小尾芙佐のレビュー一覧

  • 高慢と偏見(上)

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    ネタバレ

    タイトルだけはずっと知ってていつか読み終わりたいと思ってた作品。なかなか頭に入らず、かくなる上はとBBCのドラマを先に観ました。風景も衣装も、本当に素晴らしいドラマだった。
    ドラマのキャストを思い浮かべながら読んだからすごくしっくりきた(逆だったら文句たらたらだったのかも? 原作にしかないシーンもあるし)。
    好きなシーンは〝ダーシーと偶然外で出会わないようにするため、わざわざリジーが自分のお気に入りの場所を伝えたのに、なぜかダーシーはその場所へやってくる〟ところと、ダーシーが振られて「もうけっこうです、あなたの気持ちはよくわかりました」のところ。

    恋愛してるなあと思った。

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    2022年10月04日
  • 高慢と偏見(上)

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    ネタバレ

    いいところで下巻に続く!!!
    早く続きがよみたい!!

    ダーシーがエリザベスへの想いを抑えられなくなっていきなりベラベラ告白しだすシーンがめちゃくちゃ面白かった
    ダーシー、なかなか性格終わってるけど人を見る目はあるよね
    ダーシー視点でも読んでみたい

    女性が家柄のいい人のところに嫁いで将来の安泰を得ていた時代に、自分の気持ちに正直に生きるエリザベスはかっこいいな
    エリザベスとリディアの家族愛も強くて泣ける
    それぞれ自分の生き方があってそれを理解しあってる感じ
    前の作品だけど、現代の女性と価値観の近い女性が主人公だからすごいな

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    2022年09月27日
  • 書店主フィクリーのものがたり

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    珍しく翻訳小説を読みました。
    短編をつなぎ合わせた長編小説。主人公フィクリーがとても大切にしているポイント。
    文体が軽妙洒脱で、とても馴染み深く心地よかった。
    もっとアメリカ文学を知っていたら深く楽しめたと思う。これを機に物語に出てきた短編を読んでみようかな。

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    2022年08月10日
  • ジェイン・エア(上)

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    テンプル先生がマクゴナガル先生とダンブルドア足して2で割ったみたい。
    ミセス・リードの我が子を夫がかわいがってくれなかったってところからジェインのその後の軌道に少なからず影響を与えてる気がする。
    パンとミルクとチーズをもらいたくなる。「バタ」って表記がおいしそう。
    古典というけどあんまり堅苦しくなくて、先が気になるロマンスの物語だった

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    2022年08月02日
  • ジェイン・エア(下)

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    今まで見てきた映画やドラマの一部の展開で
    少なからずジェイン・エアの真似と思えるものが多々あった
    影響を受けたというかアイディアそのものが。
    エドワードが占い師として登場するなど
    突飛でオリジナリティがあるからこそ予想できない場面や展開があって
    作者の豊かな想像力と創造力の両方を感じられた
    あとエドワードかわいい。
    セント=ジョンとの対比で余計かわいい。
    彼は彼で禁欲的で信仰心篤いってレベルを超えてて、抑圧的で支配的で魅力的。ジェインがドMだったらついてっちゃってたんじゃないかな。
    まあとにかくエドワードがかわいい。

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    2022年08月02日
  • 高慢と偏見(下)

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    劇的な上巻のラストから、変化していくエリザベスの気持ち。そこへ末妹が起こす騒動で一家が大きく揺らいでいくが……。

    この翻訳では上下巻に分かれているため余計に意識できたのだが、上巻のラスト、つまり全体のど真ん中にダーシーの手紙があり、そこからリディアの騒動、レディ・キャサリンの件と、起伏のある展開で、構成の上手さに感嘆した。たたみかけるようにエンディングに向かっていくスピード感も素晴らしい。

    先に1940年版の映画だけ見たことがあるのだが、各人物の印象もあまり変わらず、ストーリーもほぼ記憶通りで、良くできていた映画だったんじゃないかと後から思う。ただ、レディ・キャサリンの顛末はちょっと違って

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    2022年07月31日
  • 高慢と偏見(上)

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    1813年刊行。古きイギリスの片田舎を舞台とする地主階級の恋愛小説。200年愛され映像作品や翻訳も多数。

    オースティンが20歳そこそこで草稿を書いた(実際の出版は37歳時)という本作、なんというか、上質な少女マンガの雰囲気を感じさせる。ダーシーの「高慢」とエリザベスの「偏見」が最初は衝突するが後に……なんて典型的すぎるように思えるのだが、これは現代のラブコメに到る原型のひとつなのかと。しかし文章や構成が見事な上、要所要所で劇的なシーンが入るのも巧みで、読み始めたら止まらない勢いがあるのはすごい。源流などと言っていられない完成度であることが、今もって愛される理由なのだろう。

    片田舎が舞台で、

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    2022年07月31日
  • 夜中に犬に起こった奇妙な事件

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    こういう内容とは思ってなかったのですがとても面白かった。
    クリストファーは支援学校に通う少年です。
    彼の目から見る世界は本当に大変な世界です。それはクリストファーが何らかの発達障害を持っているからです。
    その彼がたくさんの困難を乗り越えてママに会いに行く。
    それからきっとその彼の行動で両親は元の鞘に戻るのではないか?と期待してしまいます。
    最後の彼の言葉は希望に輝いていました。

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    2022年07月30日
  • 高慢と偏見(下)

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    ネタバレ

    上巻の最後、ダーシーからの手紙をきっかけに下巻では物語が動く。
    ダーシーへの偏見によって真実を見ようとしていなかったことに気づいたエリザベス。

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    2022年06月03日
  • はだかの太陽〔新訳版〕

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    前作の鋼鉄都市は一昔前の訳だったため古くさい言い回しが気になる部分があったけど、新訳だとスムーズにお話に入れた。
    イケメンロボットのダニールの出番がちょっと少なくて残念。でも登場場面ではいい仕事している。ベイリとダニールの関係性も変化しており続きも楽しみ。
    特に保護者的な扱いに反発したベイリに行動を制限されてしまう場面が切ない。ばかげたことと思いつつ、何かダニールに対して人間的なものを期待してしまうベイリもよい。

    半世紀以上前の小説なのにそのまんまのリモート会議が登場することに驚く。隔離生活が定着した無菌状態の惑星ソラリアで、病原菌扱いされ思いっきり差別される地球人ベイリ。これこそコロナ禍に

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    2022年04月29日
  • 五番目のサリー 上

    購入済み

    多重人格とイマジナリーフレンド

    今回この本を呼んで、多重人格とイマジナリーフレンドは強く関係していると思いました。主人公のサリーは子どもの頃、親に恵まれず暴力を振るわれた時や、数学の問題が解けなくてクラスメイトに笑われた時、その逃げ道として別の人格に代わるようになってしまいます。そしてその人格は、全員がかつてイマジナリーフレンドとして人形に落とし込まれていた人格だったのです。つまり、サリーの中で、子どもの頃のイマジナリーフレンドと遊んだ記憶が強く印象に残っていたということ、サリーにのとっての心の支えは、イマジナリーフレンドのみんだったということが言えます。しかし、イマジナリーフレンドの存在を信じる力が強すぎてしまったため、多

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    2022年04月26日
  • 高慢と偏見(下)

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    とにかくおもしろかった!!

    一気読みしました。
    女性として人間としての振る舞いって大切。婚活女性に読んで欲しい。

    イギリス文学もっと読みたくなりました。

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    2022年04月23日
  • 第三の女

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    ネタバレ

    いろいろな登場人物がちょっとずつ出てきて疑わしさを漂わせているが、焦点が「ノーマは狂ってるのか?」に行きがちで、入れ替わりなどに思考が回らなかった。お陰で最後は「おおっ、そうだったのか!」と霧が晴れたような読後感。
    スティリングフリートがなかなかいいキャラなので、また出ないかなーと思っていたら最後の最後で裏切られ。ポアロは最初から二人がお似合いだと思ってことが一番の驚き。

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    2022年03月06日
  • 高慢と偏見(下)

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    ダーシーが本当に素敵な人だなと思う。彼の高慢さで家族や周りの人に理解されないのではと途中までもどかしかった。エリザベスが自分の気持ちに素直になれて、本当に良かった。彼女は家族が色々大変であったけど、思慮深く、彼女がとる行動は流石だと思った。最後はスッキリ。面白い作品だった!

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    2022年01月26日
  • 世界の誕生日

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    「求めぬ愛」「山のしきたり」で描かれる惑星Oでの結婚は、二つの半族(朝と宵)の男女二組で成立するため、構成員は四人。
    異性とも同性ともペアになれるが、同じ半族同士がペアになることはない。
    四人はそれぞれ独立した部屋を持つことができ、部屋の主の許可なしにそこへは入れない。
    とても自由なようにも、ひどく不自由にも思える。
    「孤独」のレンが実践したように、私が私であるために自由が必要なのは明白なのだけれど。

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    2021年12月04日
  • 高慢と偏見(下)

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    続きが気になって(きっと恋は成就するのだろう、と結末は想像できるにもかかわらず)一息に読み切ってしまいました。
    このあたりの「魔力」は上巻でも感じた通り、まさに韓国ドラマを見ているようでした。

    姉の恋愛を邪魔し、憧れていた人の前途をつぶしたと思っていた憎い相手でしたが、そのことが勘違いだと気づいたエリザベス。ダーシーが自身に寄せてくれた好意をむげに断ったことを恥じていましたが、思わぬところで再会したこと、またその時のダーシーの態度が今まで以上に好意を寄せるものであったことを受けて、いつしか想いを寄せるようになります。
    しかし、ダーシーの因縁の相手と末の妹が駆け落ちをしたり、強大な権力を持つダ

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    2021年11月08日
  • 高慢と偏見(上)

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    「恋愛小説」の古典作品ですが、全く読みにくいところがなくスラスラと読むことが出来ます。
    訳がよいのか、そもそもの物語の作り方がうまいのだと思いますが、まるで昨今人気が出ている韓国ドラマを見ているように楽しむことが出来ました。

    すれ違いから恋愛が成就しなかったり、大嫌いだった相手から告白されたり、またその嫌っていた理由が勘違いであったことにきづかされたり。
    人生や家族を揺るがすような大きなトラブルではなくても、恋愛の情は個人の人生にとっては大きな転換点にもなりえます。
    この後、ジェインとエリザベスの姉妹の恋愛がどのような形になってゆくのか、下巻も楽しみです。

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    2021年11月08日
  • 高慢と偏見(上)

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    最初は貴族らしい回りくどい言い方やミセスジェインの行動に好感が持てなくて読むのに苦労したが、読み進めるうちに面白いと思うようになり、下に続く最後のところにかけてがいちばん好きだった
    大学の教授オススメの作品だが、恋愛小説だったので自分の好みであり、イギリスの生活の格式張っている感じが時代を感じられて読むのが楽しかった

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    2021年09月03日
  • 世界の誕生日

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    SFが苦手でル・グウィンさんの本はファンタジーしか読んだことがなかったが、彼女はSF界での評価も抜群なのは知っていた。
    アニメ作品でいくつかSFに触れる機会があり、チャレンジしてみようという気になりようやく手にとった。

    子供向けファンタジーに比べて生々しく、衝動や緊迫に息を飲む機会も多くあったが、ジャンルは違えど彼女の文化人類学的な視座や思想から紡がれる小説はやはり秀逸。神話や古代壁画を見ながら、ヒトや文化の起こりを見つめ直す感覚。4人の婚姻制度や神々の掟、宇宙旅行など、前提のない世界である時はヒトらしく、ある時は理解しがたい場面にも感情移入させる筆致には唸らされる。短編集で、もう少し続きを

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    2022年03月05日
  • 夜中に犬に起こった奇妙な事件

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    ネタバレ

    リーダブルの最たるもの。
    読者を選ぶかもしれないが理系センス的なものが好きな方には勧めたい。
    原著が英語なのにめっちゃリーダブルなので思わず翻訳もかってしまったが、訳も良いのだと思う。

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    2021年04月25日