あらすじ
私立探偵マーロウはある弁護士から駅に着くひとりの女を尾行し、その宿泊先を報告せよと依頼される。目的は知らされぬまま……。彼は列車から降りたった女を尾行するが、彼女は男につきまとわれ、どうやら脅されているらしい。ホテルにチェックインした女は、そこでも男につきまとわれていた。マーロウは依頼主の意思とは無関係に女の秘密をさぐろうと接触する。すると彼女は夜中に、バルコニーに男の死体があると助けを求めてきたが、マーロウが行くと死体は消えていた。何が起きたのか? この女は何者なのか? チャンドラーの実質的遺作!/解説=堂場瞬一
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
レイモンドチャンドラーって面白い。前に読んだ時よりも、さらに。
というのが最初の感想です。ハードボイルド小説の金字塔。タフでしぶとく、そして物悲しい主人公、フィリップマーロウは二大好きな探偵の一人です。名言も読めて、素敵な作品でした。
Posted by ブクログ
良かった。
村上訳よりも好きだ。
日本版マーロウこと私立探偵沢崎に、より近い印象を受けた。
物語はシンプルかもしれないが、だからこそいっそう、マーロウを楽しめた。
表紙デザインがたまらなくいい。