堀江貴文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホリエモンが、持論を述べたもの。ホリエモンは平素から、気に入ったことや良いアイデアが浮かんだ時には、すぐに行動に移す重要性を述べているが、その活動量を上げるためにお金は惜しむことなくつぎ込むことを薦めている。お金は貯めるものではなく、自分に投資することに使うべきであることには同意。過激な発言が多く、意見の食い違う点もあるが、参考になることが多く勉強になった。
「貯めているだけではいけない。お金は本来、使うことが目的の道具だ。お金を貯めて、何をしたいのか。もしものときのため? もしものときに役立つのは、お金で培える知恵や、豊かな経験だ。あり金は、全部使え! それが、人としての信用を裏付け、お金の本質を学ぶための最善策だ」p8
「教育の刷り込みによる「貯金信仰」に縛られ、人生の飛躍のチャンスや、幸せになれるマインドを失ってしまう若者は、後を絶たない。お金では絶対に代替できない、時間という最大の資源をすり減らしている。気づいた時には、人生帳簿において貯金の数十倍もの、機会損失を計上しているだろう。やりたいことをやるべきタイミングに投資しなかった失敗は、一生の後悔になる。後にどれだけ必死になろうと、いくらお金を注ごうと、決して取り返せないのだ」p10
「貯金にとらわれ、お金の活力を死なせてはならない」p29
「誰よりも早く手を挙げ、何がなんでもやりたいことをやってやる、というリスクを取る人が、これからは求められる。時代は急速に、AIやロボットが人間の仕事を代替するようになっている。そんななかで、やりたいことに最初に手を挙げ、ストレートに飛び込める厚かましさは、多くの技術や知識を持っているのと同等か、あるいはそれ以上の価値を持つようになるだろう」p32
「日本社会では「資本を運用してお金を儲けるのは、けしからん」「額に汗して働くのが正しい稼ぎ方で、資本所得はギャンブルと同じだ」というような風潮が、古い時代からはびこっている。竹中平蔵さんも、資本所得の話になると途端に大反対する人が現れると、困っていた」p54
「資本所得はズルい、という考え方がある。「額に汗して働く行為そのものが尊い」または「労働とは辛く苦しいもので、お金はその対価でなくてはいけない」という、勤労の道徳みたいなものが、日本社会では大切にされている」p54
「インデックス・ファンド以外に余計な運用商品やサービスを検討する必要はなく、初心者には「時間の無駄になるだけ」と、山崎元さんは断じている」p80
「豊富な知見に裏付けされた情報を、きちんと採り入れていれば、確実に投資のリテラシーは上がっていく。正しい情報ソースも広がっていくし、信頼のおける人脈も、少しずつ広がっていくはずだ」p90
「お金を、動かし続けよう。投資に、挑戦に、やりたいことに。それが、生きている者の証明だ」p92
「精度の高い情報を集め、考え続けろ。仮説を立て、すぐに動け」p98
「一定の自由度で、趣味や娯楽に使える消費者の約半数が、65歳以上の世帯だという。仕事への意欲を維持していて、健康意識が高く、元気に動いている65〜75歳のシニアを、一般的にアクティブシニアと呼んでいる」p134
「平均寿命が80歳後半の日本において、65歳で定年となるのは、いくらなんでも早すぎるのだ。周りを見渡しても65歳の人が、いかに元気なことか」p135
「株主ではなく、経営者に権力が集中してしまうシステムが固定化された。昭和からはびこってきた、日本の資本主義の黒歴史と言っていいだろう」p142
「お金よりはるかに貴重なもの、それは時間だ。時間こそが価値を、成功を、幸福を生む」p174
「僕の見た感じで、田舎愛の強い人ほど「東京は暮らしづらい」「東京に幸せはない」と言っているような気がする」p190
「最も大切な資源は、時間だ。その次に大事なのは、やはり人だ」p192
「創業から会社が有名になるまで、優秀な人材を獲得する工程が最もたいへんだった」p195
「美食の場には、経済的な成功者が集まっている。彼らと新鮮で刺激的な会話も、ご馳走だ」p207
「あなたが使ったお金は、必ずあなたに返ってくる。「信用」という名のブランドに形を変えて(財産を信用に変えろ)」p234
「頑張っているプロセスは、なぜか世間では評価される。「結果より努力が大事」教の、悪い部分だ」p239
「仲間は、意識的につくるものではない。自由に、好きなように動いていると、同じような動きをしている人と同期して、勝手につながるものだ」p240
「自分で工夫や努力をしなかったり、出すべき成果を出せていなかったりするヤツの支援頼みは、無視する。昔の馴染みの人でも同じだ。羽振りのいいときは調子良くて、景気が悪いと途端にすがってくるようなヤツは、大嫌いだ。できないと決めつけて、何の工夫もしないヤツも嫌いだ。能力が低くても構わない。その能力で最大限できること、最低限の利益を自分と周囲に還元できる工夫をしている人を、僕は評価し、支援したい」p242
「欲しいものを我慢してはいけない。特に最新のガジェットなどは、欲しいと思ったら、すぐ買うべきだ」p246
「いまの時代、アイデア自体に価値はない。価値はゼロ。誰も思いついたことのない、斬新で革新的なアイデアなど、もう存在しない
。アイデアが価値を持つのは唯一、それが実行されたときのみだ」p256 -
Posted by ブクログ
人生における原動力と時間の使い方
自分の人生の原動力を考える必要がある。自分はどんなことをしたいのか、何を目的に動いているのか。自分の人生で最も大切なのは時間である。その時間をいかに使うかが重要だ。
無駄なプライドは、大したことない自分を守ることである。無駄なプライドによって多くのことを妨げている。どうしようもない。プライドは捨ててしまう方が良い。プライドがあれば、その分行動にブレーキがかかる。
自分を開示する。つまり、相手のことはほとんど気にしなくていい。自分の時間を持ち、自分が言いたいことを言う。ただし、伝え方が相手を傷つけるような言い方とするべきではない。常に自分の意見が客観的に見て意味があるのか、正しいのかを考える必要もある。自分だけの世界ではなく、自分と世界がどのような関係性にあるのかを考える。
何が欲しいのかがはっきりしていれば、おのずと何がいらないのかがわかる。自分にとって何が必要なのかを常に考えて、とにかく減らすこと。全てを失ってから本番であることを肝に銘じて、余計なものはいらないということを自覚して生きていく。 -
Posted by ブクログ
この本を読んで一番強く残ったのは、
これからの時代を生き抜くのは「越境者」だという考え方でした。
一つの分野を極めるだけでなく、
好奇心のままにいくつもの世界を行き来できる人こそが価値を持つ。
多動力とは、ただ忙しく動くことではなく、
自分の意思で「自分の時間」を使い続ける力なのだと感じました。
特に印象的だったのは、
準備が整うのを待たずに「見切り発車でいいからやってみる」という姿勢。
完璧を求めて動けないより、不完全でも走りながら修正する方が圧倒的に強い。
失敗を前提に動ける人ほど、結果的に多くの経験を積めるという考え方には背中を押されました。
また、
一つのことにサルのようにハマることと、
飽きたら次へ進むことは矛盾しない、という点も納得感があります。
80点まで到達したら次へ移る。
その点が増え続けた結果、後から線になってつながる。
飽きっぽさは欠点ではなく、武器になるという視点は気持ちが楽になりました。
全体を通して感じたのは、
多動力を妨げる最大の敵は「他人の目」だということ。
恥をかく勇気を持ち、最初に手を挙げる側に回る。
その小さな一歩の積み重ねが、自由度の高い生き方につながるのだと思います。 -
Posted by ブクログ
小さな勇気をもって、小さな一歩を出し、小さな成功を得て、小さな自信を積み上げる。
このサイクルを回すことが大事。つまり行動することが何より大事だということを教えてくれる一冊。
・小さな「挑戦・経験」を行い、小さな「成功」をし、小さな「自信」を生む。そして、「自信」を糧に昨日より大きな「挑戦」を行う。この繰り返しで成長する。
・成長に必要なのは、サイクルを多く回すこと。すなわち、とにかく挑戦を増やすこと。毎日一つは小さな挑戦を行う。業務の効率化を行ったり、扱う重量を増やしたり、知らないお店に1人でいってみたり。小さなことでいい。
・貯金するのは、自分に自信が無いから。自信が無いから、不安をお金で埋めようとする。株ではなく、自分に投資しろ。
・自立する。
自分で物事を考え、決定すること。
そのためには、親から精神的に自立することが不可欠。引っ越しや転職について、親に相談するのは判断を委ね、親に責任を取って貰おうとしていること。
・インターネットやAIの登場で、アイデアに価値が無くなった。大事なのは、スピードと実行力。 -
Posted by ブクログ
どうしたらホリエモンのようになれるだろうか、と考えてこの本を読んでもムダだが、ホリエモンていう人のことを知りたかったら、この本を読むといい。
この本は、証券取引法違反で、実刑判決を受け、約2年の刑期を終える直前に刊行された。2013年のことだ。
それから10年以上経った今でもホリエモンは、メディアに出続け、有名人たりえている。
ホントにすごいバイタリティの人だ。
この本でも書かれているが、ホリエモンは、滑稽なくらい不器用な努力家なのだ。
努力に関して、ホリエモンは、努力しようと思ってしているわけではなく、とってもハマりやすく、のめり込みやすい性格だからのようだ。
努力家の人間はこの世にたくさんいるし、成功している人もたくさんいるが、その上、これだけ不器用な人間は珍しいかもしれない。
だからこそホリエモンは魅力的なのだろう。
そんな不器用な自分を嫌いにならずに、自分を認めて、プラスに変えているところが、すごいところだ。
この本を読んでも、常にポジティブであろうとする姿勢は一貫している。一方で死に対する恐怖や、人と関わっていたいから働くのだ、と死や孤独に対する恐怖があることもしっかりと認めている。
頭は良いが、いたって普通にどこにでもいる人間、それがホリエモンで、だからこそ、そのホリエモンが頑張っている姿に、私たちは勇気をもらうのだろう。