田口俊樹のレビュー一覧

  • その犬の歩むところ

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    GIVが助かったから良かったけれど、助かってなければ、本を破り捨てていたかもしれない。それくらい、この本を通じてGIVは、自分にとって愛しい犬になった。

    どこまでもアメリカンな所、どこまでもアメリカンな描写にはついていけなかったけれど、面白かった。

    それにしても、どうして一部の人間は、人間のために犬を犠牲にするのだろう?

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    2022年10月06日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

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    私立探偵マックス・クラインが受けた依頼は、元大リーガーの名三塁手チャップマンからのものだった。MVP常連の人気選手ながら交通事故で片脚を失い、現在は議員候補となっている彼のもとに、脅迫状が送られてきたのだ。殺意を匂わせる文面から、かつての事故にまで疑いを抱いたマックスは、いつしか底知れぬ人間関係の深淵へ足を踏み入れることになる――。ポール・オースター幻のデビュー作にして、〝卑しき街を行く騎士〟を描いた正統派私立探偵小説の傑作、ついに解禁。

    まさに、王道の私立探偵小説といったところ。

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    2022年10月02日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

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    久々に、ハードボイルドらしいハードボイルドを読んだ。出て来るキャラクターも立ってるし、主人公のクラインもハードボイルドの私立探偵として完璧だ。比喩や軽口へらず口がとても生き生きとして楽しい。

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    2022年10月01日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

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    これがオースターなのかと思うほどのどストレートな王道感。
    この作品を経ての、ニューヨーク3部作なのだなと。
    スタジアムの情景から始まる、親子での野球観戦の描写が本当に素晴らしかったです。

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    2022年10月01日
  • 森から来た少年

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    幼い頃に独り森で育った過去を持つワイルドが主人公。なので、彼の出自やら、大人になって社会との溝やら、そういった話も盛り込まれていると思いきや、あまり関係なく…その部分は残念だったけど、別の面白さが十分にあった。
    後に疑問も残らず、さっぱりとした読後。
    現実逃避できる読書として、最高でした。

    海外ミステリーは日本物と違いあっさりしてますね。

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    2022年09月23日
  • 祖父の祈り

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    ハードボイルド刑事ものが有名な作家さんとのことですが、自分は最初に読んだのがこの作品なのでこういうやわらかめな作風なのかなと思ってしまった。
    全体的に読みやすいのでさらっと読んでしまうが、実は深く伝えたいものが見え隠れしている印象。
    訳者さんの手腕によるところですが、とてもよく原本のニュアンスを出している作品という気がしました。

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    2022年09月14日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    ブラックユーモアが効いている短編集。
    海外小説は苦手だが読みやすい。

    ・首
    ・皮膚

    が特に好みです。

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    2022年09月11日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

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    インテリ私立探偵という感じ。依頼人が、メジャーリーガーでなかったら読まなかっただろうし。今チャップマンという三塁手は実在するが、これは40年前の小説なので、もちろん別人。

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    2022年09月07日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

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     ポール・オースターが、デビュー前に書いていた、しかもハードボイルドという、いわくつきの珍品。しかも、1978年に脱稿したが、6年後の1984年にペーパーバックで刊行という執念の一作である。ポール・オースターをぼくは読んでいないが、彼の書いたものとは思えないくらい作風が異なる正統派ハードボイルド作品が本作であり、彼の手になるハードボイルドはこれ一作きりである。

     そうしたハードボイルド書きではない作家による渾身のハードボイルド小説という舞台裏を思うと、もったいないほどの秀作が本書である。主人公のマックス・クラインは、もちろん私立探偵。キャラクターが立っているのでシリーズ化されてもおかしくない

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    2022年09月07日
  • 業火の市

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    ネタバレ

    CL 2022.9.4-2022.9.6
    アイルランド系マフィアとイタリア系マフィアの抗争。復讐に次ぐ復讐。負の連鎖。
    そんな暴力の最中にあっても人は人を愛する。
    夫や親友や愛する人を殺されれば深く深く傷つき哀しむ。家族や仲間を無条件に愛して守ろうとする。

    ギャングも紙おむつや粉ミルクを買うお金に苦労するし、まして病気には歯が立たない。

    パットもマーヴィンも、ほかにもゴロゴロ死んで、ダニーが死なないのが奇跡みたいに思えてくる。

    3部作だということで、次作が楽しみだけど、どれくらい覚えていられるかが問題。

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    2022年09月06日
  • 偽りの銃弾

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    たまたま「プエルトリコ477便」のあとに読んだのですが、
    どちらも"強い女性"が主人公で、夫が富豪一族、そしてキーパーソンがクレア!
    (一方は主人公、一方は主人公の姉)。

    しかし内容は全く違い、こちらの主人公マヤは元特殊部隊パイロットという実戦型の強い女性。最後の数十ページまで結末が見えずどうなるんだろうと思っていたが、きれいに伏線が回収されていくのはベストセラー作家の力量ですね。

    アメリカは戦争と縁の切れない国、そして銃社会。アメリカンミステリーには必ずと言っていいほど元軍人やPTSDの話、そして身近に銃を持っている人が登場するが、
    この作品はそれが女性であるというと

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    2022年08月23日
  • 時計仕掛けの歪んだ罠

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     今までに経験した事がないストーリー展開。一体どんな結末をむかえるのか。そして次作へと引っ張るその嫌らしさww。北欧ミステリーはこうでなくっちゃ!!

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    2022年08月10日
  • 祖父の祈り

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    ウイルスのパンデミックによって荒廃した世界。治安は著しく悪化し、物資も乏しい。アメリカのある町に暮らす老人は、悪質な犯罪と公権力の横暴に脅かされながらも、娘や孫と懸命に日々を送っていたが……。

    不思議な読後感。
    久しぶりにリューインの作品を読んだ。これを機に、過去作を読み返してみたい。沈黙のセールスマンの新版が出るらしいし。

    ポケミスに限らないことだが、翻訳書の値段が随分高くなった。売れ行きが心配になる。

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    2022年08月03日
  • 狩られる者たち

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    シリーズ第1弾より、こちらの方がさらに面白かった。まさかのまたまた続き物…
    ストーリーは面白いけれど、外国人特有のつまらない会話のキャッチボールが読んでいて辛い…
    と思って読み飛ばしていたら、直ぐ大切なことまでスルーしてしまいそうで怖い。
    次回作も期待します。

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    2022年07月26日
  • 業火の市

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    86年、ロードアイランド州プロヴィデンスはアイルランド系とイタリア系マフィアが仕切っていた。前者マーフィー家の娘と結婚したダニーが主役。前者の厄介者リアムが後者モレッティ家の息子の女に手を出す。諸悪の根源はここから始まった。

    面白面白かった。読みやすい&先が読めない。「ゴッドファーザー」をまた観たくなった。

    「 犬の力」は途中脱落した。短文を連ねる叙事詩的描写が合わなかったから。しかし、もう一度読むと違うかも。

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    2022年07月26日
  • 狩られる者たち

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    めちゃめちゃ引き込まれた。
    前作に引き続き猟奇的な事件の裏に巨大な影が見え隠れしてるのも良い。
    日本に来る北欧ミステリーあるあるかもだけど、こちらもベリエル&ブローム”シリーズ”になってて、本国では第五作まで出てるそうなので、ぜひ日本でも出してほしい。

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    2022年07月24日
  • キス・キス〔新訳版〕

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    どの話もまったく先が読めない。奇妙な味としかいいようのない、嫌な読後感もあればちょっとしたユーモアにクスっとなることもあり、お得感のある短編集。
    私は後味悪い話のほうが好きです。

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    2022年07月24日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 II

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    短編集だ。ゆったりと軽妙で、どの作品にも「あなたに似た人」がいる。小心で適当で打算的。でも、憎めない。何度でも会いたくなる。そんな魅力や魔力が、この本にはある。イチオシです。

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    2022年07月07日
  • 神は銃弾

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    この作者の「音もなく少女は」もおすすめ。
    このアプリで検索してもヒットしないですが…
    強い女の人が好きなんだなぁと思う

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    2022年06月30日
  • 長い別れ

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    CL 2022.6.26-2022.6.30
    田口俊樹氏の新訳。
    今読むなら多分一番読みやすくわかりやすくなっていると思う。

    マーロウとテリー・レノックスのお互いへの想いが深い情緒があっていいなー

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    2022年07月01日