊ちゃんの時代」第四部。
    幸徳秋水を中心とした無政府主義者たちによる、「大逆事件」を巡る人間模様。
    つくづくこの国は、と思わされる。体制が変わり舵が切られたように見せかけておいて、何も変わっていない。こういうことが何度繰り返されても喉元を過ぎれば熱さを忘れる。
    それも、酷く短いスパンで。言論封鎖の...続きを読む
  • 猟犬探偵 1 セント・メリーのリボン
    焚火/花見川の要塞/麦畑のミッション/終着駅/セント・メリーのリボン
    短編のハードボイルドだが、なんとも言えない雰囲気を与えてくれる。「男の贈り物」を主題としているらしいが、読後感が非常によい。特にこの短編の標題ともなった『セント・メリーのリボン』は盗まれた盲導犬をめぐってのストーリー展開だが、最後...続きを読む
  • センセイの鞄 2巻
    前巻の気になる終わり方にぐいぐい引っ張られて読んだ。


    ほっこりとしてしまった。
    もっと楽なほうへよろめきそうになっても、やっぱりセンセイが愛しいに辿り着く。
    理屈ではなく本能なんだろな。
    センセイも前向きに善処してて微笑ましい。

    2人のやり取りが好きだった。
    そのまま2人で居る時間だけを描いて...続きを読む
  • センセイの鞄 1巻
    しっとりとした作品。

    表紙の印象と違う展開。
    でも嫌いじゃない。好き。

    アラフォー間近のどこにでもいそうで、飄々とした女性。
    あまりいなそうな、実直な初老を過ぎたあたりの男性。

    淡々と、でも前と同じじゃないゆっくりと時間が流れる。
    展開でいえば、結構ビックリ。
    でも納得な部分もある。

    原作が...続きを読む
  • 神々の山嶺 1
    マロリーは果たしてエベレスト初登頂に成功したのか?!という物語をサイドストーリーに、エベレスト登山にかける男たちを追った物語。熱いです。雪山のシーンは凍えそうだけど、熱いです。手に汗握る山の描写は、圧巻です。読みながらちょっと息が苦しくなりそうでした。
  • 孤独のグルメ【新装版】

    じわっと面白い

    評判が良かったので以前から読んでみたいと思っていました。内容は味のある絵と語りで中年サラリーマンの私にはとっても面白い作品。機種はipad2を使用。少し絵の解像度が荒い感じがしましたが読書に支障はありませんでした。デジタル読書は保管場所も取らないのでいいですね。特に漫画や雑誌は手軽に読めて場所も取ら...続きを読む
  • 猟犬探偵 1 セント・メリーのリボン
    稲見一良さんの作品を漫画化?!そんなことできるの?と思ったけどできてるんだな、これが。無駄な説明なく進むけど、人物ひとりひとりに奥行きがある。で、猟犬とペットと盲導犬が描かれているんだけど、心が曇らないこと請け合い。犬が好きな人にオススメする。読み終わったら、“ああ、セントメリーのリボン!!!”って...続きを読む
  • 神々の山嶺 1
    近年の山ブームで登山人口は増えているそうですが、本格的な登攀も含めた登山はやはり身近な世界とは言い難い。そんな世界を覗き見るにはうってつけのの作品です。。
    原作者、夢枕獏に漫画化するなら彼しかいないと言わしめた、谷口ジローの画力が、山の過酷さと魅力、登場人物の人間臭さを丁寧に描写していて、世界観に引...続きを読む
  • 「坊っちゃん」の時代 第二部 秋の舞姫
    エリスが本当にかっこいい。そして、彼女が出会った凛としたこの明治は、吉良常、西郷、長谷川二葉亭、和服の人物たちが支えている。
  • 孤独のグルメ【新装版】
    全編通して、特に何も起きない(笑)でもそのなんでもなさがすごくいいんだなあ。店を探しすぎて何が食べたいんだかわからなくなる気持ち、メニュー選びに失敗する感じ、まさに外食あるある。
  • 猟犬探偵 1 セント・メリーのリボン
    骨太で良質なマンガ!
    相変わらず、室内や風景の描写が
    半端なく細かくて、時間をかけて読みたくなる。
    犬の躍動感ある描写は、本当に秀逸!
  • 神々の山嶺 5
    実際にあったお話なのかな?
    不器用な登山一筋のおっさんと、それを追う内に山に魅入られていくルポライター、そして、振り回される幸せそうな女達の話。
    漢くさい。
  • K(ケイ)
    一気読みしました
    これぞ「男のロマン」!
    Y染色体の存在意義ってこういうことなんですかね〜?!
    いや、カッコイイです。この「K」ってヤツは
    ここまでやられると、XX染色体の私としては自分の中の「母性」の追求をしてみよう、って気になります。
    ということで、男らしい男、に触れたい男女必読。
    男勝りの彼女...続きを読む