作品一覧

ユーザーレビュー

  • 沈黙のセールスマン〔新版〕

    Posted by ブクログ

    20世紀は探偵小説の時代だ。

    ホームズ、ポアロ、明智小五郎、金田一耕助がいて、フィリップ・マーロウがいた。
    20世紀も後半になると社会派ミステリーが多くなり、いまでは刑事ドラマの時代かも。

    そんな中、この本の主人公アルバート・サムスンは絶滅危惧種の探偵だ。
    物語の中でも絶滅寸前(廃業寸前)で、ハードボイルドを気取る余裕はなさそう。でも、辞められない性分が滲み出ていて、そこがとても良い。
    読んでて「うしろうしろ」って言いたくなる(古いなぁ)。

    たまにリズムの合う文章に出会う。
    そのときは明らかにのめり方が違う。
    この本がそうだった。

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    2026年04月21日
  • 沈黙のセールスマン〔新版〕

    Posted by ブクログ

    スーパーマンではない探偵、こんな探偵は孤独だけど、それなりに人生のカードを配られて過ごしている。読後感は良かった。

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    2025年07月12日
  • 父親たちにまつわる疑問

    Posted by ブクログ

    私立探偵アルバート・サムスンの事務所に訪れた男は、自らを“エイリアンと人とのハーフ”だと言い、自宅が空き巣に入られたから調査して欲しいと依頼した。エイリアンの父が残した手形を取り返したいとのことだが……連作短編集→

    自称エイリアンの息子である依頼人がいいやつで、アルバート・サムスンもいいやつで、でも事件の関係者はそうでもなくて。その、バランスがすごくいい、そんな探偵小説。サムスンの語り口調がいいんだよなぁ。好きな話は最終話の表題作。じんわり、ラストは目の前がぼやけた。→

    3話目も面白い。妻に痩せろと言われて、でもダイエットしたくない夫がサムスンに助けを求める話。なかなか怖い話やった。そうい

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    2023年03月21日
  • 父親たちにまつわる疑問

    Posted by ブクログ

    私立探偵アルバート・サムスンの事務所にやってきた奇妙な青年。話によると彼は「地球外生命体と人間のハーフ」で、最近部屋に空き巣に入られ、宇宙人の父から贈られた貴重な石を盗まれたのだという。その調査を頼まれたサムスンは渋々ながら引き受けるが――新米警察官として奮闘中の愛娘サムの力を時には借りつつ、ユニークな事件の数々を探偵サムスンが解き明かす。

    シリーズ第9作だが、前作と前々作は確か未読のはず。今回は、泣かせます。

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    2022年10月09日
  • 父親たちにまつわる疑問

    Posted by ブクログ

    〈アルバート・サムスン〉シリーズ最新作。今作は連作短編集。自分のことをエイリアンだと言う依頼人。この依頼人とサムスンのやりとりの面白さ。謎と調査、真相ととても読み応えがある。派手な物語ではないのに印象に残り、サムスンと依頼人、娘のサムとの関係性と本当に楽しい。長編も好きだけれど今回のような連作も味わいがありまた読んでみたい。

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    2022年10月06日

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