小尾芙佐のレビュー一覧

  • 高慢と偏見(上)

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    お も し ろ い。

    「100分de名著」で取り上げられていたため読みました。もともと数年前の映画や、かの「高慢と偏見とゾンビ」などからタイトル・あらすじなどは知っていたものの、まあ、面白いんだろうなーとは思っていたものの、私の「単なるロマンス小説」には手がなかなか伸びない悪癖が邪魔をしていてこんな時期に。

    さて上巻。100分de名著の紹介と比較すると、ダーシーの嫌さ加減が、本っ当に嫌でした!(笑)
    そしてマッハで恋に落ちていくさまにめちゃくちゃウケた。昔のツンデレ男はジェットコースター的にデレていくのが流行かなんかだったんでしょうか(ジェイン・エアの旦那様とか)。

    ツンデレと言いましたが、これは完全に「キャラ小説」ですね。ブロンテ姉妹もキャラの濃さで話作ってそうなところがありますが、こちらは主人公やメインキャラもさることながら、周囲のキャラ性が濃いこと、濃いこと。そのあくの強さたるや、まるで派手な色の髪のキャラしか出てこないラノベのごとし。
    内容としても、若者が喧嘩して恋愛して成長して収まるべきところに収まるっていう、三巻完結ぐらいの少女向けラノベっぽい筋立てでした。

    恋愛関係の話は下巻の感想に譲るとして、気になったのが家族のキャラ立て。
    すぐに感情的になっては家族をコントロールしようとする母親と、金銭以外のあらゆる問題から目を逸らそうとする父親。ニヒルになってみるスタンス自体は彼本人の防衛反応なんでしょうが、子を持つ大人としてやってはいけない、そして「よくある」父親の姿ですね。
    その結果子供達が見事にスポイルされており、長女、四女、五女の振る舞いはそのまんまAC(アダルトサヴァイヴァー)っぽいですし、ヒロインエリザベス(次女)もまた。いや、長女と次女が母のカウンセラー務めながら妹の教育に苦心しなきゃなんないとか、ほんと機能不全家庭あるあるすぎて(笑)

    エリザベスとお相手ダーシーの、高慢とか虚栄心って言われる奴も、自尊感情の低さだと思う。ダーシーも、ご両親が領主として優れた人だったかもしれなかったけど、育て方間違っているのは下巻で語られているわけだし。(だいたい、一緒に育てたあいつがああなってることからしても、相当教育ベタだったんじゃねーかと思うぞお父ちゃん)
    んで、下巻の話ついでに、ダーシーが変わろうとできたのって、手ひどく指摘を受けたのが、エリザベスが誤解してた点と「彼自身、うっすら気づいていた直せる可能性のある欠点」だったからなのではないかと……もし突っ込まれたのが「自分がアイデンティティを感じていた部分」だったら受け容れられないと思う。いや、上巻ラストの時点ではまだ受け容れるところか大反発してるわけですけど。
    そこを非難されたわけではなかったので、ちゃんと見てもらった上で振られたんじゃなきゃ、諦めて次に行けねえよ、みたいな。

    つまりこの話を読んで連想した現代のヒット作は、「逃げるは恥だが役に立つ」だったのだ。
    以下次号(下巻)。

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    2018年10月01日
  • 夜中に犬に起こった奇妙な事件

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    ナショナルシアターライブで劇を観て、原作が気になったので読んだ。サヴァンシンドローム?の男の子が主人公で一人称の小説。世界の見方が違ってる感じを地の文で表現していてすごく面白い。読みながら、頑張れ頑張れ!と応援したくなる。舞台版はそれを見事に表現しているのでおススメです。

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    2018年06月17日
  • くらやみの速さはどれくらい

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    自閉症者が健常者とのコミュニケーションで感じるちょっとした違和感や、自閉症治療前後の自己の同一性に対する疑問などがうまく描かれており、とても興味深かった。

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    2018年05月16日
  • 世界の誕生日

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    ネタバレ

    性や性別、人種、宗教、文化を巡って、幾つもの星々の物語を描く短編集。

    各星の習俗や歴史を丸々造り上げているから、短編ひとつひとつの情報量が凄まじい。結婚のあり方、孤独のあり方、流浪のあり方…緻密かつ大胆に語られる未知の生活様式。読むごとに気力を使い、読み終えるごとに呆然とさせられるのは、まるで異文化を理解しようとして、し切れなかった感覚のよう。

    最後の短編『失われた楽園』のみが、異星の物語でなく、地球を出発し、植民星を目指す宇宙船の物語。本書全体の3分の1ほどを占める長い作品だけれど、読んでみたら、この作品が一番読みやすかった。
    地球と違った宇宙船内の生活様式や、そこで生まれた新興宗教の興隆など、細部が面白いのも理由のひとつだけれど、おそらく登場人物たちが(宇宙船生まれの世代であるとはいえ)地球の文化や言葉を背景に持っていることが理由なのだろうと思う。
    裏を返すと、そこまでの7つの短編が、地球の文化と隔絶した異質なものとして、いかに完成度が高いかということでもある。

    ル=グウィンが序文で、短編『古い音楽と女奴隷たち』について「ある批評家は、奴隷制度をわざわざ書くに値する問題としているわたしを嘲笑した。彼が住んでいるのは、いったいどこの惑星かとわたしは不思議でならない。」と述べているように、きっとこれらの話は異星の話でありながら、また、地球の話であるのだろうと思う。
    異なる文化を理解することの困難を突きつけはするけれど、豊潤な物語を読むよろこびの後ろに、他者を理解しようとする試みの面白さもまた垣間見せるような、奇特な作品だと感じた。

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    2018年01月05日
  • IT(4)

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    ついに完結! 終盤のあの展開は映画でもドラマ版でも再現されなかった(できなかった)わけですが、さもありなん。どうしてこれを入れたのか、と疑問です。そこを除けば本当に面白く、読後感の満足度は非常に高かったです。

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    2017年12月02日
  • IT(2)

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    第2巻。だんだんと過去へと話しが遡っていきます。
    相変わらず名場面の多い作品ですが、2巻目ではマイク・ハンロンと父の交流が個人的には一押しです。

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    2017年12月02日
  • IT(1)

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    この時点でのキングの集大成的作品。
    謎と恐怖が頁をすすめる手を止めません。
    様々な名場面のある作品ですが、1作目最大の名場面ははベンがビルたちと友人となる下りだと思います。

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    2017年12月02日
  • くらやみの速さはどれくらい

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    SFとは思えない作品で評価が人によって分かれるのは仕方がないと感じ、あのムーンの作品である驚きがある
    表紙   6点岩郷 重力   小尾 芙佐訳
    展開   7点2003年著作
    文章   7点
    内容 765点
    合計 785点

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    2017年11月28日
  • くらやみの速さはどれくらい

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    進駸堂書店×早川書房コラボカバー作品。
    自閉症者枠で高度な仕事についているルゥが新たな治療の被験者となることを選ぶまでの彼の世界があまりにも豊かで瑞々しく、深く、そして美しすぎて、ずっとその世界にいて欲しいと思ってしまう。けどそれはあくまで部外者の気持ち。
    ノーマルなルゥとして新しい人生を歩き始めた彼の、その人生は「元ルゥ」の人生よりも先にある暗闇だったのか、あるいは逆か。
    「自閉症」という病気だから読者の気持ちは大きくぶれる。別の病気だったらだれもが生まれ変わった彼を祝福するだろう。
    本当は、どっちが幸せなのか。それは誰が決めるのか。

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    2017年07月29日
  • 幸福な王子/柘榴の家

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    西村孝次訳で慣れ親しんできたワイルドの童話、今回小尾芙佐訳で読んでみたけど、なかなか良かった。
    ワイルドの童話、というより小説も含めてワイルドの文章はやたらに装飾が多い。
    その割にはゴテゴテしてなくて、モノクロの映画か影絵芝居を見ているような気にさせられる。

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    2017年06月21日
  • 消えた少年たち(下)

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    カードのキング風私小説
    表紙   6点影山 徹   小尾 芙佐訳
    展開   9点1992年著作
    文章   8点
    内容 930点
    合計 953点

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    2017年06月13日
  • 消えた少年たち(上)

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    カードのキング風私小説
    表紙   6点影山 徹   小尾 芙佐訳
    展開   9点1992年著作
    文章   8点
    内容 930点
    合計 953点

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    2017年06月13日
  • 言の葉の樹

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    読みにくいが、最後にはホロリとさせられる
    表紙   6点小阪 淳  小尾 芙佐訳
    展開   6点2000年著作
    文章   5点
    内容 750点
    合計 767点

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    2017年05月24日
  • ママは何でも知っている

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    抜群の面白さ!!!!!
    短編集なのに一気読みしてしまった!!!!
    会話のテンポも良いし、ママの尽きぬお喋りは読んでて飽きないし、安楽椅子探偵ものってこんなに面白いのかと初めて教えてもらえた気持ち。大満足!!!!

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    2017年05月23日
  • 高慢と偏見(下)

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    まさに高慢と偏見で。
    典型的少女漫画みたいな流れで、現代にもパターンとしてはよくある。
    現代少女漫画を読めば、またこのパターンかよ!という。
    だけど、とても面白かった。

    いかに金持ちと結婚できるか?二十歳過ぎるともう遅いという感覚。
    キャラクターがはっきりしていて、面白い。すれ違いでイライラするところとか意外性からときめくのとかも王道だけど、だいたい結末はわかってるのに、先はどうなるのか早く知りたくなる。

    ちょっと気になったのが、ダーシーなど男性で「〜ですもの」という訳。ちょっと女性っぽいので、「〜ですから」とかそういう感じにしたらいいのになと思った。

    イギリスBBCドラマ、コリン・ファースの高慢と偏見を録画しているので次はそれを観てみよう。
    →観た。ほぼ原作通りでオススメ!

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    2016年07月17日
  • 高慢と偏見(上)

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    古典文学とはいえ、流れは少女漫画に通ずる典型的流れは面白い。
    高慢と偏見、なるほどー。感想は下巻にて。

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    2016年07月08日
  • くらやみの速さはどれくらい

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    自閉症の治療が開発されたとき、彼らは何を決断するのか。結末はとても意外だったし、主人公ルゥを応援するような気持ちで読んでいた私には切ないような気がしたが、彼の生活を体感してきたかのような物語のあとではルゥの決断以外にあり得ないような気もする。それが彼にとって幸せだったのか、読み終わってからも分からない。
    SF小説のジャンルになっているが、自閉症の(となっているけどアスペルガーと思われる)ルゥの一人称で書かれる物語は、彼らが世界をどう知覚しているのかが肌で感じられてとてもリアル。

    ルゥがノーマル(正常)な人に抱く感情はとても共感するものがあって、読めば読むほど、なにが自閉的で、なにがノーマルなのか分からなくなってきました。それは私がルゥの性質に近いからなのか、それとも実際のところノーマルと自閉にそれほどの差がないからなのか、分からないけれど。突き詰めるほど、ノーマルな人の方が行動原理がナゾだなぁと思えてくる…。

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    2016年06月23日
  • IT(4)

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    ネタバレ

    子供から大人になる。11歳のころに出来ていたことができなくなる。そして、忘却。

    肉体的なものでもなく知識的なことでもない。精神的なこと、想像力。「不安と欲望」。世間の目の意識と世間の目を気にしないこと。

    小学校あたりのことを思い出してしまったが、仲の良かった友達はいまなにをしているのか。知る手段はある。が、。
    離れていく感覚。精神的に。小学校から中学校にかけて。仮初な感覚がロックンロールに通じる。

    今度は居場所を提供する側になる。もう、あのような体験や感覚を共有できることは二度とないのだろう。時間的なリミットがある。ただ、これは子供の時には絶対にわからない。

    これが悪いことではなく、当たり前だと思う。また、別の感覚をよいものと思えてくる。ただしそれは作っていかないといけない。
    ただし、距離が近くないとだめなんだろうな。時間の共有。意図的に。

    passing time, passing time。
    離れ離れは距離だけじゃない。
    Sweet time。

    これも本当。どうしたものか。
    ただただ、懐かしい。

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    2016年05月28日
  • はだかの太陽〔新訳版〕

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    おっさん刑事&ロボット刑事の相棒ものSFミステリー第2弾が新しい訳で登場だ!う~ん惜しい…現代の作品だったら絶対同人誌が出るのに…。アシモフ先生は時代を先取りしすぎたんだ。
    とにかくロボットのダニールがエロい。とてもエロい。正直言って、ヒロインが全裸で登場するシーンより、ダニールが「ロボットであることを証明しろ」と命令されて無表情で服をはだけるシーンの方が断然エロいと思う。そこには禁欲的なエロスがある。
    ミステリーとしては極めて型破りな手法がとられているため、ミステリーとしてこれはどうなんだ!?と思ってしまう部分もあるが、それも含めて楽しんだもの勝ちだ。
    古い訳のものを手元に置いていないので今回で訳がどう変わったのか分からないが、違和感なく読むことができた。中古でしか手に入らなくなっていた本書を新バージョンで出してくれたハヤカワに感謝したい。

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    2016年02月20日
  • くらやみの速さはどれくらい

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     もしも自閉症の完全な治療が可能になったら。

     最先端の臨床試験と精神遅滞の主人公をとりまく世界を描いた小説、と聞いたら多くの人はダニエル・キイスの名作『アルジャーノンに花束を』を連想することと思います。

     「あんたは、健常者の友だちといつもいっしょにいる」エミー
     「隠喩だと言うなら―鯨は砂漠のシンボルとも言えるわね」ルシア

     エリザベス・ムーンの近未来小説『くらやみの速さはどれくらい』は、自閉症である主人公が同じく自閉症の仲間たちと彼らが言うところの健常者(ノーマル)との生活の狭間で突如新たな治療法の実験台となることを薦められる物語。

     「むかしむかし、機械は二たす二もできなかった」クレンショウ
     「彼らは知的障害者じゃない」オルドリン

     そこにあるのは主人公と新しい世界との出会いではなく、自分という人間を捨ててでも変わるべきかどうか滔々と苦悩する姿。主人公目線で描く細やかな感性からはそういう”生き辛さ”みたいなものが目立たない形で顔を覗かせてるんですが、これって良く考えたら自分たちの生活となんら変わらないのかもしれない、と思ったりもします。

     「ちがうということは悪いことではありません」エリック
     「ノーマルになんかなりたくない。あたしはあたし。それで幸せ」リンダ

     日本国内だけで約120万人いるとされている自閉症患者。その数と同じだけの意味を持ち過ぎた言葉に翻弄される中で主人公は最終的にどういった決断を下すのか。

     「暗闇はもっと速いかもしれない―いつも光より先にあるから」ルウ
     「<こんちは-あたし-シルビア>」シルビア

     将来なりたい自分を思い描くことは容易ですが、それを実現するためにはまず今の自分を見つめ直すことが大切なのかもしれません。
    『アルジャーノン~』と同じネビュラ賞を受賞し、同じ訳者によって日本語化されたこの小説はいろんなことを考えさせてくれるはず。

     そんなお話。

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    2016年02月17日