田口俊樹のレビュー一覧

  • その犬の歩むところ

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    ミステリーって感じではないですね。犬を飼ったことないけど、これを読むと飼ってみたくなりますね。9.11がきっかけで戦地へ行く人の出てくる映画「アメリカン・スナイパー」も観たので、アメリカ人にとっての9.11がどれほどのものかってことが少しわかったかな?

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    2025年12月14日
  • 業火の市

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    とある美女の登場で、イタリア系マフィアとアイルランド系マフィアの間に亀裂が入り、抗争に発展していく話。
    三部作の一作目。

    最初の方は進みが遅く感じられたりもしたけど、抗争がはじまってからは、誰が次に殺されるのか誰が裏切るのかなどの緊張感があり、先が気になって一気に読めた。
    登場人物もみんな個性的でよかった。
    解説によると、ギリシア神話のトロイア戦争をなぞっているらしい。
    ギリシア神話についてはあまり知らないので、そちらも読んでみたくなった。

    最後に二作目の『虚飾の市』の一部抜粋が載っているため、余計に先が気になる感じで終わっている。
    続きも読みたいなぁ。

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    2025年12月03日
  • ジキルとハイド

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    無駄のないストーリーで非常に読みやすかった。
    人間心理に踏み込んだジキル博士の独白が、単なる怪綺話で終わらず妙に現実を感じさせる余韻となっていて良かった。
    弁護士アタスンをずっとアスタンと読んでいたことに話の終盤で気付き若干衝撃を受けた。。

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    2025年11月17日
  • ジキルとハイド

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    最近本を読んでいなかったのでリハビリのため、
    薄めでかつ内容をなんとなく知っているこの本を読みました。

    前半は主人公アスタンの謎解き
    後半が種明かしパートになっています。

    前半の謎解きパートは情景が目に浮かんでくるようで面白かったです。
    後半も今までの行動の種明かしがされていてそちらも面白かったです。
    が、結論を知っていたのでワクワク感はありませんでした。
    ジキルとハイドを知らない状態でまた読んでみたかった、、

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    2025年11月13日
  • 捜索者の血

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    最初から少しずつストーリーが加速して、ジェットコースターのように色んな展開があって最後までおもしろかったです。

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    2025年11月12日
  • プレイバック

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    良かった。
    村上訳よりも好きだ。
    日本版マーロウこと私立探偵沢崎に、より近い印象を受けた。
    物語はシンプルかもしれないが、だからこそいっそう、マーロウを楽しめた。
    表紙デザインがたまらなくいい。

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    2025年11月11日
  • 卵をめぐる祖父の戦争

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    ナチスドイツ軍のレニングラード包囲戦中にソ連で脱走兵として捕まり、国民全体が飢餓の最中、軍の大佐の娘の結婚式用の卵1ダースの調達を命じられる少年二人の話。

    下ネタばかり言う憎めない美少年コーリャとチェスは得意で自信がない少年レフのロードノベルです。

    卵を探し歩く中での戦争の地獄が強烈です。なかなかキツいです。

    でも人物の魅力でぐいぐい読まされました。二人が喋ってばかりいて、辛い状況なのに不思議と前向きになれます。

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    2025年11月08日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    ロアルド・ダール作品で初めて読んだのが本作。
    本作が非常に面白かったので、他の短編集も購入した。

    「なるほどと思わせるミステリー」「奇妙な味」「ブラックジョーク」が入り交じった短編集、という感じで、奇妙な味一辺倒ではない。
    特に自分が好きだったのは、むしろブラックジョーク系。

    『おとなしい凶器』でなるほど!と普通に感心し、『わが愛しき妻、可愛い人よ』『プールでひと泳ぎ』『ギャロッピング・フォックスリー』で爆笑し、これは面白い!と思わせられた。
    収録作品で最も好きだった作品は『ギャロッピング・フォックスリー』。

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    2025年11月08日
  • 飛行士たちの話〔新訳版〕

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    大戦時の飛行士達を主人公に、戦いに身を置く者たちの悲しさ、虚しさが淡々とした文章の中で描かれる。ミステリーというよりは幻想譚といった感じ。宮崎駿監督の『紅の豚』ではオマージュとして『彼らは歳を取るまい』のワンシーンを引用。

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    2025年10月21日
  • 時計仕掛けの歪んだ罠

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    10月25日、日曜日の朝10時14分から物語は始まる。そして、ちょうどその1週間後、11月1日の同時刻に物語は終わる。

    要はたった1週間のあいだに起こる出来事なわけだけど、その間に過去の記憶と現在とをめまぐるしく行き来しながら、ものすごいスピードと濃さで事件が展開していく。(時間表記が24時間制じゃないので、「10時」とかだけあると朝なのか夜なのか一瞬分からなくなるほど。)

    ナタリー・フレーデンの尋問辺りまでは、いちいち色々冗長な気もしてたのだけど、その後一気に物語が花開いていく感じ。そこまでは、回りくどい言い回しとか無駄な罵詈雑言にちょっと辟易しちゃったりもするのだけど、まぁ我慢かな。

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    2025年10月05日
  • ジキルとハイド

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    不朽の名作をようやく読めた。
    純粋な善人はいないし、純粋な悪人もいない。

    最近ボディメイクに凝っている。
    体にいいことばかりしていると、ふと悪いことがしたくなる。何事もバランスが大切。
    じゃないと、いずれブレイクダウンする。必ず。

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    2025年10月03日
  • ジキルとハイド

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    ネタバレ

    『フランケンシュタイン』とかと同じで有名で何となくのイメージはあるけど、実際にはちゃんと読んだ人は少ない作品かな。はじめて読んだときはあまり面白いって感じではなかったけど、今回は楽しめた。ハイドがもっと無茶をするかと思ったけど、割りとあっさりしていたかな。善と悪を分けてしまうとやはりバランスが悪くなるんでしょうかね。2つを併せ持って人間なんだろうな~。

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    2025年09月19日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

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    中盤の、元妻と子とのやり取り、それからジュディとの絆が深まるまでの一夜の場面がよかった。探偵小説といいながら、生きてゆく上での心得みたいなものがさりげなく書かれているのもよかった。

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    2025年09月18日
  • 時計仕掛けの歪んだ罠

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    北欧サスペンスって感じの、重く湿ったストーリー。展開が面白く、飽きない。
    カラッとした感じのが好きな人は、余り適さないと思う。
    そして続きが気になる…。

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    2025年09月12日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    こういう話なのね。
    ニンゲンってなんなん。
    もう一回読んで、しっかり楽しもう。
    手のひらをお尻で拭いながら。

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    2025年09月11日
  • あなたに似た人〔新訳版〕 I

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    個人的に『首』と『皮膚』が好きですね。
    『首』では、レイディ・タートンが首がはまって抜け出せないという醜態に対し、それまで感情を表に出さず冷静に紳士であったバジル卿が暗い喜びを覚える描写が好きです。同じくレイディを嫌っている執事・ジェイクスのイカサマを嬉々として受け入れ、斧を手に取るバジル卿。結局は危ないから鋸に代えてくれと申しつけるも、その時の彼の喜びを湛えた表情の描写は忘れ難い印象深いものでした。
    『皮膚』では、温かい食事と不自由の無い生活の誘惑に負け、大切な筈の愛弟子の絵を売ってしまい最後には皮膚を剥がされてしまう老人のなんとも言えない後味の悪さ。彼の自慢できるものは背中に彫られた愛弟子

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    2025年09月04日
  • 八百万の死にざま

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    マットスカダー、まさかのシリーズものをここから読んでしまった。
    最初から読みたくなってしまう。
    最初の依頼人が殺され、そして予想外の人物から雇われそこから面白くなった。
    そして思う。アルコール依存症にはなりたくない。
    私も読んでて苦しかった、飲むなー!と応援しながら。

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    2025年08月18日
  • 飛行士たちの話〔新訳版〕

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    初読。よかった。特に「カティーナ」と「彼らは歳を取るまい」の二編。フォーカスのあてかたがすごいと思った描写がいくつもあった。
    フィンの話で、文脈は覚えてないけど某映画の1シーンが思い浮かんだ。まさにそれの元になってるとあとがきで知って驚いた。

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    2025年08月17日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

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    作品紹介・あらすじ

    米文壇を代表する作家ポール・オースター。
    ブレーク以前に別名義で発表していた幻のデビュー長篇は、
    レイモンド・チャンドラーの衣鉢を継ぐ、私立探偵小説の傑作だった!
    私立探偵マックス・クラインが受けた依頼は、元大リーガーの名三塁手チャップマンからのものだった。MVP常連の人気選手ながら交通事故で片脚を失い、現在は議員候補となっている彼のもとに、脅迫状が送られてきたのだ。殺意を匂わせる文面から、かつての事故にまで疑いを抱いたマックスは、いつしか底知れぬ人間関係の深淵へ足を踏み入れることになる――。ポール・オースター幻のデビュー作にして、〝卑しき街を行く騎士〟を描いた正統派私立

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    2025年08月10日
  • ジキルとハイド

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    ネタバレ

    善良な慈善家ジキルは幼少期から悪への渇望も抱えていた。その悪をハイドとして薬で別人格にすることが出来たが、ジキル側が善になる訳ではなく悪と善を兼ね備えていた。最初は薬を飲んでハイドになる、つまり元はジキルだったが繰り返すうちに逆に、元がハイドで薬を飲んでジキルになるようになってしまった。人の悪と善の両犠牲、善が悪に対して良心の呵責を感じ、悪が善を煩わしく思う。
    それを分かりやすくジキルとハイドに分離したのがこの本。善良な老人を殺さずハイドのまま生きていけたら良かったのかなとも思ったが、多分純粋悪なハイドはあの老人を殺さなくともどこかのタイミングで刑法違反を起こしてたから関係ないな。

    最後のジ

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    2025年07月18日