田口俊樹のレビュー一覧
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何とか読み終えました。ともかく大変でした。作品として面白くは有るが、大河ドラマの様な作品で、3部作の始まりは1975年で最後は2018年までの43年間の物語なので、長い長過ぎる。
登場人物も多く、人物名や場所の名前、その他の名称などとても覚えきれない(汗)
今回の「ザ・ボーダー」は全ての登場人物などの名称を書出しながら読んだので、殆ど混乱せずに読めたけど、一々、書き留めるのも大変だった。
それと、ともかく余計な物語が多いと思う。
「犬の力」の感想でも書いたけど、ショーン・カランの話は別の小説としてスピンオフ作品で良いよ思うし、ニコやチュイの話も別にして欲しいかったな、長すぎたよね。
大河小説は尾崎士郎の「人生劇場」を高校生の頃に読んだけど、こちらの方が断然読みやすかったな。 -
Posted by ブクログ
ハイドは、他者への攻撃や暴力を厭わず、己の欲望の赴くままに生きる悪人として描かれている。
読み始めた当初は「こんな最低な人間もいるんだな」くらいの認識で読み進めていたが、物語が進むにつれて、「自分自身の中にいるハイド」に気付かされた。
普段の生活では、なるべく品行方正な人間として真っ当に生きようとしているが、時折、人には言えないような腹黒い考えや感情が湧き上がってくることがある。そして、そのような考えを抱いた自分自身に驚くこともあった。
そんな自分を嫌いになりそうなこともあるが、どんな人間の心の中にも、「ハイド」がいるのだと思うと、幾分か自分に対する負の感情が和らぐ気がした。
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Posted by ブクログ
亡くなった男が容疑者? どんどん吸い込まれるサスペンスフルな探偵小説 #エージェントは二度推理する
■あらすじ
スポーツ・エージェントであり弁護士のマイロンのもとに、FBI捜査官がやってくる。ある殺人事件の容疑者が、マイロンがかつてクライアントだった元NBA選手グレグとのこと。しかし彼は数年前に失踪、そして海外で死亡したはず。
マイロンは同僚で富豪のウィンとともに手がかりを追うのだが―― 伝説のスポーツ・エージェント、マイロン・ボライターシリーズの最新作。
■きっと読みたくなるレビュー
おもろい! 海外ミステリーを読んだって感じがする作品ですね。
謎に満ちた殺人事件、死んだはずの男が容疑者、高圧的なFBI、情が絡んだ男女の関係… まるで海外ドラマを観てるようで、物語にどんどん吸い込まれちゃうんです。
本作はかつてマイロンが選手生命を絶たれる怪我を負う原因となり、数年前に亡くなったはずのライバル、グレグ・ダウニングに殺人容疑がかかる。彼はマイロンのかつてのクライアントでもあり、恋敵でもあった。
グレグは生きているのか? なぜ嫌疑がかかっているのか? マイロンは盟友である大富豪ウィンの力を借り、調査に乗り出すという筋立て。
ドストレートな私立探偵小説、読み進めるほどに謎を深ぼっていくのですが、同時に登場人物たちの横顔が見えてくる。最たるはマイロンの家族に関する課題… いや、もはや人生最大の過ちともいえることなんですが、この物語の最初から最後まで付きまとうことになる。
マイロンだけでなく、妻テリーズをはじめ、様々なキャラクターの人間模様が描かれるんすよ。相方ウィンも相当な個性の持ち主で、特にマイロンとの厚い信頼や小粋なやり取りが好きすぎる。
ほんと暑苦しいほどの愛情表現や、やたら芝居がかったセリフが洒落てんのよ。読んでると物語の世界に入りたくなってくるんだよね。
物語の後半に入る頃、とある重要な事実が判明。これからどうやることやらと、どんどん状況が緊迫してくる。予想通り(というか予想以上)に、マイロンが事件に関わることになり、サスペンスフルな展開になるんです。いやー、終盤の犯人のくだりあたりからはマジ目が離せませんね。がっつり海外ドラマを楽しませていただきました。
ちなみに私の場合、本シリーズは読んでなかったのですが、特に問題なく楽しめました。シリーズ未読の方もぜひ、手に取ってみてください。
■ぜっさん推しポイント
マイロンが過去の失敗にケジメをつける、自分の意見を突き通すシーンがあるんだけど、これが超絶クールなんすよ。必死に生きてると、いつの間にか自分のことしか見えなくなっちゃうんだよ。愛情は自分に対してではなく、隣にいる大事な人に与えるもの。私も胸を張って、愛を叫びたいと思いました。