小尾芙佐のレビュー一覧
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ロボット工学の三原則
第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。 ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りではない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
『ロボット工学ハンドブック』、第五十六版、西暦二〇五八年
はい、というわけでSFファン必読の名作、アイザック・アシモフの『われはロボット』でありんす
そして出ましたロボット工学の三原則!もう暗記しましょう
ここ試験 -
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ツンデレなヒロイン、優しくてきれいなヒロインの姉、ピエロのような妹たち、バカな母親、達観した父親・・・等々個性あふれる愛すべきキャラクターがたくさんいて、大した出来事は起こらないのだけれども、自然と続きが気になり読み進めてしまう不思議な本です。
シェイクスピアに出てくる登場人物のように、若干デフォルメはされつつも、「いるよねこんな人」というのを絶妙なバランスで描いているので、くすくすと笑えるところがたくさんあります。元祖ラブコメとどこかで書いてあったのを覚えているのですが、そう書きたくなる気持ちも理解できます。
人物の描写だけでなく、イギリスの田園風景、カントリーハウスについても精彩で、外 -
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ネタバレほかの惑星を侵略するのでなく同盟を結ぼうとする話だが、その骨の折れること。たったひとりの使節が相手国の説得にあたることの危険性よりも、降り立つ地の文化と選択を尊重することを重視した姿勢が、新鮮でよかった。
前半は政治的な話が続き掴みどころのない物語だったが、不思議ともう一度読みたくなる。遺伝子実験により両性具有となった人類についても興味深い点がたくさんあった。
登場人物の誰の話にも、常に問いがあった。そのどれにも明確な答えはなく、あれこれと浮かんでは消え、最後に残ったのは友への深い友情だった。
生まれた星、育った国、言語、文化、習慣、体のつくりも何もかもまったく違う者同士が、互いを理解し合うこ -
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693
275P
オスカーワイルド
オスカー・フィンガル・オフラハティ・ウィルス・ワイルド。アイルランド出身の詩人、作家、劇作家。耽美的・退廃的・懐疑的だった19世紀末文学の旗手のように語られる。多彩な文筆活動を行ったが、男色を咎められて収監され、出獄後、失意から回復しないままに没した。
幸福な王子/柘榴の家 (光文社古典新訳文庫)
by ワイルド、小尾 芙佐
だれだって耳に快いことをいって相手をよろこばせたり、お世辞をいったりすることはできるがね、真の友というものは、ずけずけと不愉快なことをいって、相手に苦痛をあたえようが気にしないものだ。いやいや、ほんとうに真の友ならば、すすんでそう -
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「独身の青年で莫大な財産があるといえば、これはもうぜひとも妻が必要だというのが、おしなべて世間の認める真実である」
世の中には書き出しが有名な小説がそれはもう星の数ほどありますが、本作『高慢と偏見』もその一つであります
まぁ空で言えるくらい嗜んでいるのが理想ではありますが、この一文を聞いた時に顔も上げずにほそっと「あーオースティンね」なんてことが言えたら、それはもうかっこよ!
はい、でこの書き出しがなんで素晴らしいのか?っていうとね
そういう物語なんです
もうこの書き出し読んだら、もうその後読まなくてもいいくらい(なわけあるか!)
そのくらいギュッとされていて、このあとに続くドタバタ物語を -
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はい、恋愛小説の名作中名作との呼び声高い『高慢と偏見』を遂に
しかも、ワタクシの大好きな小尾芙佐さん訳
ありがたい
さすが光文社わかってる〜
それにしても1813年刊行ですってよ
時代背景的にね、ちょっと今では考えられないような事物がたくさんあってうわーってなりかねないんですけどね(特にこの頃のイギリスはマジ酷いんで)
まぁ、そういうのはもうそういうもんだと刷り込んじゃいましょう
もう全スルーです
いちいち引っかかってたら先に進みませんから
これ、古典を読む時のコツです
はい、上巻!
もう、全編を通してずーっとイライラしっぱなしです
あらゆる局面でイライラさせてきます
イライラ担当キャラ -
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タイトルも著者名も美しいネビュラ賞受賞作。裏表紙に「21世紀版『アルジャーノンに花束を』」とありますが、なるほど同じ訳者なんですね。
自閉症の療法が飛躍的に進化した近未来。治療の適齢を過ぎた最後の世代であるルウは、製薬会社に勤めていて、クラシックを聴いたり、仲間とフェンシングをするなど、充実した日々を送っていました。そんなある日、会社に新任の上司が着任し、ルウたち自閉症者を集めたセクションに、解雇をちらつかせながら、自閉症治療の実験台になることを迫られます。ルウは、ノーマルな人たちが普通に感じ取れる微妙なニュアンスや、他人の表情や仕草から感情を読み取れないことを気に病んでいました。それでもフ -
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電気羊だけがディックじゃない!と思わせる一作。
1964年発刊。その30年後の1994年の火星が舞台。そこには人類が植民していますが、まだ社会基盤が脆弱なために水不足に悩まされていたり、闇取引が横行している世界。他に、人類と共通の祖先である原住民のブリークマンがいたり、ある種の精神疾患を持つ人間は未来を見る事ができるという設定がされています。
これを書いている現在、1994年からちょうど30年経っていますが、いまだに火星に人類が足跡を残していないのが面白いですね。
あらすじは、修理屋を営むミスター・イーのもと、雇われているジャック・ボーレンは、依頼のあるままにヘリコプターで飛び馳せる毎日 -
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今さらながらですが
読もうと思いつつ読めてなかったので
SF超入門の本をきっかけに
思わず購入してしまいました。
たった3つの原則
それが
これほど深く人間性を炙り出していくのかー
と衝撃でした
さすがの名著ですねーー
何年も経ってるし
今ではもっとロボット工学や心理学も進んでると思うけど
古臭さはかんじません。
訳がたまに、日頃使わないような
意味わからない言葉があるけど、、、
読みにくいことはありません。
はじめの方から最後の方にいくにつれ
話は、難しくというか
単純ではなくなってきます。
が、面白く最後まで読むことができました。
最近読んだ
チクタク✖️10を思い出しました。
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「なりたかった自分になるために、遅すぎるなんてことはない」
先日読んだ『夏の扉』がとてつもなく面白かったので、おかわりです
ここでハインラインではなく訳者の小尾芙佐さんの方をおかわりするってところがもうセンス!
ということでイギリス文学を代表する女流作家ジョージ・エリオットの名作『サイラス・マーナー』です
エリオットの宗教観がどうのとか、彼女の結婚や人生がどうのとか、当時の女性の地位とか時代背景とか、あっしにゃ難しいことはさっぱり分かりませんよ
分かりゃーしませんよ
だけどね旦那
正しい心を持った人たちが幸せな結末を迎える
正しくない心を持った人も最後には改心する
それだけで十分じゃご -
Posted by ブクログ
自閉症の男性が主人公。自閉症とは言え、自分に合った職業があり、フェンシングの趣味ももち、それなりに満たされた暮らしをしている。
彼の一人称で話が進む。彼が音楽を理解して感じるやり方や、他の内面世界は、一般的な自閉症者のイメージと違ってとても豊か。感情的には落ち着いていて、合理的で美学も感じるような世界観。それに加えて数学の才能も天才的。
だが、新しい上司が彼ら自閉症の従業員を自閉症治療の治験者にしようと圧力をかけてくる。
趣味のフェンシングサークルでの人間関係のいざこざもあり、その治験を受けることを決める。リスクを感じつつも決断する、その葛藤、筋道の付け方がしっかりしている。
結果的に、治療は -