作品一覧

  • スクイズ・プレー(新潮文庫)
    4.0
    1巻880円 (税込)
    私立探偵マックスが受けた依頼は、元大リーガー、チャップマンからのものだった。キャリアの絶頂時に交通事故で片脚を失い、今は議員候補となった彼に脅迫状が送られてきたのだ。殺意を匂わせる文面から、かつての事故にまで疑いを抱いたマックスは、いつしか底知れぬ人間関係の深淵へ足を踏み入れることになる……。ポール・オースター幻のデビュー作にして正統派ハードボイルド小説の逸品。

ユーザーレビュー

  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ポール•オースターのハードボイルド。野球はあまり関係ないが、球場の描写など素晴らしい。内容はしっかりハードボイルドだった。

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    2025年04月12日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    少し不思議なハードボイルド小説。
    探偵小説でありながら様々な人の心の動きも描かれている。
    そこにはオースターっぽい間もある様に思う。面白かった。

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    2024年07月13日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ポール·オースターの名は、勿論知ってはいましたが、全くの未読でした。
    王道の探偵小説でありながら、文体がとてもスタイリッシュ。

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    2023年11月28日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    現代アメリカ文学を代表する作家の1人であり、私自身も邦訳作品は8割方読んでいるポール・オースター。彼がオースターとしてのデビュー前にポール・ベンジャミンという名前で発表したハードボイルド探偵小説が本作である。

    オースターファンを自称しながらも、本作の存在を全く知らず、書店で見つけて勢いこんで買ったが、これが本当に面白くてたまらない一流の作品であった。私の中でのハードボイルド探偵小説といえば何と言ってもレイモンド・チャンドラーなわけだが、それに匹敵する作品といって何ら過言ではないと思う。

    実際、日本におけるアメリカ文学界の重鎮・奇才である若島正先生自ら「ある意味でショッキングな作品である。つ

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    2022年10月02日
  • スクイズ・プレー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    中盤の、元妻と子とのやり取り、それからジュディとの絆が深まるまでの一夜の場面がよかった。探偵小説といいながら、生きてゆく上での心得みたいなものがさりげなく書かれているのもよかった。

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    2025年09月18日

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