田口俊樹のレビュー一覧

  • 神は銃弾

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    元ジャンキーと実直な警官‐ケイスとボブがぶつかり合いながらも惹かれていく過程が何ともスリリング。セックス、ドラッグ、バイオレンスのオンパレードなので気の弱い方は近寄らぬよう。

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    2011年10月25日
  • 神は銃弾

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    圧倒的なスピード感や、バイオレンス、思想が絡み合うノワール。主人公のボブもさることながら、ケイスとサイラスの存在感は凄い。
    言葉が重く、感動的でありながら、爽快な読後感。

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    2011年06月06日
  • 王女マメーリア

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    ロアルド・ダールの短編集。
    童話的というか、ささやかに教訓的。
    オチの読めるものもいくつかあるが、表題作と、「傘」にはゾクリとする凄みがあった。

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    2011年01月25日
  • 神は銃弾

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    2001年、文壇に衝撃を与えたデビュー作。ストーリー的にはバイオレンス・ミステリー的な単純なものなのだが、そこに溢れ出るポエジーが素晴らしい。もはや詩人。読んで震えるべし。

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    2009年10月04日
  • 王女マメーリア

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    不可思議な話しに引き込まれていきます!
    何気なしに手に取ったんですが、満足しました! 著者の童話にも突入してみるつもりです☆

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    2009年10月04日
  • 神は銃弾

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    これもヤバイ。相当面白い。どうしようもない。これはおれの作った言葉だけど、とにかく「ドラゴンヘッド的」に読まされる。ラストは「ドラゴンヘッド的」ではないのでご安心を。映画には再現できない究極の映画を見ているような感じ。『ブラックダリア』が思ったほど面白くなくて、アメリカのノワールはダメだわと思ったらとんでもない。これはすげえ。

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    2009年10月04日
  • 八百万の死にざま

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    分類したらハードボイルドミステリなんだろうけど、主人公のマット・スカダーの変化を追う方が面白い。だから、おれの中ではミステリとしての評価はあまり高くない。
    しかし、それでもこの本は傑作。シリーズ1作目から通して読んできたので、この本の最後は涙が出た。

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    2009年10月04日
  • カーテン

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    まさかの結末でした。

    まさかポアロが・・・・・・

    口だけ出して、自らは直接手を下さない影の犯人を罰することは法律ではできないだろうから、今後被害者がでないようにするためにと、あのような行動をとったのだとは思うのですが、なんともやるせなかったです。

    「法では裁けない悪をどうするか?」重いテーマでした。

    ポアロほどの実績・名声のある探偵なら、持って行きようによっては警察だって動いたのではないかと思うのですが、やはりそこは小説なので。

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    2026年04月25日
  • 長い別れ

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    ネタバレ

    たまたま出会った酔っぱらいテリー・レノックスと友人になった私立探偵のフィリップ・マーロウ。妻に浮気されたレノックスのためにマーロウは車を出してやるが、その後レノックスの妻が惨殺死体となって発見される。警察は当然レノックスの行方を追うが、レノックス自身もメキシコで自ら命を絶ってしまう。
    レノックスを逃した科でマーロウも警察に睨まれるもののその後釈放され、レノックスの死の真相を追うことに。
    とにかくマーロウが渋くてタフでかっこいい。とは言え派手な大立ち回りを演じるわけではなく、淡々と物語は進んでいく。それでいてぐいぐい引き込まれる。
    レノックスという一人の男の死の真相を追う中で、マーロウの生き様、

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    2026年04月24日
  • エージェントは二度推理する

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    盟友ウィン所有のニューヨークの高層ビル内で事業を再開したマイロンのもとに、突然FBI捜査官がやってきた。元スーパーモデルの女性が、何者かによって殺害されたのだ。捜査官によると容疑者は、マイロンのNBA選手時代のライバルであり、私生活における因縁の相手であり、のちにマイロンのクライアントとなった男グレグだという。しかしグレグは5年前に失踪し、その2年後に東南アジアで死んだはずだった。
    グレグは生きているのか? マイロンは、ウィンや元同僚のエスペランサの力を借りながら、真相を探ろうとするが……。

    あの弁護士がちょっとだけ登場。シリーズ24年ぶりの邦訳。この間の空白も、ぜひ埋めていただきたい。

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    2026年04月15日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    なるほど、これがハードボイルド。
    巧みな言い回しの口論。
    キャラ同士の関係性がずっと霧がかっていて、読む手を止められない。
    真犯人的がわかる展開でそっちかぁ…と見せかけてやっぱり〜!!!のラスト

    あんなにボッコボコにされたのに主人公タフすぎる。
    個人的には家族との関係が、希望がよぎる綺麗な状態で終わらせられるのが良かった。

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    2026年04月02日
  • カーテン

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    ラストの「エルキュール・ポアロの手記」のインパクトが強すぎて読後の感情が全部そこに引っ張られる。
    「スタイルズ荘」で「ヘイスティングズ」と共に「ポアロ自身が決着をつける」といった要素達が、ポアロ最後の事件として完璧すぎて感服してしまった。
    そして暗鬱さの残る終わり方がまた衝撃と共に心に残り続けそう。

    クリスティー作品でこれまでたくさん騙されてきた「視点人物を利用したトリック」に、今回もまた気持ち良くハマってしまった。
    特に今作は、犯人も動機もトリックも何ひとつそれらしい予想が全くできなかったので、全ての謎が解き明かされた時の気持ち良さ、加えて今回は陰鬱な感情もひとしおだった。
    全ての真相を知

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    2026年03月22日
  • 暴露―スノーデンが私に託したファイル―

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    過去にNSAとCIAに在籍したスノーデンは、アメリカの監視社会の実態を暴露した。自由民主国家であるアメリカが、実は世界中の情報を収集して支配していたことが判明した。本書はそれを裏付ける最高機密文書を公開しており、民主主義に反する行為が秘密裡に実行されていたことがわかる。

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    2026年03月01日
  • 音もなく少女は

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    子供を産んで育てることがむつかしい時代になってきている。母性が本能とは別な道を歩き始めたのだろうか。ペットや家族愛のドラマを見て、やくざが泣いているシーンは喜劇でしかなくなったのだろうか。

    ブルックリンの極貧家庭に生まれた、耳の不自由な少女イヴが勇気のある女たちに守られ成長していく物語。

    母のクラリッサは、耳が聞こえないという障害を持つイヴを、将来味わうだろう人生の荒廃から救うために、教育を受けさせようとする。
    そこで教会で顔見知りになっただけのフランに相談する。

    イヴを育てることでクラリッサとフランは親友になる。

    フランには過酷な過去があった。
    彼女の愛した青年も耳が不自由だった。

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    2026年02月25日
  • カーテン

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    津村記久子さんの「やりなおし世界文学」にこの本が取り上げられていて、学生時代に読んだきりだったけど、そんな話だったけ…と全く覚えてなかったので、読み返してみました。
    高校生の頃、大好きだったポアロシリーズ。
    やっぱり面白かった。
    そして、こんな終わり方だったとは…衝撃でした。

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    2026年02月23日
  • 音もなく少女は

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    好きなアーティストの歌詞の中に「音もなく少女は」という言葉があり、後日そのアーティストの方のインタビュー記事でこの本の題名から引用してると書かれていたので読みました。

    自分目線で話してしまいますが作中の主人公の家庭環境など、自分の幼少期と少し似ており好きな作品です。身近な死を経験、愛を知る、決して明るい話ではないですが様々な人間模様が見える内容でした。

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    2026年02月11日
  • ジキルとハイド

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    ネタバレ

    この作品が世に出たときは、きっと内容の怪奇さと、人の心理の二面性をこんなに鮮明に書き出した、生々しい善と悪の心の葛藤の物語を、共感と驚きをもって多くの読者は絶賛し読まれたに違いない。
    ※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

    二重人格というだけでおおよそのことは想像できるし、今では二重人格どころか多重人格、解離性同一性障害等という一層複雑な病名まで知られてきている。

    そんな物語なので、つい最近までストーリーも分かったような気分で改めて読もうとは思わなかった。
    それが「2020新潮文庫100」でリストを見ているうちに、現代の多くは不遇な子供時代の心

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    2026年02月07日
  • その犬の歩むところ

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    無償の愛と優しさが犬の形をしてやってきて、ともに歩き始めた。 ボストン・テランの二冊目。
    傷ついて息も絶え絶えの老犬がたどり着いたのは古い「セント・ピーターズ・モーテル」だった。そこには夫と愛犬を事故で亡くしたアンナがいた。
    アンナは人生に深く痛めつけられ、かつての無邪気さなどとっくに失い、目的のない旅をしていた。辿り着いたモーテルの老婆から家と母親をもらった。老婆は石にただ「母」と彫ってほしいと言いこの世から去っていった。アンナは傷ついてやってくる犬を集め始めた。

    傷ついた老犬は犬の匂いを感じてモーテルにたどり着いた。アンナは首輪からその犬がギヴという名だと知る。そこには盲目の犬エンジェル

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    2026年02月05日
  • ジキルとハイド

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    ネタバレ

    今となってはサスペンスやスリラーでお約束となってしまった二重(多重)人格ものだけど、当時はなかなか衝撃的だったのでは
    本作のn番煎じのような話が映画で登場しすぎて、タイトルから既に展開が予測できてしまったが、それを全く知らない状態で読んでいたらめちゃくちゃ楽しめたのではと思う
    とはいえ、わかった状態でもハラハラを楽しみながらサクッと読める良作

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    2026年02月04日
  • 王女マメーリア

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    ロアルド・ダールの洒落た作品集。日本オリジナルとあるけど、要するに訳出されてない佳編を集めた選集ってことですね。新車を運転中に拾った奇妙なヒッチハイカーとのひとときを描く「ヒッチハイカー」を先頭にちょっと毒の効いた作品が並んでいる。傑作はやはり成り上がりの男が雇った執事に言われるままに高価なワインを買い漁る「執事」だろう。それと表題作の「王女マメーリア」器量がよくなかったひとりの王女がある朝目覚めてみると美女に変身しているが……。残酷な寓話だけれどすばらしい。これと対をなしているのが「王女と密猟者」ですね。同じことをテーマにしているのだけれど、ストーリーとしてはやはり表題作のほうがインパクトが

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    2026年01月26日