あらすじ
<明治>という時間軸に交錯する群像を、関川夏央という気鋭の原作を得て、名手・谷口ジローが渾身の力で描いた話題作。歴史上の人物たちの同時代的邂逅が意表を突く!!
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Posted by ブクログ
「多少の縁あるひとを見捨てるは恥です。」
「役立とうと思うは義です。」
舞台は明治(末期)。登場人物は夏目漱石、森鴎外、石川啄木、幸徳秋水、管野須賀子、二葉亭四迷をはじめとした明治の文学者・思想家たち。それぞれの生きる明治の世相が、時に痛快に、時に物悲しく描かれています。
登場人物の一言一言が重く深く響く、関川夏央・谷口ジローによる劇画的、というか映画的な超名作です。
Posted by ブクログ
家・国家
現代よりもずっと重い時代
事実はどうか分からないけど
エリスがいきいきと
描かれてているのが良かった
円頓寺商店街本のさんぽみち内
オヨヨ書林にて購入
Posted by ブクログ
この巻の主役は森鴎外。
「西洋人を美しいと思うことが…爾後百年日本を苦しめることになるでしょう」
このセリフを2018年の今読むと深すぎるな……。
そして、明治から100年以上の時を経ても、日本の根幹は変わっていないのではないか……という気がする。
Posted by ブクログ
前作には劣る。舞姫の擬古文調がコミックには全く現れないのが不満。印象に残る言葉「誰か知る かの人にも 胸高鳴れる 初夏のありしを」どこからの引用だろう。