谷口ジローのレビュー一覧

  • サンドウィッチは銀座で

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     様々な食にまつわるエッセイである。正確に言えば、飲食店に関するエッセイというべきかもしれない。
     本当にこの方はグルメだと感心させられるが、お値段もそれ相応の料亭から立ち飲み屋、ビアホールに社員食堂まで、ありとあらゆる飲食店を取り上げ、エッセイに描いている。食べるものも様々であり、中には熊肉のような珍しいものもあるが、ごく普通のメニューが特に目につくところだろうか。
     エッセイごとに挟まれている谷口ジローさんの掌編漫画もまた味わい深い。特に最後の「百年も、二百年も」に置かれた漫画などは本当に洒落ている。

     やや筆が踊り過ぎている嫌いもあるが、良いエッセイだった。堪能させていただいた。星五つ

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    2015年11月27日
  • 孤独のグルメ 2

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    楽しそうだなあ嬉しそうだなあ。本気でつられてフフフと笑ってしまう妙な体験。A5サイズでもまだ小さく見えてしまう異常に精緻なトーンワークに手慣れた描線、この絵の巧さがクドさを消臭してまたいい。

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    2015年11月02日
  • 孤独のグルメ 2

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    地味に年2,3本くらい連載してたんですね…

    相変わらずの味わいに、五郎さんの顔芸、TV版あるいは『食の軍師』じみたダジャレ(食の軍師と違い、この五郎さんが言うとなんとなく可愛らしく思えてくるからやはりイケメンは得だ)なんかも加味し、期待を裏切らないクオリティです。

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    2015年10月10日
  • 孤独のグルメ 2

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    いい意味で変わらない、五郎さんの食欲に読んでる私も癒される。酒を無理やり飲ませる上司、最近は見なくなりましたね。

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    2015年09月29日
  • 孤独のグルメ 2

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    ネタバレ

    食材の重複(かぶっちゃった)やアームロックなど、孤独のグルメらしさをあえて出すのは様式美といったところでしょうか。新刊が出た嬉しさで満点。

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    2015年09月29日
  • 孤独のグルメ 2

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    年月を経ておやじ化している気配のゴローさん。
    ダジャレ連発!久住さんのにやにや顔がよぎる。
    いかの塩辛茶漬けおいしそー。真似しよ。

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    2015年09月28日
  • ステーキを下町で

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    文庫化されたので、再読。平松洋子の食探訪記と谷口ジローの漫画の名コラボの第2弾である。北は北海道から南は沖縄まで食を巡る旅が描かれている。平松洋子の食を描いた名文を谷口ジローの素晴らしい描写の漫画が大いに盛り上げ、読めばヨダレが止まらぬこと請け合い。

    何よりも嬉しいのは、平松洋子が震災後に三陸を訪れ、うに弁当の復活を伝えてくれた『三陸の味、北リアス線に乗って』である。

    『朝の大衆酒場、夜はスナック』に描かれるまるます家は、谷口ジローの傑作『孤独のグルメ』にも登場する。

    『文庫版のためのあとがき』も追加収録。

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    2015年08月07日
  • サンドウィッチは銀座で

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    あ、文庫本になったんだー。
    と気軽な気持ちで読みはじめたのだけど、ついつい引き込まれて一気読み。
    平松さんの文章はリズムがあって、一緒にお店に言っている気分にさせてくれる。
    どれも好きだけど、特に印象に残ったのは、池袋、オムライス、サンドウィッチ、昭和の大衆食堂、百年も二百年も。
    さらに共感をおぼえたのは、おわりに の風景の一部になりにゆく。
    国籍、人種、年齢の何物をも超越した、平松さんの包容力に魅力をおぼえる。食ってすごいな。
    やっぱり、平松さんの本にハズレなし。

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    2015年07月26日
  • 孤独のグルメ【新装版】

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    気取ってなくてありのままで、これでいいんだ。と実感するグルメマンガ。
    コンビニで買った1品もので一人パーティしたり、ふらっと入ったお店でかぶったり。センスが逸材。続刊にも期待

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    2015年05月11日
  • 孤独のグルメ【新装版】

    購入済み

    シュールすぎる

    妖怪ウォッチでパロディされてたので購入。
    山なしオチなし意味なし。
    でも面白くて、何も考えずに読めて疲れなくていいです。

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    2015年03月27日
  • 孤独のグルメ【新装版】

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    読むとほんと腹減る。セリフ回しがどことなく面白い。ほとんど飯食ってるだけなので、身構えずに読めるとこも好き。たぶん一生読んでる。

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    2015年03月01日
  • 「坊っちゃん」の時代 第一部

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    1~5
    明治に輩出された数多の文豪を登場させ、明治人の生き様と明治時代の雰囲気を(恐らく)忠実に伝える漫画である。文豪は漱石を中心に森鴎外・石川啄木・二葉亭四迷・樋口一葉・小泉八雲・幸徳秋水(文豪とは若干異なるが)ら総出演の有様で、漱石の神経症や「舞姫」の彼女秘話などが良く判る。特に啄木の無節操かつ無計画な浪費(女と飲食)癖や寸借を踏み倒す様子などは知らなかったので、とても面白かった。この本を読んでから啄木の貧乏歌(じっと手を見る等)を知れば、何言ってやがるとなるであろう。これはまさに漫画だから面白いのである。文学が好きなら必読だ。
    因みに「よちよち文藝部」も明治から昭和の文豪とその作品につい

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    2015年01月27日
  • 孤独のグルメ【新装版】

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    ドラマのシーズン4が始まるということで単行本を買って改めて読んでみたけど、やっぱ面白いね!

    料理の紹介以前の、食事する場所やシチュエーションの奥行き描写、お話の余韻の持たせ方等、他のグルメ漫画とは一線を画する文学性の高い作品だと再認識させられました。

    単なるグルメ漫画だと思って敬遠している人がいるなら、騙されたと思って読んで欲しい。

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    2014年07月09日
  • 孤独のグルメ【新装版】

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    父がドラマにハマって原作も読みたいというので、文庫では文字が小さかろうと大きい版を購入。
    特別編と対談もついてお得。久住さんかわいい。

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    2014年05月12日
  • サンドウィッチは銀座で

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    平松洋子さんの文章を初めて読みましたが料理を楽しく思い浮かべることができて本当に食べに行きたくなりました。挿絵の谷口ジローさんの絵がまたいいです♡

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    2014年03月15日
  • 孤独のグルメ【新装版】

    購入済み

    すごい気持ちがわかるマンガです

    ひとりで出張や営業などをやったことある人であれば経験する「言葉に出さないけど自分の中で盛り上がっている自分」状態は本当に気持ちがわかりますw

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    2013年10月10日
  • センセイの鞄 1巻

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    川上弘美を読みたくなったな。最近谷口ジローをいろいろ読んでいるけれど,オリジナル原作からそうでないものまで。そうしていると描き手の魂が画に宿っているのを感じる。漫画で原作はだれだれで画はだれだれとなると,けっこうわりと2人が同じ重みで扱われるように思う。ところがそれが映画だと,脚本や原作が別の誰かで監督がだれだれ,となっている場合でもやはりその映画の監督はだれだれというところに焦点があたり,均等な重みで認識されているとは思わない。

    何が言いたいのかというと,谷口ジロー作品は原作がだれだれ,であったとしても谷口ジローのオリジナル原作作品のような魂を感じ取れる,ということ。キンドルで読んだが,紙

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    2013年10月08日
  • 孤独のグルメ【新装版】

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    お腹が空きます

    はふはふ、とか、もぐもぐ、とか、キュッ、とか、擬音語でこんなに食欲を刺激されるとは思わなかった。空腹時に読むとむしろつらくなります…

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    2013年09月02日
  • 孤独のグルメ【新装版】

    購入済み

    お腹減る

    主人公が飲食店巡りに特に馴れている感じでないのがいい。入りにくいからやめとこーみたいな。お腹減った。

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    2013年08月01日
  • 孤独のグルメ【新装版】

    購入済み

    読んでて止まらないもので、これを読んでからは更にマネをして同じような店を探したりして楽しく一人で食事することが出来るようになりました。

    今では20代前半の私ですが友達の誘いを断って一人でゆっくり優雅に居酒屋に出かけたりも出来ます。

    きっかけは深夜食堂をドラマで見て、漫画があることを知ってからこの孤独のグルメを昔読んだことを思い出してたどり着いた感じです。

    なんでこんなただありふれた食べ物を食べてるだけの漫画が面白いのかわからないです。

    でも読んだら止まりません。

    昔読んだ時から2巻は出ていないみたいですので、完結なのかな。

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    2013年05月14日